• ホームレスに炊き出しをするのはなぜでしょうか?
  • ここでボランティアをする人の意義や必要性は何でしょうか?

黒い色の服やグレーの地味な色の服装で身を固めたホームレス達が大きな公園などで炊き出しに並んでいるのを目にすることがあります。

ホームレスの人は外で暮らす人もネットカフェで暮らす人もいずれもお腹をとても空かせています。

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ネットカフェどころか24時間ファーストフード店の中コーヒー一杯で寒空をしのぐホームレスも同様です。

なので、慈善団体の炊き出しは願ってもないご馳走になります。都内なら、新宿の中央公園、池袋の芸術劇場の前の公園、渋谷なら代々木公園、また、公園以外でも行われることがあります

 

ある程度のスペースを確保できるところで、その土地の所有者から慈善団体が使用許可の承諾を得て行われます。

 

ホームレスの人達に炊き出しをするのは慈善団体がホームレスのお腹を満たすだけでなく今後の自立支援を目指して手を差し伸べたいため接触を図るためでもあります。

ホームレスに炊き出しするのはなぜ

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昔から慈善団体は存在しています。

ホームレスの人達や社会的弱者の為にあるのです。NPOは日本の各地に点在しています。またカトリック教会が多いのですが教会でも慈善活動をしている所があります。

 

いずれも炊き出しを週に1度ほど行うほか、助けを求めに来たホームレスには自立支援を行います。まず生活保護申請を手伝います

 

どうして慈善団体(ホームレス支援)は存在するのか、それは人間には良心があるからです。誰しも人に無関心な訳ではありません。自分の生活で精一杯だから弱者にまで目が向かない、余裕がないだけです。

 

昨今、神奈川県相模原の障害者施設で、元施設員が障害者を惨殺するという悲惨な事件がおきました。障害者は要らないと犯人は今でも供述しています。その様な人間はごく一部です。

 

慈善団体でボランティアをする人ってどんな人?

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ある程度生活に余裕がある人です。

週の半分を働いていて、後の半分をボランティアに充てている人もいます。残念ながら富裕層は日本の場合、ボランティア活動を行う人はごく一部です。

 

アメリカの富裕層はどれだけ慈善活動をしたかがステータスになったりもしますが。

 

慈善団体でも有償で働く人がいる

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NPOでお給料をもらい働く人はいます。

お給料は少ないのですが、自身がこの活動にやりがいを見出しているのでその団体に属するのです。

 

このお給料をもらい働く人を正社員とします。その正社員は毎日出勤して働きます。この社員なくしてNPOは稼動しません。NPOの主催者のもとで動くのです。

 

また、有償ボランティアという存在も見逃せません。食べていけるほどではありませんが、少しだけお手当がでる有償ボランティアも大きな助けとなっています。その他に、無償で働くボランティアの人NPOにとって大変助かる存在なのです。

 

何しろ、活動は多岐にわたっているため、ボランティアがなるべく沢山所属してくれてこそ、そのNPOは成り立つのです。ボランティアはそれだけ必要とされているのです。

 

大きなNPOなら一時停泊所として、借り上げアパートを持っているためホームレスが生活保護申請終了するまで一時的な期間、生活の面倒もみるのです。

 

ボランティアも2通り

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ですからこのように、ボランティアも有償、無償と2通りあります。

お手当てをもらっている分だけその人の責任は重くなります

 

しかし無償でボランティアをする人もきちんと誠実に活動される方が志願してきます。無償ボランティアの人はお休みを取りやすい位がメリットです。

 

ボランティアの意義とは?

自分の存在意義を見出すためにホームレスなり弱者なりに手を差し伸べることで世の中に必要とされているという再確認をするのです。慈善団体にとってボランティアはとても助かる存在です。

 

それなので、ボランティア同士連れ添ってホームレスの寝ているところへ訪ねていき、おにぎりや汁物を配り、団体のチラシを渡すといった活動は並大抵の気持ちでは続きません。

 

キリスト教会のボランティアの意義は

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自身のアイデンティティーの為だけではありません。

また、有償で働く人はいません、寄付から成り立っています。ホームレスへの炊き出しの他大きなところではシェルターをもっており一時停泊としてホームレスに提供しています

 

その間に身の上相談に乗る、生活保護申請にもっていくなどして自立支援をうながしているのです。

 

これは神様への信仰から、神様の慈愛に自分も実践しようとボランティアをかってでる教会員(その教会のクリスチャン)が存在するのです。

 

