- ホームシックについて知っておこう!
- ホームシックを克服しよう!その対処法とは?
- 留学前、日本にいる間にできる対策ってある?
海外に留学をしてホームシックになってしまった、留学をしたいけどホームシックになったらどうしよう、そんな不安を抱えている方のために!
対処法や留学前の対策を知っておきましょう。
留学によるホームシックとは?
留学をして勉強やさまざまな経験を積むために頑張りたいと思っているのに、慣れない海外生活でホームシックになってしまい、せっかくの留学生活がつらくなってしまった。。。という方も少なくありません。
また、これから留学したいと考えている方も、ホームシックへの不安を持っている方も多いですよね。
ホームシックとは、『故郷や家庭を懐かしみ、異常に恋しがる気持ち』のことです。
慣れ親しんだ日本を離れて慣れない場所で生活するわけですから、このような気持ちになってしまうのも仕方のないことですよね。
国内であっても、故郷を離れて新しい土地で生活や仕事、勉強など、新しい生活を始める方でも、同じような気持ちになってしまうことでしょう。
ホームシックになる原因
ではまず、ホームシックになる原因とはどのようなものがあるのでしょうか?
- 食生活や習慣の違い
- 天気や気候の違い
- 生活スタイルの急激な変化
- 留学に対する期待と現実の違い
- 勉強が思ったより大変
- 日本にいる家族や友人のことが心配
海外留学となると、新しい土地で生活をするというだけでなく、言葉や文化の違いなどもありますし、トイレなどの衛生面の違いなど、たくさんの変化に戸惑うことが多くなります。
それに加えて、勉強など頑張りたいという気持ちを持って留学をしたわけですから、生活環境の変化があっても頑張らなければという気持ちもあるので、ますます追い込んでしまうこともあるでしょう。
さまざまな変化が一気に押し寄せて、それに対応しきれなくなり感情の変化が起こる、これがホームシックに繋がることになってしまいます。
ホームシックになりやすい人っているの?
ホームシックになる可能性は誰もが持っているものです。とはいえ、ホームシックになりやすい人なりにくい人がいます。
- 海外に行くのが初めて
- 悩みなど一人で抱え込んでしまう
- 周囲の勧めで留学した
- 留学前から家族や友人と離れるのがつらい
- 家族との関係が希薄
ホームシックになりやすい人の特徴から、それに対してなりにくいといえる人の特徴についてお話していきましょう。
海外に行くのが初めての人
これまでに実家から出たことのない人もホームシックになりやすいといえます。
また、一人暮らしの経験があるとないとでも、ホームシックへの影響は違いますよね。
悩みなど一人で抱え込んでしまう人
悩みや不安なことがあっても、誰にも話そうとせずに一人で抱え込んでしまう人っていますよね。
誰か一人でにも相談できる人がいる人や楽天的なタイプの人は、比較的ホームシックになりにくいといえるでしょう。
周囲の勧めで留学した人
自分の意思とは関係なく周囲の勧めで留学した人に対し、留学に対してきちんとした目標を持っている人では、留学に対する気持ちのモチベーションもかなり違いますよね。
留学前から家族と友人と離れるのがつらい人
留学前の普段の生活から家族や友人との交流が深く、離れることがつらいと感じる人は、留学して離れ離れになってしまうとホームシックになりやすいといえます。
すぐに会うことのできない距離ですから、寂しさも強く感じてしまうことでしょう。
家族との関係が希薄な人
家族との関係がそれほど深くなく、家族のサポートがあまり期待できないといった場合もホームシックに大きな影響を与えてしまう原因になってしまいます。
ホームシックの症状とは
ホームシックになると、精神的に不安定な状態になってしまいます。
人によって症状には違いがありますが、さまざまな症状が起こることがあります。
- 不安や孤独感
- 引きこもり
- ストレス
- 対人恐怖症
- うつ
- 過度のストレスによる、過食や拒食
強い寂しさを感じるだけではないのですね。
不安や孤独感から悲しくて涙がとまらない、またひどくなるとうつ病にもなりかねない。
症状の幅広さから、精神的なダメージはとても大きなものであることがわかりますね。
ホームシックを克服する対処法
誰もがなってしまう可能性のあるホームシック。
では、もしホームシックになってしまったら。。。その対処法はどのようなものがあるのでしょうか?
