- 空腹でプロテインを飲むと太る?
- 就寝前と運動前などいつ飲むべき?
プロテインといえば、スポーツをやっている方が飲むものでした。
ただ、最近では高齢者の健康のためや、女性の美容にためにプロテインを飲んでいる方もふえているようです。
空腹の状態でプロテインを飲むと太ってしまうのでしょうか?
ではプロテインって就寝前と運動前などいつ飲むべきなのでしょうか?
このコラムでは空腹でプロテインを飲むと太るのかや就寝前と運動前などいつ飲むべきかなどについてご紹介していきたいと思います。
空腹でプロテインを飲むと太る?

プロテインって空腹時に飲むと太ってしまうものなのでしょうか?
プロテイン自体はノンカロリーというわけではありません。
ただ、プロテインを飲んだからと言ってそれが直接太ってしまう原因にはならないようです!
プロテインはそもそも、必須アミノ酸を含むタンパク質、ビタミン、ミネラルなど栄養バランスがよく取れるとても優れたサプリメントなのです。
そんなプロテインですが、それでもノンカロリーではありませんので、大量に摂りすぎれば太ってしまう可能性もあるでしょう。

でも、これってあたりまえですよね。
どんなに身体に良いとされているものでも、摂りすぎれば毒にもなるのです。
だからこそ、プロテインはスポーツをする方だけではなく、ダイエットをする方にも注目されて利用されるようになっているわけです。
タンパク質を摂る目的でプロテインを飲むと太る

プロテインといえば、筋肉を作るタンパク質が含まれているサプリメントということはみなさんご存知なのではないでしょうか?
ボデイビルダーとかされている方は、鶏のささみを毎日のように食べてタンパク質を摂取している方もいらっしゃいますよね。
だからといって、一般人がそんなに鶏のささみばかり食べるのは飽きてしまいますし、栄養バランスも偏ってしまいますよね。
だから、普通の食事で摂取できるタンパク質だけでは不足する場合にプロテインを併用するのはよいのです。
でも、プロテインがタンパク質が取れるからといってプロテインで全てのタンパク質を摂取しようと思って飲みすぎてはいけません。
プロテインはノンカロリーではありませんので、プロテインに含まれる脂質なども大量に摂取することになってしまいますので、それで太ってしまうという事はあるようです。
プロテインは上手に摂取すれば太るどころかダイエットになる
プロテインは摂りすぎてしまえば、肥満になってしまいますが、もちろんうまく活用すればダイエットにもなります。
まあ、当然ですよね。
プロテインがどう摂取しても肥満の原因になってしまうようなものだったらプロのアスリートが摂取するわけがないでから 笑

「プロテインダイエット」という言葉があるぐらいです。
プロテインダイエット言うのは食事の一部をプロテインに置き換えることを言います。
食事をプロテインに置き換えることで、摂取するカロリーを抑えつつ、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素を摂ることができるのです。
普段の食事に追加してあげるだけなので、簡単ですし、プロテインは飲むと満腹感も得られます。
なので、無理せずに継続できるダイエットの一つとしてプロテインダイエットも注目されているのです。
就寝前と運動前などいつ飲むべき?
それではプロテインは一日のうちのどのようなタイミングに飲むのが良いのでしょうか?
運動後45分以内
アスリートの方や、運動されている方であれば、運動後の45分以内というのがプロテインを取るのに最適なタイミングの一つになります。
運動をした後は、激しく活動で酷使した筋肉が栄養補給と回復をしようとします。
このタイミングには摂取したアミノ酸が筋肉へと送られる量が3倍にまで、増えていますのでこのチャンスを逃さずに摂取するようにしましょう。
特に筋肉を酷使するようなトレーニングをした際には、筋肉も激しく収縮を行っています。
これによって筋肉の分解がどんどん進んでしまいます。
このタイミングに身体が必要としている栄養素が足りていないと筋肉がアップするどころか、筋肉が減ってしまうのです!
逆にこの就寝するタイミングにプロテインを摂取できれば、筋力をアップできるというわけです。
ぜひ、この運動後45分以内というタイミングを逃さずにプロテインを摂取するようにしましょう。
就寝前
就寝前というのもプロテインを摂取するのに最適なタイミングなのです。

人は寝ている間も絶え間なく成長ホルモンを分泌しているのです。
この成長ホルモンは、身体の機能をコントロールし、また筋肉量を増やすという大事な役割を担っています。
また成長ホルモンにはタンパク質の吸収を促進させるという機能もあります。
寝る前にプロテインを飲んでおくことで、この成長ホルモンの働きを助けてくれます。
ダイエットしたい場合でも、食事を制限して空腹を我慢してそのまま眠りについてしまうよりも、プロテインを飲んでから眠りについた方がよいようです。
プロテインの助けがないと、成長ホルモンがうまく機能せずに筋肉がしっかり回復できない可能性があります。
ただ、就寝前が良いといっても眠りにつく直前に飲むのは避けたほうがよいです。
寝る直前にプロテインを飲んでしまうと胃に負担がかかってしまうのです。
ですから、眠りにつく30分~1時間前ぐらい前にプロテインを飲んでおくようにしましょう。
朝食時
朝食時もプロテインを摂取するのに適したタイミングです。
朝、起床したタイミングには人の身体は水分も栄養分も不足している状態です。
6~8時間寝ていたとしたらその間に、栄養分も水分も当然身体には一切入ってきません。
また睡眠時間以外も含めて、夕食から次の日の朝食までというのは12時間ぐらいは空いてしまいますよね。
ただ、必ずしもプロテイン摂取が必要ということではありません。
プロテインの主成分であるタンパク質を朝食だけで十分とれているのであれば、プロテインまで摂取する必要はないでしょう。
魚や肉などにはタンパク質が含まれていますので、これらを食べるのであればプロテインは必要ないかもしれません。

摂るとしても食事の補助的な意味合いで少量で十分です。
朝食を抜いていしまっている、パンやコーヒーだけで済ませてしまっているという方にはプロテインはおすすめといえます。
運動しなかった日はプロテインは不要?
運動をしている方で、プロテインを摂取しているという方でも、運動をしない日はプロテインを摂らない方もいらっしゃるようです。
ですが、これは間違っています。
運動しない日も含めてプロテインは一日1~2回を目安に摂取すべきなのです。
激しい運動をした場合には、その筋力はその日だけでは回復しないこともあります。
2、3日かけて徐々に回復する筋肉のことを考えると、運動していない日もプロテインを摂取してあげることで、筋肉の回復を助けてあげることができるのです。
プロテインの費用を節約しようと思って、運動をしない日にプロテインを摂取しないというのはせっかくのプロテインの効果を薄めてしまっていることになってしまうのです。
まとめ
ここまで読んでみていかがでしたでしょうか?
プロテインは非常に優れたサプリメントですので、スポーツをしていない方でも使い道はあるのですね。
せっかく、お金をかけてプロテインを買っても有効に使えないと、お金も労力も無駄になってしまいますよね!
どうせ、プロテインを飲んでみるならば、正しい知識を身に着けて正しい方法で摂取するようにしましょう。
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