- 下痢は蜂蜜が原因?
- 食べ過ぎ&はちみつアレルギーでも下痢になる?
はちみつといえば、自然のサプリと言われるほどに栄養価が高いことが知られています。
また、ホットケーキを食べるならはちみつは必需品ですよね!
そんなはちみつにも食べ過ぎたりすると下痢になったりするのでしょうか?
下痢は蜂蜜が原因になる?
食べ過ぎ&はちみつアレルギーでも下痢になることってあるの?
このコラムでは下痢は蜂蜜が原因になるのかや、食べ過ぎ&はちみつアレルギーでも下痢になることってあるのかなどについてご紹介していきたいと思います。
下痢は蜂蜜が原因?
どんなに身体に良いとされている薬でも食材でも必ず副作用ってあるものですよね。
はちみつにも下痢も含めた副作用ってあるのでしょうか?
ですが、はちみつって調べてみたところ基本的に副作用はないようです。
ですが、はちみつは甘いのでその分多くの糖が含まれています。

その糖は消化はあまり良い方ではありません。
これについて、はちみつではあまりピンとこないかもしれませんが、牛乳でお腹を壊す人ってよくいらっしゃいますよね。

これは牛乳に含まれる乳糖が身体に合っていないことから起きるのです。
同じように糖を含んでいるはちみつを摂っても下痢をしてしまうという人もいらっしゃるようです。
ですから、医師から下痢型の過敏性腸症候群と言われている場合や月3回以上特に原因のわからない下痢をしてしまっている人は、日常的にはちみつを摂っているのであればはちみつが原因になっている可能性もあるようです。
どんなに身体に良いとされているものでも誰の身体にでも合うのかは限らないってことですね。
食べ過ぎ&はちみつアレルギーでも下痢になる?
はちみつは過剰摂取をすると、保湿作用によってお腹がゆるくなりすぎてしまい、下痢になる場合もあります。
他にもはちみつを摂取する上で注意したいポイントがいくつかありますのでご紹介したいと思います。
はちみつは高カロリー
はちみつはとっても甘いのでその分当然カロリーも高めです。
生のはちみつは100グラム当たり300キロカロリーもあります。
ちなみに、砂糖は100グラムあたり、384キロカロリーです。
ですので、当然はちみつは摂りすぎれば肥満になってしまいます。
生のはちみつは摂取すると身体の中ですぐにエネルギーに変わります。
しかしながら、過剰に摂取してしまうとエネルギーにならずに中性脂肪になってしまうのです。
また、血糖値の高い人が食べると身体に吸収されやすいためなおさら注意が必要です。
一日にとっていいはちみつの量とは?
摂り過ぎたらはちみつが身体によくないことは説明しましたが、それでは目安として一日どれぐらいはちみつをとっても大丈夫なのでしょうか?
はちみつの摂取量は一日にスプーン数杯程度が適切と考えられているようです。
毎日ホットケーキやパンにはちみつを塗って食べるにしても、その程度しか使わないですよね。
ジュースを飲むような感覚でたっぷり飲んでいたら当然ダメですね。
ですから、摂りすぎに注意とはいってもそんなに神経質にならなくても大丈夫でしょう。
はちみつでアレルギーを起こす人もいる
生はちみつにもたまにアレルギーを持っている方がいらっしゃいます。
はちみつアレルギーが持っている方がはちみつを食べるとお腹が痛くなったり、口の中がぴりぴりとしたり、喉が痛くなったりするようです。
このはちみつアレルギーの症状ではちみつを食べると必ず下痢をするという症状の方もいらっしゃるようです。

他にもじんましんが出てしまったり、痒みが出ることもあるようです。
生のはちみつはミツバチが花の蜜を集めてできたものなのですが、量は多くないのですがこの中には花粉も含まれており、これによってアレルギー症状を起こしてしまうことがあります。
このような症状に気づいたときは、すぐにはちみつを摂るのをやめましょう。
また、体調が悪いときや免疫力がわるいときなどにとってしまうとその症状がひどくなってしまいます。

それはアナフィラキシ―ショックです。
アナフィラキシ―ショックってスズメバチに刺されたときなどに発症することはよく知られていますが、はちみつを摂取しただけでアナフィラキシ―ショックになるケースもあったんですね!
急に気を失ってしまったり、呼吸困難になる、全身痙攣などのひどい症状になるようです。
万一、このような事態になったら、命に関わりますので大至急救急車を呼んでください。
また口にする以外にも化粧品にはちみつが含まれている場合もあります。
はちみつアレルギーを持っている方が、はちみつが含まれた化粧品を使用すると、肌が赤くなってしまったりといった症状がでる場合もあるようです。
1歳未満の赤ちゃんに生のはちみつをあげてはいけない
加熱されていない生のはちみつにはボツリヌス菌という細菌が含まれている可能性があります。
このボツリヌス菌が入ったはちみつはまだ抵抗力も免疫力も備わっていないため、1歳未満の赤ちゃんに与えてしまうと危険なのです。
万一赤ちゃんがボツリヌス菌が入った生はちみつを口にしてしまうと、乳児ボツリヌス症というものにかかってしまいます。
ボツリヌス菌が腸で増殖し、身体の中で毒素が作られてしまうのです。
発症してしまった場合には、泣き声が弱くなり、便秘や筋力の低下、呼吸障害、麻痺などの症状が現れます。
そして、最悪の場合は命に関わることもあります。
ただ、これって赤ちゃんを育てているママさんの間では結構有名な話のようですが。
ボツリヌス菌という名前までは知らなくても、自然界の生のものをそのまま赤ちゃんに与えるべきではないというのは想像つきますよね。
ですが、まれにボツリヌス菌が含まれているのであって、生のはちみつに必ず含まれているわけではありません。
また赤ちゃんの身体に悪いからといって赤ちゃんを妊娠しているお母さん、赤ちゃんにおっぱいをあげているお母さんが生のはちみつを摂るのは問題ありません。
ボツリヌス菌は大人の身体の中では生き残ることができないので、悪影響がないのです。
また、赤ちゃんも1歳未満では超危険であっても、1歳を過ぎればはちみつはとても身体に良いものなので安心してください。
はちみつを加熱すると栄養価が減ってしまう
生のはちみつが危険があるなら、加熱すればよいのでは?と思いますよね。

確かに加熱することによって菌を殺すことはできます。
しかし、はちみつは40℃以上に加熱してしまうと、その栄養効果が失われてしまいます。
ですから加熱されたはちみつも必ず40℃以下になるように管理されています。
加熱する料理にはちみつを加える場合でも、なるべく栄養効果が失われないように加熱の一番最後の仕上げ段階にはちみつを入れるというコツが必要です。
はちみつどうせホットケーキにかけるなら、ホットケーキパウダーに初めからはちみつ入れとけばいいのでは?と私も思っていましたが、後ではちみつをかけるのはこんな理由もあったんですね!
まとめ
ここまで読んでみていかがでしたでしょうか?
甘くてとっても美味しいはちみつですが、甘い分高カロリーなので摂りすぎてしまうと毒になってしまいます。
適度な量のはちみつを上手に摂取するようにしましょう。
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