- ディズニー・うさぎの名前は?
- うさぎキャラクターの映画別まとめ
ディズニーのうさぎキャラクターの映画と言えば、やっぱり2016年に公開されたあの「ズートピア」ではないでしょうか♪
ディズニー映画は今までに55作も登場しており、それぞれに独特なストーリーが展開されており、毎回ディズニー映画に魅了されています♪
ここでは、ディズニー映画のうさぎキャラクターとして大ヒットを果たした「ズートピア」についてご紹介したいと思います。
ズートピアとは何?
ズートピアとは、肉食動物と草食動物がみんな一緒に共存している近代都市という設定で映画のストーリーが始まります。
ズートピアは、現在私たちが生きる現実の世界と同じであり、高度なテクノロジーも存在するような驚くほどの大都会です。
それと同時に、社会における差別や偏見も残る街でもあります。
ズートピアは、人工樹木によって熱帯雨林を形成するレインフォレスト地区。極寒地の環境を作っているツンドラ・タウン、砂漠のリゾート地サハラ・スクエア。
そして、ネズミたちの街となるリトル・ローデンシア、ズートピアの中心地となるサバンナ・セントラルといった街がいくつも存在する複合都市となります。
このズートピアという街は、市長が提案したスローガンである「誰でも何にでもなれる」という理念を掲げた夢の街でもあり、自由都市とも言えます。
ここに住んでいると、皆、色々なチャンスをつかむことができる上、自分たちの夢を叶えることができるといったような、そんな位置づけにあるのがズートピアです。
しかし、実際には、このズートピアには、未だに差別と偏見が残る近代都市だったのです。
あらゆる種類の動物たちは皆が同じ立場という位置付けではなく、それぞれの動物の種別によって階級に分けられ、仕事も何もかも、それぞれの動物によって役割も決められているのだと言います。
ズートピアのあらすじ
動物たちが暮らすズートピアにおいて、身体の大きなクマやカバが警察官となるのが当たり前だと思われている中でも、ウサギのジュディは、草食動物の中で初めて警察官となりました。
しかし、身体が小さなウサギである彼女は、いつも半人前の警察官としか扱われることなく、与えられる仕事は誰にでもできるような駐車違反の取り締まりばかりです。
本当はもっともっと本格的に警察官として働きたい!そう思ったジュディにも、行方不明事件の捜査を行うチャンスが到来しました。
しかし、その事件解決までに与えられた時間はたった48時間しかありません。その事件の手掛かりは、詐欺師として働くキツネのニックが握っているのだとか!?
ジュディはニックと協力し、バディとして互いに騙し騙されながらも、行方不明事件の解決に向けて捜査を始めました。
しかし、その事件の背後には、実にズートピアを狙う大きな陰謀が隠されていたのです・・・。
ズートピアの舞台はアメリカ
ズートピアは、実にアメリカ合衆国において、ニューヨークを中心とした社会情勢を反映させた映画として公開されました。
その為、アメリカ人の方がズートピアを見ると、その内容が現実と全く同じであることに共感を覚えるのだそうです。
映画の中で言われていた「キツネは信頼してはいけない」などといった「決めつけ」が、実際に私たちの身近でも起こっているのです。
例えば、黒人と聞けばダンスと歌が得意だ、ギリス人と聞けば紅茶をよく飲む、日本人と聞けば裕福といったように、それぞれの人種に対し、強い固定観念を持ちすぎていると言えます。
そして、映画の中に登場するニックは、詐欺師として働いていることから、「キツネは人を騙す」=「詐欺師として働くキツネのニックは人を騙す」
などといったような、完全に決めつけとなっていることも、映画の中では大きな問題として取り上げられているのです。
ズートピアに登場するキャラクターを一挙紹介
ズートピアに登場する動物たちは人間と同じように言葉を話すことができます。
ズートピアという大都市で一生懸命働き、懸命に生きる素敵な動物たちが大勢登場します。
そんなズートピアに登場する動物キャラクターをご紹介します。
ジュディ・ホップス
ジュディ・ホップスは、ズートピアのヒロイン役のウサギです。
ズートピアの街で初めてウサギとして警察官となり、小さな身体で誰よりも努力し、怖いもの知らずで懸命に働く姿がとても勇ましくもあります。
ジュディ・ホップスは、農村のバニーバロウに暮らすアナウサギの農家に生まれました。
グレーの美しい毛並みに紫色に輝く瞳が眩しく、20代の女性として登場します。ウサギなだけあって兄弟は275匹という大家族です。
ジュディは幼い頃から人一倍正義感が強く、その頃から「世界を良くしたい」という思いから、警察官になることを夢見てきたのです。
警察官になりたくて入学した警察学校では、なかなか苦戦しながらも、懸命に努力を重ね、警察学校でトップの成績をおさめて卒業しました。
そして、ウサギとして初めての警察官となって、その後ズートピアに着任することに。
そのズートピアの街で、後にバディとして協力し合うこととなる詐欺師として働くキツネのニック・ワイルドに出会います。
ジュディはいつも前向きなウサギで、諦めずに頑張るという強い心の持ち主です。その様子が映画の中で数々と登場しています。
