ハロウィンにはリンゴのゲーム！アップルボビングのルールは？

その中でも

「アップルボビング」

というゲーム。

恋占いだとも言われています。

ここでは、

アップルボビングの起源や由来、

またゲームのルールについて解説します。

ハロウィンには
かぼちゃだけじゃない！

ハロウィンといえば、

かぼちゃの「ジャック・オー・ランタン」を

イメージされる方も多いと思います。

そもそも、

ハロウィンにカボチャを利用するには

理由があります。

ハロウィンは、

古代ケルト人が行った

秋の収穫祭を祝うものであり、

大きなイベントとして行われていました。

それが、

スコットランドやアイルランドから

イギリスなどのヨーロッパに伝わり、

そこでは、

カブをジャック・オー・ランタン

として使用していました。

そして、

ハロウィンがアメリカに伝わった当初、

アメリカではカボチャの生産量が非常に多く、

ジャック・オー・ランタンに

カボチャを使用するようになりました。

そのハロウィンには、

カブやカボチャなどの食べ物だけではなく、

収穫祭に欠かせない食べ物として

「リンゴ」があったんです。

このリンゴの話は、

ご存知の方は少ないと思いますが

どうでしょうか？

多くの方は「なぜリンゴなの？」

と思うでしょう。

ハロウィンは

多くの国々の文化が混ざって

現在の形となっています。

そのひとつに

ローマの「ポーモーナ祭」

があります。

このボーモーナが果実を司るローマ女神を指し、

その名前は、果物や果樹を意味します。

そして、

リンゴが
人間と神を結ぶ重要な果物

だと信じられてきたのです。

そのため、

ハロウィンでも欠かせない果物の

ひとつとなったのです。

これを利用して、

キャラメルアップルという、

リンゴ飴のキャラメル版のようなお菓子を

各家庭で作られるようになったそうです。

アップルボビングとは
一体どんなゲーム？

https://www.youtube.com/watch?v=MXCJz4PHfxQ

アップルボビングとは

一体どんなゲームなのか？

その由来やルールなども

合わせて見ていきましょう。

アップルボビングの由来とは

ちょっとした遊びのはずなんですが、

実は、

重要な意味が隠されていることも。

アップルボビングの始まりは、

さまざまな意味や理由があるようです。

魔除けに利用されていた

ハロウィンが行われる時期は

ちょうどリンゴの収穫時期

となります。

そして、

リンゴは聖書に登場するほど

とても重要な果物

とされていました。

また、

ヨーロッパにおいて悪霊は水を恐れ、

聖なる水の中に入ることはできず、

リンゴは神聖なる食べ物だと

信じられていました。

そのため、

ハロウィンの際の

魔除けに最適だと考えられていたのです。

占いに利用されていた

リンゴは

恋占いに使用されていた

そうです。

これは、

リンゴひとつひとつに想う人の名を刻み、

それを手を使用することなく

口を使ってリンゴを加えることができた場合、

その恋は成就する

と信じられてきたのです。

そして、

２回目でリンゴが取れた場合は

その恋がもう少し続くことを示唆しています。

３回目で恋愛成就した場合は、

憎悪を意味すること、

そして４回目以降は、

その恋は成就しないという占いです。

魔女狩りが由来に？

15世紀からヨーロッパで行われた「魔女狩り」。

それは、

魔女に仕立て上げられた女性が

自分が魔女だと自白するよう椅子にくくりつけられ、

正直に自白するまで何度も水に沈めるなど

といった拷問があったそうです。

なんともむごいですよね。。。

この頃からハロウィンでは、

魔女狩りをモチーフにした遊びが

行われるようになったそうです。

そして、

それは現在で一部の国においては

国際的な社会問題としても

取り上げられているようです。

アップルボビングゲームとは？

ハロウィンの定番のゲームと言えば

「アップルボビング」です！

リンゴは

ご存知の通り丸くて硬いので、

咬みつこうとしても

なかなか口から滑って咬みつくことができません。

美味しそうな大きなリンゴを狙いたいところですが、