ボランティアの必要性

今の時代、ホームレスを支援する為には多くのボランティアが必要なのです。NPOも資金が足りません。それなのでボランティアの人材が助かるのです。

 

支援会員にもなれば必ず毎月、活動報告書とともにNPOへの郵便局での払込み書も付いています。寄付は任意ですが、それだけ活動資金が足りない訳です。

 

炊き出し時の食材費もバカにならない

100人から150人くらいのホームレスの胃袋を満たすのには炊き出しの為の食材費もかかります。

 

単独のNPOや教会が自前ですべて食材を揃えているのではなく、NPO団体同志の助け合いや教会なら他教会の寄付など受けて食材を調達しています

 

そういった活動もリーダーのボランティアから指示をうけ、あとはボランティア同士で炊き出しやおにぎりを握ったりします。おにぎりも沢山握るので体力仕事です。

 

ボランティアは今の世の中不可欠の存在

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このように多岐にわたる活動を支えているのはボランティアです。

ホームレス支援団体(慈善団体)にとってはホームレスの存在を把握するだけでも、昔のように外で寝ている人だけではありません。

 

ネットカフェや深夜のファーストフード店に入り調査するなど人海戦術で調査していかなければなりません。それなのでお役に立てればと奮起してくれるボランティアが存在していることは願ってもないことなのです。

 

ホームレスへの炊き出しの流れ・様子

慈善団体がチラシをホームレスの人に配ります

チラシの中にはその慈善団体の名称(NPO団体やキリスト教会など)と住所、また支援しますといった文言が書かれて、電話番号も書かれています。

 

文字もあまり読めない人のために難しい漢字はなるべく使わないようなチラシに仕上げてあります。漢字にフリガナをふる場合もあります。

 

ホームレスの人達は炊き出しが何曜日にどこであるか、月曜日なら、ここ、火曜日ならあそこ、といったスケジュール表を持っています

 

自分で紙に書いて作成している場合もありますし、炊き出しスケジュールをボランティア(慈善団体のスタッフ)が配っている事もあります。これはホームレスの人達にとっては命綱です。

 

炊き出し場所が離れていても移動は徒歩

基本、移動は徒歩。空き缶拾いで自転車を所有している人もいますが、もともとカギが付いていないので(自転車を盗難している事が多い)他のホームレスの人達に盗まれないように乗って移動はしません。

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自分のブルーシートの家の中に普段は隠しています。

徒歩で、炊き出し場所から炊き出し場所まで移動するのは大変です。まず土地勘がないとだめですし、2時間、3時間歩いて移動するのもザラです。

 

ホームレスは若い女性も今はいるのですが、炊き出しに行列する中にとても少ないのはこの移動が体力的に大変だからです。それと心理的に多くの男性ホームレスの視線にさらされるのが怖いという理由もあります。

 

ホームレスと言えども欲望はあります。異性をみれば興味も湧きます。そんな中に女性ホームレスが飛び込んで炊き出しに並ぶのは勇気がいるのです。

 

炊き出しは魅力的だからこそ早めに並ぶ

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お代わりは基本できません。それどころか足りなくなってしまうのです。

せっかく長蛇の列の中を並んでいてももう食べ物が切れる事もあるので、ホームレスの人達は炊き出しの開始時間より早め早めに集まります

 

時計を持っている人はいいのですが持参していなければ移動中、どこかで街の時計をみて確認しなければなりません。遅れてしまってはご馳走にありつけないからです。

 

炊き出しの内容は?

暖かい汁もので具が入っています。野菜丼、味噌汁またおにぎりの時もあります。

 

汁ものの場合はすぐお腹が空くので、おにぎりが付いていれば腹持ちもよくホームレスの人達も助かります。

 

炊き出しで並ぶ人数は?

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炊き出しの場所が有名、無名によりますが、100人以上は並びます。

悶々として食事はまだか、まだかと待つのはじれったいのですが、暑い日も寒い日も列を乱さず並んでいます。乱せばすぐ喧嘩になってしまい、混乱を招くだけだからです。これだけの大人数が食べていても皆、一人ひとりバラバラです。

 

同じ炊き出し場所をめぐっていれば、顔なじみもできてくるのですが、果たして仲良くなるメリットはあるのか、相手がどんな人か分からないからと疑心暗鬼になっているホームレスが多いため、余程でないかぎり、孤独に食するのが普通です。