- ドライフラワーはどうやって作るの?
- ドライフラワーは簡単に作れる?
毎年訪れる記念日や1年に1回のお誕生日、そして、人生最高の日となる結婚式など、それぞれに特別な日にプレゼントされるお花は、できればずっと大切にしておきたいですよね。
そんな時こそ多くの方が行うのが「ドライフラワー」にすることです。
ドライフラワーにしておくと、お花がいつまでもその時のまま綺麗に飾っておくこともできます。
ここでは、ドライフラワー初心者の方でも簡単に作れる作り方や、人気のお花の種類をご紹介したいと思います。
ドライフラワーの作り方は簡単にできる?
人気おすすめはバラ?

ドライフラワーの作り方はご存知ですか?
綺麗な花をいつまでも楽しむことができるから、頂いた花などはドライフラワーにして飾っておきたいですよね。
ドライフラワーに向いているお花は?
- バラ
- ラベンダー
- ユーカリ
- スターチス
- あじさい
- カスミソウ
- ひまわり
- ミモザ
- 千日紅
ドライフラワーにしやすいお花の特長としては、花びらが乾いていて、水分が少なめのお花をおすすめします。
逆に向かない花もあるのです。
ドライフラワーに向かないお花は?
- チューリップ
- トルコギキョウ
- スイセン
- パンジー
- コスモス
- ガーベラ
- キク
これらのお花は、もとが水分を多く含むお花であり、花びらも薄くドライフラワーにしても花びらが破れてしまう恐れもある為、あまり向いていません。
ドライフラワーの簡単な作り方
吊るす方法

ドライフラワーの作り方で頭に思い浮かぶことは「吊るすこと」ではないでしょうか?
雑貨店などで見かけたことがあるという方も多いと思いますが、実際に販売されているドライフラワーの姿が吊るされていたりしますよね?
あのイメージからすると、ドライフラワーを作る基本は吊るすことだと考えますね。
ここで、ドライフラワーを作る際のお花は、できるだけ生き生きとしていて新鮮なお花を使用してください。
結婚式で使用したブーケなどは、お部屋に飾りたい気持ちもありますが、そのまますぐに乾燥させた方が綺麗なドライフラワーに仕上がります。
- 綺麗なうちに花を乾燥させるためにも、茎から葉を落とします。
- 花が一箇所に固まってしまうと、花が潰れてしまう為、少しずらしながら花同士がぶつからないようにひとつにまとめ、輪ゴムや紐を使用してまとめます。
本来は、1本ずつ吊るした方が乾きも早い為、スペースに困らない方は、ひとつひとつを吊るして乾かしてください。 - フックやハンガーに引っ掛け、花が下に向くように吊るした状態のまま、1~2週間乾燥させてください。
- 規定日数を待ったら、再度ブーケと同じように束ねると、綺麗に飾ることができます。
実に、ドライフラワーを作るには、この吊るす方法が一番オーソドックスであり、とても利用される方法です。
何せ、乾燥させることそのものは、自然に任せるだけなので、とても簡単です。
一方で、実際のところ、乾燥まで1~2週間という日を待たなければならない点においては、少し時間がかかる方法でもあります。
それでも、ドライフラワーを綺麗に作る方法としては、植物の水分をしっかりと抜いて上げることが一番大切である為、時間を惜しんではいけません。

しっかりたっぷりと時間をかけて乾燥させてください。
また、よくありがちな誤った方法として、早く乾燥させたい為に、吊るした花を直射日光に当てる方がいらっしゃいます。
しかし、これはNGです。
なぜなら、直射日光の光で紫外線を浴びてしまう分、本来の綺麗な花の色ではなく、綺麗な色を色褪せさせてしまうだけなので避けてください。
シリカゲルを使用した方法
ドライフラワーの一番簡単な作り方が「吊るす方法」となる訳ですが、実は、これには1~2週間という期間を待たなければならず、この間に、どうしても少しお花の色は色褪せてしまうこともあります。
それなら、もっと綺麗な状態のままお花を残しておける方法はないのか!?とその方法を探してみると、実に、シリカゲルを使用する方法があります。
シリカゲルとは、よくお菓子の箱やビニールの中にも入っている、「これは食べ物ではありません」と表記された「乾燥材」です。
このシリカゲルを使用することで、お花の色褪せを防止し、綺麗なドライフラワーを作ることができると言われているのです。
- プラスチック容器など、密封容器を準備します。
- 花の茎を少しだけ残したいものの、花が収くらいの容器を使用すると、それだけたくさんシリカゲルを準備しなくてはいけません。
