• 神社にお参りする頻度は?
  • 参拝の作法からお賽銭の相場は?

神社にお参りって年に何回していますか?

頻繁にお参りした方がご利益も期待できるのでしょうか?

初詣以外にはどんな時にお参りするのが一般的なのでしょうか?

神社にお参りする頻度は?参拝の作法からお賽銭の相場も徹底解説

 

このコラムでは神社にお参りする頻度や参拝の作法からお賽銭の相場についてご紹介していきたいと思います。

神社にお参りする頻度は?

では神社には一年に何度ぐらいお参りするのがよいのでしょうか?

 

やはり、年に何度もお参りしたほうがよいのかなと思ってしまいますよね。

 

結論から言ってしまえばお参りする回数が多ければ多いほど良いというわけではないのです。

 

お参りする回数に関する決まりというのは特に存在しないのです。

 

大事なのはお参りに行った回数ではなく、そのお参りの質なのです。

ですから、どうせ神社にお参りに行くのであれば、作法を守って神様への敬意と感謝の気持ちを持って、正しくお参りをすればよいのです。

 

このコラムの後半で、神社へのお参りの際の正しい作法についてご紹介していますので、ぜひこの機会に覚えておいてくださいね。

 

神社へのお参りとは神様に会いに行くことを意味します。

 

神様にたくさん会いたいと思えばたくさん参拝すればよいですし、神様に会いたいなと思ったときにいけばよいのです。

 

神社にお参りするときの作法

神社へのお参りは、お参りする回数よりも一回のお参りの質が重要だと前半でご説明しました。

 

ですから、神社にお参りするなら正しい作法を理解して、質の良いお参りをしたいですよね。

 

特に日本は無神論者が多いですよね。

 

お正月には、初詣に神社に行く、お葬式では仏式の法事をやりますし、クリスマスにもお祝いをします。

 

悪く言えば、八方美人で節操がないと外国人には思われてしまう場合もありますが、日本人はいろんな神様やその考え、信仰を受け入れる器が広いという意味にもとれますよね。

 

というわけで、毎年、初詣に作法など意識せず、何となく習慣で神社にお参りに行っているという方が実は非常に多いですよね。

 

でもせっかくお参りをするなら正しい作法を理解しておいて損はないですよね。

 

どのようにお参りするのが良いのかその作法についてご紹介したいと思います。

 

鳥居のくぐり方

神社の鳥居は一般社会と神様の住んでいる聖域を区切る結界のような意味を持っていると言われています。

 

目上の方のお宅にお邪魔するときのような引き締まった気持ちでくぐらなくてはいけません。

 

鳥居をくぐる際には、衣服をちゃんと整えて、15度ぐらいの軽いお辞儀をしてから通ります。

 

神様の聖域に入るわけですから、「お邪魔します」という気持ちでおじぎしましょう。

 

参道の歩き方

その後、参道を通り、本殿へと歩いていくのが、ここでも注意点があります。

 

参道を歩く際は、必ず左側を歩きましょう。

 

参道の真ん中は、正中(せいちゅう)といって、神様が通るための道とされているからです。

 

わかりやすくいえば、真ん中が宴席の場でいう「上座」にあたるというわけですね。

 

できれば正中(せいちゅう)は通らないようにあるくべきなのですが、どうしてもとおらなくてはいけない場合には、軽く頭を下げて「神様、お邪魔します。」という気持ちで通らなくてはいけません。

 

手水舎での作法

手水舎がありますが、ここでも作法が決まっています。

 

まずは、右手に柄杓(ひしゃく)を持ち、左手に水をかけて左手を洗います。

 

続いて、柄杓を左手に持ち替えて、今度は左手を洗います。

 

その後、また柄杓を再び右手に持ち替えて、今度は水を左手の手の平に組み、その水を口に含んで口を洗います。

 

この際、口を直接柄杓に当ててはいけません。

 

