- ドレッドヘアのやり方を動画で簡単に解説!
- 日本人でも自作できる方法をレクチャー!
ドレッドヘアはその独特な雰囲気が印象的ですね。
日本でもミュージシャンやスポーツ選手、サーファーなどがドレッドヘアのヘアスタイルをされている方がいます。

そんなドレッドヘアは、何も美容院で行うというだけではないことをご存知ですか?
私達日本人は、自分でもドレッドを自作することができるんです。
ここでは、ドレッドヘアのやり方やお手入れ方法などを解説、また動画でも簡単に解説していきたいと思います。
ドレッドヘアって何?
ドレッドヘアは、髪の毛同士が不規則に絡み合うことで収縮し、1本のロープのようになったヘアスタイルを指します。
作り方は美容院でなければできないという方法もあれば、自分でできるドレッドもあるんですよ。
現代においては、ドレッドヘアはファッションの一部として世界各国で広く認知されています。
ドレッドの真相

ドレッドヘアにするとなると、その前に色んな悩みが出てきます。
例えば、ドレッドヘアは洗えない、ニオイがある、アフロじゃなければできない、などちょっとしたウワサを耳にしたことがある方も多いと思います。
しかし、実際にはドレッドヘアにしても洗髪方法をマスターしておけば、気になるニオイもありません。また、髪質に関係なく誰でもドレッドヘアにすることができます。
ドレッドヘアにする前の心構えとは

ドレッドヘアはとても個性的な髪型であると言えます。
ワイルド感を出したり、ナチュラルに仕上げたり、とてもおしゃれな髪型を演出することができます。
ただし、その形成過程やメンテナンスなど、また周囲の人からのイメージなど、様々に異なる点があります。
ドレッドヘアを長く楽しむ為にも、ドレッドヘアにまつわる基本知識を身につけておきましょう。
ドレッドは完成までに長期間かかる

自分で作るドレッドヘアは、作り方も様々です。
自分でドレッドヘアを作るとなると、ボサボサになる期間を経て、曲がったり収縮したりすることを繰り返し、安定したドレッドの形に落ち着いてきます。
そこまで辿りつくには、半年~3年はかかると言われているのです。
美容院などでドレッドヘアを完成させようと思うと一瞬で仕上がってしまいますが、自作の場合は長期に及ぶことを覚悟して始めなければいけません。
洗髪に時間がかかる

ドレッドヘアは正しい方法をマスターすればキレイに洗うことができます。
しかし、ドレッドを崩さないように指の腹を上手に使用し、頭皮を清潔に洗わなければならず、普通の髪の毛を洗髪するよりも3倍くらいの時間がかかると思ってください。
洗髪はドレッドヘアにしてから何度も繰り返すことで少しずつ慣れてくることから、洗髪時間も短縮されることもあります。
とは言え、その後のドライヤーに時間がかかるので、毎日のヘアケアにかなりの時間を必要とします。
頭皮環境が暑い
ドレッドは髪の毛が密集して密度が高くなることから、通気性が悪く、どうしても頭皮に熱がこもりやすくなります。
その為、特に夏場は頭皮環境が悪くなりがちであることから、洗髪は十分に行う必要があります。
周囲の反応

ドレッドヘアについては、その魅力を理解している方はどちらかと言えば少ないかもしれません。
その為、周囲の人から好奇の目で見られることもあれば、何だか不潔な雰囲気に見られるなどといったことがあります。
また、職場や学校でドレッドロックスが禁止されているなど、仕事での制限は大きく受けることになります。
このようなことから、ドレッドヘアを作る際は、様々な弊害もあることを理解した上で行うことが大切です。
ドレッドヘアの作り方
ドレッドヘアの中でも定番な「フリーフォームメソッド」の作り方をご紹介します。
このフリーフォームメソッドは、髪の毛を伸ばしながら作ることができます。
手順
- 1週間に1~4回の頻度でコンディショナー成分を含まないシャンプーや無添加石鹸でのみ髪の毛を洗います。
- 日常のくしの使用を辞め、手ぐしも行わないでください
- 2の行程を半年~3年続けます。
- 髪の毛が束になり出した時に、束が太くなる場合は先端から引っ張り、2つに分けてください。

