発達障害としては、ADHDアスペルガー症候群などが有名ですが、発達障害が原因でなかなか就職できない人や仕事内容が向いていないことでせっかく就職できてもすぐに辞職してしまう人が数多くいます。

 

そこで、今回の記事ではADHDアスペルガー症候群などの発達障害を抱えている方々に向いてる仕事・職業をご紹介していきます。

 

実際に、この記事を書いている自分自身もADHD、アスペルガー症候群として診断されていて、日常生活を送る中でも興味のあることならいくらでも瞬時に覚えられる一方で、全く興味のない事柄に関しては、微塵も思い出せないどころかそもそも頭に入らないような人なんです。。。(^O^;)

 

こんな私でも今現在は自分自身に適した仕事を見つけられたことで、精神的に豊かで 日々やりがいを感じながら日常生活を送ることができています。

 

ですから、ぜひこの記事があなたの悩みを少しでも解消したり、人生を生きる希望となれればとても嬉しいです!

 

発達障害とは?ADHDやアスペルガー症候群の特徴

発達障害には色んな種類・症状があります!
  • ADHD
  • アスペルガー症候群

発達障害は以上の2つに大別することができて、それぞれによって症状や行動の傾向が違うのよ☆

 

それではまず、『発達障害とは何か?』ということについて明確にしておきましょう。発達障害には様々な種類が存在しますが、その中でも今回は特にADHDとアスペルガー症候群について詳しく見ていきます。

 

『発達障害』と聞くとなんだか知能が低いのではないか?といったイメージを持たれるかもしれませんが、決してそういうわけではありません。

 

事実、東京大学や京都大学、そして慶応義塾大学などの難関大学の学生などの間でも発達障害者は数多く存在しています。

 

それでは、ADHDやアスペルガー症候群などの発達障害に悩まされている人々は、具体的にどういった点で通常の人々と異なっているのでしょうか。

 

ADHDとアスペルガー症候群、それぞれにおいて見られる大きな特徴を3つずつご紹介します。

 

発達障害ADHDの特徴

  • 不注意
  • 多動性
  • 衝動性

ADHDの発達障害を抱えている人には、以上の3つの特徴があるんだよ☆

 

以下の内容は『株式会社KAIEN』で公開されているADHDの情報を参考にして書いています。

大人になるとほとんどのADHDの傾向がある人も身体の多動が目立たなくなります。ADHDのHがHyperactivityをさしているためHを抜かしてADDと呼ばれることもあります。しかし体の多動が無くなっても頭の多動は残ります。つまり上手に頭の中を整理できない、制御できないような感覚です。

出典:ADHD(注意欠如多動性障害) | KAIEN株式会社
引用元URL:http://www.kaien-lab.com/aboutdd/adhd/

 

注意欠陥

極端に情報を取捨選択しがち!

まず1つ目の特徴は『不注意』です。ADHDによる発達障害が見られる人の場合は、基本的に興味のないことに関しては一切注意をはらいません。

 

そのため、学生などの頃であれば毎日勉強道具を忘れてきたり、大切な行事の日程をすっぽかしたり、レポートの提出期限に遅れたりしてしまいます。

 

その一方で、ADHDの人は興味のを持った事柄に関してはかなりの集中力を発揮することができます。実際に、私もADHDの症状があり、基本的に興味のないものは頭からシャットアウトしています。

 

だから、毎日歩いている道に立てかけられてる看板の内容すら覚えていませんし、旅行の際にロッカーに荷物を預けると毎回必ずロッカーキーを忘れてしまうので従業員さんに頼んで開けてもらっています。。。(^O^;)

 

その一方で、『これは重要だ。』『これは覚えておこう。』と意識すれば、多少複雑な文字列であっても一目見ただけで すぐに覚えることができます。

 

例えば、ウェブサービスを利用する際に、ログインするための複雑な文字列が表示されていてもぱっと目を通しておけば、スラスラっと何度も見なおすことなく入力することができます。

 

このように、ADHDの症状が見られる方の場合は、ある特定の物事に対して、過度に集中力を発揮する一方で、日常生活を送る上での雑多な刺激に対しては最低限 認識することすら困難なのです。

 

多動性

落ち着いて座ってられないほど元気いっぱい!

