『進撃の巨人』のストーリー考察から、『ミカサ・アッカーマン』の正体や出生の謎について考えていきたいと思います!

『進撃の巨人』のストーリーでは、『ミカサ・アッカーマン』に関する伏線・謎についていまだに解明されていない部分がいくつか存在しています。

ミカサ・アッカーマンに関する謎
  • 一定の条件が満たされると頭痛で倒れてしまう
  • 東洋人の末裔だとされていて、母親から刺青を受け継いでいる 

 

今回のブログ記事では 私も個人的に大好きな『進撃の巨人』のストーリー内容の考察を深めていきながら、以上の2つの伏線・謎を元にしながら、ミカサ・アッカーマンの正体・謎について考えていきたいと思います!

 

なお、ミカサの基本情報については、公式サイトで以下のような情報を確認することができます。

幼き頃にエレンに命を救われて以来、共に過ごしている。
エレンを守ることが全てであり、
エレンからもらったマフラーはほぼ年中無休。

 

【進撃の巨人・考察1】ミカサ・アッカーマンの出生・正体の謎

『進撃の巨人』の舞台となっている世界では東洋人は希少価値が高く、メインキャラクターの中でもリヴァイ兵士長やミカサくらいしかいません。

また、ミカサ・アッカーマンの家族と離散して経緯や東洋人だった実母から受け継がれた紋章などからも出生の謎を考察していきます!

『進撃の巨人』第62話に登場したケニー・アッカーマンからの証言により、『アッカーマン家』と『東洋人の末裔』に関する以下の事実が判明しました!

 

『アッカーマン家』と『東洋人の末裔』に関する新事実
  • アッカーマン家はもともと王政の忠実な部下として仕えていた由緒ある家系だということ

  • 全人類の記憶を改ざんさせて過去の歴史を葬り去ることで平和を実現させることが王の理想だということ

  • 『アッカーマン家』や『東洋人の末裔』といった少数派の家系には王の力による記憶の改ざんの能力が通用しないということ

  • 『アッカーマン家』と『東洋人の一族は』王政に対して反抗し、現在でも王政の上層部からは恐れられる存在だということ 

 

ミカサ・アッカーマンの出生・家族と離散した経緯

ミカサ・アッカーマンは西洋人の実父と東洋人の実母の間の一人娘として生活をしていました!

しかし、東洋人女性であるミカサの母親を狙った盗賊団に、家族が襲われて両親たちとは死別することになってしまいました。

『進撃の巨人』の世界では もともと東洋人の一族は数が少なく 希少価値が高いため高値で取引がなされていたために、ミカサ・アッカーマンの幼少期に、東洋人の末裔と言われていた実母を誘拐しようとした盗賊団によって実母と実父が殺害されてしまいミカサ・アッカーマンは同時に両親を失いました。

 

ミカサ・アッカーマンも東洋人の末裔として、『進撃の巨人』のストーリーでは重要なキャラクターとして注目されていますが、盗賊団の狙いは『より純粋な東洋人の末裔』であるミカサの実母が狙いだったそうです。

 

また、ミカサ・アッカーマンは女性でありながらも、調査兵団の中では圧倒的なトップクラスの戦闘力を誇っていますが、この戦闘能力の高さも出生が関係しているのではないかと思っています。

 

調査兵団の中で『人類最強の兵士』と称されているリヴァイ兵士長もフルネームは『リヴァイ・アッカーマン』であり、アッカーマン家一族の末裔であると分かります。

 

そして、リヴァイ兵士長の伯父である『ケニー・アッカーマン』も『切り裂きケニー』という異名で呼ばれながら憲兵と対峙していながらも、中央憲兵団立体機動部隊の隊長として王政に関わる裏の仕事を行ってに引き受けていた経緯があります。

 

王政はアッカーマン家に恐怖心を抱きながらも、アッカーマン家の『戦闘能力の高さ』には依存する関係になっていたのかもしれません。

 

ミカサ・アッカーマンが東洋人の母親から受け継いだ紋章

ミカサ・アッカーマン 東洋人の末裔

ミカサ・アッカーマンは東洋人の末裔と考えられていた母親と死別する以前に腕に紋章を彫られていました。

アッカーマン家と盗用の一族には王の力による記憶の改ざんがなされないため、アッカーマン家は紋章を代々伝えることで記憶の保持に努めたのでしょうか?