たくさんのお花があるという場合は、茎は切りお花だけをドライフラワーとする方が簡単です。 - シリカゲルをタッパ―に入れたら、その上に花を置いてください。
- お花がしっかりと隠れるまでシリカゲルを入れて、完全にお花が見えない状態にまでシリカゲルを入れましょう。
- タッパ―に蓋をして、そのまま数日~1週間ほど置いて乾燥させましょう。
- 数日経過したら、タッパ―の蓋をあけてシリカゲルを取り除いたらドライフラワーの完成です。
車で干す方法
ドライフラワーを早く乾燥させたいと思うのは誰も同じではないでしょうか。
そんな時、少しでも時間短縮となるよう、車の中で干す方法があります。
車の中は想像よりも暑い為、お花を早く乾燥させることができるのです。
- 花が重ならないように、花同士がぶつからないように束ねます。
- 直射日光が当たらないところにS字フック等を利用し、花を吊るしてください。
その間だけ、100円ショップなどで購入した突っ張り棒とS字フックを活用して、お花を吊るし、乾燥させるととても便利です。 - 2~3日待つと出来上がります。
屋根付の駐車場であれば直射日光を避けることができると思いますが、青空駐車場のような場所だと、時間帯によっては直射日光が当たる可能性も高い為、できるだけ場所を選んで吊るすようにしてください。
上手に日除けを作るなどもアイデアですね。
通常であれば1~2週間かかるところを、2~3日で乾燥させることができると思うととてもスピーディですよね。
週間天気予報などを活用し、毎日お天気が続くことが分かれば、車の中で吊るして乾燥させる方法がおすすめです。
ドライヤーを使用する方法
すぐに乾燥させてすぐにドライフラワーにしたい!という方におすすめなのが、ドライヤーを使用する方法です。
- 花が袋の縁にぶつかってしまうことのないくらいに十分な大きさのある紙袋を準備します。
- 花が下をむくように紙袋の中に入れたら、その紙袋の中にドライヤーの温風を当てます。
- 程良いくらいに乾燥したら、逆さにして吊るして干し、1~2日経過すれば完成です。
ここで注意しなければならないことは、ドライヤーの温風を直接花に当てないことです。
ドライヤーは意外にも風が強い為、弱風で使用するようにしてください。
また、花に直接温風を当てると、花が傷んでしまい、綺麗なドライフラワーに仕上がらなくなる為、注意が必要です。
花がどれほど乾燥したか、少し触って感触を確かめてください。
自然乾燥させることでどうしても1~2週間の期間を要してしまうことを思うと、少しドライヤーで乾かすだけで完成する日数を縮めることができるのはとても嬉しい方法ですね。
ドライヤーの熱は高温である為、当てた後の紙袋じたいが高温になっている為、火傷などがないよう気を付けてください。
グリセリン溶液を使用する方法

グリセリンは薬局などで市販されています。
ドライフラワーにしたい花などを花瓶に挿し、そのままドライフラワーとして作ることができます。
- グリセリンと熱湯を準備します。使用したい花瓶もこの時に一緒に準備しておいてください。
- グリセリンと熱湯を1:3の割合で混ぜてください。
- 混ぜた液が冷めたら、花瓶に作った溶液を流し入れてください。
- 花は事前に茎に切り込みを入れ、溶液を吸うようにしておき、花瓶に挿します。
- 冷暗場所で保存します。
- 1週間~10日ほど待つとドライフラワーが完成します。
グリセリンはドライフラワーを強く作ることができます。
実際にグリセリンを使用して作ったドライフラワーは、葉が落ちにくいというだけではなく、本来の花の色を保ち、色褪せを防いで保存することができます。
冷暗所に置いておくと、綺麗に長く飾っておけます。
綺麗に完成させるコツは、グリセリンの溶液をしっかりと吸い上げることができるよう、茎に切り込みを入れておくようにしましょう。
とにかく最速で!電子レンジを使用する方法
ドライフラワーを作る為に、とにかく最速で作ることができる方法としては、電子レンジを使用する方法です。
シリカゲルを入れたタッパ―に花を入れる工程は同じです。
- 電子レンジに対応しているタッパ―を準備し、シリカゲルと花を入れます。
- 蓋をせず、500Wで約1分30秒加熱します。
- 加熱後、タッパ―を取り出したらそのまま冷まします。
- タッパ―から花を取り出したらドライフラワーの完成です。
電子レンジでドライフラワーを作るのは、実際のところ最速で出来上がります。
