- ストーカーになりそうな男・女の特徴とは何でしょうか?
- ストーカーになりそうな自分を抑えるための対処法は?
巷でストーカー事件は後を絶たないです。警察に連絡や相談しても解決せず最悪の結末を迎えることもあります。
こと男の犯罪がテレビでは報道されますが女でも軽犯罪程度に勃発していて目立たないだけです。

どのような人がストーカーになりやすいのでしょうか?
ストーカーになりそうな男・女の特徴とは?
粘着質な性格

自分のこだわりを譲れず、周囲にねちねちクレームをつけるトラブルメーカーも当てはまります。
たとえ終わった恋でも忘れることが出来ず、いつまでも引きずってしまうのです。別れた現実を受け止めたくないのです。
こういった人は他のことでも、何かにつけて自分を譲りません。周囲も振り回されて困るのです。男も女もストーカーに変貌するとどこまでも、つきまといをして執拗です。
相手が引っ越しても引越し先を巧妙に探り出し、また、ストーカーを続けます。嫌がらせをするというより、追いかけて、追いかけて被害者を怖がらせるパターンです。自分の存在を示し続けたいのです。
部屋で朝寝ていたら、窓の外にストーカーの影がカーテン越しに見えた!なんてこともあります。まるで幽霊と対峙しているようです。被害者にとってはこの執拗さが本当に困りものです。
わがままな性格

わがままな性格の男女は、気ままで自分の想い通りにならないとぐずります。
それなので好きな人が出来たとき、自分のものにならないと、絶対許せないのです。相手の気持ちなどお構いなしです。
自分がわがままで幼いとわかっていても性格が治せないことも苦い経験で理解しています。そこで行動を変えて自分を改善することを考えればいいのですが。。。
あくまでわがままを通そうとして周囲に嫌われてしまいます。そのうちに友人も減り孤独になります。そんな時、寂しい男女が出会えば、恋に落ちます。しかし寂しさを埋めるための恋です。
相手をよく理解しようなどと思いません。また、相手に求めてばかりしてしまいます。そういう恋愛は長続きしません。
独りよがりな性格

自分はあの男に愛されていると独りよがりになる女です。
職場で愛する男が私に笑顔で挨拶してくれた、と女は心がときめきます。仕事中も彼女のほうから彼が気になって仕方がないのでアイコンタクトを取ります。
相手はよく意味がわからないまま、微笑んでしまおうものなら、女はその気になって「彼、私に気がある。嬉しい!」と舞い上がってしまうのです。
バレンタインデーには彼にぞっとするような手作りのチョコを溶けそうな熱い情念で渡そうと構えています。
誰かが伝えてあげないと独りよがりなストーカー行為はとまりません。ソフトストーカーで、女も強気です。何より、自分のしていることに自信を持ってしまっています。
つきまとわれることが被害者には嫌なのですが女には「守ってあげているの。」とばかりに自己肯定しています。この勘違い、周囲が注意すればいいのですが、トラブルに巻き込まれたくないので中々女に近づこうとしません。
相手に固執するタイプ

特定の交際相手に固執して愛情と勘違いしてしまうのです。
愛情は相手の意思を汲み、相手を敬い、相手を大事にすることです。けれども固執は自分のほうだけで相手がどう思うかお構いなしです。もう女が男から距離を置こうとしていれば尚更、激情して女のことに固執してしまいます。
粘着性の強い人と同じくストーかーへと変貌していきやすいタイプで、交際中ならば嫉妬深くなり女への独占欲が強くなります。しつこい男に彼女が別れを切り出せば執拗に追いかけて別れようとしません。
嫌がらせして楽しむタイプ

別れた後に元カレ、元カノに嫌がらせをしてやりたいと思う困ったタイプです。
新しい恋人ができたんじゃないのか、偵察に行き、ピンポンダッシュ、(インターホンおして逃げる)など繰り返し、元恋人を困らせる愉快犯です。
他には元恋人の住む家のドアの前に汚物を置いておくとか、生ごみを散らかしておくとか非常識この上ないことばかりしてきます。ピザ宅配で勝手に10枚を元カノの自宅へ手配するなど、やることが度をこしてきます。
無言電話を繰り返したりします。被害者は固定電話の番号を変えたいところですが、色々な設定が今の固定電話の番号になっているためすぐ切り替えられません。そこに付け込んで嫌がらせはエスカレートします。
本当に困りものです。本格的なストーカーへ走るのもそう遠くはないでしょう。
可愛さ余って憎さ100倍のストーカー男
交際も3年目、そろそろ結婚してもいいかなと思っていたい矢先、お互いがちょっとしたことからすれ違いが多くなるようになります。
付き合っている頃は可愛くて仕方がない彼女です。しかし喧嘩が絶えず別れ話がでると男は急に彼女が憎たらしく思えてくるのです。
「なぜ、あんなによくしてやったのに!あんなにおごってやったのに!金返せ!この恩知らずが!」男の暴言は、ヒートアップしてとうとうストーカーの道にまっしぐらです。とても怖いです。
愛されているんだと誤解するおめでたい女
電車の中でも異性と目があい相手が目をそらすと「あ、私のこと恥ずかしがっているんだ。私、可愛いから。」と完全な勘違いです。
職場でも同じフロアの彼がどうも自分を見ていると思い込みます。「見つめている、あ、また目があった、なんであんなに熱い目でみるの?私のこと好きなの?」本当は見つめてばかりいるのは女のほうなのです。
告白してふられても、おめでたい女は懲りません。まるでおままごとのようにちょこちょこと後をついてきます。強く断れば、今度は泣き出す始末です。
赤の他人である彼は女に何も関心を寄せていなくても、フロアの位置的に目を合わせやすい社員はいますが、それを誤解してしまうのですから、仕事するにしても女性社員とは、ビジネスライクに接することです。
ストーカーにならないための対処
今ではストーカーの加害者になりそうな人の相談にのってくれるカウンセリングもありますから専門機関の門をたたくといいでしょう。
なぜ、どうして、こうしたいのか、をプロのカウンセラーが分析してくれますから、今の自分を客観視できます。

検索してみるとストーカー相談カウンセラーサイトはあります。
あまり数は多くはないのでお近くになければ、スカイプで相談に乗ってもらえるかきいてみるのもいいでしょう。
また自治体の保健センターなどで、相談してみるのも手です。DV加害者が集まって同じ行動をとらない自助グループを作っているように、ストーカー抑制のためのグループやメンタルクリニックを紹介してもらえるでしょう。
また弁護士事務所の無料相談でストーカーを実行すればどれくらいの刑罰が下るのかといったシビアな話をきくとかなり自分のストーカーに自制が効きます。
自身は女性ストーカー被害者でしたが、警察に相談したことをストーカー側に話したらそれからストーカー行為はなくなりました。
このようにいざ、自分が警察に捕まるんだというイメージを詳細に頭の中で描きましょう。逃げ切れるものではありません。相手を殺して自分も死ぬ、なんて事件はありますがそう簡単に人間は自暴自棄になれません。
守るものがありますか?家族や仕事、友人関係、大事なペット、そのようなかけがえのないものをストーカー行為で一変に失うのです。その代償は計り知れません。
ストーカーしたくなるくらいの情念は他の自分の生活向上のほうへむけていきましょう。
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