- 海水浴で貴重品はどうする?
- 防水ケースのおすすめ&管理のコツ
今年の日本の桜の開花は、例年よりも半月以上も早いところが多く、過ごしやすい季節になってきました。
まだ朝夕の寒暖の差は多少感じられますが、気温の上昇具合から察するに、今年の夏の訪れは早いかもしれません。
少し早めの海水浴対策、今から準備を始めてみませんか。
日本は細長い島国で、四季折々の季節がはっきりしていて、とても美しい国です。
毎年、恒例の海開き行事も、地方によって時期が違います。
日本で一番早い海開きは、東京小笠原諸島の父島母島で、なんと毎年元旦だそうです。
なお、本州ではだいたい7月が多いようですが、日本の中でも温暖な気候の沖縄では、3月から4月にかけて行われています。
泳ぎたい人は、海開きに関わらず、いつでも泳いでいるようですが。
現時点で沖縄旅行を考えている人たちは、一足先にもう海水浴もできそうですね!
海水浴で貴重品はどうする?
日本は、海に面しているところが多く、近年では海岸の整備や海の家なども充実していて、年々便利に、そして快適に過ごせるようになり、誰でも気軽に海でのレジャーが楽しめます。
そこで、毎年楽しみな夏の遊びと言えば、やはり海での水遊びや海水浴を予定している人が多いのではないでしょうか。
ここでは、早速、海水浴の際に持って行くものや貴重品の取り扱いなどについてまとめてみます。
基本的に、水着や着替え、ボールや浮輪などの遊び道具などは、忘れることはまずないと思いますので、ここではそういったもの以外で、あると便利なものなどピックアップしてみました。
少なめの荷物で
行く前から楽しみな海水浴。誰と行くか、日帰りか宿泊か、交通手段によっても、持って行く荷物は違ってきます。
基本的には、家族で行く場合も友達同士で行く場合も、あまり大荷物にならないように、それぞれに必要な数だけ、それでいて持って行くもの自体を精査することが大事です。
特に、貴重品について言えば、場所柄、あまり使う機会の少ないクレジットカードや現金、高価なアクセサリーなどはなるべく最小限にしたほうが良さそうです。
また、遊び疲れて帰ることになるので、重たい荷物を持ち帰るよりも少しでも軽くしたほうが精神的にもラクになるでしょう。
子連れで行く場合は特に要注意
家族構成にもよりますが、子連れで行く場合は、ものによっては大人用の他に子供用も必要です。
例えば、日焼け止めなどは大人用のものは刺激が強すぎるものもあるので、子供には不向きの場合もあります。
また、大人が使うものなども多めに準備しておいたほうが安心です。
特に大判のバスタオルは、濡れた体を拭く以外にも、冷えた体を温めることもできるので重宝します。
ポケットティッシュや防水タイプの絆創膏、消毒液などの簡単な外用薬や、暑すぎた時のために冷却シートなども持って行くと便利です。
顔や手を拭いたりするウエットティッシュも殺菌作用のあるものがいいでしょう。
ビニールシートも大きめのほうがいいでしょう。大は小を兼ねるといいますが、物を置くにも、横になって休むのにも便利です。
意外にあった方が便利なのがうちわです。海辺では、日差しが強すぎる傾向にありますので、手軽に風を送ることができ、大変助かります。
冷たい飲み物などを入れておくクーラーボックスはとても便利ですが、かさばるのが気になる場合は、人数や状況に応じてコンパクトに折りたためる保冷バックなどもぜひ利用しましょう。
赤ちゃん連れの場合は、水遊び用のおむつもあるので、ぜひ忘れずに持って行きましょう。
また、行く途中でコンビニに立ち寄る機会も多いのではないでしょうか。そこでもらったレジ袋なども、濡れたものやゴミなどを入れるために大変便利ですので、捨てずに持って行く方がよさそうです。
貴重品の管理
海に行くにもある程度のお金は必要ですが、遊びに夢中になりすぎて、長時間海岸に財布を置きっぱなしにしてしまうことはありませんか。
逆に、財布が気になって楽しく遊べないなどということがありませんか。
せっかく海に来たのに、それでは楽しみが半減してしまいます。
近くに海の家や、コインロッカーなどがあればそれを利用するのが安心ですが、なかには十分な管理がされていない場合や、コインロッカーも場所によっては監視の目が届かないところもあり、不安な場合も考えられます。
その際は、自分で管理したほうが安心な場合もありますので、その対応方法についてまとめてみます。
車の中で保管する場合の注意
貴重品を持っていて、一番困るのはその保管場所ですが、もしも海の家やコインロッカーが空いていない場合や、あまりよい環境でなかった場合は、自分で管理しなければなりません。
その際に最も多く管理する場所は、やはり車の中での保管ということになるでしょう。
特に、海岸から近い駐車場は混雑している可能性が高く、それなりに遠くの駐車場を利用しなければならないので、長い時間駐車してしまい、貴重品も置きっぱなしになります。