多動性とは、じっとして居られずにとにかく歩きまわったり体を動かしていなければ気がすまないような性質を指します。

 

私の子供の頃に、家族で一緒に公園や遊園地に行くと頭の中が遊具でいっぱいになってしまい、周りの遊具以外一切見えなくなっていました。

 

そして、遊具に夢中になって遊び続けている間に、ふと家族とはぐれたことに気づいて 近くのおばさんにスタッフセンターや交番まで連れて行ってもらった経験が何度もありました。

 

他にも、学校の授業中に机に座って静かに授業を聞いていることが苦痛でしょうがなかったので、歴史の授業などの際には 授業中に教科書を先読みして、先生の代わりに重要単語を叫んでいたりもしました。

 

このように、多動性が強く表れてしまうととにかく落ち着きのない行動が目立つようになります。

 

衝動性

ものごとを深く考えずにすぐ行動してしまう傾向がある!

ADHDの3つ目の特徴は『衝動性』です。その場で思いついたことをすぐに行動に移してしまう傾向があります。

 

一般的な人であれば、なにか行動を移す際にはまずはじっくり考えようとするものですが、ADHDの人の場合には、パッと衝動的に感じた通りに行動してしまいます。

 

現在の私は大分生活が落ち着いてきましたが、小学生の頃はかなり短気で、自分の顔を見て笑われただけでも 一気に頭にきてピアニカを持って臨戦態勢に移っていました。

 

このように、衝動性の性質が見られる方の場合は、その時その時に感じた衝動のままに行動してしまいがちです。

 

その一方で、『思い立ったが吉日』ということわざもあるように、何かを達成するための目標を設定すれば、すぐにでも行動に移す『行動力』があります。

 

私は2ヶ月かけずにTOEICで955点/990点を獲得した経験がありますが、その2ヶ月間は四六時中TOEICのことしか頭で考えられずに寝ている間も夢にTOEICの問題が出てくるほどでした。

 

そして、夜の12時頃に就寝してもTOEICの問題が気になりすぎて、午前5時頃には起きだして日中はずっとTOEICの問題を解き続けるような生活をしていました。

 

このように、ADHDの人であれば注意欠陥や多動性、衝動性といった性質のせいで日常生活において不便・不自由を感じてしまうこともあるけど、自分の性質を認識した上で、自分に合った働き方を見つけることができれば、驚異的な結果や高い評価を受けることもできるんだよ☆

 

発達障害アスペルガー症候群の特徴

コミュニケーション力が欠如していて 天然キャラやマイペースな人が多い!

それではADHDに続いて、アスペルガー症候群の特徴について解説していくよ☆

  • 会話能力の欠如
  • 想像力の欠如
  • 社会適応能力の欠如

アスペルガー症候群の症状がある人には以上のような特徴が見られるよ!

 

以下の内容については『四谷学院』の公式ページで公開されている情報を参考にしています。

アスペルガー症候群は、広い意味での「自閉症」のひとつのタイプです。アスペルガー症候群は、明らかな認知の発達、言語発達の遅れを伴いません。むしろ特定の分野の知的能力が高い例が見られます。しかし、相手の表情が読み取れない、人に関心をもって近寄るけれども、距離のとり方や話しかけ方が不自然だったりする傾向が見られます。

出典:アスペルガー症候群とは | 四谷学院
引用元URL:http://yotsuyagakuin-ryoiku.com/jiheisyou/asperger.html

 

会話能力の欠如

言葉の裏側に隠された意味を推し量ることが苦手。。。

アスペルガー症候群の方の場合は、言葉を文字通りの意味でしか理解できないといったことが度々見受けられます。

 

例えば、私は現在大学4年生なので卒業論文を書くために研究会に所属しているのですが、ある日、個人的な用事があったために研究会を休んでしまいました。

 

一応メールでは 教授に連絡をしていたのですが、私用で研究会を休むということで教授はかなり怒っていたようです。。。

 

ということで、次の週の研究会のが始まる前に 教授に一言謝っておこうと思って、教室に来ていた教授に『お久しぶりです。』と話しかけたところ、教授から『久しぶりじゃないでしょ!』と返答されました。

 

その際に、私は言葉通りに受け取ってしまい、『そうですね。2週間だけですからね。』と返してしまいましたが、話をしていく中で 教授は『まずお久しぶりとか言う前に、謝罪の言葉を述べなさい』という意味で『久しぶりじゃないでしょ。』と発言されたことにやっと気づきました。。。

 

このように、アスペルガー症候群の症状がある人は他者と会話する際に、言葉を文字通りにしか理解できず、その言葉の裏側にある本来の意図を読み取ることが苦手といった傾向があります。

 

想像力の欠如

ハッキリと言葉にして伝えてもらわないと相手の気持が理解できない!

