• 多肉植物・セダムの増やし方と育て方!
  • 多肉植物の種類ごとの寄せ植えのコツを解説!

せダムというマンネングサ属ベンケイソウ科の植物をご存知ですか?

セダムはブリっとした小さな葉が連なっており、愛らしくも感じ、多肉植物の中でもとても育てやすいことで知られており、人気のある植物です。

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葉の形や大きさやカラーの種類は多く、日本でも自生しているものがあります。

また、寒さや乾燥などの気候の変化にも強いことから、日本の気候でもとてもよく育ちます

 

ここでは、多肉植物「セダム」の育てかたや増やし方、種類ごとの寄せ植えのコツについてご紹介したいと思います。

多肉植物・セダムの特徴

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セダムは北半球に分布していて、500種類以上もの品種があります。

日本原産の品種もあり、セダムは一番身近な多肉植物であると言われています。

 

葉がぶっくりとしていたり、枝が垂れるようなタイプもあり、様々なカラーも楽しめます。

 

セダムの育て方・増やし方

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セダムは日当たりが良く、風通しの良いところを好みます。

逆に高温多湿が苦手であることから、梅雨時期は風通しの良い日陰で育て、雨があまり当たらないようなところに置くようにしましょう。梅雨が明け、暑さがほどよい9月になれば日当たりのよい場所に置くと良いでしょう。

 

室内にセダムを置く場合は、窓際のレースカーテン越しの光に当てるように置きましょう。セダムは日当たりによって葉の色が美しくなり、元気に育つと言われています。

 

セダムは比較的夏の暑さにも、冬の寒さにも強い植物で、温度も0度~25度に保てるように置きましょう。

 

セダムの種類によって置き場所を変える

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育てているセダムの種類によっては、室内で育てる方が良い場合もあります。

多肉植物については、サラサラの土である、サボテンや多肉植物用として販売されている培養土を使用し、排水性の良いものを選ぶことでセダムがよく育ちます。

 

また、セダムの水やりは、土が乾いたことを確認してから水やりをしましょう。水をやりすぎると、逆に葉が落ちたりしっかりと成長しない為、水はやりすぎないことがポイントです。

 

特に、梅雨時期から夏は、水やりの回数を半分以下に減らす方が良いです。

 

私達からすると、植物はたっぷりと水やりをするように思えますが、セダムは「春秋型」の多肉植物です。

 

そのため、このような種の植物は、夏と冬の水やりは春や秋の頃とは異なり、控えめにし、土は乾燥気味にする方がよく育つと言われているのです。

 

セダムは害虫に侵されるということは少ないものの、風通しの悪い場所に置くことで、ワタ虫やアブラムシ、カイガラムシといった害虫が付くこともあるのです。

 

そのまま放置すると、プクッとした葉が害虫の被害に遭い、葉が食われたり葉の形が極端に悪くなったりといった被害を被ることになる為、見つけた場合はすぐに駆除するようにしましょう。

 

セダムを増やす際、植え替えを行わなければいけませんが、どの季節でも可能という訳ではなく、春の気候や温度が一番適していると言われていることから、3~5月頃に植え替えを行うようにしましょう。

 

少なくとも年に1回の植え替えは行うことが望ましいです。

より元気にセダムを育てるポイント

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セダムを選ぶ際は、株がしっかりとしているものを選びましょう。

ヒョロっとしていて葉と葉の間が詰まっていたり、葉が細かくこんもりとしていると、蒸れて腐っていることもあるので、選ぶ際はよく見てから購入してください。

 

植え付けのタイミング

セダムの植え付けは、梅雨時期から真夏にかけては不向きで、春と秋頃の時期が最適です。

 

上に伸びるセダムを選択された場合は、縦に長く伸びていくことから、ご自身の思う長さの位置で切ってください。枝垂れるタイプも同じく、あなたの好みの長さにカットすると良いでしょう。

 

カットした部分から、さらに枝分かれし、分岐していくので、とてもバランスの取れた良い形となって伸びていきます。

 

同じセダムでも、葉がこんもりと広がるタイプのものについては、葉と葉が密着している為、蒸れやすくなってしまいます。その場合は適度にすいて、長さも半分でカットすると見た目にもすっきりとして見えるでしょう。

 

