• カビについての予備知識
  • 部屋のカビ対策におすすめなグッズ7選は?
  • 湿気を効率的に抑えるには?

梅雨の長雨の時期になると私たちを悩ますのがカビ。

日あたりが悪くてジメジメした場所や窓を閉めっぱなしのマンションなどにカビが発生しそのままにしておくと体調に影響が出ることも。

今回はカビの対策におすすめグッズなどをまとめてみました。

カビについての予備知識

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カビについて知ることから始めましょう。

カビとは?

カビは地球上の微生物の中で約36%を占め、少なく見積もっても約3万種類をくだらないともいわれております。

 

カビはただの汚れに見えますが「真菌」というグループに属する「糸状菌」という微生物でキノコや酵母もこの仲間です。

 

主なカビの種類

 

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カビの種類によってはアレルギーや喘息の原因にもなります。

黒カビ

もっとも有名で湿気が多いところに生えるカビとしては代表的存在です。

 

名前の通り見た目は黒く繁殖力も強いカビです。

 

乾燥等にも強く、アレルギーを引き起こす原因にもなるやっかいなカビです。

 

おふろ場や壁、野菜類や衣服などに多く発生してきます。

 

青カビ

青カビはチーズにもよく使われるカビでビロード状に広がり、みかんなどに発生するのが代表的です。

 

私たちの身近な発生場所として、みかん、お餅、パン、乳製品等に発生します。

 

種類によっては、家具や押し入れ、畳にも発生します。

 

赤カビ

 

赤カビは畑などの土壌に多く生息し麦やトウモロコシに寄生します。

 

赤カビは、桃色、紫、薄黄色、赤など様々な色として現れます。

 

古くなったパンやごはんなどに生えてくる赤色がかったカビも赤カビです。

 

青カビの生えた食べ物は食べても問題ない場合がありますが、赤カビが生えた食べ物は絶対に食べないようにしましょう。

 

ススカビ

果物類やうどんなどによく見られる灰黒色、綿毛状のカビです。

 

プラスチックを腐らせるほどの強い力を持っています。

 

喘息を引き起こすこともあるので、特に注意が必要です。

 

発生する場所としては、ビニールクロス、シャワーカーテン、クーラー内部、椅子やタンスの裏側、衣服などに発生します。

 

 

カビが発生する環境

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カビは条件さえ整えば一気に繁殖します。

カビは湿度、温度、酸素、栄養(有機物)などの条件さえ整えばどんな場所でも胞子が発生し菌糸体へと成長します。

 

菌糸体はやがて集落を作りやがて私たちの肉眼でも見えるように成長します。

 

日あたりがよくて風通しの良いお部屋は大丈夫ですが、日があまりあたらなく、窓や扉を閉めっぱなしのお部屋や、最近ではワンルームや間取りの狭いマンションなどではカビの被害報告が多く寄せられています。

 

人間に必要なカビがある?

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私たちに必要なカビとは?

近い将来には20万種類を超えると予測されているカビ。

 

その中には医薬品や食品、調味料などに使用されるなど私たちの生活に役立っているものがあります。

 

日本の伝統的な食文化の中で代表的なお酒、焼酎、納豆、醤油、鰹節、漬物などはカビを利用しています。

 

外国ではヨーグルトやチーズ、ワインなどは日本でも馴染みのある食べ物になっていますね。

 

 

部屋のカビ対策におすすめなグッズ7選

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カビは未然に対策!発見したらすぐに対処!

高温多湿の日本ではカビが発生しやすい条件がそろっておりカビによる健康被害が多数報告されています。

 

カビによって起こる健康被害はアレルギー、感染症、中毒などで場合によっては命の危機に陥る場合もあります。

 

カビが繁殖している場所で暮らしていると空気中にカビの菌が蔓延し体内に入り込み健康被害に及ぶという仕組みです。

 

カビ対策の大前提として、お部屋の風通しをよくして湿った空気を滞留させない努力からスタートしてみてはいかがでしょうか。

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おすすめグッズをこれから発表します。

木炭

カビ対策といえば昔ながらのアイテムである木炭をおすすめします

 

使い方は簡単です。カゴに入れてカビを退治したい場所又は湿っぽい魔所に置くだけでOK。

 

木炭はからだにもやさしく、イヤな臭いも同時に吸収してくれるので効果抜群です。

 

