- 運動会での雨への対策ってどうすればいいの?
- 雨の運動会に持っていくと便利なものとは?
- 運動会が雨で中止になる判断の基準は?
運動会は、子ども達が日頃がんばって練習してきた成果を発揮する大切な晴れ舞台です…。
例年天気の安定した秋頃に開催されることの多い運動会ですが、近年では5~6月の梅雨時期に行なわれるケースも増えてきました。

そうなると、どうしても心配になるのは「天気」についてだと思います。
- 「もしも運動会の日が雨予報だったら…?」
- 「万全の準備を整えていたのに、当日雨が降ってきたら…?」
親としては色々と気になることが沢山ありますよね。
今回は、子どもの運動会に雨が降る可能性がある場合の対策について、あらゆる場面を想定して徹底的にご紹介させていただきたいと思います!
また、運動会が中止になるときの判断基準についても詳しくまとめましたので合わせてご覧くださいね。
運動会で雨が降ったときの対策まとめ!
もしも運動会が雨予報のとき…もしくは運動会の当日に雨が降ってきたとき…場合によっては、そのまま競技が続行されることもあります。
あらかじめ晴天予報が出ている場合はいいですが、降るのか降らないのかハッキリしない天気の場合、雨が降ることを想定して準備をしておいた方が安心です。
当日のあらゆる状況に備えて、今一度以下のことについて確認してみてください。
お弁当作りはどうすればいい?

当日はお弁当を持参して行かなければならないところも多いですよね。
しかし運動会には最低でも家族全員、さらにはお祖父ちゃんやお祖母ちゃんなどの親戚がくる場合もあります。
そのため、普段のお弁当とは違って大量に作らなくてはなりませんから何日も前から材料を準備する必要がありますよね。
当日に雨予報が出ている場合、ママが一番困るのはお弁当についてではないでしょうか?
延期になったとしても、日持ちしない食材などは取っておくことができませんから出来ればなるべく早い段階で中止かどうかわかればいいですよね。

しかし案外直前まで催行についての情報は確定しないものです。
ほとんどのママ達は雨予報でも事前にお弁当の材料を準備して、当日の朝にはひと通り作るようです。
とはいえ、一生懸命お弁当を作ったのに当日中止になってしまった場合の精神的ダメージは計り知れない程大きいものですよね…。
という事で雨予報が出ている場合のお弁当対策としては「あまり張り切りすぎない」という事に尽きます。
お弁当の内容は、あくまでも簡易的なもので十分です。
もしも中止になってしまった場合には、その日のお昼ご飯として食べればいいのです。
動画で紹介しているような、時短でも見栄えの良いお弁当を作るテクニックなどもありますから参考にしてみてくださいね。
また、当日の天気がハッキリしないときは思い切って買ったお弁当を持って行くのもアリです。
気になる場合には、出来合いのお惣菜を箱に詰め替えてそれっぽく見せる裏技もあります。
場所取りについて

雨の場合は場所取りも悩ましい問題ですよね。
運動会の勝負は早朝の場所取りから始まるといっても過言ではありません。
我が子の活躍を少しでも近くで見たい!と思うのはどの家庭も同じです。
気合いの入ってるところでは、太陽も出てない真っ暗なうちから並ぶ親もいるほどです…。
しかし雨予報の場合、朝早くから並んで場所取りをしても中止になってしまったら肩透かしをくらった気分になりますよね。
とはいえ、少々の小雨ならば決行されることも多いので、やはり場所取りはしておいた方が良いでしょう。
レジャーシートは2種類

雨の場合の場所取りは、いくつかのポイントがあります。
まずは場所取り用のレジャーシートと、実際に座るとき用のレジャーシートを2種類用意しておくことです。
これは、最初に敷く場所取り用のレジャーシートが始まる前に雨で濡れてしまうことがあるためです。
タオルで拭いてから座っても良いですが、結構大変な作業になりますから実際に座るときは新しいレジャーシートに敷き変えた方がラクですよ。
また風で飛ばされる可能性もあるため、ペットボトルに水を入れた重しを置いておくのもオススメです。
どこに場所取りするか?

雨が降っている場合は場所取りをする場所についても考えなくてはなりません。
通常なら少しでも前に取ろうとするのが一般的ですが、雨の場合は自分の子どもの出番以外は屋根のあるところに避難する事などもあります。
ですから、少しでも出入りしやすい位置に取った方がいいかもしれません。
それに、後ろに場所取りすると傘をさすこともできるので、意外とオススメですよ。
また場合によっては倉庫下など屋根がある場所にレジャーシートを広げることができる場合もあります。
晴れているときとはまた違った場所取りの仕方も考えておきましょう。
うっかりしがちな防水対策