駐車時間が長ければ長いほど、危険な時間も多くなります。
例えば、車上荒らしは、通りすがりにたまたま目に入った財布などを見つけると、カギを掛けていても、当然のようにこじ開けるそうです。
ちょっと覗いただけで、見えるところや目立つところではなく、まずは、一見してもすぐ見えないようなところに保管するのが大原則です。
できれば、使わないようなカードや貴重品は持って行かず、現金もなるべく必要最低限にしましょう。
次からは、貴重品の管理にとても便利なものを紹介していきます。
貴重品管理におすすめなグッズ
ジップロックで水濡れ防止
まずは、水濡れ防止として、身近なところにあるもので即使えるものを紹介します。
それはなんとジップロック。これならだいたいどの家庭にもあるのではないでしょうか。
表面に少しくらい水が掛かっても大丈夫なので、時計などなるべく濡らしたくないものはひとまず入れておきましょう。
また、濡れたものを持ち帰る際にもそのまま入れて使えるので、とても便利です。
もちろんジッパー部分をきちんと合わせることをお忘れなく。
基本的には、一般のビニール袋でも、口を縛れば大丈夫と思いがちですが、多少なりとも隙間ができてしまうので、あまりお勧めできません。
また、口を縛った部分にどうしても嵩が生じてしまうので、なるべく平らに近いジップロック型のほうが嵩増しにならずにおススメです。
ただ、水中に持って行けないのが残念なところですが、砂などにまみれることがないので、汚れ防止にもなります。
マリンカプセルを利用する
みなさんは、マリンカプセルというものをご存知でしょうか。水辺でのアウトドアを趣味にしている人たちにとっては、なじみのあるものですが、一般的にはあまり知られていないかもしれません。
10㎝くらいの長さで直径45㎜のカプセル型の入れ物で、厚みはありますが、防水になっているため、首から下げるなど身につけたまま泳げます。
カギやお金などの貴重品はこういったものに入れておけば、安心ですね。
カプセルの色もカラフルで、身につけていてもなかなか可愛らしいものですね。
サーフパンツを利用する
最近、男性の場合は、水着ではなくサーフパンツを愛用している人も増えています。
泳ぐ時には水着のほうが泳ぎやすいのですが、身体にピッタリしたデザインが苦手という人には人気があります。
もともとサーフィン用に作られたものですが、乾きやすく、デザインや色、柄も豊富にあり、そのまま街中でもオシャレに着ることができるので便利です。
なかでも特におススメなのは、ジッパー付きのポケットがついているもの。
濡れても平気な小銭などはそのまま入れても大丈夫ですし、濡れて困るものは薄いビニール袋に入れるなどいったん防水対応してからのほうがよいでしょう。
もちろん、女性用のサーフパンツもありますので、水着の上に着てもいいでしょう。
ラッシュガードを利用する
サーフパンツと同じように、着たまま泳げるラッシュガードも人気です。
このポケットを利用できるのはもちろんですが、身体にウエストポーチなどを身につけていることが気づかれにくいため、防犯の役割も果たします。
また、海から上がっても乾きやすく街中でも着ることができるので、海岸からそのまま街へ出る時にも貴重品を入れ替えすることなく便利です。
次は、さらに一歩進んだ、海水浴での安心貴重品管理におすすめの防水ケースについてまとめてみます。
海水浴で貴重品はどうする?防水ケースのおすすめ&管理のコツ
防水ケースのおすすめ&管理のコツ
最近は、携帯やスマホなどがあっという間に普及し、多くの人が持つようになってきました。
その付属品として、ストラップなどのアクセサリー類を始め、さまざまなデザインの携帯ケースなどもどんどん発売されています。
さらにどんな場所でも携帯やスマホを手元に置いて利用する機会が増えています。
例えば、お風呂に入りながら、またアウトドアスポーツの場面でも同じように使いたいという要望が多くなり、必然的に生まれたものが防水ケースです。
中には防水だけが目的ではなく、衝撃にも耐えるという優れモノもあります。
ネットショッピングでも、すでにいろいろなデザインや材質のもの、大きさもさまざまなものが売られていますので、ぜひチェックしてみてください。
海水浴での貴重品管理におすすめの防水ケース
スマホ用の防水ケースを海水浴での貴重品管理に利用してみましょう。
防水ケースによっては、首から下げられるストラップ付のものや、腕用のアームバンド付のものなどもあります。
内側にポケットや仕切りがあるものがありますが、全体的にマチが薄いデザインが多いのであまり多くは入れられませんが、身につけていられるのは安心です。
もちろん、色やデザインも豊富で、ディズニーキャラクター柄のものなどもあり、気分に合わせて入れ替えるのも楽しそうです。
防水ポーチ
防水ケースより少し大きめサイズで、3段チャックで防水効果も十分、最後にマジックテープで止めるタイプ。
