- エリンギには賞味期限がある?
- エリンギが食べられるか食べられないか見分ける方法はある?
歯ごたえが良く美味しいきのこのエリンギ。食卓のおかずの材料でも大活躍をしてくれますよね。
スーパーで購入してから、時間が経ってしまったときにカビが生えてしまったことがありませんか?

エリンギは賞味期限が切れるとカビが生えるのでしょうか。
今回は、冷蔵庫に入れたままにしてしまったエリンギを食べられるか、食べられないか見分ける方法とエリンギの賞味期限について説明します。
エリンギは賞味期限が切れるとカビが生える?見分け方は?

エリンギにカビが生えてしまったことありませんか?
歯ごたえも香りも楽しめて、炒めたり、鍋に入れたり、パスタにしたり・・・と幅広く使えて、年中手に入るきのこですよね。
スーパーで見かけると、直ぐに使う予定は無いけれどストックしておこうと思って購入することもあります。
使わずにちょっと放置してしまったエリンギに、カビのような物が生えたことがある方も多いと思います。
エリンギの賞味期限
エリンギはスーパーなどでパックや袋に入って売られています。
購入してからそのまま冷蔵庫の野菜室で保存をした場合、どれくらいの賞味期限があるのでしょうか。
この日数はエリンギに限ったことではなく、きのこ類全般に共通します。

これはパックそのまま冷蔵庫で保存した場合です。
キッチンペーパーに包んで、その上からビニール袋などに入れて保存をすることで、賞味期限を延ばすことができます。
このひと手間で、賞味家期限は1週間程度になるのです。
購入してからすぐに使う予定がない場合は、ひと手間加えた保存方法がおすすめですね。
白っぽいカビが生えたら食べられない?

うっかりすると、白っぽいカビのようなものがついていることがあります。
エリンギに発生した白いカビのような物。
これは「菌糸」というもの。
エリンギ由来のものでカビているわけではありません。
少し出ているくらいは問題ありません。
食べるとお腹を壊したりしてしまうワケではないのですが、菌糸が出ている状態は、劣化している状態です。味は落ちてしまっています。
調理をして食べるときは少し気をつけましょう。
エリンギが食べられるかの見分け方

エリンギが食べられるか見分けられますか?
約5日などの賞味期限は、あくまでも目安です。
そして時間が経つと白っぽいカビのような見た目をしている「菌糸」も発生します。
少し出ているくらいなら問題ないとは言え、少しがどれくらいなのかも分かりませんよね。
そこで、エリンギを食べるのをやめた方が良いという見極めのポイントを紹介します。
- 見た目がべチャッとしている
- 変な汁のようなものが出ている
この場合は食べられません。
汁が出てしまっている状態は腐っています。
腐った状態のエリンギを食べるとお腹を壊す危険があるので注意してください。
ぬめりも腐っているサインです。
触ってぬめりがある場合は処分しましょう。
白いカビのようなものが多く出ている場合は、エリンギの菌糸だけでなく、カビが出ている可能性もあります。
この場合も食べるのは避けて処分しましょう。
最後のポイントは「異臭」です。
エリンギが腐るとすっぱい感じのニオイがします。
ニオイがした場合も処分をしましょう。
エリンギの保存方法

エリンギの保存方法はいくつかあります。
冷蔵庫で保存をする前に水洗いをしてしまっていませんか?
正しい保存の仕方で、安全に使用したいですよね。
エリンギの基本的な保存方法

エリンギは水気に弱いとおいう特徴があります。
- 洗わずに保存をする
- 基本は冷蔵庫の野菜室
- 長期保存をする場合は、冷凍保存が良い
- さらに長期保存をする場合は天日干し
そのままのエリンギの保存方法
パックから取り出し、新聞紙かキッチンペーパーに包んで、ビニール袋に入れて野菜室で保存。
保存期間の目安:5~7日程度
涼しい時期なら常温保存も可能ですが、常温の場合は菌糸が発生し、劣化の原因となります。
やはり冷蔵庫の野菜室がおすすめです。
切ったエリンギの保存方法

カットして保存することもできるのでしょうか。
半分は使用して、半分は保存したい場合もありますよね。
- 切る場合には、石づきを切り落とさない状態にしておきます。
- 洗わずにラップに包むか、タッパー、ジップ付き袋に入れて冷蔵庫で保存。
長期保存をした場合は冷凍庫へ。切ったエリンギの保存期間の目安は3~4日程度
洗ってしまった場合には、しっかりとキッチンペーパーで水気を拭き取ってから保存します。
汚れが気になる方は、キッチンペーパーで軽く優しく拭いてください。
エリンギの冷凍保存の方法
- エリンギを洗わずに、石づきを切って食べやすい大きさにカットします。
- フリーザーバッグに入れます。
袋に入れるときのポイントは、できるだけエリンギが重ならないように平らにすること。
空気を抜くこと。生のままの冷凍保存期間の目安は約3週間程度
それから冷凍保存します。
金属製のトレイの上に置いて冷凍を行うと急速冷凍が可能です。
調理をする際には、解凍せずそのまま調理をしましょう。
水に浸したり、洗ってしまうと風味がおちてしまいますからね。
冷凍すると旨みが凝縮されて美味しくなるのでおすすめです。
干しエリンギ

エリンギは干して長期保存をすることも可能です。
- エリンギは洗わずに石づきを切り落とし、薄くスライスします。
- スライスしたものをザル、籠に重ならないよう広げて並べ、天日干しをします。
- 干すのは3日程度。
干しエリンギの保存期間は約1年程度
カラカラに渇いたら、ビンやタッパー、密封できる袋などに乾燥剤と一緒に入れて常温保存または、フリーザーバッグで冷凍保存をしましょう。
使用する際には、干ししいたけと同じように水で戻してから調理します。戻し汁はエリンギの旨みが含まれているので、ダシとして使用できます。
干しエリンギにすると長期保存できるだけでなく、旨みも栄養もアップさせることができますよ。
新鮮なエリンギの選び方は?

購入する際には、できるだけ新鮮なエリンギを選びたいですよね。
新鮮なエリンギ選びのポイントはあるのでしょうか。
- パックに水滴が付いていない
- 軸が太くて白く、弾力がある
- カサが薄茶色
- カサが内側に巻いているもの
- 同じ大きさなら重い方がいい
カサの色が濃い場合は、味が落ちるそうです。薄茶色のものを選びましょう。
パックに水滴がついていると、時間が経ってしまっている証拠です。
同じ大きさの場合は、重い方が実がしまっているし、歯ごたえもあるので美味しいですよ。
まとめ
エリンギは生のまま野菜室で保存した場合、約5日程度が賞味期限の目安とされています。
カビのような白っぽいものが少し出ている場合は、エリンギの”菌糸”であり、エリンギは食べることができます。
しかし、たくさん出ている場合はカビの場合があるので、処分をしましょう。

そのままのエリンギは、長期間そのままで保存しておくことはできません。
食べられるか食べられないかを見極めるときには、見た目、ぬめりがないか、ニオイなどを必ずチェックしましょう。
保存をする場合にもそのまま保存したり、冷凍、干しエリンギなどいくつか方法があります。
長期保存もできるんで、すぐに使わない場合には冷凍したり、干したりしてみましょう。
エリンギも冷凍したり干したりすることで、旨みや栄養が増えるのですね!うっかり食材をムダにしないようできそうですね。
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