時代劇だと柄杓の水を美味しそうに飲んでいるシーンが出てきますので、つい真似したくなってしまいなりますが、やってはいけません。

 

その後、今度は柄杓の水でまた左を洗います。

 

この一連の手水舎での作法を、「手水をとる」といいます。

 

最後に、水の入った柄杓を立てて、柄に水を流してから伏せて元の位置に置きます。

 

神殿についてからの作法

神殿についたら、軽く神殿に向かって会釈をします。

 

その後、鈴をならしてお賽銭を入れます。その後、二礼二拍手一礼を行います。

 

二礼二拍手一礼とは何かについて説明します。

 

二礼二拍手一礼

二礼二拍手一礼は神式のお葬式やお祭り(仏教でいう法事)の時にも神様の前で必要になります。

 

なので、正しい作法について覚えておいて損はないですよ。

 

まず二回90度ぐらいの深いお辞儀をします。これが神様への敬意を示すのです。

 

胸の位置で手を合わせ、右手を少し下に下げ、この状態で二回拍手をします。

 

その後、手をゆっくりと下に下げ、また深いおじぎをします。

 

ここまでが二礼二拍手一礼です。

 

ちなみにお寺や法事では拍手をしてはいけません。混同しないように注意しておきましょう。

 

二礼二拍手一礼が終わったら、最後に神殿に向かって一礼をして、その場を離れます。

 

最後に鳥居をくぐったら、再び鳥居の方を身体の向きを変えて一礼します。

 

これは神様の聖域に対して「お邪魔しました!」という挨拶をしていることになるのです。

 

神社にお参りするときの服装は?

神社にお参りする際に服装に関する作法は決まっているのでしょうか?

 

特に、服装に関する指定はないので普段着で構わないのです。

 

確かに有名な神社にお参りに行っても、自分以外みんながスーツなどの正装をしていて自分が浮いてしまったという経験もないですよね。

 

ただ、露出の高い服、派手な服などは避けて常識的な普段着を選んで着ていくことをおすすめします。

 

正式参拝の服装

ただ、正式参拝となると服装についてもきちんと決まっています。

 

男性の場合には、黒か濃い紺色のスーツでシャツは白でネクタイをします。

 

靴ももちろんそれに合わせて革靴を履きます。

 

女性の場合には、黒か濃い紺色のフォームウェアを着ます。

 

ワンピースでもいいのですが、露出が高いものはまずいのでスカートが短いものは避けましょう。

 

靴もハイヒールなどは避けて、かかとの低い靴を選びましょう。

 

旅行先でお参りする場合

また、旅行先で有名な神社にお参りするということもあるでしょう。

 

その場合、ついつい軽装になってしまいがちですが、旅行で神社に行くことを予定している場合は、それを考慮に入れて服装を準備しおくとよいでしょう。

 

神社の神職さんは、神様に対するときは常に目上の方と接するように、正装しているわけです。

 

ですから、我々一般の参拝者もそれを見習って正装はしないまでも服装には十分に気を使った方がいいということですね。

 

お賽銭の相場は?

お賽銭は多ければ多いほどよいというわけではありません。

 

商売繁盛を祈願して、多めにお賽銭をいれればそれに比例して商売での利益も大きくなるとかそのように期待してお賽銭の額を決めるのは正しくないのです。

 

そもそも、お賽銭とは神様に願いを叶えてもらうためにその対価として支払うというものではないのです。

 

以前の祈願が叶いました。

 

神様のおかげです。という祈願が成就したことに対する神様への感謝の気持ちだったのです。

 

このこと自体ほとんど知られていないのではないでしょうか?

 

私も恥ずかしながらも、今回調べてみるまで知りませんでした。

 

それでは、お賽銭はいくらぐらいが相場なのでしょうか?

