- 同窓会にドレスコードはなし?
- 通販やレンタルでおすすめな服装は?
同窓会というと、恩師や同級生など久しぶりに会う人たちでいっぱいでドキドキしますね。
少しでも素敵な自分を見せたいと思うのは当然のことです。

どんな服装をしたら、より素敵な自分を演出できるのか、色々と悩む人は多いはずです。
ここでは、同窓会のTPOをわきまえたおすすめの着こなしやアイテムを紹介します。
同窓会にドレスコードは必要か?
「ドレスコード」とは服装についての規定という意味で、パーティーなどの格式を求められる正装から、広く時や場所や時間帯によって求められる身だしなみのことです。
同窓会にももちろんドレスコードは必要ですね。特にホテルなどで開かれるような同窓会ですと、カジュアルすぎる服装ではちょっと場違いな印象を与えてしまいます。
とは言え、ホテルでの同窓会に会社に行くような堅いイメージの服装で行くのも、久しぶりに会って昔話を懐かしむ同級生たちとの会話も、あまり弾まないのではないでしょうか。
純粋に人と会うことを楽しむ同窓会では、堅すぎずカジュアルすぎずという着こなしが必要になってきます。それでは、どんなドレスコードなのか年代別にチェックしてみましょう。
女性におすすめのドレスコード
20代は「自然体」
20代の同窓会というと、まだまだ学生気分が抜けていない時期です、同窓会が初めてのパーティーという人も多いと思います。
普段着すぎるのも、気合を入れすぎるのも場にそぐわないことがありますので、注意しましょう。
20代は「自然体」をポイントに、定番のワンピースにブレスレットやネックレス、ベルトなどの小物をアクセントにすると、おしゃれ感がグッと増します。
露出度が高かったり、体にピタッとくるワンピースは、避けたいところですが、膝よりちょっと上ぐらいの長さなら、清潔感をそこなうことはないでしょう。
膝下の少し長めのタイプなら、大人っぽい雰囲気が出てきます。太目のベルトなどでアクセントをつけましょう。
30代は転換期
30代に入ると、結婚・出産をしている人や独身の人、仕事でキャリアの転機を迎えている人など様々な経験をしているでしょう。
20代のかわいい服装とは違い、上品で落ち着きのある着こなしを心がけましょう。
と言っても、30代はまだまだ若いですから、やはり定番のワンピースがいいでしょう。黒のワンピースは、上品さと落ち着きを与えますので、おすすめです。
ウエストが細く見えるAラインのワンピースなら、スタイルもよく見せてくれます。そこに、パールのアクセサリーを組み合わせると、華やかさも加わります。
仕事用のジャケットを使うなら、中のブラウスはフリルがついたものを選んだり、コサージュをつけるなどの工夫が必要です。スカートやパンツも華やかなものにしましょう。
40代は差が出る歳
40代になると、「若々しい人」と「老けてる人」との差が出てきます。女性なら、同窓会で若々しく見られたいとスキンケアをしたり、ダイエットをしたりする人もいるでしょう。
しかも、子供にお金がかかってくる時期でもあり、自分にお金をかけるのは難しくなります。そんな時の強い味方は、子供の入学式で着たスーツです。
入学式そのままの格好では、ちょっと「お母さん」すぎるので、アクセサリーやバッグ、靴を変えて若々しさを演出してみましょう。
ネックレスを2連のロングにしたり、バッグをクラッチバッグにしたり、パンプスも明るい色に変えてみるだけで違いが出てきます。
30代のような黒のワンピースだと老けて見えますので、明るい色のジャケットをはおったり、フリルで若々しさを出しましょう。
50代はシンプルに
50代になると、子育ても一段落して経済的にも余裕が出てきます。デザインよりも、素材や質感にこだわった洗練されたおしゃれを目指しましょう。
フリルやレースを使いすぎるデザインでは、品がなくなってしまいます。デザインはシンプルにして落ち着いた色で上品さを演出します。
スカートは膝下の黒のタイトスカートで、上に明るく落ち着いた色のブラウスやジャケットを選びます。また、ベージュやグレーなどワントーンでまとめるのもシックな雰囲気が出てきます。
差し色を足したい時は、きれいな色のスカーフを巻くと品を失わず、華やかさを出すことができます。スカーフは巻き方で印象が全く変わります。そんなテクニックを見せるのも、50代ならではですね。
男性におすすめのドレスコード
20代は小綺麗で
ホテルの同窓会でも、特にドレスコードが設定されていなければ、平服でも大丈夫です。ただ、小綺麗さを心がけましょう。
チノパンやスラックスにシャツやジャケットを使った、ジャケパンスタイルがおすすめです。堅苦しくなくカジュアル過ぎず、品のある着こなしですね。
スーツもおすすめですが、あまりカチッとせずにネクタイを外すなどするとよいでしょう。夏ならベストを使うのも手です。