これを繰り返すと、自然と髪の毛同士が絡み合い、小さな束を作り始めます。
その束同士がさらに絡み合うことにより、残った髪の毛をさらに巻きこみ、収縮してどんどん密度が高くなり、ドレッドが自然と出来上がるのです。これがフリーフォームメソッドです。
キレイに完成されたドレッドになるには、半年~3年かかると言われていますが、とても個性的な健康的なドレッドを完成させることができます。
フリーフォームメソッドのメリットとデメリット
- 自分で自宅でできる
- お金がかからない
- メンテナンスが最小限ですむ
- 髪や頭皮への負担が少なく、長期の維持が可能
- とても個性的なドレッドヘアを作ることができる
- 普通だった自分の髪の毛が自然にドレッドヘアに変わる過程を楽しむことができる
- ドレッドヘアの種類の中でも特に長期間の時間が必要となる
- ドレッドヘアが完成するまでの途中段階で髪の毛がボサボサな時期を過ごさなければならない
ドレッドヘアの洗い方
無添加石鹸・コンディショナーのないシャンプーで洗う
髪の毛をお湯で濡らした後、コンディショナー成分が配合されていないシャンプーや無添加石鹸を使用します。
その際、手のひらに適量のシャンプーを取り、手の全体にシャンプーを広げ、頭皮をマッサージするように洗います。
ソフトタッチで頭皮を洗う
髪の毛の中で頭皮を洗うように優しくソフトタッチで洗ってください。
洗う時に円を描くように指の腹を使用することで、髪が絡みやすくなり、ドレッド化を促すことができます。
ドレッド同士が絡み合うことがないよう注意しながら洗髪してください。
もみ洗いでシッカリ濯ぐ
キレイに洗い終わったら、泡や汚れが頭皮や髪の毛に残らないようにしっかりと濯いでください。ドレッドじたいも揉み洗いしながら丁寧に濯ぐことがポイントです。
この時、泡や汚れが頭皮や髪の毛に残ることにより、後にニオイや痒みの原因となるため、十分に濯ぐことが大切です。
ドライヤーを使用して髪の毛を乾かす

この時、髪の毛を絞ったり振ったりしてからタオルで拭き、水気を取ってください。
水気を拭き取る際は、タオルで円を描くように手を動かすことで、髪が絡みやすくなり、ドレッド化を促すことができます。髪の毛はしっかりとドライヤーで乾かすことをおすすめします。
髪の毛が湿気ているとドレッドの形が崩れたり、雑菌の繁殖につながる為、よく乾かす方が頭皮環境には良いと言えます。
自作したドレッドをさらにドレッド化するには
円を描くように洗髪する

洗髪の際に円を描くようにします。
洗髪後、タオルで水気を拭く際は、円を描くように手を動かしましょう。
お風呂の時に限らず、タオルを使用して円を描くように髪の毛をこするとより髪の毛が絡まり合い、ドレッド化を促すことができます。
ソルトスプレーを使用する

塩水を作り、ドレッド全体に霧吹きし、その後タオルで円を描くようにしてこすってください。
塩は頭皮や髪の毛を乾かした状態にして使用することで髪の毛同士が摩擦を起こし、より絡みやすくなります。
ソルトスプレーを使用した場合は、その日のうちに髪の毛を洗うようにしてください。
長時間ソルトスプレーされた頭皮状態でいると、乾燥を招き、後にかゆみや頭皮の湿疹、痛みが生じる可能性がある為、注意が必要です。
枕にタオルをかぶせて就寝すると、睡眠中も髪の毛に摩擦を起こさせることができ、より髪の毛が絡みやすくなります。
まとめ
いかがでしたか?ドレッドヘアの自作のやり方や、ドレッドヘアのやり方を動画で解説しました。
ドレッドヘアはとても簡単にできるものもあります。
その分、キレイに完成させる為には時間がかかりますが、自作するドレッドヘアほど愛着のあるものはありません。
ぜひ簡単なドレッドに挑戦してみてはいかがでしょうか?
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