その考え、言動から、本当の頑張り屋さんとして認めることができるほど、毎日を奮闘しているのです。
ニック・ワイルド
ニック・ワイルドは、とても頭のキレが良く、難事件を解決する力を持つ詐欺師のキツネです。
ニックは、普段は仲間となるフィニックと一緒に詐欺を行い、1日に200ドルも稼いでいるのです。いつも自信たっぷりで大口をたたく姿が特徴的です。
ニックはジュディとバディを組み、行方不明事件の捜査に協力することに・・・。ニックの性格はとても優しく、根はとても誠実です。
雰囲気や態度はとてもクールですが、映画の中でも喜怒哀楽もあり、とても表情豊かな上、素直さが際立つ一面も見られて意外性もあり、ニックの言動を楽しむことができます。
しかし、ニックは子供の頃に経験した出来事がその後のトラウマとなり、自身の夢も希望も失ってしまい、誰も信じることができなくなってしまいました。
ジュディが日々奮闘しながらも、自分の夢を諦めることなく懸命に働く彼女の姿に少しずつ心を開くようになります。
心の中に大きな傷を抱え、ニック自身に向けられる偏見の眼差しに、深く考えさせられる場面が多々あります。
人生においてすべてを諦めてしまったニックを、新たな世界へ再生させるというストーリーでもある為、ジュディとの関係性にも注目できる映画となります。
ボゴ
ボゴは、ズートピア警察署の署長として働くスイギュウです。
仕事はいつも熱心で、ジュディが追いかける行方不明事件については、自分のような動物でなければ解決することはできないと密かに自分はすべてを解決できると自信過剰となっているのです。
ボゴ署長は、「何がしたい」ではなく、「何をすることができるか」を重視する為、ジュディの定位置となる適材適所をしっかりと見極めているのです。
警察官の仕事は、危険を伴う職務であることから、部下の安全面を考慮するのは管理職であるボゴ署長の仕事でもあります。
そんなボゴ署長は、見た目とは裏腹に、茶目っ気もあってとても楽しい一面を見せることも。また、内心、ライオンハート市長を恐れているのだとか!?
レオドア・ライオンハート
ズートピアの大都市の市長を務めるライオンのレオドア・ライオンハートです。
ライオンハート市長は、「ズートピアでは誰もがどんなものにでもなれる」とスローガンを発案しました。
市長でありながらも政治家としてもアメリカ社会を改善したいという気持ちが強く、ジュディが草食動物として初めての警察官となって社会で活躍する日が来ることを楽しみにしています。
ガゼル
ガゼルはウシ科ブラックバック亜科に属し、鹿に似ている動物として、ズートピアの映画の中ではとても人気なポップスターとして描かれています。
ガゼルのファンもとても多く、ジュディもその一人です。
そして、ガゼルは芸能活動を主体としているだけではなく、アメリカ社会のみならず、世界中の人種差別を排除し、平等を訴えるタレントの一人でもあるのです。
ズートピアの動物は素足の動物が多い中でも、ガゼルは靴を履いている動物です。サハラ・スクウェアに住んでいるガゼルは、自分専用のスタジアムを持っています。
ガゼルはとても美しい美貌だけではなく、自身の実力を持ち、才色兼備に富んだ有名な女性歌手として、ズートピアの中でも圧倒的な知名度と人気があります。
そして、ガゼルの人気の理由のひとつとして挙げられていることは、これほどにまでトップスターの座についていながらも、とても取っつきやすく、誰とでも仲良くなれる動物です。
心優しく、根も素晴らしいとされる完璧超獣として、その人気は右肩上がりであるという存在です。それだけではありません。
ガゼルの踊るダンスのレベルもとんでもないほど高度なワザを披露するような存在で、ズートピアの中ではガゼルのダンスに魅了される動物達が後を絶ちません。
このようなガゼルであるからこそ、熱狂的ファンとなる動物たちが大勢存在するという訳です。
ベンジャミン・クロウハウザー
ズートピアの警察署に勤めているとても愛想のよいチーターとなるベンジャミン・クロウハウザーは、ドーナツが大好きであり、ガゼルの熱狂的ファンというキャラクターとして登場します。
常に陽気に過ごす性格で、いつもニコニコ笑顔を振りまくチーターで、職場ではみんなにいつも明るく挨拶を交わすのが特徴です。
新人警察官となるジュディにもとてもフレンドリーに対応するとても気がよさそうかつのんびり屋さんというキャラクターの持ち主です。
フラッシュ
哺乳類自動車局で勤務するフラッシュは、ナマケモノをモデルとしています。
しかし、見た目とは裏腹に仕事の手際はとても良いことで知られています。
ズートピアの映画の中では、常に笑いを取る要因として登場しています。
ミスター・ビッグ
名前負けしてしまうほどとても小さな身体のネズミです。
こんなに小さな身体のネズミでも、大きなクマを手下に従え、マフィアのボスとして凶暴な存在として周囲からは恐れられているのです。
話す英語はイタリア訛りですが、そのキャラクターも味があって良いです。
ボニー・ホップス&スチュー・ホップス
ジュディの両親です。娘を大切に思うことから、危険な仕事となる警察官となることに対しては猛反対している両親です。
ジュディはウサギならではの大家族で、兄弟が275匹にも上るのだとか!?
