• アオジタトカゲがツチノコの正体だった?
  • 見た目を画像や動画で解説

ツチノコとは日本に生息すると言い伝えられている未確認動物(UMA)のひとつ。

テレビや新聞などでも取り上げられることが多いですよね。

日本全国で目撃が確認されているにもかかわらず、実体はつかめず長い間正体がわかっていないという幻の存在『ツチノコ』。

 

地域によっては「ツチノコ生け捕り」が条件で賞金がかけられているほど、その知名度はかなり有名です

アオジタトカゲがツチノコの正体だった?

色々な生き物と誤認されることが多いツチノコ。

 

ここ近年一番有力な説がこれ、アオジタトカゲがツチノコではないかという説です

 

アオジタトカゲとは?

大きいものでは全長70cmほど、種類によりますが小さいもので全長20cmほどの大きさ。

 

種類によって太さは異なりますが、体形が太めで胴体に比べて手足が短くしっぽが長い種類が多いのが特徴です。

 

名前の通り青い舌を持っています。(稀にピンク色の舌を持つ個体もいます。)

 

オーストラリアやインドネシアに生息していて、森林や草原・砂漠といった様々な環境でも生きていくことができる雑食性のトカゲです。

 

1970年ごろから日本でもペットとして海外から輸入されるようになり、おっとりとした性格から人気があります。

 

ツチノコとは?

目撃情報によれば体長30〜80cmくらいで、体が太くて平べったい形をしています。

 

背中には斑点や横線の模様があり、小さい尻尾があるのが特徴です。

 

2〜3mはジャンプするとか、猛毒があるとか、頭を持ち上げる姿勢をとるという情報があります

 

ツチノコの正体はチュウオウアオジタトカゲ?

最もツチノコに似ているとされる『チュウオウアオジタトカゲ』をご存知ですか?

 

ヘビの頭・ふっくらとした丸い胴体・シマシマ模様、足が見えなければ完全にツチノコですよね。

 

しかし、アオジタトカゲが日本に入ってきたのは歴史から見ると1970年代となっています。ですが、ツチノコの最も古い目撃情報はなんと1834年で、挿し絵が入った書かれた本もあるんです!時代があっていませんよね・・。

 

また、アオジタトカゲは2~3mもジャンプしませんし、頭を持ち上げる姿勢をとったりもしません

 

1970年ごろから、ツチノコの目撃情報が増えていて、でもその結果はツチノコではなくアオジタトカゲだったということがあったようなので、この説が急浮上しただけなのでしょうか?・・

 

それとも、実は昔の時代にもこっそり輸入されたアオジタトカゲがいたのでしょうか?・・

>>ツチノコの正体はトカゲだった?

 

見た目を画像や動画で解説

キタアオジタトカゲ

最も多く流通しているのがこのキタアオジタトカゲです。オーストラリア北部に生息しています。

 

性格もおっとりしていて、比較的値段もお手頃価格なので初心者にはちょうどよい種類かと思います。

 

ニシアオジタトカゲ

縞模様が太くラインが少ないのが特徴です。オーストラリア西部に生息しています。

 

日本への流通は極めてまれなので、価格も高価になります。

 

ヒガシアオジタトカゲ

分布が広い為、個体や地域によって変異が多い種類です。オーストラリア東部に生息しています。

 

ほとんど流通しておらず価格はかなり高価になります。

 

チュウオウアオジタトカゲ

ホソオビアオジタトカゲといいます。別名がチュウオウアオジタトカゲです。オーストラリアに生息しています。

 

体形は非常に太くて短く、頭部が大きいのが特徴です。最もツチノコに似ているとされる種類です

 

マダラアオジタトカゲ

アオジタトカゲの中でも最も耐寒力のある種類です。通年屋外飼育も可能です。

 

アンボンアオジタトカゲ

細長い体形で、手足が黒いのが特徴です。インドネシアに生息しています。

 

ケイアオジタトカゲ

最も細長い体形をしています。四肢や尻尾が長いのも特徴です。

 

まだまだ種類はありますが、種類によって色合いや模様が微妙に異なりますよね。

キャラ

素人の目では判断がつきにくいです。

古くから言われている有力な説には『ツチノコはヤマカガシ説』『ツチノコはマムシ説』があります。

 

ツチノコの正体はヤマカガシ?