しかし、規定のワット数以上、また、指定の時間以上加熱してしまうことで、花びらが焦げてしまうこともある為、ワット数と時間をきちんと守って行ってください。
急速に加熱する為、タッパ―もシリカゲルもかなり高温になる為、火傷には注意しましょう。
葉や実のグリセリン方法
先ほどもグリセリン溶液についてご紹介していますが、こちらは、花ではなく、葉や実をドライフラワーにしたいという方に向け、グリセリン溶液を吸い上げる方法ではなく、浸す方法についてご紹介します。
- グリセリンと熱湯を準備します。使用したい花瓶もこの時に一緒に準備しておいてください。
- グリセリンと熱湯を1:3の割合で混ぜてください。
- バットなどの平らな容器にグリセリンを流し入れ、そこに葉や実を浸し、ホコリが入らないようサランラップなどで軽く蓋をし、1週間浸し置きしてください。
- 葉や実の色が変わったら取り出し、付いた液を拭き取るとドライフラワーの出来上がりです。
ドライフラワー初心者におすすめのお花をご紹介
ドライフラワー初心者の方におすすめのお花を紹介していきます。
バラ
バラは赤、白、黄色、ピンクなどといったようにカラーがとても豊富です。
それに、ただ吊るしておくだけでとても美しいドライフラワーを最も簡単に作ることができる花です。
しかも、春夏秋冬問わず、いつでもお花屋さんに行けば購入することができる為、ドライフラワーを飾りたいなと思った時に、すぐにドライフラワー作りをすることができます。
自然乾燥させる吊るす方法であれば、単に吊るしておくだけの簡単な方法で1~2週間もすれば、とても綺麗なドライフラワーが出来上がりますよ♪
また、バラの花びらをじっくりと観察したことがある方であればご存知だと思いますが、花びらは幾重にも重なっていて、それがドライフラワーとなる為、とても見ごたえがあるくらいにボリュームがあります。
また、バラの葉っぱを付けたままでドライフラワーにすることで、ふんわりとしたボリュームが保て、まるでブーケのようなドライフラワーが完成します。
完全に乾燥したら、花びらを1枚1枚剥いで、ガラスの器に入れておくと、お部屋のインテリアとしても楽しむことができます。

バラは花びらだけを上手にアレンジするのも楽しいですね。
ラベンダー
ラベンダーも比較的簡単な方法である吊るす方法でドライフラワーにすることができます。
ラベンダーはドライフラワーにすることでとても良い香りが持続します。
リフレッシュ気分も味わうことができる為、そのまま吊るした状態で飾っておくのも良いでしょう。
ラベンダーは茎部分をあえてカットすることなく、そのまま茎部分に素敵なリボンを付けたりすることで、お部屋の中を明るくしてくれます。
ミモザ
ミモザは色みが様々に変化するのを楽しむことができます。
ミモザはもともととても上品な色みをしていて、黄色が柔らかい印象です。
お花だけを集めてリース風に仕上げても可愛らしく、お部屋のインテリアにももってこいです。
千日紅
千日紅は、様々なカラーがあります。
ドライフラワーにするには、吊るす方法がおすすめです。
お花じたいにそもそも水分量が少なく、生花の状態でもカサカサとしている為、ドライフラワー初心者の方にとって失敗のないドライフラワーが出来上がります。
千日紅の開花時期は5~11月です。
その為、その間はフレッシュにドライフラワーとして飾っておくことができます。

千日紅には、赤や白、ピンクがあります。
ユーカリ
ユーカリは葉っぱの形が独特で丸くとても可愛らしいですね。
ユーカリもドライフラワーに向く植物です。
ユーカリをドライフラワーにすると、ユーカリの葉っぱはグリーンからシルバーがかったようなとてもキレイなグリーンに変化します。
小さめのユーカリのドライフラワーなら、ちょっとしたプレゼントにも最適です。
ユーカリの香りはドライフラワーにするととても強く感じる方も多いようです。
その場合は、香りが控えめになるまではベランダの日陰で吊るしておくとよいでしょう。
直射日光に当ててしまうとどうしても色褪せてしまう為、日陰を選んで吊るしておくようにしてください。
あじさい
あじさいは、ドライフラワーに最適なお花です。
あのラウンド状になるお花の形はとても珍しく、梅雨時期に一気に綺麗に咲く花として知られています。
あじさいをドライフラワーにするには、風通しの良い日陰で一気に乾燥させることで、小さな花びらを傷つけることなく、とてもキレイな状態でドライフラワーにすることができます。
