• 下痢をしているときに食べるといい食べ物は?
  • 下痢を治す食べ物は腹痛や吐き気も抑える?

何か悪いものでも食べたかな・・・?などと思うほど激しい腹痛に襲われたことがあるという方は多いと思います。

とても強い腹痛であることから、すぐにトイレへ駆け込むも、激しい下痢となるといった症状に見舞われる方は、その辛さから下痢止めを服用したくなる方も少なくありません。

 

しかし、下痢を止めてしまおうとすると、

その後吐き気に襲われることもあり、

必ずしも下痢止めが有効だとも言えません。

 

 

また、医師の判断なく、

自己判断によって下痢止めを

服用するのもとても危険な場合もあります。

 

ここでは、

腹痛や吐き気を抑えるのに

効果的な下痢を治す食べ物をご紹介します。

 

 

下痢を治す食べ物の特徴は?

 

下痢を起こすと、身体の中から

大量に水分が失われている為、

その際、ナトリウムやカリウムが足りず、

それらを補給することが大切です。

 

 

また、胃腸に大きな負担をかけることなく、

消化がよく、すぐにエネルギーに変わりやすい

とされる食べ物を少しずつ摂取することをおすすめします。

 

 

この時に摂取すべき食べ物の特徴としては、

「炭水化物」と「たんぱく質」です。

 

 

たんぱく質には便を固める作用があり、

下痢の際は特に意識して

摂取していただきたい栄養素でもあります。

 

 

また、腸に負担をかけず、消化がよくて

エネルギーに換わりやすいもの

少量ずつ摂取するのもよいでしょう。

 

 

下痢を治す食べ物とは?

 

下痢を治す効果がある食べ物には

一体どのようなものがあるのでしょうか?

 

 

激しい腹痛により、ひどい下痢を

経験された方も少なくありません。

 

 

また、辛い症状を

少しでも緩和したいために

下痢止めを服用する方も多いと思います。

 

 

しかし、医師の指示なく自己判断により

下痢を止めてしまうのは

かえって危険な場合もあるのです。

 

 

また、激しい下痢を繰り返した場合は

脱水症状になる可能性が高い為、

出すべきものはすべて身体の中から

排出させた方が良いと言われているのです。

 

 

この辛い下痢は、

すべてを出し切ったとともに

その症状が治まります。

 

 

とは言え、その頃には数日間

激しい下痢が続いたために、

すでに体力が奪われてしまい

立っているのも辛いという状態です。

 

 

少しでも元気を取り戻したいと思って

たくさん栄養のあるものを食べたい

ところですが、それも控えなければなりません。

 

 

なぜなら、

下痢を繰り返していた場合、

腸内が辛い状況であったことから、

すぐに普段通りの食事を摂取してしまうと、

それが引き金となり、

再度下痢を起こしてしまうことがあるからです。

 

 

では、下痢を治す食べ物には

どんなものがあるか

以下にご紹介したいと思います。

 

おかゆ

おかゆはとても柔らかく、

消化に良い食べ物として知られています。

 

 

しかし、食べやすいからと言って

咀嚼回数が少ないまま飲み込んでしまっては、

唾液が分泌されないために消化されない為、

おかゆを食べる時もしっかりと

よく噛んで食べるようにしましょう。

 

 

はちみつ

はちみつにはグルコン酸が含まれています。

 

 

これは腸内において善玉菌を増やし、

腸内環境を整えてくれる効果を発揮します。

 

 

そして、はちみつには

殺菌作用の他、抗炎症作用がある為、

下痢の症状を緩和させる働きがあります。

 

 

ヨーグルト

ヨーグルトには乳酸菌が含まれています。

 

乳酸菌は、

腸内細菌の善玉菌を増やしてくれる為、

腸の調子が整い、便秘や下痢を改善する効果

があります。

 

その為、できるだけ毎日摂取するようにしましょう。

 

茶碗蒸し

茶碗蒸しには卵が使用されています。

 

この卵には高い栄養素が含まれている為、

胃腸に優しく、下痢の際はオススメの食品

となります。

 

〇梅干し

梅干しにはクエン酸が含まれています。

 