防水についても万全の対策を行なっておきましょう。
特にビデオカメラなんかは濡れてしまったら大変です。
防水機能がついていれば良いですが、そうでない場合は防水ケースに入れて撮影すると安心ですよ。
防水ケースがない場合には、ビニール袋で包んでレンズの部分だけ開けておきましょう。
この時に水が入り込まないよう、隙間はしっかりとテープで留めるのがポイントです。
またラップで巻いておくのも簡単でオススメですよ。
雨予報のときに持って行くべき持ち物
続いては、雨予報の運動会に持って行くと便利な持ち物についてご紹介します。
運動会が開催される場合には、これらのグッズを装備して万全な対策でのぞみましょう!
雨具や折り畳み傘
運動会は傘をさすのが禁止…というところも多いので、基本的には雨具を着用しておくと便利ですよ。
また雨ざらしで一日中いると、気温が高くても案外冷えて寒く感じるものです。
その点、雨具は防寒代わりにもなりますから必ず持っておきたい優秀アイテムですよね。
また傘はダメでも、移動するとき用に折り畳み傘があるといいですよ。
ブルーシート
ホームセンターなどで売っていて比較的手に入りやすいブルーシートですが、一枚持って行くと非常に重宝しますよ。
雨のときは自分や子どもが濡れないようにする事ももちろん大切ですが、荷物などが濡れないように対策することも重要です。
大雨が降って一時中断…なんて事もありますから、その場を離れるときにバサッと被せておけるブルーシートがあると便利です。
タオル
タオルは絶対に何枚か準備してください。
フェイスタオルはもちろん、バスタオルもあると便利ですよ。
濡れたときに拭いたり、寒いとき防寒対策として毛布代わりに使ったり、座布団代わりにしたり…あって良かったと思えるアイテムです。
テント
事前に確認が必要ですが、最近ではテントOKな運動会もあるようです。
防水加工が施されたテントを持って行くようにしましょう。
着替え
ビショビショに濡れたり、泥がはねて汚れたりしますから子ども達の分も着替えを用意するのを忘れないで下さい。
出来れば靴下や靴、パンツまで替えがあると完璧です。
ゴミ袋やティッシュ
ゴミ袋やティッシュは晴れているときの運動会でもあると便利なグッズです。
ゴミ袋はゴミ袋として使うのはもちろん、防寒や雨具にもなり、荷物を中に入れてしばれば雨よけにもなります。
ティッシュについても、案外使う場面が沢山あります。
できれば箱で用意しておくと便利ですよ。
運動会が雨で中止になる判断の基準は?

運動会の日に雨が降るかも…ってだけでものすごく大変ですよね。
親としては少しでも早い段階で中止かどうか知りたいところですが、運動会が雨で中止になる場合の判断基準はいったいどうなっているんでしょうか?
中止になる基準は誰が決めるの?
実は全国的に、運動会が中止になるかどうかの明確な基準は特に決められていません。
つまり、運動会の開催については完全にそれぞれの小学校や幼稚園などの判断に委ねられているのです。
大抵の場合は天気予報や当日の状況をみながら職員会議で話し合われて、最終判断は校長や園長などが決定しています。
前日までに中止になる場合

前日までに中止が決まる場合もあります。
- あらかじめ天気予報で一日中大雨が降ることがわかっている場合や、台風が接近、上陸することがわかっているような場合。
- 前日から雨が降っていて、当日も雨が降り続く予報がでている場合。
- 前日の雨がひどく、当日は止みそうでもグラウンドの状態がよくない場合。
このような時などは、事前に運動会の中止が決定されて連絡がくる場合もあります。
当日に中止になる場合

困るのは、当日の朝に中止が決まることもある…という事です。
・朝7時半頃までに明らかに雨がザーザーと降っている場合。
・小雨だが、一日中ずっと降り続く予報がでている場合。
このような場合は当日の朝に中止が決定されて、連絡が回されます。
どこで中止の情報がわかる?

運動会が中止かどうかの情報は、一刻も早く知りたいところですよね…。
しかし運動会前日や当日の朝、学校や園の先生方は特に慌ただしく忙しくしているので、電話で開催に関する情報を尋ねるのは絶対にNGです。
いちいち電話対応している暇がないという事ももちろんですが、回線がパンクしてしまったら大事な要件の電話がかけられなくなってしまうから…という理由もあります。
学校や園によっては、あらかじめ開催に関する電話を禁止しているところもあるので注意しましょう。
それではいったいどこで情報を仕入れたら良いのでしょうか?
いくつかの方法をご紹介したいと思います。
連絡網
当日の予報が怪しいときには、事前に連絡網が回される場合がほとんどです。
電話連絡がくる場合もあれば、最初に登録したメールアドレスにメールで回ってくる場合もあります。
どちらにしろ、携帯の電源が切れないようにしてこまめにチェックしておくようにしましょう。
入り口の前に掲示
また、当日は学校や園の正門前に開催に関する情報が掲示されることもあります。
たいていは朝の7時頃に掲示されるケースが多いようです。
学校や園が家から近い場合には、直接行って確認した方が早くて確実かもしれませんね。
ママ友ネットワークで
また、ママ友ネットワークを利用して開催に関する情報を相談してみる方法もあります。
最近ではママ友でライングループなどを作っている方も多いですよね。
どの学校や園にも、上に兄姉がいるベテランママが何人かいるものです。
ベテランママは過去の経験から運動会などのイベント時の対応にもかなり詳しかったりします。
情報が出回る前から中止かどうかわかっていたりする事もあるので、どうしても気になる場合はママ友ネットワークで相談してみるのも一つの手段です。
大抵は事前に連絡がある
とはいえ、大規模な運動会の事ですから学校や園も事前にそれなりの対策をしています。
前日から雨が降っていたり、当日の天気に雨予報が出ている時には、ほとんどの場合あらかじめ当日の対応についての連絡が回されるのが一般的です。
例えば、前日に「当日朝の天気の状態をみて最終的な判断についての連絡網は、7時頃までに回します。」といったような内容の連絡がきます。
「給食がないので、お弁当を持たせて登校させてください。」
「ランドセルに教科書とお弁当を持たせて登校させてください。」
など、大抵の場合その他の細かい指示も書いてありますのでそれに従って臨機応変に準備するようにしましょう。
また、学校や園によってはホームページやSNSに掲示するところもあります。
途中で天気が変わった場合は?

