- イルカの知能レベルは人間で言うと何歳?
- イルカ具体的な知能って何?人間の知能との違いは?
- イルカの知能指数はチンパンジーより高い?
イルカは賢い!イルカはとても頭がいい!などといったことを聞いたことはありませんか。
イルカが頭が良いとすれば、それは一体どれくらい賢いものなのでしょうか。
また、知能指数にするとチンパンジーと比較した場合はどれくらいになるのでしょうか。
ここではイルカの知能が人間に例えると何歳となるか、また知能指数はチンバンジーよりも高いのかについて徹底解説していきたいと思います。
イルカの知能レベルは人間で言うと何歳?
皆さんの中では、”イルカの知能レベルまで考えたことがない’.という方がほとんどだと思いますが、一体イルカはどれくらいの知能指数を持っているのでしょうか。
人間だと6歳児
色々調べたところ、実際には人間で言う6歳児の知能を持っているそうです。
このようなことから、人間の6歳児ともなれば色々なことが自分でできて、親の言っている内容も十分に把握できます。
言っていることが分かる為、それをきちんと行動にも移しますよね。
それに、人間の6歳児は、何についても理解を深め、色々なことを吸収し、行動できるようになります。
その結果、社会生活を身につけたり周囲に見合った協調性を持てる年齢と言えます。
イルカの知能レベルは低いの?高いの?
では、イルカの知能レベルが人間の子供の6歳児くらいであると言われていますが、それ自体は実際には低いものなのでしょうか。

それとも高いものなのでしょうか。
一概には言えませんが、イルカの知能については、人間のように言葉を話せることを基準として考えた場合はどうなのでしょう。
当然、イルカは人間の言葉を話せる訳ではないことから、知能レベルは「低い」という解釈になってしまいます。
しかし、イルカの仲間同士のコミュニケーション能力や、人間の指示に的確に従うことができるという点を考慮すると、十分な「高い」能力を持っていることになるのです。
イルカのコミュニケーションは超音波
また、イルカは「超音波」を発することで仲間とともに餌を探し、外敵から身を守る手段として、音を使い分けている点においては、高い能力を評価されている生物なのです。
実際には、本当にイルカが仲間とのコミュニケーションをとる際に、どのような「超音波」を使い分けているかについては解明されていない部分もあるようです。
イルカ具体的な知能って何?人間の知能との違いは?
皆さんも、一度はイルカショーをご覧になったことがあると思います。
イルカの知能指数が人間の6歳児の子供レベルにあると言うことは、あれだけのイルカショーをやってのけるほどの理解力があることが分かります。
ということは、イルカには人間の言葉が理解できるということなのでしょうか。
コミュニケーション能力に優れている
イルカはその習性から、仲間とのコミュニケーションを密にとる生物です。
仲間うちでも、しっかりとしたコミュニケーションがとれるほどの生物である為、かなり賢い生物だと言えます。
知能と言っても、計算能力や創造力など、様々にあります。
情報処理能力も
イルカが、特に人間よりも優れた能力を持っているものと言えば、情報処理能力が人間よりも遥かに高いことが分かっています。
しかし、色々な情報を一気に伝達処理できる能力とまではならず、知能別に振り分けることまでは難しいと考えられているそうです。
研究者は、イルカの高いコミュニケーション能力や、人間と同様に感情を持ち合わせた生物であることを確認しています。
しかも、人間と同様に、誰が、何を、どうしたという概念を理解することができるそうです。
しかし、さらに深く内容を突いた、いつ?どのように?という点についてまではイルカに理解は不可能であったそうです。
言葉を理解する能力
それでも、イルカには100種類を超える程の言葉の数を理解できる能力を持ち併せていることは、研究結果により確認されています。
だからこそ、人間の言う言葉をある程度理解する力を持つことが分かります。
人間の持つ知能との違い
イルカの知能の高さを高く評価するものとして挙げられることは、人間よりも速い情報処理能力を持つことです。
人間は言葉を話し、身体を動かして運動することもできれば、様々なことについて感情表現を豊かに表現することができます。
このような点については、他の動物、他の生物と比較しても、人間は様々な情報処理能力を持ち併せています。
その為、イルカの知能と比較して、それが何歳なのかについてはなかなか定義するにも難しいと言えます。
なぜなら、イルカと人間は同じ哺乳類でありながらも、その生活環境や習性は当然異なるからです。
イルカの知能が高く評価される理由
イルカの知能が、なぜそこまで高いと評価されているには理由があります。
それは、イルカが人間の言葉をきちんと理解できるという点にあります。

それだけではありません。
イルカは、海でおぼれていた人間を沖から岸へ向かって押し運び、救助したということが実際にありました。
これは、イルカの持つ仲間という認識からなのかについては未だ解明されていません。
しかし、それほどにまで人間と密な関係を保てるということは、イルカが人間に近い存在であることが伺えます。
やはり、同じ哺乳類であるが故なのかもしれませんね。
イルカの知能指数はチンパンジーより高い?
イルカの脳の大きさは見た目にも大きく、知能も他の生物と比較してもとても優れていると言われています。
その中でも、チンパンジーもイルカと同様に人間とのコミュニケーションを図れる生物であることは多くの方が認識しています。
では、実際には、チンパンジーの知能指数はイルカよりも高いものなのでしょうか。
それともやはり、知能指数はイルカの方が断然高いものなのでしょうか?
チンパンジーの知能指数
ここでは、チンパンジーを取り上げて比較してみたいと思います。
チンパンジーは人間と同じように子育てを行い毎日生活しています。
また、チンパンジーにも人間のような感情を持っており、嬉しい時、悲しい時、怒っている時など、喜怒哀楽を全身で表現することができる生物です。
しかし、感情の深さについては人間と同様なレベルにまで持ち併せていないと言われているのです。
イルカよりチンパンジーが上
動物界において、チンパンジーはイルカよりも知能指数ははるかに高いと言われているのです。
イルカと人間、チンパンジーと人間とを比較した時に、やはりどちらがより人間の容姿に近いか、また、水陸の生活の場を考慮すると、チンパンジーが人間に近いことが分かります。
その為、知能指数もイルカよりも遥かに高いと言えるのです。
イルカの知能研究は進められている
イルカやクジラについては、あらゆる海洋学者や生物学者によって、様々な研究が行われています。
その中でもちろん、イルカの知能指数についても研究が進められています。
今後、イルカの知能がどれほどに値するのかについて、研究結果が高く評価される日が近いと言えるでしょう。
さいごに
イルカは高いコミュニケーション能力を持っていること、また、水族館で見るイルカショーから分かるよう、イルカがいかに人間の言葉や指示を理解できるかが見て分かります。
6歳児と同等の能力を持つ為、その高い能力を持ち併せていることに驚くとともに、その生態の不思議についてもっともっと知りたくなりますね。

イルカの研究は現在もなお進んでいます。
イルカが持つ知能の高さの謎が解明されると、色々なことにイルカを起用することができるのではないでしょうか。
これからの研究に期待したいですね!
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