口のサイズに合わせた
大きさにチャレンジ

すると良いかもしれませんね。

アップルボビングのルール

リンゴに想いを寄せる人の名前を

書くか刻んでください。

そして、

水を張ったタライに浮かべ、

手を使わずに口だけを
使ってリンゴをつかみ取って

ください。

1つのリンゴを取るために

かかった時間を競います。

また、

リンゴを取れた回数で

こんなことがわかります。

完全に恋占いですね。

なんとなくですが。。。

口が大き目な方や出っ歯な方の方が

ガブっとリンゴに咬みつきやすく、

すぐに成功しそうな感じがしますよね。

ということは、

口が大きい方の方が有利？
なのかもしれません（笑）

ゲームの裏技は？

裏技となるかは分かりませんが、

水の中に思い切って
顔全体を付けて

リンゴに食らいつく！というやり方をすると、

リンゴを歯で挟むことができますよ。

特に、

口が小さめな方は、

この方法に挑戦してみてください。

そして、

取ったリンゴの皮剥き競争も楽しい

ですよ！

女子だけの遊びであれば、

アップルボビングの占いも楽しいですね。

アップルボビングの由来とは？

ハロウィンは

古代ケルト人が
秋の収穫祭を祝って行った

イベントであり、

それが起源とされています。

ケルト人の間では、

1年の最後の灯が10月31日とされているため、

日本で言う12月31日の大晦日と同じになります。

一年の終わりと一年の始まりの間にあるタイミングで、

あの世から故人や霊が一緒に

この世に降りてくると言われる日であり、

魔女や悪霊までもが
家を訪ねてやってくると

考えられているのです。

だからこそ、

悪霊から身を守ろうと、

私たちは魔除けの火を一晩中灯し、

家の中に悪霊が入って来れないようにしています。

そして、

ハロウィンと言えば、

誰もが定番に行う仮装がありますよね。

この仮装も悪霊から自身の身を守り、

魂を奪われないよう、

同じ仲間としての思わせるため

仮装を行うと言われています。

いわばカモフラージュですね。

近年、

日本で開催されるハロウィンは

より高度な仮装がメインとなり、

単に仮装するだけではなく、

メイクにもこだわりを持って、

リアルなハロウィンを楽しむ

若者が急増しています。

つまり、

ハロウィンの本来の仮装の意味は、

可愛く仮装すると言うよりも、

あの世の悪霊の仲間であると意識させるというもの。

可愛さよりも魔女やお化け、

ゾンビやミイラ、コウモリ、ドラキュラなど、

リアルな怪物に仮装する方が多い

のです。

そんなハロウィンの際に行われる行事として

アップルボピングは、

悪霊が恐れる神聖な水を使用するため、

この中に悪霊が
入ってくることができないこと、

そして、

リンゴが神聖な食べ物であると

信じられていることから

このゲームが定番化されたようです。

このようなことから、

アップルボビングが

ハロウィンの際のゲームとして

現代にも引き継がれているようです。

まとめ

ハロウィンにはリンゴのゲームが定番！

アップルボビングのルールについて、

また、

アップルボビングの由来や起源について

解説しましたが、いかがでしたか？

ハロウィンが日本に渡ってきてからは、

日本でも１年の中で

とても大きなイベントとして定着

しています。

そもそも宗教的な考えも持ち合わせていた

ハロウィンですが、

受け継がれていくうちに、

段々とその様子も変わってきました。

楽しみを重視したイベントと化し、

現在では多くの若者を中心として、

日本でも

ハロウィンがビッグイベントとして

開催されています。

特に、

仮装技術においては、

日本の仮装レベルは非常に高く、

とてもリアルな仮装とメイクを実現しています。

夜中中、街を練り歩き、

ハロウィンイベントが盛大に開催されます！

今年の秋も

街はハロウィンの飾りとハロウィングッズで

埋め尽くされることでしょう。

現在は

そもそものハロウィンの意味が

薄れていると言えますが、

お祭り気分を味わうにはもってこい

のイベントだと言えます。

今年のハロウィンは、ぱっちり仮装をし、

ぜひ、

アップルボビングゲームを取り入れて

遊んでみては？