ホームシックの対処法
ホームシックになってしまうと、今ある状況にますます不安を感じたり、焦ってしまうこともあるかと思います。
ホームシックに焦りは禁物です。
ホームシックの対処法をご紹介しますので、焦らずに向き合うことを大切にしてください。
- カウンセラーに相談しよう
- 人と会話する機会を増やそう
- 規則正しい生活を送るようにしよう
- 気分転換をしよう
- 自分の好きな場所を見つけてみよう
- 焦らないこと
カウンセラーに相談しよう
留学する国にもよるのですが、アメリカやカナダなどでは、日本よりも気軽にカウンセリングを受けられる場合があります。
また、日本人留学生の多い地域では、日本人や日本語を話せるカウンセラーがいる場合もあります。
専門のカウンセラーにまずは悩みを打ち明けてみましょう。
人と会話する機会を増やそう
悩んでいるときや落ち込んでいるときに、知らない人でも友人でも、ちょっとでも話をすると気持ちが紛れたり心が軽くなることってありませんか?
少しでも人とのつながりを見つけて、会話をする機会を増やしてみましょう。
クラブやスポーツチームに入ったり、勉強会やアクティビティーに参加するのもいいでしょう。
現地で友達ができなかったり、言葉の壁に悩んでいるときは、日本人のコミュニティーを探すのもいいですね。
規則正しい生活を送るようにしよう
規則正しい生活を送って健康を維持することも、精神的なダメージを防ぐことができます。
海外の文化や言葉に慣れるまでに、精神的にも体力的にも大変ですから、規則正しい健康的な生活を心がけるようにしてください。
しっかり睡眠を摂り、適度な運動、そしてしっかりと食事をすること、とても大切ですよ。
気分転換をしよう
自分の好きなことをして気分転換をしてみましょう。
好きな音楽を聴いたり、運動をして汗をかいたり、思いきり泣いてみるなんていうのもいいかもしれません。
勉強のために我慢していたことを思いきってしてみるのもいいですね。
自分の好きな場所を見つけてみよう
お気に入りのカフェや公園など、リラックスできるお気に入りの場所を見つけてみましょう。
健康維持のために、お気に入りの公園でジョギングやウォーキングするのもいいですよね。
焦らないこと
新しい環境に慣れることや親しい友人を作れるようになるには、時間がかかってしまうことがあります。
ホームシックになってしまっても、まずは焦らないこと。
ゆっくり時間をかけて、一歩ずつ進んでいけばいいのです。
留学前に日本でできる対策は?
ホームシックになる可能性は誰でも持っていると理解しておきましょう。
ホームシックになっても、比較的早く解消されることもあれば、症状が強く出ることもあります。
人によって出方は違うものの、どんな人でもホームシックになると頭に入れておきましょう。
「私は強いから大丈夫」と思っていても、ホームシックになってしまうこともあるのです。
- 日本人の友達を作る
- ルームシェアやホームステイをする
- ネガティブなことは考えない
これらのことを留学前から知っておけば、留学してからとても役に立つでしょう。
日本人の友人を作る
留学先で、コミュニケーションが上手に取れなかったり、話せる友人がなかなかできないということもあるでしょう。
そんなとき、やっぱり日本人の友人がいれば、とても心強いですよね。
いまでは、ネットやSNSなどで交流することができるので、そういったものを駆使して探してみるのも!
それでも、なかなかできないという場合は、日本関連のイベントや、学校などにある日本人のサークルに参加してみましょう。
ルームシェアやホームステイをする
ホームシックの原因となるものとして、寂しさがいちばん大きいのではないでしょうか。
交流する人がいなければ、寂しさもどんどん増してしまいますよね。
そこで、おすすめなのが、ルームシェアやホームステイ。
誰かがいてくれるというだけで、寂しい気持ちは和らげることはできるはず。
とはいっても、1人部屋を与えられるので、プライベートな空間はしっかり確保できます。
ネガティブなことは考えない
無理はしないでほしいのですが、悪いことばかりを考えずに、自分はどうして留学をしたいと思ったのかなど、思い出してみてください。
寂しいつらい、どうしたらいいんだろう。。。などとネガティブなことを考えずに、違うことを考えたり、なにかをして気持ちを紛らわせたり。
留学前からポジティブなことを考えられるようにしておくといいですね。
また、毎日予定を入れて忙しくするというのもおすすめ。
余計なことを考える時間を作らない、体を動かしたり誰かと接することで、気持ちが楽にすることができるはずです。
留学に関する記事
引きこもりについての記事