• リブロースの部位ならえんぴつが美味しい?
  • サーロインとの違いとは?

牛肉というとサーロインを真っ先に思い浮かべますが、リブロースも美味しい部位なのです。

リブロースの仲にもえんぴつと呼ばれる部位がありますが、聞いたこと、食べたことありますか?

リブロースの部位ならえんぴつが美味しい?サーロインとの違いとは?

 

肉といえば、特に男子はみんな大好きですよね。

 

人気アニメである、ドラゴンボールでもワンピースでも、主人公の孫悟空やルフイが骨付きの大きな肉の塊にかぶりつくシーンはよくでてきますよね。

 

骨付きの肉にかぶりつくことができなければ、少年ジャンプの作品で主人公をやる資格はないといってもいいかもしれません!

 

え?勝手に決めるなって? 笑

 

まあ、それはさておき、男子みんが大好きなお肉の中でも特にお高い牛肉、その中でも高級部位と言われるリブリースに関する話です。

 

ここまで読んだだけでもすでにお腹が減ってお肉を食べたくなってしまったかもしれませんが。

 

このコラムではリブロースの部位ならえんぴつが美味しいかや、リブロスサーロインとの違いなどについてご紹介していきたいと思います。

リブロースの部位ならえんぴつが美味しい?

リブロースの中に「えんぴつ」と呼ばれる部位があるのはご存知ですか?

 

牛肉のえんぴつはどこの部位?

えんぴつというのはリブロースの芯の部分にある希少部位なのです。

 

えんぴつは希少部位だけあって、焼肉屋でもなかなか見ることができません。

 

もちろん、お値段もそれに応じて高くなってしまいますが、それだけに特別においしくて満足感も得られるようです。

 

肉と霜降りもバランスがちょうどよくなっており、肉の旨味も脂の旨味も両方味わえます。

 

えんぴつという名前の由来

ちなみに「えんぴつ」というと普通、あの書くのに使う「鉛筆」を思い浮かべるのが普通ですよね。

 

実はこれ、たまたま、同じなのでなく、この鉛筆がリブロースのえんぴつの名前の由来なのです。

 

えんぴつの部位は細長い形をしており、鉛筆のように見えることからこの名前の由来なのです。

 

牛肉の部位ってこういうイメージで名前がつけられているものが非常に多いんです。

 

サガリとかセンマイ、ミノ、ハチノスなども見た目から名前がつけられています。

 

牛の部位って20種類以上あります。

 

よほどの牛マニアの方でないと全部は知らないと思いますが、牛肉に全部の部位の名前の由来を調べてみると、結構面白いですよ!

 

リブロースという名前の由来は?

えんぴつという名前の由来は鉛筆からきていることはご紹介しましたが、そのえんぴつが含まれるリブロースの名前の由来はご存知ですか?

 

これも結構単純です。後半のロースは、カルビ、ロースのロースなのです。

 

なのでリブロースはロースの一部ということになります。そして、前半の「リブ」はあばらという意味です。

 

要するにリブロースとはあばらの部分のロースという意味だったんですね。

 

さらにロースという名前の由来についてもついてでにご紹介しておきましょう。

 

ロースはロースト(焼く)という意味からきています。

 

このことからもローストビーフとして食べるのもロースが一番適していて、その中でも高級で美味しい部位であるリブロースが一番美味しいというわけです。

 

えんぴつの美味しい食べ方は?

牛肉の高級部位である、リブロースの中でもさらに希少部位である、えんぴつですが、おいしくいただくにはどのように食べるのがよいでしょうか?

 

えんぴつはリブロースの中でも脂が少なくてあっさりした味わいです。

 

なので一般的なリブロースはローストビーフにするのが向いてるのに対して食べ方も違ってきます。

 

「レア」で焼くのがおすすめのようです。表面だけさっと焼いた状態でいただきましょう。

 

厚く切ったえんぴつの場合には、強火で表面を焼いた後に、軽く中心部まで火を通してから食べるのがよいです。

 

これならば調理も手間がかからずお肉が手に入ればご自宅でも楽しめそうですね。

 

えんぴつにあったお酒は?

せっかく高級な牛肉、えんぴつを食べるのであれば一緒に美味しいお酒もいただきたいですよね。

 

どんなお酒がえんぴつと相性がよいでしょうか?

 

ビールも合いますが、おすすめはワイン、中でも特におすすめは赤ワインです。

 

上品な香りのブルゴーニュ系の赤ワインをえんぴつと一緒に食べれば、最高の組み合わせです。

 

誰かの誕生日や記念日、大事な人との食事などにぜひこの組み合わせで楽しんでみたいですよね。

 

えんぴつは自宅でも食べられる?

高級焼肉点などに行けばえんぴつは食べられるのですが、もっと手軽に自宅でも食べる方法はないのかなと思う方もいらっしゃいますよね。

 

普通のお肉のようにスーパーに行けば売っているというわけではにないのですが、大きいスーパーや精肉店にいけば買うことができるでしょう。

 

精肉店の場合、普段は取り扱っていなくても、事前に電話で相談すれば仕入れてくれる場合もありますので一度相談してみるのもよいでしょう。

 

また大きいスーパーや精肉店に行く時間がない、手間が惜しいという方もあきらめるのは早いです。

 

このご時世インターネット通販があるではないでしょうか?

