- 海外に荷物を送る安い方法・料金は?
- 海外へ配送する際は住所の書き方も違う?
外国に親戚が住んでいる方や留学などされる場合には、海外への配送が必要になることもあるでしょう。
しかしながら、なかなか海外へ荷物を配送することなんてありませんから、面倒臭く感じてしまっているかもしれませんね。
こちらのブログ記事では、海外への荷物の配送方法をまとめています。
また、送る荷物によっても最適な配送方法は異なりますから、配送方法を検討することで最もリーズナブルに海外へ配送できます。
ぜひ、以下のブログ記事の内容を参考にしながら海外配送を実践してみてください。
海外に荷物を送る安い方法と料金は?
海外へ荷物を送りたい
国際社会の一員として、最近は日本でも仕事や留学、旅行で海外へ出かける人が多くなりました。
数日の滞在なら手荷物程度で済ませられそうですが、ある一定の長い期間の出張や留学、ホームステイなどになると、それ相応の物が必要になります。
もちろん、現地で調達することもできますが、日本から長い間離れることを考えると、やはり何かしらよく馴染みのあるものが身近に存在してほしいものです。
しかも、他人からみたら些細なものでも、当人にしてみればそれだけで元気が出るものだったり、ヤル気を起こしてくれたりするものです。
また、海外にいる人へ日本の伝統品などの贈り物をしたり、日本にしかない商品を発送したりする場合もあるでしょう。
それらの品物を送る場合の方法や、できるだけ費用の掛からない送り方などを調べてみましょう。
海外へ荷物を送る場合
海外荷物を送る場合は、日本国内へ送る場合と同じように、郵便局や宅配便業者から送ることができます。送り先の国や地域によって違いがありますが、航空便や船便で送られています。
なかでも郵便局はいろいろな送り方があり、荷物の量や種類、大きさなどによって、料金も違ってきます。ですから、海外へ配送する選択肢は非常に多く、その分送りやすいのが特徴です。
郵便局から海外へ荷物を送る場合
郵便局の場合は、大きく分けて3種類の送り方があります。
- EMS:2日から4日くらい
- 航空便:3日から6日くらい
- 船便:1ヶ月から3ヶ月くらい
まず、一つ目は、EMSという国際スピード郵便を利用する場合ですが、国際郵便の中でも最優先として扱われ、2~4日くらいで送り先に届きます。
世界120国以上の国と地域に向けて、30kgまでの書類や荷物を送れます。なお、取り扱い国や地域が決まっているので、送る際には注意が必要です。
次に、飛行機輸送を使った航空便の場合は、料金は高くなりますが、3~6日くらいで届きます。
この航空便でも、エコノミー航空便というのがあり、取り扱われる国や地域に限りがありますが、基本の航空便よりも安く、船便よりも少し早く届くというものです。
最後に、船便ですが、届くまでに1~3か月くらいかかりますが、料金は一番安い設定です。
早く届けたいものについては、EMSや航空便がお勧めですが、時間に余裕があるときや経済的に送りたい場合は、エコノミー便や船便がお勧めです。
宅配業者から海外へ荷物を送る場合
郵便局以外の宅配業者から荷物を送る場合は、日本国内では佐川急便の飛脚国際便サービス、ヤマト運輸の国際宅急便などが海外へ送るためのサービスを提供しています。
さらに国際的なDHLやFedExなどの専門業者もあります。なお、贈り物や商品は送れますが、身の回り品は取り扱いがないところもあるので、事前に確認しておきましょう。
海外へ送る場合の料金比較
郵便局から海外へ送る場合、発送方法として料金が安い順番としては、船便、エコノミー便、航空便、国際便となります。
さらに、送り先の国や地域、荷物の重量やサイズなどによって違いがあります。30kgまでの国際小包は、航空便、船便、エコノミー便より選べ、10個以上の場合は、割引サービスもあります。
また、小形包装物として、最大2kgまでならより安くなります。他の宅配便業者についても、それぞれのサービスによって特色があります。