ウエストバックとしても、ワンショルダーバックとしても、またボディバックとしても使える長さ調節可能なベルト付きです。
色はクリアタイプで、だいたい7色以上あるものも多く、お手頃価格なので気軽にいろいろ楽しめそうです。
防水アームバック
携帯電話ケース用の防水バックを利用するのもいいでしょう。特に腕に付けられる防水アームバックは、泳ぐ時にも邪魔にならないのでとても便利です。
クッション付きなのもおススメのポイントです。
こちらは、薄型でコンパクトなので、お金とカギとスマホくらいしか入りませんが、身につけていられるという安心感は他のタイプよりも大きいでしょう。
お金などを入れる場合は、なるべく中身が見えないタイプのものがおすすめです。
防水規格について
防水製品を購入する場合に、気を付けなければいけないのが防水規格ですが、IPX6とかIPX8 とかいう記号を見たことはありますか。
これらは、防水規格の等級を表しており、数字が高くなればなるほど防水性能が高いことになります。
購入の際には、この数値も一つの目安にしたほうがいいでしょう。
もちろん、この防水性能が発揮されるには使用上の注意を満たさなければならないことをお忘れなく。
貴重品管理のコツ
海水浴でよく見るのは、レジャーシートにそのままバックや荷物を置きっぱなしにしていたり、レジャーシートの下に隠しておいたり、クーラーボックスの奥深くに忍ばせておいたりしているところです。
当の本人たちは、気づかれないだろうと思い、していることでしょうが、広い海岸ではいつ誰がどこからか見ているかもしれません。
また、防犯のために、誰か一人、荷物番を交代しているグループもいます。
せっかく一緒に遊びに来たのに、別行動があっては、お互い気を遣ってしまい、なんとなくつまらないものです。
できれば、みんな同じように遊べるようにしたいものですが、そのための荷物管理にはちょっとしたコツが必要です。
荷物は最低限に
一番大切なことは、海水浴での荷物は、必要最低限のものだけ持っていくということです。
女性は特に荷物が多くなりがち、持って行くものを厳選するのは少し大変かもしれませんが、よく考えてできるだけ少なめにしましょう。
最寄り駅のコインロッカーを利用する
海の家などのコインロッカーは、場所柄、簡易的なものも多くあります。
そのため、若干セキュリティ上も甘い可能性があるため、どちらかというと、よりしっかり管理されている駅のロッカーを利用したほうがよいでしょう。
比較的海岸に近い駅の場合は、着替えや予備のタオルなども預けておき、海水浴に必要なものだけ持っていくというのも選択肢の一つです。
砂浜には、最小限の荷物に留めておいたほうが動きやすく、移動するにも便利です。
貴重品は身に付けるべし
貴重品の管理でお勧めなのは、やはりすでにご紹介した防水ケースに入れて、身に付けるのが一番安全かつ安心です。
ここで言う貴重品は、スマホやカギ、小銭などですが、そのくらいだったら大抵の防水ケースには入るでしょうし、身に付けていても大した重量にならず、身体への負担は少ないでしょう。
現金に関しては、お札よりも小銭のほうが何かと便利です。
スマホは、身近にあると便利なのは、海でも同じですね。
防水ケースに入れたままでも、操作できるものもありますし、写真や動画などもそのままキレイに撮れるものもあるので、自分の使い道に応じたものを選びましょう。
首から下げるものや、腕に付けるもの、ウエストポーチなどのようなものなど、身に付ける位置も好みによっていろいろですが、肌の弱い人はなるべく直接肌につかない方法で、水着などの上から身に付けるようにするといいでしょう。
また、遊んでいるうちに外れないように、きちんと固定するなど、装着する部分を今一度確認するなどして、十分注意しましょう。
最後に
さて、海水浴での貴重品管理などについて、いろいろ紹介してきましたが、いかがでしょうか?
出かける前に、いろんな場面をあれこれ想像して、準備するのはとても楽しいですよね。
お気に入りの防水ケースは見つかりましたか。
今や、海水浴、サーフィンなどの海のスポーツはもちろん、渓流釣りやカヌーなどのアウトドアスポーツや、普段の生活にも便利な防水ケース。
カップルや家族みんなで、おそろいのケースを選んでも楽しいし、もちろん別々でも個性的で素敵です。
また、ソフトタイプ、ハードタイプといったケースの特徴や、防水機能だけでなく、スピーカーがついているなどのプラスアルファの機能などにより、価格もさまざまなものがあり、手ごろなところでは、なんと100円ショップでも取り扱っています。
この機会に、いろいろ集めてみるのも楽しいのではないでしょうか。
せっかくの楽しい海水浴、大事なものを無くさないように十分注意して、ステキな夏の思い出にしてくださいね。
では、みなさん、気を付けて行ってらっしゃいませ。
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