最近はホームセンターや100円ショップなどでもお求めできるからうれしいアイテムです。

 

乾燥剤

木炭と機能はほとんど同じですが、強力な除湿効果に注目したいですね。

 

大切な衣類が入っているクローゼットや下駄箱など特に気になるスペースへのピンポイントアイテムとして考えてみてはいかがでしょうか。

 

しかも最近の乾燥剤は脱臭効果もあるのがうれしいですね。

 

重曹

重曹は最近テレビなどでキッチンの汚れ落としなど万能剤として注目されていますよね。

 

重曹は弱アルカリ性であるので、カビ自体を寄せ付けない効果があります

 

使い方は木炭や乾燥剤と同じく、器に入れてきになる場所に置くだけでOKです。すぐに効果が実感できますよ。

 

新聞紙

夏に畳やフローリングに布団を敷いている方は布団の下に新聞紙を敷いてみてはいかがでしょうか。

 

夏の睡眠時の汗は意外と多く、布団を通って畳やフローリングに汗が付着しカビ発生の原因となります。

 

特に子どもは汗をかくので新聞紙が効果を発揮しますよ!

 

すのこ

すのこは薄いきの板をすきまを開けて並べたもので、押し入れや敷布団の下に敷いて使います。

 

すのこは通気性をよくする効果と水分を吸い取る効果があるのでカビ対策には欠かせないアイテムです

 

最近はホームセンターなどで人気の商品になっています。

 

タイルバスマット

おふろ場やキッチンの足元は水が溜まりやすい場所になってしまいますよね。

 

布製のバスマットやキッチンマットはどうしても水分を吸収してしまいカビ発生の原因になります。

 

タイルバスマットは水分を吸収してくれるのでおふろ場だけではなくキッチンの足元に敷くと乾燥してサラサラになります

 

除湿器

除湿といえば除湿器ですが、実は万能ではありません。

 

除湿器は暖かくて湿った空気を取り込み内部で冷やすことによって湿気を取り除く仕組みになっています。

 

夏の暑い日はむしろエアコンの室温を下げることで除湿になります。

 

湿気を効率的に抑えるには?

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ここでは4つの方法を押さえておきましょう!

湿気対策4つの方法

扉を解放しましょう

水と火を使うキッチンは温度・湿度が常に変化するスペースです。

 

キッチンで最も湿気がこもる場所はシンクの下です。

 

シンク下は排水パイプを通じて熱が伝わるのでカビが生える条件がそろっています。

 

シンク下に湿気が滞留しないよう定期的に扉を解放し換気するようにしましょう。

 

また、シンク下にお米や食料品を収納している方もおられるみたいですがNGです。

 

湿ったまましまわない

睡眠時に体から出た汗を含んだ布団を毎日しまっている押し入れは湿気がこもりやすい場所です。

 

湿った布団を押し入れにいれたままではカビ発生の原因になりますのでなるべく布団は定期的に干すようにしましょう。

 

また、梅雨時などは外で干せない場合は布団乾燥機を活用しましょう。

 

衣類は完全に乾かす

外出時に着ていた服をそのままクローゼットに入れたりしていませんか?

 

脱いだあとの衣類は体温で温まっており湿気も残っています。

 

脱いだあとの衣類を風通しのいい場所にかけてすこし時間が経った後クローゼットにしまう習慣をつけましょう。

 

また、クローゼットに除湿剤を入れたり、天気の良い日にはクローゼットを全開にして湿気対策を行いましょう。

 

風通しを良くする

湿気対策の基本です。

 

湿気対策は家屋全体の換気を定期的に行うことが大切で、週に一度は、窓やドアをすべて空けて、空気の入れ替えを行いましょう。

 

淀んだ空気を入れ替えることで、家屋全体の湿気を追い出すことができます。

 

カビ発生の基本原因は湿気がこもり空気の流れが止まっているからです。

 

年間を通じてどの季節でも窓を全開にして外気を通すことを忘れないでください。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。今回は部屋のカビ対策におすすめなグッズ7選!湿気を効率的に抑えるには?についてまとめてみました。

 

高温多湿な気候の日本は湿気が溜まりやすくカビ発生の条件が整っているのがわかりました。万全なカビ対策で快適な生活を送ってください。

 

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