- 七夕飾りの保育園での制作!
- 2歳児でも簡単に作れて願い事も叶う?
年間の行事は、子供達と一緒に飾りつけを楽しめる絶好の機会ですよね。
七夕は笹に飾りつけをしたり、短冊を書いたりと、手作りの飾りものが活躍するお祭りです。
ただ、子供がまだ小さいと何を作ったらいいのか、作るものが限られてきますよね。
「ハサミもまだ使えないし・・・。使えるのは、まだのりを貼るぐらい・・・・。」という小さなお子さん向けの超簡単な七夕飾りがあるんです。
のりやシール、テープをペタペタ貼ることが楽しくなってくる2歳児向けの七夕飾り10選を紹介します。
七夕飾り・折り紙をつなげるだけ
七夕の笹飾りには、風にのってヒラヒラするような長い飾りがとてもよく似合いますよね。
まずは、折り紙をペタペタとのりでくっつけるだけで、ヒラヒラする素敵な飾りを紹介します。
ひし形つなぎ

材料は、折り紙、のり、ハサミです。
折り紙はあらかじめ正方形4等分に切っておきましょう。切った折り紙をひし形になるように、角を上に向けて使います。
のりを貼る箇所は、ひし形にした時の右側の角です。
あらかじめ、丸印をつけておくと、子供には「ここにのりをつけてね」と言っておくだけですので、作業が簡単です。
のりをつけたところに、ひし形の左側の角をつけていきます。その作業を繰り返すだけです。長さは必要な分だけ作りましょう。
いろんな色を用意したり、大きさも4等分、8等分や16等分にできますので、バリエーションもでてきますよ。
昔は裁縫が上手になるようにと、四角の布をつなぎ合わせて飾りを作ったそうです。
三角つなぎ

材料は折り紙、のり、ハサミです。
折り紙は三角に切っておきましょう。三角形の向きにして、上の角にのりをつけて、次々と下へ貼っていくだけです。
のりをつける三角形の上の角に印をつけておくと、子供達の作業が簡単になります。
こちらも長さや大きさを変えることで、バリエーションを楽しむことができます。
集中力のある子は、どんどん長くなっていくと思うので、注意が必要ですが、作業に飽きてしまった子がいたら、大きさを変えると、また、違うイメージの飾りができます。
輪つなぎ
輪つなぎは、定番の飾りですよね。七夕以外にも、クリスマスや誕生日会などでも多いに使えます。

慣れてくれば、子供達だけでも作れるようになれます。
材料は折り紙、のり、ハサミです。折り紙を縦に4等分に切っておきましょう。
4等分にした紙の先の部分にのりをつけて、もう一方の先をつけます。これで、最初の輪っかができます。
その後は、できた輪っかに切った紙を差し込んで、丸く輪っかを作ってのりで貼り付ける作業を繰り返します。
ここでポイントは、子供は折り紙のオモテ、ウラがわからないので、最初に見本を見せてあげましょう。
折り紙を6等分に切って、大きさを変えることもできます。
ジグザグつなぎ