このクエン酸には

殺菌作用の他、疲労回復効果もあることから、

下痢の症状を緩和させてくれると言われています。

 

 

白身魚

白身魚は脂質が少なく、

胃腸に負担をかけることが少ない為、

下痢の際は消化の良い食べ物

として摂取することをオススメします。

 

 

うどん

うどんはとても消化に良い為、

体力回復時に摂取すると良いでしょう。

 

 

また、温かいうどんを食べる方が

より消化が良くなると言われています。

 

 

柔らかく煮るとは言え、

しっかりと噛んで食べるようにしましょう。

 

鶏ささみ

鶏ささみは、脂質が少なく、

胃腸への負担を最小限に抑えてくれます。

 

 

また、高たんぱくである為、

食べ物の消化を助けてくれる働きがあり、

下痢を改善するのに有効だと言われています。

 

 

調理法としては、

蒸したものを薄味で食べると良いでしょう。

 

油を使用した炒め物は

胃腸に負担をかけてしまう為、

調理法を工夫するようにしてください。

 

豆腐

豆腐には良質なたんぱく質が含まれており、

これは下痢の解消に効果的な食品です。

 

夏場は冷奴として食べたいところですが、

冷たい食べ物は下痢の症状を

悪化させてしまう為、湯豆腐など

温かくしたものを食べるようにしてください。

 

リンゴやバナナ

リンゴやバナナには

食物繊維が含まれています。

 

 

この食物繊維であるペクチンが

腸の調子を整え、下痢を改善してくれます。

 

 

このうち、リンゴはすって食べると

より消化に良いでしょう。

 

リンゴやバナナは甘みもあって、

食欲不振でも食べることができ、

便秘解消にも効果的です。

 

じゃがいも・里芋

じゃがいもや里芋にも

ペクチンがたくさん含まれている為、

腸内環境を良くしてくれます。

 

 

その為、煮て食べることで

消化を助けてくれる為、

胃腸への負担がありません。

 

 

下痢の時に食べない方が良い食べ物は?

下痢 治す 食べ物

 

下痢をしていてお腹の調子が悪い時、

さらにその下痢を悪化させてしまっては、

それほど辛いことはありません。

 

 

その為、下痢の症状がある時は、

絶対に食べない方が良い

食べ物があります。

 

 

それは、

消化に悪く、胃腸に大きな負担をかけてしまう

ような食べ物がそれに該当します。

 

 

では、一体どのような食べ物は

食べない方が良いのでしょうか?

 

冷たい食品

下痢の時に

さらに冷たい食べ物を食べると、

さらに下痢の症状を悪化させてしまいます。

 

 

腸が冷えてしまい、下痢が続くなどの

悪循環に陥ってしまいます。

 

 

乳製品

牛乳やチーズなど、過剰に摂取することで

より下痢を悪化させてしまう恐れがある為、

これらのものは下痢の時には

敢えて口にしないことが望ましいと言えます。

 

 

これらの食べ物以外にも、

 

 

  • 脂肪分の多い肉類
  • から揚げや天ぷらなどといった揚げ物
  • さつまいもなど繊維の多い根菜類
  • あさりなどの貝類、野菜サラダなど

 

生野菜は避けるようにしてください。

 

 

下痢の時は、普段の健康な時と比較しても

腸内環境が悪い状態となっている為、

食べ物を食べても消化吸収する力が

普段の半分以下だと思ってください。

 

 

そのような時に

普段と何ら変わらない食事を摂取したのでは、

胃腸にはかなり大きな負担がかかってしまいます。

 

 

その為、

これらの胃腸に負担がかかる

食べ物の摂取は控えるようにしましょう。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

下痢を治す食べ物や、下痢の時に食べてはいけない食べ物などをご紹介しました。

下痢はとても辛い症状です。

だからと言って、辛い下痢の症状を自己判断により下痢止めを服用することは避けなければなりません。

 

少しでも腸内環境を整えることを意識した

生活を送ることはとても大切ですね。

 

 

デリケートな胃腸を守るためにも、

普段からここにご紹介した食べ物は

積極的に摂取し、腸内環境を整え

強い胃腸を作るようにしましょう。

 

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