• 丑の刻参りといえば貴船神社
  • 怖いイメージだから縁切りに効果的?
  • 実は縁結びの神社

好きな人と縁を結びたい、あるいは大嫌いな人と縁を切りたい、そんなときどうしますか?神社に行ってお参りするのは今も昔も変わらない日本人の行動ですね。

京都にある貴船神社、ここは丑の刻参りで有名ですが、実は縁結びともそして縁切りとも深い所縁があるそうです。今回はそんな貴船神社についてご紹介します。

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あなたの目的は縁結び?縁切り?それとも…

貴船神社とは

貴船神社 縁結び 縁切り

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パワースポットとして人気です

 

貴船神社は京都の北側、鞍馬山と貴船山のほぼ中間に鎮座する神社です。

 

神社がある地名は貴船(きぶね)ですが、御祭様が澄んだ水の神様「高靇神(たかおかのみかみ)」であることから濁らず「きふね」と呼ばれています

 

「きふね」はもともとは万物のエネルギーである『氣』が生ずる根源の地という意味で「氣生根」と書かれていたこともあり、その御神氣に触れるだけで元気になるといわれています。

 

水神様のパワーとともに聖なる氣が溢れている水源地なので、周りの山や川からも良い氣が充満していて、貴船の地に訪れるだけでも心地よくなるといわれています。

 

丑の刻参りとは?

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わら人形と五寸釘のイメージだけど

丑の刻参りの一般的イメージは、「白装束で髪を振り乱し、頭にろうそくを立て、そして憎い相手に見立てたわら人形を五寸釘で神社の御神木に打ち付ける」というものではないでしょうか。

 

そしてそれを行う時間が「丑の刻」、つまり午前1時から3時の間。

 

この時間は「草木も眠る」時間といわれるように、その静けさから常世に繋がる時刻と考えられていたので、その時間に呪術を行うのが良いとされていたのでしょう。

 

丑の刻参りによって呪われた人は、わら人形に釘を打ちつけた場所から発病するともいわれています。そして丑の刻参りは見ても見られてもいけないとされています。

 

貴船神社が丑の刻参りで有名な理由

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水神様なのになぜ呪い?

昔は、丑の年の丑の月の丑の日の丑の刻に貴船明神が君臨したことから、丑の刻に参拝して願い事をすると叶うとされていました。

 

それが時代の変化とともに、いつの間にか「丑の刻に憎い相手を思ってわら人形に釘を打ちつけると呪えるとなっていったようです。

 

もともとは「願いが叶う」ということだったので、それを良いことを願うか、悪いことを願うか(呪うか)で違ってきたのでしょう。

 

橋姫の伝説も有名

もう一ついわれがあり、昔、宇治に橋姫という姫がいたのですが、その姫が自分を捨てて別の姫に走った男を怨むあまり、貴船神社に丑の刻参りをしたという話も伝わっています。

 

橋姫は宇治川に21日もの間浸かって生きながら鬼となり、自分を捨てた男と相手の姫を次々と殺したということです。

 

貴船神社の縁結び

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縁結びの神とも言われているけど?

貴船神社には「本宮」「結社」「奥宮」の3つのお社があります。

 

貴船神社にはそれぞれ、本宮に高靇神(たかおかみのかみ)、奥宮に高靇神(たかおかみのかみ)、結社に磐長姫命(いわながひめのみこと)の神様が祀られています。

 

一説には奥宮には闇靇神(くらおかみのかみ)、玉依姫命も併せて祀られていると伝えるものもあります。この高靇神と闇靇神は呼び名は違っても同じ神様であるといわれています

 

お参りする際の順番も大事!