アスペルガー症候群の方には、想像力の欠如といった特徴も見られます。

 

分かりやすく言うと相手の気持ちを察することが苦手で、ハッキリと考えていることや感じていることを言葉にして伝えてもらわないと、円滑なコミュニケーションが取れない人が多いのよ!

 

私の場合は、高校を卒業してから浪人生活を送っていた時期に、チャップリンの映画『街の灯』を視聴して涙を流した経験があるので、少なくともある程度は他人の気持ちを理解することができていると思っています。。。

 

というのも、ADHDやアスペルガー症候群の特徴は人によって程度の差があって、ある特徴は強く出てくる一方で、他の特徴はほぼ見受けられなかったりすることもあります。

 

社会適応能力の欠如

人と群れることが嫌いな いわゆる一匹狼的な存在!

そして、アスペルガー症候群の3つ目の特徴は、『社会適応能力の欠如』というものです。

 

自分自身も小学生の頃から現在に至るまで、集団のメンバーとして所属して活動することが本当に苦手で、出来る限り 人が大勢集まっているコミュニティなどには参加しないように心がけているんです。Σ(゚Д゚)

 

基本的に人間には、何らかのコミュニティのメンバーだと感じることで所属意識を実感して安心感を得たいという欲求があるようですが、この欲求は私には全く理解することができません。

 

とにかく大勢の人と群れるくらいの時間があるのであれば、その時間を使ってカフェで気楽に興味のある作業に没頭したいという気持ちになります。

 

そんな私でも大学生にもなれば サークル活動などで、リア充な生活を送ることが王道な学生生活パターンだと信じ込んでいたので、大学に入学してから2ヶ月程度はサークルに所属したこともありましたが、やはり自分の行動が制され意思決定が遅れるといったストレスに耐えられずに早々に離脱しました。

 

その一方で、社会適応能力が低いということは、わざわざ他人と時間や空間を共有せずとも、1人だけの時間をゆうゆう気ままにエンジョイすることに長けているとも考えることができます。

 

こうした性質が強く出ている人であれば、研究者やコンピュータ・エンジニアなどの1人で集中してしっかりと考える作業が大切な仕事に向いています。

 

また、誰かと常に話をしていないと不安で落ち着かないというような人よりも、仕事に対して高い作業効率を期待することができます。

 

『首都圏ネットワーク』という番組で発達障害について特集番組が組まれていました。

 

発達障害についての理解をより深めることができると思うので、ぜひご覧いただけたらと思います。

 

また、家族や結婚した旦那さんなどの身近な方に発達障害者の方がいらっしゃると 赤ちゃんにまで発達障害が遺伝してしまうのではと心配される方が多いです。

 

発達障害が赤ちゃんに遺伝してしまう可能性についてや発達障害者の方とコミュニケーションを取る際の注意点についてはコチラのブログ記事で詳しく解説しています。

発達障害は赤ちゃんに遺伝する?結婚した旦那への対処法まとめ

 

発達障害(ADHD・アスペルガー症候群)に向いてる仕事・職業とは?

発達障害の特性を理解して、自分にあった仕事・職業で強みを活かしていこう!

それじゃあここからADHDやアスペルガー症候群といった、発達障害に悩まされている人たちに向いてる仕事や職業について紹介していくよ!☆

 

発達障害ADHDに向いてる仕事・職業とは?

ADHDなら興味を持って取り組める仕事を見つけよう!