最終的な判断がでたあとに天気が変わることもありますよね…。
そんなときは、一般的にどのような対応がなされるのでしょうか?
基本的には学校や園の方針によって異なりますが、ほとんどの場合以下のような対応になることが多いようです。
中止になったあとに雨が止んだ場合
朝の状況では雨が降っていて、運動会の開催が残念ながら中止になってしまった場合。
中には、中止が発表されてから雨が止んでしまうこともありますよね。
そんな時は思わず戸惑ってしまうかもしれませんが、中止が開催に変わることもあるのでしょうか?
その答えは、基本的にはNOとされています。
一度中止が発表されたあとに、やっぱり開催!というように変わる事はほとんど無いようです。
そんなことをしたら、みんな混乱して大変ですもんね。
催行が決まったあとに雨が降ってきたら?
また、逆に開催が決定されたあとに雨がパラパラと降ってくるようなこともあります。
そのような場合は、とりあえず運動会は決行になることが多いようです。
中には、主要な競技を先に行なうなどプログラムの変更があることも…。
ただし雨が本降りになってきて止む気配がないようなときは、途中で中止になるケースもあります。
その場合は延期になって後日改めて行なわれることもあれば、延期は無しの場合もあり、学校や園の方針によって様々です。
詳しく連絡網が回るのを待ちましょう。
降水量やグラウンドの状態をチェック!

運動会の開催について判断する目安として、降水量やグラウンドの状態などが重要となります。
天気予報である程度降水量の予測がわかりますので、雨が降るにしてもどの程度降るのかわかれば何となく中止かどうかの判断ができますよね。
また学校や園によって水はけの良いグラウンドや水はけの悪いグラウンドなど、タイプが様々です。
連絡がくる前に、そういった事から総合的に判断してみることも可能です。
天気予報で降水量をみる
よく天気予報で、降水量〜㎜とありますがいったいどのくらい降るのでしょうか?
雨といってもパラパラ降るくらいでしたら、運動会が行なわれる可能性も高いですよね。
一般的に、0.2㎜くらいの降水量であれば傘がいらないくらいの小雨であるとされています。
1㎜程度の降水量は微妙で、どのくらい降り続くか、または校庭の水はけの様子によっても判断の分かれるところです。
3〜10㎜の降水量はいわゆるザーッと降る大雨ですので、ほとんどの運動会は中止になるでしょう。
このように、ある程度降水量でも判断する基準になりますので天気予報は必ずチェックしてみてくださいね。
グラウンドの水はけで判断する
またグラウンドの水はけによっても、開催か中止かの判断は変わってきます。
水はけの悪いグラウンドの場合は、当日に雨が止んだとしても、前日の雨でグチャグチャのために中止になることもあります。
一方、ゴムで出来ている全天候型トラックなどは、当日の朝に雨が降っていたとしても止んだらすぐにグラウンドが乾くので開催されることも多いです。
まとめ
基本的に運動会は屋外で行なわれるイベントのため、どうしても天気に左右されてしまうものです。
もしも雨が降ってしまったら、運動会が中止になるのかどうかは親にとって非常に大きな問題となります。

しかし、雨が降りそうなときの運動会の対策について知っていれば安心ですよね。
雨のときは場所取りの仕方やお弁当の作り方にもちょっとしたコツがある事がわかりましたよね。
また雨のときに持っていくと便利な持ち物についてもいくつかご紹介しましたが、予めきちんと備えておけば万全です。
中止かどうかの判断基準はそれぞれの学校や園の方針に委ねられていますが、降水量やグラウンドの状態によってある程度判断することもできます。
とはいえ最近では連絡網に加えてメールやSNS、ホームページなどでも情報を共有することが出来るようになりましたから、こまめにチェックしてその都度指示に従うのが一番確実ですよね。
大切なお子さまのせっかくの晴れ舞台ですから、万全の対策をしてしっかり準備しておきましょう。
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