ドライフラワーにする際も同じく、吊るしす方法で乾燥させます。
あじさいの綺麗な色合いがお部屋に合い、とても臨場感溢れます。
丸い独特な形をしたあじさいは、少しレトロな感覚を味わうこともでき、ホッとするような雰囲気を漂わせてくれる為、あじさいのドライフラワーはおすすめです。
色合いは、梅雨時期に突入すると、日に日に替わります。
水色やピンクがかかることもあり、それぞれに良い時期に好みの色合いでドライフラワーに仕上げてみましょう。
アナベル
アナベルは、あじさいの仲間となります。
咲き始めの頃は白い花を咲かせます。
秋を迎える頃には少しずつ緑色に変化していきます。
実際のところ、白い花のうちにドライフラワーに仕上げるのは少し難しいと言われています。
秋頃の緑色に変化した時こそ、大輪をそのままドライフラワーにすると迫力があります。
ヘリクリサム
ヘリクリサムは、生花でも水分が少ない為、カサカサとしていてもともとがドライフラワーのような感触をしています。
ブルーサルビア
夏から秋の終わりごろまで花を咲かせるブルーサルビアは、ドライフラワーに最適です。
実際のところ、花がたくさん咲いている状態でドライフラワーにすると、花がどうしても落ちやすい為、花が一気に開花してしまう前に収穫し、それをドライフラワーにする方がとてもキレイに飾ることができます。
見た目にも、ドライフラワーとして出来上がるとラベンダーに似ています。
エキナセア
エキナセアは、夏から秋まで長期間に渡って花を咲かせる植物です。
あどけないピンクの花びらがとても可愛らしく見えます
花の中心は平面ですが、花びらが散る頃に中心が膨れてきます。
その中心が膨らみ、実のようなものが付き始めた頃が、ドライフラワーとして作るのに最適な時期です。
ケイトウ
ケイトウは、秋の花として知られています。
色や咲き方が独特で、色合いがとても鮮やかで個性的な花である為、ドライフラワーにしても、はっきりとした花の色が残りやすい花です。
お部屋のインテリアにも長く楽しめるお花です。
ひまわり

ひまわりもドライフラワーにすることができます。
ひまわりをドライフラワーにする時は、黄色い花びらを付けている開ききったひまわりを使用しません。
ひまわりは、乾燥している間に開花することの方が多く、その方が綺麗なドライフラワーが出来上がります。
その為、7~8分咲きになっているひまわりを使用してドライフラワーにしましょう。
マリーゴールド
見た目にもボリュームがあって、お花をそのまま綺麗にとドライフラワーとして残したくなります。
色鮮やかなので、そのままの色を鮮明に残してドライフラワーとするに向く花です。
オレガノケントビューティー
オレガノケントビューティーは、ドライフラワーにしても退色しにくいお花の色をしています。
ふわっとした花の雰囲気から、ブーケにもできる他、リースにもできます。
そのままテーブルの上に置いておくだけでもとてもおしゃれです。
お部屋のインテリアにもぴったりのオレガノケントビューティーをドライフラワーにしてみると良いですよ。
ドライフラワー作りに最適な季節
ドライフラワーを作りたい!と思っても、基本的にはいつでも作ることができますが、実際には湿度が低く乾燥している時期こそドライフラワー作りに最適な季節であると言われています。
季節としては、春、そして秋から冬にかけてがベストな時期であると言えます。
ドライフラワー作りをする際、花の種類によっては、完全に乾燥するまでの時間には差があります。
しかし、大抵は1~3週間ほどで綺麗なドライフラワーに仕上がると言われています。
ドライフラワーを綺麗に作るコツとしては、干し始めてから2~3日の様子をきちんと見ておくことが大切です。
特に、週間天気予報はしっかりとチェックしておくようにしましょう。
3日間は必ず晴天が続く日を狙って作業する必要があります。
なぜなら、その3日間の間にお花の水分が一番多く蒸発する為、その3日間にしっかりと乾燥させることが後に綺麗なドライフラワーに仕上げる為の秘訣となるのです。
秋は気候も穏やかである為、ドライフラワー作りに最適です。
お花屋さんに立ち寄り、好みのお花があればそれをドライフラワーにするのもよし、自身で育てたお花をドライフラワーにするのもアリですね♪
気になるドライフラワーの寿命
ドライフラワーは、その名の通り、生花ではない状態であることから、何も考えなくても一度作ればそのままずっと飾っておけるものだと思っている方が大半なのではないでしょうか?

