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  • お母さんがチェックしてあげましょう
  • 歯並びを良くするには生え始めが大事?

歯並びの良い人の笑顔は素敵ですね。歯並びをよくするには生え始めが大事です。

今回は歯並びを良くするにはどのようにすればいいのかまとめてみました。

今回のブログ記事では、赤ちゃんの歯並びが悪い?歯並びを良くするには生え始めが大事?というテーマでお伝えしていきます。

乳歯の生え始めについて

 

赤ちゃんの歯の生え始めは?

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歯の生え始めはいつ?

赤ちゃんの歯は生後3~9ヶ月くらいに生え始めます。

 

個人差により時期が多少前後しますが、まったく問題ありません。

 

歯の生え始めが早い子も遅い子も、前歯から生え始める点は共通しています。

 

生え始めは上?下?

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歯の生え始めはどの部分から?

赤ちゃんの歯の生え始めは下の前歯から生えるのが一般的ですが、上の前歯から生えるケースもあります。

 

いきなり奥歯から生えるということはほぼありません。

 

生える順番としては前歯から奥歯へと順番に生えていき、奥歯まで生えそろうには約2年かかるのが一般的です。

 

 歯が生え始める頃の兆候

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歯が生える頃になると赤ちゃんは・・・

赤ちゃんの歯が生え始める兆候としましては、生後3~9ヶ月くらいの赤ちゃんのよだれの量が急に増えだしたら歯が生えるサインだと思ってください。

 

これは、まだ口を閉じて唾液を飲み込む機能が発達していないためよだれをたらしてしまうからだそうです。

 

この頃になりますと、歯茎に痛みやむず痒さのため泣いたりぐずったりすることも多くなります。

 

いわゆる「歯ぐずり」と呼ばれるもので、夜泣きが増えたりすることもあります。

 

生え始めが大事

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生え始めの時期が大事です!

この時期の赤ちゃんは身体が大きくなり運動機能も発達し何でも自分でやりたがる心の成長も見られます。

 

そういった成長を母乳だけでは支えきれないため生え始めた歯を健やかに保ち、離乳食で栄養をとらなくてはなりません。

 

乳歯に何らかのトラブルが出てしまっては、栄養摂取が十分できず身体の成長にも悪影響が出てしまいます。

 

また、乳歯の状態は後に生えてくる永久歯にも影響を及ぼします。

 

乳歯がひどい虫歯にかかると、永久歯の歯並びや形、質が悪くなり、発音にも不備が出てしまうリスクがあるのです。

 

お母さんがチェックしてあげましょう

歯が生えてこない場合は?

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あまり神経質にならないこと!

乳歯が生え始める時期には個人差があるので1歳近くまで何の兆候も見られない場合もあり、急いで病院にいく必要はありません。

 

もし1歳3ヶ月を過ぎても歯が生えないのであれば、歯科医への相談をおすすめします。

 

歯科医はなるべく近所で探し、なんでも気軽に相談できる医師がいいですね。

 

生まれたときから歯が生えている?

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極まれにこんなケースがあります。

赤ちゃんの中でごくまれにですが、生まれた時から歯が生えている赤ちゃんもいます。

 

「先天性歯」といわれるものですが、赤ちゃんの健康上の問題は特にありません。

 

ただ、授乳時に赤ちゃんが乳首を噛んでしまい、お母さんが乳腺炎を起こす可能性が高くなります。

 

できるだけ早く歯医者さんに相談し、抜歯をするか歯の先を削ったりコーティングをしてもらいましょう。

 

生える順番がずれている場合

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将来的に歯並びが心配!

前述の通り、乳歯は前歯から奥歯へと順番に生えそろっていくのが普通です。

 

あまりにもランダムな生え方をしていると、将来的に歯ならびで問題を起こす可能性もあるので、歯医者さんで診てもらうことをおすすめします。

 

生える順番が多少ズレたとしても、2歳半~3歳半までに生えそろえば問題ありません。

 

その時期になってもまだ全部の歯が生えていないようならば、歯医者さんに診てもらうことをおすすめします。

 

歯の裏側に白い歯石がある

赤ちゃんの歯の裏側にびっしりと白い歯石がついていることがあります

 

赤ちゃんの場合は歯石によるトラブルはほとんど起きませんので、歯が生え揃うまで放っておいても問題ありません。

 

