• 八重桜の種類を6つ紹介!
  • 名前と画像で分かりやすく徹底解説!

日本で桜と言えば、桜が咲いている公園や桜が見える室内、お食事処で友達、家族や職場の仲間と「花見」と称し、食事やお酒を交わすのが日本の文化でなじみ深い春の風物詩です。

毎年気象庁が、桜の開花宣言を発表してよくテレビや新聞で報道されている開花の基準とされてる桜は、「ソメイヨシノ」という品種です。

一口に桜といっても実をいうと、桜の品種は100種以上。山桜と里桜を合わせると300種類以上もの品種があると言われています。

 

桜の時期になると、「ソメイヨシノ」と同じく「八重桜(やえざくら)」を1度や2度は耳にされたことはないでしょうか。

 

ソメイヨシノと違って、八重桜ってどんな桜で具体的にどんなものか聞かれるといかがでしょうか。八重桜といってもこれにもまた種類があります。

 

今回は、いまさら聞けない八重桜についてすこし調べてみました。

八重桜とは

八重桜と聞くと、数ある品種の中の一つの様にも思われがちですが、実は品種の名前ではなく、桜の木に咲く花が八重咲に花を咲かせていることを指します

 

八重桜は一重桜と違い、幾重にも花びらが重なり重厚な花びらが特徴です。そのふんわりとしたコロンとかわいらしい花びらの特徴から別名ボタン桜ともいわれています。

 

八重桜を見れる時期

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八重桜と言われる桜の開花時期は、4月中旬から5月上旬頃。

桜の開花宣言がされて満開になるソメイヨシノよりも遅く花が咲き、ソメイヨシノの桜が散り葉桜になってきた頃より1~2週間程遅れてからが八重桜の見どころです。

にぎやかだった花見が終盤に差し掛かるころ、気持ちがいい風に揺られながら佇んでいる八重桜の姿が春が来た喜びを感じさせてくれます。

 

そして、八重桜が咲き終わるころには初夏の訪れを感じまた新しい季節を迎え入れる準備が始まりだします。

 

八重桜の花言葉

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八重桜の花言葉は「しとやか」「豊かな教養」「善良な教育」です。

桜全般の花言葉は「先進の美」「優雅な女性」と言われ、大きくダイナミックな印象の花言葉です。

 

八重桜の花言葉の意味は諸説ありますが、この花言葉のから上品で奥ゆかしく賢い印象を受けます。

 

八重桜6種類

八重桜は園芸用としても品種が多く品種も多数ありますが、その中から6種類をご紹介します。

関山(カンザン、セキヤマ)

寒山=カンザンと言われ、どちらの読みが正しいかはまだわかっていませんが、学名ではセキヤマと称されています。

 

日本では古くから存在している関山は桜漬けの原料として用いられ、花びらを塩漬けにしたものを桜餅や、桜あんぱん、行楽弁当の飾り付け等に使用されています

 

寒山は八重桜の中でもポピュラーな桜です。害虫、環境の変化にも対応できる等の面から育てやすさから、小学校の校庭や、街路樹、公園の植木等に用いられている事も多いです。

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写真を見ていただくとよく目にした事がある桜なのではないでしょうか。

桃色の濃い色の花びらは20枚~40枚ほど花びらが重なり合って花を咲かせます。4月下旬から5月上旬まで開花し、長く開花時期を楽しむことが出来ます。

 

妹背(イモセ)

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妹背の開花は4月上旬頃から咲き始めます。

薄い花びらが何枚にも幾重に重なり、花は大きく淡い紅色の花が下向き加減に咲きます。その控えめな姿が何ともかわいらしく愛らしい表情を見せています。

 

雄しべが二本あり、二つの実が仲良く寄り添っているように2個なる事から、夫婦、兄妹、恋人というような意味を持つ妹背(いもせ)という名がついたといわれています。

 

八重桜で有名な京都の平野神社では、「平野妹背」と名のついたなど八重桜もあり、60種類もの桜が400本も咲き並ぶ桜の名所です。

一葉(イチヨウ)

