ひな祭りが近づくと、お部屋の中に雛人形を飾るご家庭も多いと思います。
雛人形は女の子のいる家庭では、毎年家の中に飾って、子供の成長を華やかにお祝いできるとても大切な行事でもあります。
しかし、まだ子供が小さかったり、兄弟姉妹がいたずらをしてしまうような年齢であった場合は、雛人形を飾ることでそれをおもちゃだと感じ、誤って触って壊してしまうかもしれません。
それでもやっぱり雛祭りとなれば、雛人形を飾りたいものです。
そんな時、折り紙を使用して、お子様のためにお内裏様とお雛様をお家に飾ることができます。
折り紙だとお子様も遊び感覚ででき、ママと一緒に楽しみながら作ることができますね。
とても華やかな雛飾りを作ることができるので、楽しみも増しますね。
ここでは、折り紙を使用して、簡単なお内裏様とお雛様の作り方から、立体的なものまで折り方や作り方についてご紹介したいと思います。
ひな祭りのお内裏様とお雛様を折り紙で作るメリットは?
- 誤って破ってしまっても失敗しても何度でも作り直すことができる
- 平面の簡単なものであれば小さな子供でも作ることができる
- 好きなように顔を描くことができるので、お絵書き感覚でも楽しめる
ひな祭りのお内裏様とお雛様は、何も日本人形のような立派なものでなければならないといったことはありません。
むしろ、手作りで折り紙を使用して作るお内裏様とお雛様の方が、とても愛嬌もあって可愛らしく、何よりも子供もママも楽しみながら作ることができます。
私はシングルマザーの母親に育てられたので、子供の頃は服も親戚のお下がりを着ていましたから ひな祭りのために雛人形を買ってもらうことなんて夢にも思いませんでした。
そんな頃でも、お雛様を母親を折り紙で楽しく作った思い出が今でも思い出されます。
お子さんとの大切な思い出は、どれだけお金をかけたかということではなく、どれだけ一緒に楽しい時間を共有できたかだと考えています。
ぜひ、お子さんと雛人形の折り紙を楽しんで、最高なひな祭りを過ごしてくださいね。
失敗しても何度でも作り直せる
また、子供が折り紙を扱う際は、少しのことでも折り紙を破ってしまうこともあるでしょう。
そんな時でも、折り紙はたくさん準備してあるので、もしも破れたり失敗しても、何度でも作り直すことができます。
7歳くらいのお姉ちゃんになると、立体的なお内裏様やお雛様が折れるようになるかもしれません。
純粋に遊びとしても楽しいですし、幼児期に手先をよく使うことで脳の発育にも良い影響があると言われていますから、ぜひ家族で一緒になって折り紙を楽しみましょう。(^^)
お絵かき感覚でも楽しめる
それに、お子様の感性を磨くにももってこいな、お内裏様とお雛様の顔を描くこともできます。
これならお絵書きを頻繁に行うようになる3歳頃のお子様でも十分楽しめますね。
幼少期にお絵かきに親しむことでも、創造性やクリエイティブさを高めることができると言われています。
実際に、私の親戚はイラストレーターをしているのですが、幼かった頃からピカイチで絵を描くのことが得意だったわけではありませんでした。
ただ、特にそれほど上手だったわけではないのですが、彼女自身が絵を描くことがとても大好きで毎日描いている間に絵が上達していきました。
大学も芸術大学を卒業して、現在ではゲーム会社のイラストレーターとしてキャラクターデザインを担当しています。\(^o^)/
折り紙でお内裏様とお雛様を作ってみよう!
簡単な平面タイプのお内裏様とお雛様の作り方
- 好きな色、柄の折り紙を、お内裏様とお雛様で準備しましょう。
- 折り紙の3分の1を折ります。
- そして、その折り紙の横から3分の1を折ります。
- 折り紙全体の向きを変え、いずれかの角を一箇所、反対側へ折り曲げます。
- 折り曲げた部分に、お内裏様とお雛様の顔を好きなように書いたら完成です。
一つ目の折り方をマスターできたら、続いては立たせることができるお雛様に挑戦してみましょう!
今までに折り紙にそれほど親しんでなかった場合には、一番簡単なお雛様でも折るのが難しいかもしれませんね。
でも、何度か折り方を練習する間にコツが掴めてきますから、上手に折れるようになったら より立体的で難しい折り方にステップアップしてみると楽しいですよ。
少し難しく立体的なタイプのお内裏様とお雛様の作り方
- 好きな色、柄の折り紙を、お内裏様とお雛様で準備しましょう。
- 折り紙を広げ、真ん中から半分に折ります。
- 折り紙の向きを変えて、更に真ん中に向かって半分に折ります。
- そして、4分の1のサイズに折ったあと、折り紙を開いてください。
- 折り紙の下半分を中央に向け、そちらに向かって半分折り、折り目が付いたら再度折り紙を開いてください。
- 折り目を付けた線に向かって、再度もう一度半分に折り、その後、折り紙を開きます。
- 点線に沿って谷折りし、反対側も同じように折ります。
- 折り紙の向きを上下反対にして、お内裏様の顔を描いたら完成です。
- これをお雛様の分も作りましょう。
- 折り紙を裏返し、上部を折り目に沿って谷折りし、左右に折り目をつけます。
- 三角部分を2枚重ねて谷折りに折り目をつけ、全体に形を整えるとお内裏様とお雛様が完成です。
これらの他にも、より立体的で複雑な折り方もあります。
このパターンをお子様が折るのは難しいかもしれませんが、お父さん・お母さんで手先の器用さに自身があるのであれば、是非チャレンジしてみてくださいね。(^^)
完成形をみてしまうと、「こんなものを自分で折れるのかな?」と驚いてしまうかもしれませんが、動画を見ながらおってみると意外とすんなり折れてしまいますよ。
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