暑い時期にスーツやジャケットを着るよりも、ベストならシャツの上に着るだけで、正装の雰囲気を出してくれます。スーツ生地のものを選べば、品のあるきちんとした印象を与えてくれます。
スラックスやチノパンを合わせてみましょう。夏でも丈は短いものは避けて、せめてスネが隠れるぐらいのものを選びましょう。
30代はきれいめカジュアル
仕事もバリバリこなし、遊びも忘れてはいないという印象を与えるのが、きれいめカジュアルな着こなしです。ジャケットを羽織りながらも、中には清潔感のあるTシャツを着てカジュアルさを出します。
スーツ姿もよいのですが、あまりに仕事の延長といった感じになってしまうのもよくありません。ビシッと決めすぎるのも、女性からは近づきがたい印象を与えてしまいます。
スーツの場合は、ネクタイをつけずに少しヌケ感をだしていくといいでしょう。
遊び心を取り入れるなら、ジャケットに柄物などもおすすめです。あまり派手すぎる柄はよくないですが、ギンガムチェックぐらいまででしょう。中に白いシャツを合わせて、清潔感を出します。
40代は品のあるオシャレ
20代、30代の「若造」とは違うというのを見せたくなるのが、40代ではないでしょうか。あまり若作りをしてもおかしいですし、かと言って老け込むには早すぎます。
基本はジャケパンスタイルですが、ジャケットやパンツは無地の品のあるもので、中のシャツを柄物や明るい色にするとオシャレに見えます。
ネクタイをする場合でも、仕事とは違った明るい色のものやニットタイにすると、カジュアル感が出ます。ネクタイなしの場合、チーフを巻いたりというアクセントをつけるのもオシャレです。
スーツを着る場合、秋冬なら中にタートルネックのセーターを合わせたり、ベストを着るのもおすすめです。また、マフラーも小物として使えますね。
50代はよりいっそう清潔感を
50代ともなると、体型の崩れや白髪が出てきたり、シワも増えたりします。そこで清潔感をよりいっそう意識した着こなしをすることが大切です。
オシャレに関心がないという人も多いでしょう。そんな時は、無難なのがスーツです。同系色で色の濃さが違うワントーンや白黒のモノトーンでしたら、外すことはないでしょう。
ジャケットにシャツという組み合わせの場合、シャツのボタンを外して襟を開けるとワイルド感が出ます。ただ、シャツの下から下着が見えないようにVネックの下着を着るなどの工夫をしましょう。
この年代は、おじさん臭く見えることを避けるのが大切です。スーツやパンツなど、少しダブダブなものを着てしまうと、いっきにおじさん感が増します。
自分のサイズにピッタリ合った服で、全体を細身のスタイルに仕上げましょう。
同窓会での振る舞いマナー
いくら着こなしが素敵でも、場を壊すような振る舞いをしたら、せっかくの同窓会が台無しですね。
OKな振る舞い、NGな振る舞いをチェックして、楽しいひと時を過ごしましょう。好かれる振る舞いとはどんなものでしょうか?
さりげない気遣いを
恩師や幹事に対して、さりげなく気遣いを使えるようになると素敵ですね。積極的にサポートをしつつ、出しゃばりすぎないようにしましょう。
会話は自分から
自分から話しかけるようにしましょう。久しぶりに会うと何を話していいかわからないものです。まずは、「どうしてた?」と気軽に声をかけてみましょう。
聞き上手を意識して
会話が弾んできたら、自分のことばかり話さずに相手の話を聞くようにしましょう。相手もリラックスして、会話も楽しくなるでしょう。
思い出話をさりげなく
今の自分のことを話したくなるかもしれませんが、学生時代の思い出話で会話も盛り上がります。さりげなく昔の懐かしい話も出してみましょう。
嫌われる振る舞い
上から目線は禁物
社会に出て、ある程度の地位を築いている人もいるでしょう。ただ、同窓会は昔の同級生と楽しい時間を過ごすのが目的です。上から目線で他人を見下すような態度は避けましょう。
暴露話はほどほどに
昔の暴露話など笑える範囲のものならいいですが、恋愛感情が絡んでいたりしていると、笑えないものもあります。場の雰囲気を壊すような暴露話はやめましょう。
自慢話は嫌われる
久しぶりに会った友人たちに仕事や家庭などの自慢をしても、知らずに相手を傷つけることもあります。学生時代と違い、現在の生活は人それぞれです。
営業トークは別の場所で
社会人となり仕事が中心の生活になりますが、同窓会での営業などは一番嫌われます。仕事のことは忘れましょう。
幹事への文句は失礼
「料理がまずい」「会費が高い」などの幹事への文句は失礼です。幹事があっての同窓会ですので、幹事の方に感謝し、会を楽しくするようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。同窓会を楽しく過ごすためには、服装だけでなくマナーも知っているのが、大人の常識です。
それでは久しぶりに会う友人たちと若いころに戻って、同窓会を楽しんで下さいね。
ドレスコートごとの女性・男性の服装