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イチヨウザクラといわれる事もあるサトザクラです。

淡いピンク色の花びらは大きいもので直径5センチ以上もの大きな花が咲きます。花びらの内側が白いため、見る角度や度奥から見ると、白い花が咲いているようにも見えます。

 

その優しい紅色と白色のコントラストがなんとも品があり美しいです。花の中心のおしべが1本突き出ている様子からこの様な名がついたといわれています。

一葉の葉は秋には紅葉するので春と秋と二度楽しめるのもいいですね。ガーデニング用として庭植えでも用いられたり、記念樹としても利用されています。

鬱金(ウコン)

ウコンの花びらの色は、淡紅色の印象がある桜の中でも珍しく、数百種類の桜の中でも唯一黄色の花を咲かせるのが特徴です。花びらに葉緑体を持つウコンの淡黄色は美しく15~20枚程の大きく大輪な花を咲かせます。

 

ショウガ科のウコンに似ていることからこの名がつきましたが、間違えないように「鬱金桜」「鬱金の桜」等とも呼ばれています。また、花びらが散るころになるとピンク色に変化します。この変化もまた見どころです。

 

八重紅枝垂(ヤエベニシダレ)

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花の色が濃い紅色で小ぶりの花ビラが特徴です。

八重咲きの枝垂桜は平安神宮にも八重紅枝垂を献上されており、現在境内にある桜のうち過半数にもなっております

 

平安神宮の八重紅枝垂は有名で、その美しい姿を一目見ようと多くの観光客が毎年足を運んできている程です。関西では「平安紅枝垂」と呼ばれるほどポピュラーな八重桜です。

その他、最近ではトリノオリンピックの女子シングル金メダルに輝いた荒川静香さんが「イナバウアー」の姿が枝垂桜の様子に似ている事で、メダルをとった事を記念して出身校の小学校に「チェリーバウアー」の名称を付けて植樹された事でも話題になりました。

普賢象(フゲンゾウ)

サトザクラの一種。花びらが大輪で淡紅色の花を咲かせますが、花の開花が終わるにつれてだんだんと白く色が変化していき、ヒラヒラと舞い散るソメイヨシノ等とは対照的に花が散るときには花冠がそのまま下に落ちて行きます。

フゲンゾウは、室町時代からある品種で八重桜の中でも日本最古の品種といわれて、その当時、花の中心から葉が二本出ているさまが普賢菩薩の乗る象の鼻に見たててこの様な名がつけられたといいます。

樹高が高く横枝もしっかり張るので、栽培をするには広い場所が必要ですが、古くからあるこの桜も今でも庭木として用いられることも多い品種です。

 

家具にも桜(その他補足)

その他にも、桜のきれいな佇まいを眺める観賞用や、観光以外にも、実はもっと生活にも密着している桜をご存知でしょうか、木の木材としてサクラを用いる事もあります。

 

ただその希少価値が高い事から多くの市場には出回っておりませんが、無垢素材の桜は家具に変化すると経年変化や日の当たり方使用の過程で、様々な表情を見せてくれます。

 

サクラ材に触れると滑らかな手触りの感触がよく、手になじみやすいのが特徴です。

 

まとめ

日本を代表とする花木の桜は、古くから親しまれており、国花でもあります。その中でも数多く品種があり、花の楽しみ方も様々ですね。

桜を観賞しながら花見をして楽しむ事も春の楽しみの一つですが、その他桜の楽しみ方を知る事が出来ました。

庭木として、盆栽として桜を一緒に育てながら生育していく様を楽しんだり、それをまた塩漬けにして桜を二度堪能する事も出来ます。

 

八重桜が咲く名所に観光で足を運んで、そこで眺める桜と周りに風景が描かれる情景等もまた情緒的です。

また、花を愉しむだけではなく、桜の木そのものも生活に密着している桜は、日本人の生活にとって、切っても切れない関係なのかもしれません。