ADHDの特徴を簡単にまとめると、ある特定の興味を持ったものごとに対しては驚異的な集中力を発揮するものの、他の種種雑多な情報に対しては からっきし集中することができずに常にあたふたしていて、細かいミスを毎日繰り返すというものです。

 

だから、ADHDの人に向いてる職業は、ADHDのあなた自身が興味を持って集中力を最大限に発揮することができる仕事・職業ということになるわね☆

 

ADHDの人は、ある特定の共通したものごとに対して集中するわけではなく、ADHDの人々によって集中力が掻き立てられる対象はさまざまです。

 

例えば、私の場合は『競争心』が駆り立てられるものごとに関しては、いくらでも集中力を持続させて作業を継続することができます。

 

そんなわけで、私はネットビジネスを実践して 記事を投稿しているわけですが、10時間以上もノンストップで書き続けたこともあります。

 

他にも、小学生・中学生の頃は『競争心』が同級生や先輩との喧嘩で掻き立てられて、毎日プロテインを飲みまくりながら筋トレをしていた時期もあったんだよ!\(^o^)/

 

このように、ADHDの症状がある人は それぞれ驚異的に集中して努力することのできる対象があるはずです。

 

今までの人生経験から、そうしたものごとの共通点を洗い出して集中できる要因を上手く当てはめられる仕事を見つけることが最善策だと考えます。

 

発達障害アスペルガー症候群に向いてる仕事・職業とは?

アスペルガー症候群なら 1人の空間でマイペースに働ける仕事がオススメ!

それでは続いて、アスペルガー症候群の症状が見られる方に向いてる仕事や職業についてご紹介していきます。

 

アスペルガー症候群の特徴を簡単に説明すると、基本的に他人の行動や考えていることに興味がなくて、そんなことを気にしてるくらいなら、興味のある事柄に関して思いを巡らせていたい人が多いの!♪

 

実際に私も、研究会の授業に参加している際には、2,30人以上の研究会メンバーがテレビの話題などで盛り上がっている時でも、『どうしたらブログのアクセスをより一層上昇させることができるかな?』といったことを1人頭のなかで延々と考え続けていることが多いです。

 

したがって、アスペルガー症候群の特徴が強く見られる方には、団体行動や周りの人間との協調が求められる職業につくことはおすすめしません。

 

イメージで例えるのであれば、体育会系のようなワッショイワッショイ系の企業には絶対に就職しないほうがいいと思います。

 

職場での同僚や上司との団体行動や上下関係などを考えているだけで面倒くさくなって仕事が手につかなくなってしまうはずです。

 

そんなアスペルガー症候群の方が活躍できる働き方は、1人だけの空間を確保できて、マイペースに働ける仕事です。

 

簡単に仕事を見つける方法としては、クラウドソーシングサービスを利用して在宅でもできる仕事をオンライン上で受注することが現実的ではないかと考えています。

 

また、案件を受注し続けることでスキルを高めていけば、順調に単価が高い案件を受注できるようになっていきます。クラウドソーシングサービスにはさまざまな種類がありますが、『クラウドワークス』はその中でもオススメの1つです。

 

クラウドソーシングサービスの中でも特に発注数が多いため、より良い条件の仕事を探すことができます。クラウドワークスで発注されている仕事案件はコチラから確認することができます。

 

まとめ

発達障害者の方は 人がそれぞれ持つ長所と短所が極端だからこそ、自分の強みを最大限活かせる働き方を見つけることがとても重要です!

今回の記事では 自分自身の経験談も交えながら発達障害(ADHD・アスペルガー症候群)の人に共通して見られる特徴から、特徴の長所を活かすことのできる向いてる仕事・職業について考えてみたよ☆

 

発達障害の方に限らずに、どんな方でも短所をカバーして 長所を最大限活かせる働き方ができれば、それだけで仕事の結果を残せますし、高い評価を得ることもできます。

 

それでも特に、発達障害の方の場合は得意分野と苦手分野がハッキリと分かれているので、あらかじめしっかりと自分自身の性質を分析した上で、あなた自身の性質を最大限生かせるような仕事を見つけてください。

 

発達障害者の方は 知能レベルや思考力は一般層よりも高いことも多いですが、コミュニケーション能力が低くなっている傾向があります。

 

ですから、クラウドソーシングサービスを活用して在宅ワークで求められるスキルを高めることで高収入を得ることも可能です。

 

クラウドソーシングサービスの中でも、『クラウドワークス』は特に発注案件が多くより良い条件の仕事を探しやすい傾向にあります。

 

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