ダウン・ベルウェザー副市長
ダウン・ベルウェザー副市長は、レオドア・ライオンハート市長のアシスタントとして映画のスクリーンに登場します。
この人物が実は映画のストーリーの中でも重要なカギを握るとされるキャラクターなのです。
見た目にもとても可愛い顔をしていて、話し方も独特でおっとりとしていることから、本性とのギャップに驚きます。
ズートピアのキャラクターの年齢
多種多様な動物たちが共存しているズートピアには、様々なキャラクターの動物たちが存在します。
その中でも、ズートピアの映画の中の主人公である新米警察官であるジュディ・ホップスと詐欺師のニック・ワイルドは、映画の中で想像できる年齢があることをご存知ですか?
二人の会話からも一体何歳なのかが読み取れるのです。
主人公ジュディ・ホップスの年齢は?
ジュディ・ホップスは、幼い頃、両親からニンジン作りをするよう言われ、その当時のガキ大将であるキツネのギデオン・グレイにいじめられたという回想シーンが見られます。
この当時のジュディ・ホップスの年齢は9歳であることが分かっています。
そして大人になり、警察学校を卒業するために15年という時間がかかっていることから、実際にニック・ワイルドと出会った時のジュディ・ホップスは、15年後という計算となり、24歳であったことが分かります。
主人公ニック・ワイルドの年齢は?
ニック・ワイルドの年齢が明らかとなる映画のワンシーンの会話の中にニック・ワイルドの年齢のヒントが隠されているのです。
これは、ジュディ・ホップスが行方不明事件の謎を解明すべく捜査協力を依頼される際のセリフからニック・ワイルドの年齢がうかがえます。
ニック
『オレの稼ぎは、1日 200ドルさ!1年365日、12(歳)のときからやってる、急いでんだ、どいてくれ。』
ジュディ
『写真だけでもみて、オッタートンさんにアイスを売ったでしょう。彼、知ってる?』
ニック
『もちろん、知ってる。あと、おもちゃ屋さんからぬいぐるみがひとつ消えたのも知ってるぞ、君じゃないのか?』
ジュディ
『あっそう じゃ、こうするしかないわね。』
ニック
『オレのベビーカーに何すんだ。』
ジュディ
『ニック・ワイルド、あなたを逮捕します。
ニック
『あっは。ウサギを怒らせた罪で?』
ジュディ
『いいえ、脱税よ。えーと1日 200ドル。1年365日、12歳から20年としてかける20、146万ドルも稼いでいることになるわけよね?』
この台詞から12歳から20年間詐欺師としてずっと働いていることが読み取れます。このことから、ニック・ワイルドの年齢は32歳であると分かります。
とてもがんばり屋さんのジュディ・ホップス24歳と、世の中の様々なことに冷めてしまった32歳のドラマだと感じますが、これが後にとても良いコンビとなる訳です。
本来なら、うさぎの寿命は平均して6歳、長寿なウサギで12歳だと言われています。実際には、キツネはウサギよりももっと短く5年程度だと言われています。
ボゴ署長の年齢は?
ズートピア警察署長であるボゴ署長の年齢は現在43歳となります。
ガゼルの年齢は?
ガゼルは現在39歳という設定となり、日本では28歳くらいのイメージを持たれている方が多いようです。
レオドア・ライオンハート市長
レオドア・ライオンハート市長は、意外にも61歳という年齢であると言われていますが、実際の年齢は50代であると言われています。
まとめ
いかがでしたか?ディズニー映画のうさぎキャラクターの名前、詳細、そしてズートピアの全容についてご紹介しました。
ディズニー映画の中でも最も人気の「ズートピア」には、ウサギのジュディ・ホップスが主人公として描かれたストーリーとなっています。
うさぎキャラクターのディズニー映画と言えば、そこですぐに思いつくのはウサギのジュディ・ホップスを描いた「ズートピア」である方は非常に多いと思います。
ジュディは、草食動物ながら念願の警察官となり、日々奮闘する姿が描写されています。
そして、ジュディがズートピアで念願の警察官となれたことをうけ、誰でもどんなものにでもなれるとして、諦めずに自分の思いを貫くことでより一層自分も努力しなければと思えるようになるようです。
差別や偏見のない社会に生まれ変わりたいと思う人々の心までをも理解することができるとても素晴らしい映画なのです。
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