ヤマカガシとは、全長60~120cmの毒をもつヘビです

 

カガシとは日本の古語で「ヘビ」を意味するため、ヤマカガシは「山のヘビ」という意味を持っています。しかし実際には平地や山地でも標高の低い場所に生息し、特に水辺や水田地帯・湿地周辺などに多く生息しています。

 

ヤマカガシはエサを丸呑みするので、小動物(ネズミなど)を呑み込んでお腹が丸くなったヤマカガシをツチノコと見間違えたというのが有力な説となっています。

 

なによりヤマカガシは、捕食する時ジャンプする・毒をもっている・威嚇する時頭を持ち上げるという性質があり、ツチノコ情報にピッタリはまるところがあるんです

 

ツチノコの正体はマムシ?

マムシとは、全長45~60cmの毒をもつヘビです。中には1m近くになるものもいます。

 

全長に対して胴が太く、体形は太短いのが特徴です。ヤマカガシと同じくエサを丸呑みするので丸くなった体形がツチノコに見間違えられたんだと思います。

 

ただ、マムシは飛び跳ねたり頭を持ち上げたりしないので、ツチノコ説とはかけ離れるところがありますね

 

ツチノコの正体はツチノコ?

ツチノコはその他の何者でもなく、ツチノコなのではないでしょうか?

 

はるか昔、約180年前から目撃されているツチノコ。もしかしたら、もともと数が少ない絶滅危惧種に入っていたのかもしれないですよね。

 

現代はその当時の自然豊かな時代とは異なってしまったので、ツチノコも人前に姿を現していないだけではないでしょうか?

 

捕獲されない限り想像はどこまでも続きそうです

キャラ

真相は闇の中ですね。

 

アオジタトカゲの飼育について

アオジタトカゲは雑食性のトカゲなので何でも食べます。

 

野菜やフルーツ、昆虫や肉類、市販のエサなど適切に与えて下さい。

 

飼育ケージ

アオジタトカゲを飼育する場合、床面積の広い大きめのものが必要になります。

 

アオジタトカゲは成長が早いので初めから大きいものを用意すると買い直す必要がなくなりますね。

 

市販のガラスケースでも、水槽・衣装ケースなどでもお好みで。

 

あまり大きすぎると温度管理が難しくなりますが、ケージの大きさは90cm以上のものが適しています。

 

バスキングライト

アオジタトカゲはケージ内に温度差をつける必要があります。適した温度の場所に移動できるようにしてあげましょう。

 

温度の高い場所はバスキングライトを使って35~38℃程度を保つようにします。その際、ライトの下に平べったい石を置いてあげて下さい。

 

アオジタトカゲは温まった地面の上でお腹を温め体温を調節する習性があります

 

UVライト

爬虫類は紫外線が不足すると、カルシウムを吸収するのに必要なビタミンD3を生成出来なくなりカルシウム代謝障害を引き起こしてしまいます。

 

UVライトを使用するか、ビタミンD3入のカルシウム剤を摂取させてあげて下さい

 

床材

床材は飼い主の好みになります。よく使用されているのは、ヤシガラ、バスクチップや赤土などです。

 

ヤシガラは安価で誤飲の可能性が低いのでオススメします

 

シェルター

ケージ内の涼しい場所約21~28℃くらいのところに、体全体が隠れることのできるシェルターを用意してあげましょう。専用が販売もされていますが、手作りの段ボール製などでも代用できます。

 

水入れ

水入れはアオジタトカゲが全身入れるものを用意しましょう。ヘビなどと同様に脱皮をする前に体を湿らせる必要がある為です

 

毎日取り替えて清潔を保ってあげて下さい。

 

爬虫類は見た目から敬遠されがちですが、よーくみるとかわいい顔をしていますよ!おとなしいし飼育には手がかかりません。

 

アオジタトカゲや未確認生物・UMAについて

 

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