鳥居がある入口から見て、本宮→結社→奥宮の順に並んでいますが、お参りをするときは

本宮→奥宮→結社の順で行います。

この順番を間違えると、縁結びのお願いは叶わず、貴船神社の御利益も得られないとされています。

 

結社は本宮と奥宮の間にあるため中宮とも呼ばれます。

 

貴船中宮は恋の宮、男女を結ぶ神とされており、遠く都のはじめより結社とたたえられてきました。それは祀られている神様の磐長姫命が受けたある出来事から由来します。

 

磐長姫命の伝説

はるか昔、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)という男性が麗しい乙女の木花開耶姫(このはなさくやひめ)に出会い一目で恋に落ちました。瓊瓊杵尊は結婚したいと申し出、木花開耶姫の父親の大山祇命(おおやまつみのみこと)はその申し出に大喜びしました。父は姉の磐長姫命を付添として木花開耶姫と並べて送り出しました。

しかし容姿端麗な妹の木花開耶姫と違い、磐長姫命は大変醜かったため、瓊瓊杵尊は恐れおののき、磐長姫命を実家に帰してしまいました。そのため磐長姫命は大いに恥じて「我長くここにありて縁結びの神として世のため人のために良縁を得させん」言ってこの地にお鎮まりになったとのことです。

そんな恥をかかせられたら逆恨みして、他の人の良縁など願えないものですが、磐長姫命は大変妹思いであり、たとえ容姿は醜くとも心優しい女性だったのでしょうね。

 

そんな心優しい磐長姫命が祀られている貴船神社ですから、縁結びの神社としても知られるようになったのでしょう。

 

平安期にはすでに縁結びの神様として宮廷の貴族から庶民に至るまでたくさんの人々がお参りにきたと伝えられています。

 

結社から奥宮の間には「相性の杉」といわれる樹齢千年の御神木があります。この御神木は根っこから二つの杉が一つになる二体一心で根付いている珍しいものです。

 

二つの樹が仲良く寄り添う姿は仲の良い夫婦を連想させ、これもまた縁結びに深くかかわっていると思われます。

 

また、平安時代の有名な女流歌人である和泉式部が夫の心変わりに思い悩み、貴船神社を参詣し、苦しい心の内を詠んで、夫との復縁を祈願したところ、願いが叶い夫婦円満に戻ったという話もあります。

 

このような言い伝えから貴船神社は縁結びの神社として全国的に知られるようになりました。

 

貴船神社は男女の縁結びだけではなく、人と人、子授けなどあらゆる縁結びの願いに霊験あらたかであると伝えられており、様々な縁結びの祈願に訪れる参拝者が後を絶ちません。

 

貴船神社の縁切り

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縁きりの神社なの?

お参りをするときは本宮→奥宮→結社の順でといいましたが、その理由の一つは、奥宮で縁切りをして、結社で縁結びをするためともいわれています。

 

奥宮は高靇神(たかおかみのかみ)を祭っていますが、同時に闇靇神(くらおかみのかみ)ともいわれており、実は同じ神様だともいわれています。

 

高靇の「高」は「タケ」の意で、「健」「猛」と同義語です。対して闇靇の「闇」は「深い暗い谷底」という意味だそうです。つまり高靇神・闇靇神で「暗い谷の荒らしい猛蛇」という意味になるというのです。

 

龍穴もあるパワースポット!

このような最強な神が祀られている奥宮は最強のパワースポットといえます。また奥宮の本殿の真下には「龍穴」と呼ばれる大きな穴が開いており、誰も見ることは許されないとされています。

 

風水では龍穴は「大地の気が集まっている場所」をさすそうで、一番高い山の太祖山から龍脈へ流れた大地の気が龍穴で噴出するとされているようです。

 

つまり奥宮には半端でないエネルギーが集まっており、それだけ神聖でありご利益の高い場所となっているのです。

 

そんな奥宮でお参りすれば、悪い縁を切り離せると考えるのもうなずけますね。奥宮で悪い縁を断ち切り、結社で良縁を結ぶということです。

 

丑の刻参りから連想すると、縁切りは嫌いな人憎い人を死に追いやりたいということになるかもしれまね。

 

しかし貴船神社の縁切りはそうではなく、良縁を結ぶ前に悪い縁を切っておくという意味合いが強いようです。

 

まとめ

いかがでしたか。丑の刻参りのイメージが強すぎて、貴船神社はなんだか怖そうだなと思っていた人も多いのではないでしょうか。

貴船神社を訪れた人の多くはその気のパワーに圧倒されるといいます。縁結びに興味がある人も多いでしょうが、みなぎる気のパワーをもらいに行くだけでも参拝の価値はありそうですね。

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貴船神社はパワースポットとしておススメです。