• 外食すると次の日や毎回、下痢になる原因は?
  • 外食をして下痢にならない対策はある?

外食すると下痢を起こしてしまうという方が多いことをご存知ですか?

外食をすると下痢を起こす原因には様々なことが考えられます。

 

ここでは、外食をすると下痢になる原因やその対策について、また、そもそもの原因についても調べてみました。

 

外食が原因となって下痢が起こるのはなぜ?

 

普段からあまり外食をしないという方が外食をした場合、お腹の緊張状態から下痢を起こしてしまうというケースがあります。

 

また、普段の食生活とはまったく違ったジャンルの食べ物を摂取する為、胃腸が驚いてしまい下痢をしてしまうというケース、さらには、外食となるとつい、大量に多くの食べ物を食べてしまい、消化しきれずに下痢を起こしてしまうというケースが考えられます。

 

お腹の緊張状態から下痢を起こしてしまう

外食に不慣れな方がいざ外食を行うとなると、普段とは全く違った雰囲気の中で食事をするため、極度な緊張状態が続きます。

 

それが身体の中にも顕著に現れ、ストレスとなり下痢を起こしてしまうのです。

 

これは、「外食」というそのものが強いストレスに感じてしまい、ストレス性の下痢であるとも言われています。

 

胃腸が驚いてしまい下痢をしてしまう

日常生活で外食をあまりしない方にとっては、自宅での味付けで身体が慣れてしまっています。

 

一方で外食するとなると、普段とはまた違った食事を摂取することになり、使用されている調味料も普段口にするものとは異なる味付けになる為、それだけで胃が刺激され下痢を起こしてしまうのです。

特に、外食となると味付けも濃いめであったり、調味料にスパイスや香辛料をたくさん使用したりしている為、さらに下痢を起こしやすくなってしまいます。

 

とは言え、仕事の同僚、友人など、みんなで楽しく夕食を食べるとなれば、普段口にしないものを勢いよく食べてしまい、その結果お腹が痛くなったり下痢となってしまいます。

 

大量に多くの食べ物を食べ消化しきれずに下痢を起こしてしまう

外食は普段、自宅では作らないような食べ物を食べることができます。

 

その味付けも美味しいからという理由でついたくさん食べすぎてしまうという方は少なくありません。

 

その為、単純に食べすぎたために下痢を起こしてしまったというケースが考えられます。

 

水分やお酒を摂取しすぎる

水分摂取は何も悪いことではありません。

 

しかし、お酒で水分を摂取するのは、胃液を薄めて消化能力を低下させてしまう為、食べ物をうまく消化することができず下痢を起こしてしまうのです。

 

水分の摂りすぎによる腹痛や下痢が起こった場合は、食事中の水分摂取を減らすようにしてください。

 

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必要最低限の量を摂取する程度で良いでしょう。

 

油ものや辛いものを食べすぎる

外食する際は、つい、油で揚げた食べ物を大量に摂取しがちです。

 

また、香辛料を使用した辛い食べ物もお酒が進むといった理由からよく食べられています。

 

しかし、これらのを摂取すると、よく下痢を起こしてしまいます。

 

とんかつや串カツ、ラーメン、焼肉など、これらを食べることで、油が原因となって下痢を起こすことも考えられます。

 

特に、辛いものには「カプサイシン」が含まれている為、これらが腹痛や下痢の原因となると言われているのです。

 

食品添加物を摂取すること

外食は美味しく食べることができるよう、食品添加物を多く含んだ食品を提供しています。

 

その為、私たちの腸内環境は大きく乱れてしまいます。

 

私たちの腸内環境における免疫力は60%以上のものが腸内で作られている為、そのような腸内環境となってしまっては、自然治癒力も働きません。

 

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結果的に下痢が続くなど、様々な弊害が生まれてしまいます。

 

消化不良を起こしている

体調不良の時こそ外食を行うことで、普段とは違った食べ物が身体の中に入ってくることで腸にとっては大きな負担がかかってしまいます。

 

その為、体調不良の際は特に食生活に気を付ける必要があると思ってください。

 

冷えが起こっている

外食すると食事中の冷房等により、身体が冷えたために下痢を起こすこともあります。

 

冷えは身体の外側だけではなく、内側の内臓器官にも及びます。その為、冷えが起こることで消化不良を起こし、下痢が起こりやすくなります。

 

外食の際は冷房が効きすぎた空間も多いことから、羽織れる洋服を持参しておくのが良いでしょう。

 

外食が原因となって下痢が起こる他の要因は?