 

一番多いのが100円、二番目に多いのが5円という結果で、この二つだけで過半数を占めているようです。

 

5円が一番多いのかと私も思っていましたが、100円の方が多いというのは意外な結果にも感じます。

 

また、第三位は500円、第四位は10円となっています。

 

お賽銭に縁起の良い金額・悪い金額とは?

ご縁がありますようにというゴロで5円をお賽銭にするとよいというのはみなさん聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

5円を一枚だけ入れるのが一般的なのですが、その5円の枚数を増やしてお賽銭に入れる方も多いようです。

 

5円の枚数が多ければ、その分ご縁もありますようにという気持ちが強めているという考えのようです。

 

逆に10円は縁が遠くなってしまうというゴロになってしまうので、お賽銭に入れる金額としてはよくないとされています。

 

これも5円ほどではないにせよ、結構みなさんご存じなのではないでしょうか?

 

5円以外にも縁起が良いとされている金額がいくつかありますのでそれについてもご紹介しましょう。

 

11、21、31のような素数

11円、21円、31円のような金額は素数であり、1以外で割り切れません。

 

この割り切れない金額をお賽銭にすることは、夫婦が末永く円満に過ごせるようにとか、今の恋愛が成就しますようにという意味で、縁起が良いとされています。

 

神社にお参りに行ったときに、お財布にたまたま5円玉が切れていても、1円と10円があればこのように縁起のよい数字にできるのですね!

 

29円も縁起が良い

他にも29円も縁起が良いとされています。

 

29はゴロで「福」と呼べるので、福が来ますようにという意味になるので縁起が良いというわけです。

 

1万円も縁起が良い

また1万円も縁起が良いとされている金額です。

 

1万円は「円万」という音が「円満」と同じなので「円満に通ず」という意味になり、縁起が良いのです。

 

逆に奮発して1万円もお賽銭を入れておきながら、もしこれが縁起が悪い金額だったら、ショックですよね。

 

私はもちろんこんな金額入れたことはありませんが。

 

お札をお賽銭にするときのマナーは?

お札をお賽銭箱に入れるときにはマナーがあるのはご存知でしたか?

 

お札をお賽銭箱に入れるときはそのまま入れてはいけないのです。

 

お札をお賽銭箱に入れるときは白い封筒の中にお札を入れて、封筒に氏名と住所を書くのです。

 

神社の方ではこの封筒は中身だけ取り出して、そのままゴミ箱に捨てているようです。

 

氏名と住所を書いてもらったからと言ってそれを何かに活用するわけではないのですね。

 

ただ、心配性な方はこれでは個人情報が流出してしまうのでは?と心配されてしまう方もいるでしょう。

 

その場合は、あえて封筒にいれずにそのままお賽銭箱に入れても、白い封筒にだけ入れて住所や氏名を書くのは省略してもよいでしょう。

 

お賽銭の歴史

そもそも神社やお寺にお参りに行って、お賽銭をするというのは日本でいつから始まったのでしょうか?

 

それは、室町時代までさかのぼります。室町時代といえば、誰も知ってる有名なお坊さん、一休さんの時代ですね。

 

なぜ室町時代からというと、単にその時代に貨幣が流通してきたからたという理由のようです。

 

室町時代よりは以前では、お米を白い紙で包んだ「おひねり」というものや、ひえやあわなどの穀類や山や海の幸をお供えとして出していたのだそうです。

 

お金であれ、お米などの食べ物であれ、神様への感謝の気持ちでお供えするという意味では同じですね。

 

まとめ

ここまで読んでみていかがでしたでしょうか?

 

私自身、祖父母の家が神社の近くなので、祖父母の家に遊びに行った機会に、神社には頻繁に行っていましたが、こんな作法については全然知りませんでした。

 

外国人の友人が海外から遊んできたときなど、有名な神社にお参りする機会ってあるかもしれないですよね。

 

そんなとき、日本人の代表として正確に神社での作法のお手本を見せてあげられたらすごくかっこいいですよね!

 

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