• カフェインが効かない?
  • 眠気が錠剤でも取れない原因と対処法

仕事をこなす社会人、勉学に励む学生なら、誰でも経験したことがある昼間の異常な眠気・・・。なぜ強い眠気が起こるのでしょうか?

これは、昼寝をしたこと、あるいは寝不足、さらにはお腹いっぱいの状態になっている、その他、ストレスや疲労が蓄積されたこと、妊娠初期、生理前、薬を飲んだことによる副作用が考えられます。

また、眠気を覚ますためにカフェインを摂取するという方も少なくありません。

 

ここでは、そんなカフェインを摂取しても眠気を覚ますことができない。また、錠剤を飲んでも眠気が取れない原因と対処法についてご紹介したいと思います。

コーヒーのカフェインが効かない理由は?

コーヒーにはカフェインが多く含まれている為、覚醒作用が働き、よく効く!などということを耳にしたことがあると思います。しかし、これは慢性的になることによって効果を発揮しないそうです。

 

それにしも、どうしてコーヒーを飲んでカフェインを摂取しても、効く人とそうでない人に分かれてしまうのでしょうか?コーヒーを飲みすぎると、身体がそれに慣れてしまい、カフェインが効かなくなるのです。

 

また、普段の生活の中でどうしても寝不足になりがちな方は特にカフェインの効き目が薄くなってしまうというのです。

 

もしかすると、すでにカフェイン依存症になっているのかもしれません。その為、コーヒーが身体の中に依存していることで、覚醒作用が鈍くなっていると言えます。

 

コーヒーのカフェインの効果を最大限に発揮するには

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普段の生活の中で、1日に1~2杯のコーヒーを飲むという方は覚醒効果があると言えます。

また、コーヒーに含まれるカフェインは、体内のたんぱく質をエネルギーに変えてくれます。しかし、身体の中のホルモンが活発に活動する時間帯は、カフェインを摂取することは控えるようにしましょう。

 

通常、朝8~9時、正午~13時、夕方17~18時はホルモン分泌が多くなる時間帯です。この時間帯以外にカフェインを摂取するようにしてください

 

コーヒーを飲む方は、通常、食後に飲むという方が多いと思うのですが、食後すぐではなく、2~3時間後に摂取するとより効果を発揮してくれると言われています。

 

大抵食後の2~3時間が眠気のピークになることも多く、その時間に合わせてコーヒーを飲んでみると効果が期待できますよ。

 

コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があることから、眠気をふっ飛ばす効果を期待することができます。

 

コーヒーを飲んで眠気を失くすには、その日の体調や1日にコーヒーを飲む回数、また、時間帯などに注意が必要です。

 

普段の生活の中で、眠くなってはいけない時など、適度なカフェインを利用して脳に刺激を与えるようにしましょう。それには眠気をコントロールするための体調管理が大切です。

 

眠気に耐えられないという方は、日常生活の不摂生を改善する必要があります。普段から質の良い睡眠を取り入れ、自身で眠気をコントロールできるよう努力が必要です。

 

眠気の薬を上手に選ぶ

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眠気の薬は一般的には眠気を改善させる薬となり、主成分はカフェインです。

その他、成分によってはガラナエキスやスッポンエキス、赤マムシエキスが含まれています。

 

睡眠不足の他、日常の眠気を解消するためには、カフェイン量を選択しましょう。カフェイン量は多ければ多いほど眠気が解消されると言われています。

 

しかし、刺激が強いこともある為、含有量には注意が必要です。また、眠気の薬は錠剤タイプもあり、その他、ドリンクタイプもあります。

 

ドリンクタイプは吸収も早いことから効果が早く出ると言われています。自身に合ったものをチョイスし、効果的に眠気の薬を利用するようにしましょう!