もし気になるようであれば、歯が生え揃った段階で日々のケア方法について歯医者さんに相談してみてもよいでしょう。

 

歯の形に違和感がある

赤ちゃんの歯が時期的には問題なく生えてきた場合でも、形に違和感がある場合もあります。

 

たとえば、歯どうしが密着したまま結合してしまう「癒合歯(ゆごうし)」などがあります。

 

これは下の歯によく見られる症状ですが、乳歯の段階ではさほど気にする必要はありません。

 

ただ、癒着している歯の下から永久歯が生えてくるときに、この影響で生えかわりの時期になっても乳歯がなかなか抜けないこともあります。

 

永久歯の歯並びに影響が出る可能性があるので、生え変わるタイミングで必ず診断を受けるようにしましょう。

 

歯の色が黄色や茶色に見える

通常の乳歯は乳白色をしていますが、まれに黄色や茶色の歯が生えてくることがあります。

 

これは「エナメル質形成不全」といわれる症状です。

 

そのため、歯が柔らかく、弱い状態となり、非常に虫歯になりやすくなっています。

 

気がついた時点ですぐに、歯医者さんで診てもらいましょう。

 

歯並びを良くするには生え始めが大事?

赤ちゃんの体を健康に保つためは、生え始めの歯はしっかりとケアしなくてはいけません。

 

赤ちゃんの歯のケアは成長段階に応じて方法が異なってくるので注意してください。

 

生後5ヶ月前後まで

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ガーゼや滅菌シートで十分です。

離乳食を始める前までの段階では、赤ちゃんの食事は主に母乳です。

 

歯が生え始めていても離乳食を始めるまではガーゼや滅菌シートで拭き取る程度のケアで十分です。

 

一つ注意することがあるとすれば、粉ミルクを飲ませている場合、乳糖以外の糖分も含まれていることもあるので虫歯になりやすい傾向があるので拭き取り忘れに気をつけましょう。

 

生後10ヶ月前後から

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この時期から歯ブラシの習慣を!

赤ちゃんは生後10ヶ月を過ぎると離乳食を口にします。

 

赤ちゃん用の歯ブラシで丁寧に磨く習慣をつけましょう。

 

最初はお母さんが丁寧に歯ブラシをしてあげてください。

 

歯ブラシをする際には、楽しい歌や話しかけをしながら赤ちゃんにとって「楽しい時間」になるように心がけてください。

 

乳歯が生え揃った2歳頃から

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歯ブラシを子供用に替えることをおすすめします。

個人差にもよりますが、乳歯が生え揃う2歳前後になれば赤ちゃん用の歯ブラシから子供用の歯ブラシに替えてあげましょう。

 

この時期から歯磨きを自分でする習慣をつけてあげてください。ただし、子供はきれいにブラッシング出来ていませんので、お母さんのアフターケアが必要です。

 

お口の中をチェックしてあげてください。

 

お母さんも口内ケアは必要です

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虫歯菌は母から赤ちゃんに移ることもあります。

意外と知られていないのが虫歯の原因となる虫歯菌は人から人へとうつります。

 

親子で安全にスキンシップを取るためにもお母さんも口内ケアをしっかりしましょう。

 

もし、虫歯や歯周病になっているかもしれないと思うのであれば、歯医者さんで診察を受け適切な処置をしてもらうようにしてください。

 

赤ちゃんに口移しはしない

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口移しは禁物です。

以前は離乳食を親が噛んでから与えるのが推奨されていたこともありましたが、絶対にしないようにしましょう。

 

医学が発達するにつれ、虫歯の菌は唾液を介してうつることがわかりました。

 

また、お母さんが使った食器やスプーンなどをそのまま洗わずに赤ちゃんに使うのもやめましょう。

 

 

最後に

乳歯の健康状態は永久歯にまで影響をおよぼし生え始めの乳歯を守ることは、歯並びや生涯の口内健康を保つことにもつながります。

 

ぜひ、今回の内容が歯並びの矯正などのお役に立てば幸いです。

 

それでは、赤ちゃんの歯並びが悪い?歯並びを良くするには生え始めが大事?というテーマでお伝えさせていただきました。

 

最後までお読みくださり、誠にありがとうございました。

 

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