- 成人式の本来の意味とは
- 花魁姿で成人式に出たら後悔する?
- 北九州の成人式で見た!着物や振袖の衝撃画像とは
最近では、成人式というとなにかと話題になりますよね。
中には花魁姿やコスプレかと思えてしまうようなさまざまな格好が目立つことも。
成人式の本来の意味とは
成人式というと、新成人をお祝いする日だと思っていましたが、その意味と由来を調べてみると、その歴史は古く、とても意味のあるものでした。
成人式の由来や服装についてなど、まとめてみました。
成人式の起源とは
成人を祝う儀礼は、日本では古くから存在していました。現在の成人式のようになったのは、1946年11月22日、第二次世界大戦後。
これからの時代を担う若者たちに明るい希望を持たせ励ますという意味を込め、埼玉県の蕨町(現在の蕨市)で行われた『青年祭』が起源となっています。
その後、日本政府は、1948年に1月15日を成人の日と制定したのですが、その趣旨とは次のようになっています。
「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます」
若い世代のみなさんに、大人になった自覚を一人一人がしっかりと持ちこれから頑張って欲しいという、期待の気持ちが込められているわけですね。
現在の成人式
成人の日は1月15日という気が抜けないという方もいるかもしれませんが(笑)
その後、2000年に制定されたハッピーマンデー法に基づいて、1月の第2月曜日に改定されましたね。
そして、今では、自治体で行われる成人式や企業でも成人式が行われるようになりました。
成人式の服装の決まりはあるの?
成人式に出席するのに、どんな服装で行くかどうかは、実際のところ特に決まりはありません。
ですが、各地方自治体が主催の成人式では、男女ともに正装で参加することが一般的となっています。
- 男性
:スーツや羽織袴
- 女性
:着物やスーツ、ワンピースやドレス
確かに、このような服装を見かけることが多いですね。
振袖を着る意味とは?
成人式では振袖を着ているのをよく見かけます。では、振袖を着る意味ってあるのでしょうか?
振袖は、未婚女性の正装とされています。
- 江戸時代に誕生したもので、舞踊を披露するのに美しく見えるという説があるが、さまざまな諸説がある。
- 未婚女性着る正装と定着したのは、明治時代以降のこと。
また、江戸時代の初期には、踊り子たちが袖を振ることで愛情を示したり、袖にすがることで哀れみを請うサインにしていたのだとか。
そして、今でもよく使われている、恋愛関係で「振る」「振られる」という言葉の始まりになったとも言われているんです。
- 男性から好きと言われたとき、自分も好きであれば袂(たもと)を左右に振る。
- 嫌いと伝えるときには、袂を前後に振る。
普段気にしたことがありませんでしたが、振袖の歴史や言葉の由来などに関係していたり、調べてみると面白いものですね。
成人式への参加に服装の決まりはないものの、未婚女性の正装という意味もあり、振袖を着ていく女性が多いのでしょう。
花魁姿で成人式に出たら後悔する?
成人式の服装は、正装で参加するのが一般的というお話をしました。特にこれで!という決まりはないですから、きちんとした服装であれば問題ありません。
が。。。最近では、キャバ嬢ですか?と聞きたくなってしまいたくなるような、花魁姿で成人式に参加する新成人が増えているんです。
花魁姿で成人式に出て後悔している人はいる?
花魁姿はそれはもうたくさん、画像を見つけることはできました。ですが。。。

花魁姿で成人式に出て後悔したという書き込みは見つけられませんでした。
きっと後悔するのは数年後では?と思いますが、私が探した限りでは見つけることはできませんでした。
でも、周りの反応はわりと冷ややかなものが多いんですよね。そこで、後悔しないためにも、本来の花魁や周りの反応などについてまとめてみました。
花魁って何か知っていますか?

そもそも花魁って何なのかご存知でしょうか?
ドラマや映画などで花魁姿を見たことがあると思いますが、とてもきれいで色っぽいですよね。
きれいな女優さんが演じているからなおさらですが、一度はあんな姿をしてみたいと思う気持ちも女性として理解できないわけではありません。
ですが、成人式で花魁姿となるとそれはどうかな?と思ってしまうのは、私だけではないと思います。
花魁は位の高い遊女のこと
花魁とは、職業の名前ではなく、遊廓の遊女(ゆうじょ)の中でとても高い位の者を指します。

遊女とは、男性の相手をする仕事で、娼婦や売春婦にあたります。
遊廓の遊女には位があって、最高位の遊女を『太夫(たゆう)』と呼ばれていましたが、江戸の遊廓では太夫が消滅した宝暦以降は、高級遊女のことを『花魁』と呼んでいました。
花魁は教養も必要とされていて、小さい頃から書道や茶道、和歌や三味線など、さまざまな芸事を仕込まれていたといいます。
そして、位の高い遊女に会うためにはさまざまなしきたりがあったようで、客も気に入ったからといってすぐに会えるわけでなく、最初は離れたところから、遊女(花魁)に見合う客か品定めされたり財力を示して、やっと会うことができたんだそうです。
馴染みになるには最低でも3回は通う必要があったんだとか。また、容姿だけでなく教養も必要とされていたわけですから、そう簡単になれるものではなかったのでしょう。
成人式に花魁姿で参加!周りの反応は?

成人式で花魁の姿で参加した人たちは、花魁ってなにか知っていたんでしょうか?
「知ってるけど別に関係ない」って人もいるかもしれませんね。では、周りの反応はどんな声があったのでしょうか?
- 花魁ってなにか知らないの?
- 本物の花魁は、そんなに露出しないし下品じゃないよ。
- 成人式をコスプレ会場にするな
- なぜわざわざ売春婦の格好をするの?
- 目立とうと必死すぎ!
- 自分の娘にはこんな格好させたくない。。。
うなずけるコメントばかりではないでしょうか?娘さんがこの格好をしたいといったとき、親御さんはどんな反応をされたのか気になりますね。
一生に一度ですし、好きな格好をしてもいいとは思うんですが、どうして花魁を選んだのか、理解するのは難しそうです。
北九州の成人式で見た!着物や振袖の衝撃画像とは
北九州の成人式では、なかなか衝撃的な姿がたくさんありました。
花魁姿の画像
普通に振袖着てそれに合った化粧した方が絶対に似合うと思うのですが。。。しかも、着物も髪型も全くいっしょなんですね。
すごくきれいなのに、なんだか少しもったいない気がします。昔から憧れていたなんてすごい。。。なんかもう、キャバ嬢にしか見えません。
着物&振袖の画像
こんなカラフルな着物があるんですね!でも、すごく可愛いし安心します(笑)女子なのになぜ袴なのか。。。
男性もすごいですね。なんとももう、言葉が出ません。名前入りの垂れ幕作ったり扇子作ったり、これが流行りなのかな?
あまりに衝撃的な画像にコメントに困ってしまいました。なにを着ようが個人の自由ですよね。。。