ケニー・アッカーマンの証言によると、『アッカーマン家』や『東洋人の末裔』などの少数派の家系には王の力による記憶の改ざんの能力が全く通用しないということでした。

 

この王によって改ざんされていない記憶を長い時間をかかっても風化させずに確実に子孫に伝達させていく手段として東洋人の末裔やアッカーマン家の人々は、子供がある程度の年齢になると腕に紋章を刻んでいたのではないかと考えています。

 

また、こちらのYoutube動画では進撃の巨人のアニメEDでアッカーマン家の刺青が登場していることに関して独自の視点から考察をされています。

 

【進撃の巨人・考察2】ミカサ・アッカーマンと頭痛の関係性

ミカサ・アッカーマンは『進撃の巨人』のストーリーの中で、重要な物語の進展がある度に頭痛を感じて倒れてしまっていますが、頭痛によって倒れてしまうタイミングをまとめて考察してみると、ある一定の共通点を見つけることができました!

 

ミカサ・アッカーマンが頭痛を発生させたタイミング

まずはミカサ・アッカーマンが頭痛を感じてしまったタイミングを以下に一覧でまとめて列挙していきます。
ミカサ・アッカーマンが頭痛を感じたタイミング
 

  • 家族都市別した後にミカサを育ててくれていたエレンの母親が巨人に襲われて食べられそうになったタイミング

  • 『エレンが巨人に食べられてしまった』という情報をアルミンから伝え聞いたタイミング

  • ミカサが訓練兵団に所属していた時期に、巨人に食べられてしまいそうになった母子を救ったタイミング

  • ユミル、ベルトルト、そしてライナーたち『裏切り者』によってエレンが連れ去られてしまったタイミング

ミカサ・アッカーマンが『進撃の巨人』の主人公であるエレンに対して、特別な感情を抱いていることは明らかに感じるため、大切な存在であるエレンが巨人に食べられてしまったり、ユミルやベルトルトなどの『裏切り者』によってエランがさらわれた際に頭痛を感じていたことには納得がいくのですが、

 

訓練兵団に所属していた頃に、巨人に食べられてしまいそうだった母子を助けた際にも頭痛を感じており、『エレン』に関わる事柄以外であっても頭痛を感じてしまうという考察が得られます。

 

ミカサ・アッカーマンが頭痛を感じる原因・条件とは?

ミカサ・アッカーマンは幼少期に『両親との壮絶な死別』を経験しておりこの恐怖に満ち溢れた記憶がトラウマとして残っていることが原因で、何らかのキッカケで この記憶が思い出されることが頭痛の発症へとつながっているのではないかと考えることができると思います!

先ほどの項でも書きましたが、ミカサ・アッカーマンが頭痛を感じるタイミングは、必ずしもエレンに関する事柄だけではないということがポイントです。

 

そのため、以下の頭痛を発症してしまったタイミングをより抽象的に捉えて考察していってみます。

ミカサ・アッカーマンが頭痛に襲われたタイミング
 

  • 家族都市別した後にミカサを育ててくれていたエレンの母親が巨人に襲われて食べられそうになったタイミング

  • 『エレンが巨人に食べられてしまった』という情報をアルミンから伝え聞いたタイミング

  • ミカサが訓練兵団に所属していた時期に、巨人に食べられてしまいそうになった母子を救ったタイミング

  • ユミル、ベルトルト、そしてライナーたち『裏切り者』によってエレンが連れ去られてしまったタイミング

そうすると、『家族との死別』というキーワードが浮かんできました。ミカサ・アッカーマンが実の家族と死別してしまってからは、エレンの母親に育ての親としてお世話になっていました。

 

つまり、『エレンの母親』や『エレン』は、ミカサ・アッカーマンにとっての第二の家族であったと考えられます。また、ミカサ・アッカーマンが初陣の際に巨人に食べられそうになっていた母子を救った時にも、

 

その親子とミカサ・アッカーマンの間で直接的なつながりはありませんでしたが、家族が死に別れようとしている様子を目の当たりにしたことで、実の両親と死別した過去の記憶が蘇ったと考えています。

 

最後に

ミカサ・アッカーマンは『アッカーマン家』と『東洋人の末裔』という二面性を持ち、『戦闘能力の高さ』や『過去の歴史』のカギを握るキーパーソンです。

また、幼少期に経験した『家族と死別した記憶』がトラウマとして残っており、エレンや親子に襲いかかる危機から連想されて思い出されることで頭痛が生じる。

ここまでストーリから抜粋した情報から考察してみた結果、以上のように大きく分けて2つのポイントを私なりに導くことができました。

 

『進撃の巨人』はストーリーの世界観やキャラクターの感情の機微がユニークな形で表現されていることが個人的に感じる魅力ではありますが、『アッカーマン家』や『東洋人の末裔』といった先祖に関わる壮大なストーリー展開も『進撃の巨人』に引き込まれる要因だと感じています。

 

これからもどういった方向性でストーリーが進んでいくのかとても気になります!