 

インターネット通販でもえんぴつは購入することができるのです。

 

えんぴつはもちろん、ほかの牛肉の希少部位も扱っているネットショップもちゃんとありますので調べてみましょう。

 

ただ、「えんぴつ」とだけ入れて検索しても、当然文房具の鉛筆が真っ先に出てきますので注意してください。

 

まさか、牛肉のえんぴつと勘違いして、鉛筆を購入されてしまう方はいらっしゃらないとは思いますが。

 

例えば「焼肉 えんぴつ」、「牛肉 えんぴつ」のように検索すれば見つけることができるでしょう。

 

私が調べてみたところ、100グラムのえんぴつが2700円もしました。

 

高級な希少部位といわれるだけあってやはりお高いですね。

 

ただし、その値段相応の満足感も得られる美味しいお肉なのです!

 

リブロースとサーロインとの違いとは?

牛肉の中でもリブロースとサーロインって特に美味しくて高級な部位ということはご存知の方も多いのではないでしょうか?

 

リブロースもサーロインも希少部位であり、一頭の牛から20kg程度しかとることができません。

 

牛肉の2大王様部位とも言われていますが、そう呼ばれるだけのことはありますよね。

 

ところでリブロースってサーロインと何が違うのでしょうか?

 

リブロースやサーロインは牛のどこの部位?

リブロースもサーロインも牛の身体の中央当たり、背中の部分にあたります。

 

このうち牛の頭側の部分がリブロース、お尻側がサーロインなのです。

 

この部位のリブロースもサーロインがある背中の辺りは牛があまり動かさないところなので、足のように筋肉が発達していません。

 

なので、ちょうどよく霜降りの部分があり、柔らかくて美味しいのです。

 

しかも、和牛であればその品質もおいしくなるようにばっちり管理されているのです。

 

道理で高級で美味しいわけですよね!

 

リブロースの美味しい食べ方

リブロースの一番美味しい食べ方はなんといってもローストビーフです。

 

上でご紹介したえんぴつの部分は除きますが。

 

オーブンで蒸し焼きにすることで、余分な脂を落として旨味だけが全体に広がります。

 

この食べ方はお肉の風味が生かされますので、とっても美味しい食べ方といえます。

 

また冷めてしまっても美味しいです。

 

ローストビーフのサンドイッチも非常に美味しいですよね。

 

ローストビーフは作ってすぐに食べない場合、食べきれなかった場合は冷蔵庫で保存するのがよいです。

 

ただ、ローストビールはできるだけおいしく食べるためには冷蔵庫から出した直後ではなく、時間をおいて常温に戻してから食べるようにしましょう。

 

冷蔵庫から出した直後では、せっかくのローストビーフの甘みや味わいが感じられなくなってしまうのです。

 

ただ、すぐに食べたくて待ってられない場合、食事を用意する時間がとれなかった場合は、電子レンジで温めるとよいでしょう。

 

電子レンジを使う場合には電力は500Wで20~30秒程度、100グラム程度が目安になります。

 

また、ローストビーフ以外にもしゃぶしゃぶなどにいれてもリブロースはおいしくいただけます。

 

ローストビーフにつけるタレは?

ローストビーフには専用のソースをつけて食べるのが一般的です。

 

しかし、それ以外にもわさび、わさび醤油、ぽん酢、マスタードなどとも相性がよいです。

 

色々試してみて、一番自分にあうタレを探してみるのもきっと楽しいですよね!

 

リブロースとサーロインはどっちが美味しい?

ここまでコラムを読んでいただけたら、リブロースとサーロインの違いはおわかりいただけたと思いますが、結局一番知りたいポイントってどっちが美味しいの?ってところですよね。

 

厳密にいえば、一番高級な部位はサーロインなので、やはりそういう意味ではサーロインの方が格上とは言えるのですが。

 

値段でもサーロインの方がやはりお高いのです。

 

ちなみにアメリカでは「リブアイロール」としてヒレ、サーロインと並んで、牛肉のなかでも最高部位とされています。

 

肉食の本場のであるアメリカでもリブロースもサーロインも高く評価されているのです。

 

いろいろなご意見があるとは思いますが、私の出した結論はどっちも美味しい!です。

 

ステーキとして食べるならば、やはりサーロインでしょう。

 

サーロインステーキといえば、豪華な食事、ご馳走の代名詞といっても過言ではないですよね。

 

一方ローストビーフとして食べるならば、リブロースの方がおすすめです。

 

どう食べるかでどっちを食べるのがベストな方法といえるでしょう。

 

サーロインという名前の由来は?

リブロースやえんぴつの名前の由来はご紹介しましたが、どうせならばサーロインの名前の由来も知りたいですよね。

 

それについても調べてみました。

 

実はこのサーロインという名前はイギリスの王様が関係していました。

 

昔のイギリスにヘンリー8世という王様がいました。

 

世界史に詳しくないとあまり聞いたことがないかもしれませんが、このヘンリー8世は有名なエリザベス女王の父親にあたります。

 

ヘンリー8世を聞いたことがなくても、歴史上のエリザベス女王のことはみなさんご存知なのではないでしょうか?

 

サーというのはイギリスでナイトと認めらえた人に与える称号です。

 

もちろん勝手に名乗れるわけではなく、イギリス国家から正式に認められた男性にしか認められていません。

 

もともとこのサーロインのロインは腰の部分にあたるという意味なのですが、

 

このヘンリー8世はサーロインを食べて、あまりのうまさにこのナイトの称号であるサーを与えてしまったということなのです。

 

人間でさえ、簡単にもらえない称号を牛肉がもらってしまったなんて面白いですよね!

 

ただこれは俗説であり、有力な証拠などは残っていないそうです。

 

まとめ

ここまで読んでみていかがでしたでしょうか?

 

リブロースもえんぴつもおいしそうで、私自身このコラムを書いているだけ食べたくなってきました。

 

牛肉はほとんど捨てられる部位がなく、食べられるのですが、その中でも特に高級なリブロースやサーロイン頻繁には無理にしても、たまに何かのお祝いや自分へのご褒美として楽しんでみたいですよね。

 

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