材料は折り紙、のり、ハサミです。
折り紙は輪つなぎと同じように縦に4等分に切っておきます。
今回は、切った折り紙を輪っかではなく、半分に折ってつなげていきます。
まず、一つ目の切った折り紙を半分に折って、先だけのりをつけて両端をくっつけます。輪になった部分に次の折り紙を差し込みます。
差し込んだ折り紙を半分に折ります。そして、同じように先だけのりをつけて両端をくっつけます。この作業を繰り返します。
この飾りも長さや折り紙の太さを変えることで、アレンジを楽しめますよ。
七夕飾り・ちょっとテクニックあり
今までは、折り紙を切って、のりで貼るというだけの作業でしたが、次の飾りは、少しテクニックが必要になってきます。
折り紙の折り方や材料も変わってきますが、より素敵な飾りができますよ。
お星さま
- 黄色の折り紙
- のり
- はさみ
折り紙を正方形4等分に切っておきます。切った折り紙を三角形になるように折り、端をのりづけして頂点と辺を貼り付けます。
この方法で、三角形を3つ作ります。2つの三角形をのりづけしますが、
一つ目の三角形と二つ目の三角形の一つの頂点を合わせるようにして、のりづけします。
下に足が2つ出るような形になります。その後、三つ目の三角形を長い辺が上にくるように、逆さまにします。
そのまま、下の頂点が先の足の股の部分にくるようにしてのりづけします。
お星さまの出来上がりです。のりづけする部分は大人がして、折り紙を貼り付ける作業を子供と一緒に行いましょう。
流れ星
- 白い画用紙
- 折り紙
- のり
- ハサミ
- クレヨンか色ペン
画用紙は子供に好きなように色を塗ってもらいましょう。色を塗った部分を使って、画用紙を星の形に切ります。
折り紙もさまざまな色のものを短冊のように、細長く切っておきます。細長い折り紙の一つの端、短い部分にのりをつけます。
後は、子供に好きなように星の画用紙に貼ってもらうだけで流れ星が完成です。
画用紙に色を塗ることで、明るく、華やかな感じに仕上がります。
織姫と彦星
- 水色とピンク、肌色の折り紙
- のり
- ハサミ
- 黒ペン
水色とピンクの折り紙はウラを表にして、真ん中より少し下の部分で折ります。上の部分に白地が1cmほど出ます。
それを裏返して、上が端から3cm、下が端から2cmぐらいの印をつけ、上下に斜めの線を作ります。右側と左側にこの斜めの線を2つ作ります。
斜めの線に沿って折ります。織姫と彦星胴体部分の完成です。着物の袖の先端部分をのりづけしておくと、仕上がりがきれいです。
顔は肌色の折り紙を使います。折り紙を4等分にしてから、それを丸く切ります。髪、顔をペンで書き込みます。
胴体に顔をのりづけしたら、出来上がりです。頭の部分に穴を開け、糸を通して笹に飾りましょう。
さらさら笹飾り
- 透明のプラスチックカップ
- スズランテープ
- 丸シール
- 両面テープ
丸シールはたくさん使いますので、違う色をそれぞれ多めに用意しておきます。スズランテープも4色ぐらいは用意しておきましょう。
まず、透明のカップに丸シールを貼っていきます。スズランテープにもシールを貼りますが、破けやすいので注意しましょう。
スズランテープの先端に両面テープを貼り、カップを下向きにして飲み口のところ、4ヶ所につけていきます。
カップの底に穴を開け、糸を通して、笹に飾れるようにしましょう。
お魚の笹飾り
- 画用紙
- 色テープ
- クレヨン
- のり
- ハサミ

画用紙は淡い色を使うときれいでしょう。
まず、さかなの形をたくさん作っておきます。
そこに目やウロコをクレヨンで書き込みます。大人が見本を見せてあげましょう。
色テープを長く切ります。そこに一定の間隔でさかなをのりづけしていきます。さかなの裏面の真ん中に少しのりを付けるだけで十分です。
さかなの向きを色々に作っておくと、動きが出て面白いですよ。
すいか
- 赤・緑の折り紙
- 黒シール
- のり
- ハサミ
赤と緑の折り紙は丸く切ります。緑が大きく、赤は小さく切りましょう。
緑の折り紙の上に赤の折り紙を貼り付けます。すいかに見立てるようにして貼りつけて下さい。
赤の折り紙の上に黒シールを種として、貼り付けていきます。これで、出来上がりです。
上の部分に穴を開けて、紐を通して笹に飾るようにしましょう。
七夕で飾るすいかは、豊作を願うという意味があるんですよ。
まとめ
いかがでしたか。材料はほとんど折り紙とのり、ハサミという身近なもので出来ますので、大人も子供も肩ひじ張らずに楽しく工作できると思います。
作業をする前は、大人が用意する部分、子供が作業する部分をしっかり分けて考えておくと、スムーズに行きます。
保育園では、笹が用意されると思いますが、家庭では笹を用意することは難しいでしょう。
紐を一本用意して、両端を壁につけます。そこに飾りを次々と引っ掛けていくと、お部屋の飾りになりますよ。
素敵に飾った笹に、短冊の願い事をかければ願い事も叶うかもしれませんね。
七夕・七夕飾りについて