 

眠気で起こる症状

眠気による主な症状
  • 集中力の低下
  • 記憶力の低下
  • 思考力の低下
  • 高血圧になる
  • 免疫力の低下
  • うつ病になることも
  • 肌荒れ
  • 不安感に襲われる

 

眠気の原因

眠気の主な原因
  • 育児や家事による疲れ
  • 夜更かしをする
  • スマホの液晶画面から出る電磁波
  • 仕事が多忙化する
  • 喫煙や飲酒

これら睡眠不足によるものが眠気の原因となっています。

 

注意が必要な眠気の原因
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • ナルコレプシー
  • 低血糖になっている
  • 薬の副作用

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群となっている方は、血液中の酸素濃度が低下し、血圧が上昇することで、様々な病気のリスクが高まってしまいます。すぐに医療機関での受診が必要です。

 

ナルコレプシー

ナルコレプシーは、神経細胞が働かなくなり起こる過眠症です。これは日中に強い眠気があり、つい眠り込むという病気です。

 

症状としては、昼間に耐えられないくらい眠くなる症状、力が入らない、金縛りにあったり悪夢を見てしまう。といったような症状のある方は、専門医の受診が必要です。

 

低血糖

人は炭水化物や糖分を摂取することで、体内で分解されブドウ糖となって血液中に取り込まれます。

 

そして、この血糖の値である血糖値が挙がりすぎることでインスリンが大量分泌され、これが過剰になることで低血糖が起こってしまいます。

 

薬による副作用

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睡眠薬を服用する以外にも、副作用として眠気が起こる薬があります。

例えば、精神科の薬となる抗不安薬、内科の咳止め、吐き気止め、抗アレルギー薬、抗てんかん薬、パーキンソン病治療薬、偏頭痛治療薬などがあります。

 

特にパーキンソン病治療薬や偏頭痛治療薬には、服用後の運転を禁止するものが多く、医師や薬剤師に指導されることになります。

 

他にも眠気の原因が!その対処法をご紹介

寝不足

1日の理想の睡眠時間と言われている8時間を取れている方は少ないかもしれません。しかし、年齢を重ねると必要となる睡眠時間は減少し、個人差も生じます

 

その為、寝不足が原因とならないよう、毎日決まった時間に就寝、起床することが大切です。

 

満腹すぎる

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昼食後は大抵の方が眠気に襲われると言われています。

それはお腹いっぱいに食べすぎることで、消化の為に必要となる血流が胃や腸にばかり行き届いてしまい、脳に必要な血流が減少する為に眠気が襲ってくるのではと言われています。

 

その為、ご飯はお腹いっぱいに食べるのではなく、腹八分目に留めておくようにしましょう。それが美容と健康に良いと言われていますよ♪

 

ストレスや疲労を溜め込むこと

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昼間に眠くなるのはストレスや疲労が溜まっていることが原因であると考えられています。

その為、昼間に眠気の多い方は自律神経が乱れている可能性が高いと言えます。人の身体は副交感神経と交換神経がバランス良く保たれていることで健康に動くことができます。

 

しかし、ストレスが溜まったり疲労が蓄積されると、いつものように身体が動かないといったことになり兼ねません。疲労を感じた時は、一旦全ての行動をストップし、休息を取るようにしましょう。

 

また、ストレス解消のため、ジョギングやウォーキングなどを取り入れ、気分をリフレッシュさせると良いでしょう!

 

妊娠中や生理前など

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女性は特に睡眠不足に陥ると、女性ホルモンに影響を及ぼすと言われています。

生理前に異常な眠気に襲われる方や、生理が終わればまたぐっすりと眠ることができるようになったりと、女性ホルモンの働きに左右される傾向にあるのです。

 

また、妊娠中はホルモンのバランスが変化することにより、さらに睡眠障害を引き起こしてしまいます。

 

その為、アロマなどの香りで全身リラックスすることができるよう、生理前や妊娠中は特に心身のリラックスを心掛けるようにしましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?カフェインが効かない、眠気が錠剤でも取れない原因や対処法についてご紹介しました。

カフェインは日常的に摂取しすぎることで身体がそれに慣れてしまい、覚醒作用の効果を発揮しないこともあるようです。

また、眠気の原因には日常生活の様々な要因が重なることで生じる為、それらを少しでも改善することで、ストレスなく健康的な毎日を送ることができます。

 

眠気の薬を使用する際は、主成分がカフェインであることから、自身にとってどれが効果的かを試しながら、一番良いものを選択して服用するようにしましょう。

 

ただし、1日に摂取可能な用法・用量を守って使用することが大切です。健康的な毎日を過ごせるよう、正しい生活習慣を守って過ごしましょう。

 

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