どちらを利用するにしても、届くまでの日数や送る方法によって違いがあるので、必要に応じてお得な方法を選ぶようにしましょう。
海外へ荷物を送る場合の注意点
送る品物に注意
海外へ荷物を送る場合、まず気を付けなければならないのは、送れるものとそうでないものがあることです。
例えば、ライターなどの可燃性のもの、ガスなどの引火しやすいもの、刃物などの危険物、麻薬や医薬品、動物など、細かく分類されています。
さらに、国や地域によっても違ってきますので、利用する際に確認を取りましょう。間違って送ってしまった場合は、税関を通らなくなってしまうので、注意が必要です。
梱包に注意
送る品物が決まったら梱包をしますが、国内と違ってやはり注意が必要です。
日本ならせいぜい1~2日間で届きますので、荷物の上げ下ろしも回数が限られます。
しかし、海外への配送では短くても2~4日間という日数ですので、その間の上げ下ろしの回数やたくさんの人の手を介していくことが考えられます。ですから、梱包はなるべく丈夫にしたほうがよいでしょう。
ある程度の衝撃に耐えらえるように、剥がれにくいテープなどで補強することも大事です。
各業者において、オリジナルの梱包材を用意しているところもありますので、そちらを利用するのもいいでしょう。
伝票での住所の書き方に注意
伝票の書き方ですが、各業者において専用の小包用伝票がありますので、そちらに記入します。
受取人の宛先はもちろん、差出人の住所もエアメールの住所の書き方になります。
確実に届けてもらうために、わかりやすく間違えないように記入しましょう。
その他の詳細な伝票記載事項については、各事業者の担当者に確認しながら書くことをお勧めします。
発送後の確認はできる?
郵便局からEMSや航空便を利用して送った場合は、地域によっては荷物の追跡調査ができます。
配達予定日や、現在の配達状況などが調べられるので、日本国内と同じような安心が得られます。
他の業者でも、同じようなサービスを行っているところもありますので、送る際はチェックしてみるといいでしょう。
郵便局での特殊なサービス
郵便局でEMSを利用した場合は、安心の賠償制度を利用することができます。
万が一の破損や内容物の不足などがあった場合、その実損額として最高200万円を限度として賠償しています。
大切なものを送る際の参考にしてみてはいかがでしょうか。
さらに法人向けとして、直接オフィスを訪問して、海外への発送についてのさまざまな相談や郵便局独自の国際物流サービスを提供しています。
ヤマト運輸の留学宅急便
ヤマト運輸独自のサービスとして、留学宅急便というのがあります。
こちらは、ヤマト運輸でサービスを提供している通常の国際宅急便とは違い、留学や海外赴任などの際の身の回りの品を送ることができます。
国や地域が限定されていますが、少しの荷物ならばこちらも利用してみてはいかがでしょうか。
海外への荷物の送付はより便利に
海外へ荷物を送るとなると、国内とは違って、手間がかかりそうでとても大変なイメージがあります。
しかしながら今やサービスもわかりやすく体系化されていて、より便利に送ることができるようになりました。
最近、一般的な荷物のほか、冷蔵や冷凍などのクール便も送ることができるのはご存知でしょうか。
配達できる国や地域は限られていますが、日本の美味しいものが新鮮なまま届けられるのはとても魅力的で、喜ばれることは間違いないでしょう。
以前は、煩雑な手続きや、送った品物が届かないなど、いろいろな問題が数多くありましたが、それぞれの国や地域、業務に携わる業者などの意識の向上により、だいぶ改善されてきています。
なお、実際に送る際は、郵便局を始めとして、各社さまざまなサービスも提供しています。
業者や荷物の内容によっては、取り扱いに制限があるところもありますので、それぞれの特徴に合わせて比較検討してみてはいかがでしょうか。
特に、伝票の書き方など書類には少し難解な部分もありますので、ホームページなどで確認してみることをお勧めします。海外は、以前よりさらに身近になりました。