実はそれは間違っています。
ドライフラワーは、確かに、出来上がったばかりのものはまだまだ新鮮で飾っておくにも問題のないものとして出来上がっています。
しかし、お部屋の湿度や温度など、管理環境や、ドライフラワーにしたお花の種類によってはその寿命が異なるのです。
中には、ドライフラワーにしてキレイに仕上げることができても、2~3ヵ月ほどでもうボロボロになってしまった・・・というものも存在します。
ドライフラワーの寿命はどう見極めるのか
せっかく作ったドライフラワーの寿命をどのようにして見極めればよいか、ここでご紹介します。
ドライフラワーにカビ・虫が発生する
ドライフラワーはその名の通り、乾燥させているからこそ、カビなんて生えないと思う方が大半です。
しかし、先ほど述べたように、お部屋の湿度や温度によっては、ドライフラワーにカビが生えることもあります。
その為、気付いた頃には白っぽくカビが付着していたり、明らかに目で見て分かるくらいのふわふわの白いカビが付着していることもあります。
特に、梅雨時期や、真冬の湿度には注意が必要です。
いざカビが生えてしまうと、お花の綺麗な色彩は一気になくなってしまいます。
見た目にもよいとは言えず、飾っておいてもカビは広がる一方である為、その後に虫が湧いても困ります。
残念ながら、そのようなカビを見つけた場合は、ドライフラワーを処分するようにしましょう。
極端に色が変わってきた
色が変色すると、どうしても枯れた花というイメージになってしまいます。
特に、葉っぱの色が退色していたり、くすんできたり、茶色に変色した場合は、その後にカビが発生する可能性もある為、この場合もドライフラワーの寿命だと認識し、処分する方向としましょう。
ドライフラワー保存・長く楽しむコツ
手間暇かけて愛情持って作ったドライフラワーを、少しでも長く楽しむことができれば、お部屋の中もとても明るく雰囲気も変わりますよね。
ここでは、作ったドライフラワーを長く楽しむコツについて解説します。
高温多湿を避けること
ドライフラワーは、その名の通り、乾燥させて作るからこそとても美しい仕上がりになっています。
しかし、毎日の生活の中で、天候はもちろん、生活における湿度については、ドライフラワーはとても敏感です。
とうしても湿度が高くなりがちになると、ドライフラワーにカビが生えたりする為、長く楽しむことができなくなってしまいます。
そうならない為にも、できるだけ湿度が高い場所でドライフラワーを飾るのは避けましょう。
乾燥は入念に
ドライフラワーを作る際は、しっかりと時間をかけて乾燥させるようにしましょう。
どうしても花同士が密着しているような種類の場合、花の乾燥度合いが足りず、水分が残ったことにより、カビが発生してしまうこともあります。
そのようにならない為にも、ドライフラワーを作る際は、しっかりと乾燥させることに注意しましょう。
ホコリに注意
ドライフラワーを長く楽しむには、何も湿気によりカビが生えることだけを防げば良い訳ではありません。
実は、湿気だけではなく、ドライフラワーに積もるホコリも後にカビの発生の原因になってしまいます。
その為、吊るしているドライフラワー、花瓶に挿しているドライフラワー、共に、ホコリが積もってしまわないよう、こまめに掃除したりはらうようにしてください。
直射日光を避ける
ドライフラワーをせっかく綺麗に作り、色鮮やかさを保っていても、飾る場所が直射日光の当たるような場所だと、その分、花の色も色褪せが早くなります。
とは言え、直射日光だけではなく、実は蛍光灯の光でさえも色褪せが進んでしまいます。
その為、ドライフラワーを飾る場所は、できれば暗めの場所の方が良いと言われています。
まとめ
いかがでしたか?
ドライフラワーの作り方や、ドライフラワーにおすすめのお花など、一挙ご紹介しました。
ドライフラワーは案外誰でも簡単に作れることが分かりましたね。
綺麗なドライフラワーがお部屋に飾ってあるだけで気分も変わります♪
初心者からでもドライフラワーを作ることができる為、興味のある方はぜひ、作り方を参考に挑戦してみてくださいね!
ドライフラワー・ハーバリウムについて