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過敏性腸症候群

普段から、自炊を行い、食生活を送っていても、すぐに腹痛や下痢の症状となる方、また、外食をすると必ず腹痛や下痢の症状が起こるという方の原因として最後に考えられることは、「過敏性腸症候群」です。

 

この、過敏性腸症候群とは、胃腸の検査を行ったところで、全く異常が見受けられないにも関わらず、なぜか腹痛や便秘、そして下痢といった症状を繰り返すことを指します。

 

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この過敏性腸症候群の主な原因が

ストレスからくるものとされているのです。

 

過敏性腸症候群は、誰でも起こり得ることであり、その症状がひどい場合は、何度もトイレへ駆け込まなくてはいけないことから、通常の日常生活を送ることさえ困難をきたすことがあります。

 

ここまでの症状となった場合は、早急に消化器科、又は消化器内科を受診するようにしましょう。

 

病気の可能性

下痢の症状が風邪や肺炎、偏頭痛といったような病気の可能性があることを疑ってください。

 

特に細菌では10〜30代に増加している「クローン病」があります。

 

このクローン病に罹患する原因は不明であるとされていますが、食生活が密接にかかわっているという考えが強く、これは私たちの食生活が欧米化したことによって起こっていると言われています。

 

腸内環境が悪化したこと

腸内環境は、不摂生を繰り返すこと、食生活の乱れ、日常生活おけるストレス、食品添加物を過剰摂取することなどにより、腸内環境が悪化したために下痢が起こると考えられています。

 

また、気持ちが不安定になりイライラしたり不安に駆られたりと、様々な要因によって腸内環境を悪くしてしまうのです。

 

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この悪循環が下痢を悪化させてしまうと言われています。

 

下痢になることを防ぐ方法は?

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外食をして下痢になることを防ぐには、いくつかのポイントがあります。

 

  • 動物性たんぱく質の多い食べ物を大量に摂取することを控えること
  • できるだけ野菜を多く摂取することを心掛けること
  • よく噛んでゆっくりと食べること
  • 水分摂取は最小限にとどめておくこと

 

食事の合間に水分を摂取しすぎると、消化液が薄まってしまい、食べたものをうまく消化することができなくなります。

 

その為、水分摂取は最小限にとどめておくことが望ましいと言えます。

 

外食となると、上司や同僚との付き合い、友人との食事など、様々な場面で外食が行われると思いますがそのような時でも、暴飲暴食とならないようにすることもひとつのポイントです。

 

外食となると、普段、自炊では作ることができないような食べ物をたくさん食べがちです。普段から食べなれていないものを急に大量に摂取する訳ですから、胃も驚いてしまいます。

 

そのようなことにならない為にも、少量を食べるようにすること、また、お腹いっぱいになるまで食べるようなことは避けてください。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

外食すると下痢になる原因や対策についてご紹介しました。

外食をすると、どうしても普段とは違った食事を摂取することや、動物性たんぱく質が強い食べ物を摂取するために、胃がそのすべてを消化しきれずに下痢を起こしてしまうことが分かりました。

 

外食をする時は、食べる量に注意することや、水分を多く摂りすぎないこと、油っぽい食べ物は控えるなど、様々な工夫を凝らして外食するようにしてください。

 

外食した後、下痢の症状が長引くようであれば、他の要因も考えられる為、医療機関の受診をおすすめします。

 

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