植え替えのタイミング

セダムは、根がまわり鉢がいっぱいいっぱいとなった頃合いを見て、春か秋頃を目安に植え替えを行うようにしましょう。

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セダムの品種によっては、冬頃から花が咲き始めますよ♪

セダムは高温多湿が苦手とされる植物ですが、夏場はじとじとした湿気も多い季節でもあります。

 

ですから、出来る限り風通しのよい、通気性の取れた場所に置き、水やりをし過ぎないよう、愛情持って育てましょう。

 

セダムは寒すぎることにも弱く、気温が0度を下回るような時は、室内で育てましょう。葉や株に霜が当たることでいとも簡単に腐ってしまうという可能性が高くなるのです。

 

せっかくここまで育ったセダムがそのようにならない為にも、毎日の気温には十分注意してください。

 

多肉植物・セダムの種類

セダムは実に500種類以上もあることは冒頭でもご紹介していますが、その中でもごく一部ではありますが、セダムの種類をご紹介したいと思います。

メキシコマンネングサ

メキシコマンネングサは、原産地が特定されていない外来種であると言われています。

 

現在では、日本の気候に適していて、広く自生している多肉植物です。

 

アドルフィーコッパー(銘月)

茎にまとまって葉が育つので、ひと株でとても華やかなセダムとして人気です。

 

春から夏にかけ、オレンジや白といった花を咲かせます。秋は紅葉もしてとても美しい多肉植物です。

 

オーロラ(虹の玉)

多肉植物の代表格とも言える、葉がプクっとした可愛らしく人気のある多肉植物です。

 

紅葉の時期には葉がグラデーションし、とても楽しめる種類ですよ。

 

乙女心(虹の玉)

葉が30cmほど伸び、高さのあるセダムで、寄せ植えにも適した種類です。

 

秋になると葉の先端から紅葉していき、春咲きまで楽しむことができます。

 

八千代(虹の玉)

茎の先に細長い黄緑色の葉が付くセダムです。

 

明るい黄緑色がとてもキレイにコントラストし、可愛らしい人気のセダムです。

 

ミセバヤ

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紅葉の時期に花が咲き、冬は落葉し、休眠します。

春がやってくると一気に成長を見せます。広がりを見せながら垂れ下がって成長します。

 

株が大きくなれば株分けをして増やしてみるとまた楽しめます。

 

ステフコ

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小さな葉が塊、ベリーのような形となります。

秋になると紅葉し、紫色の葉になりますが、大きさは小さいままである為、鉢は小さめでも栽培できます。

 

高温多湿だったり、暑すぎや寒すぎることで休眠してしまう為、温度調整が必要です。

 

グリーンペット

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挿し芽をして増えるセダムです。

初春と初秋に挿し芽を行うと良いでしょう。3週間ほどで根が伸び、成長し始めます。

 

グリーンネックレス

その名の通り、ネックレスのように長く伸びて成長するセダムです。

 

他のセダムと比較すると寒さに弱く、屋外で育てる場合は霜が当たるとダメになってしまうので、当たらない場所を選んで置くようにしてください。

 

水やりの程度は、葉を触ってみて硬くなっていれば水をあげてください。

 

セダムの寄せ植えは必要?

どれもとても個性的で可愛らしくもあるセダムは、その種類も豊富であることから、寄せ植えすることでとても美しい観賞用植物ともなってくれます

 

しかも育てやすいので、普通の植物とは違って枯らしてしまうということもなく、初心者の方でもセダムを楽しみながら育てることができます。

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そんなセダムを寄せ植えすると、さらに素敵に仕上がります。

例えば空き缶などを使用すると簡単です。空き缶の底に水はけがよくなるよう、数ヶ所穴をあけておくと、水やりの時に楽です。

 

育てて増やすことができるので、どんどん楽しむことができます。色んな寄せ植えをしてみると、セダムの個性を存分に発揮することができますね♪

 

まとめ

いかがでしたか?多肉植物のセダムの増やし方と育て方について、また、寄せ植えのコツについてご紹介しました。

セダムはとても育てやすく、可愛らしいものもたくさんあり、種類も豊富であることから、植物の中でもとても人気の高い多肉植物となっています。

あなたの好みに合わせてセダムをチョイスし、愛情込めて育ててみてはいかがでしょうか?

 

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