• ピッキングのためのヘアピンの作り方とは?
  • ピッキングのやり方を動画で簡単に解説!

このタイトルを見て、一瞬「ドキっ」とする方も多いと思います。

ピッキングと聞いただけで、多くの方は犯罪を連想することでしょう。

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しかし、ピッキングは古く昔からある為、誤って鍵を失くしてしまった場合の対処法としては、取手も実用的な使い方ができていたのです。

また、人によっては趣味として親しまれてきた歴史があります。それに、実際に泥棒が自宅に侵入するとなると、それをあえて玄関先からピッキングして侵入するといったような律儀な泥棒は存在するのでしょうか?

 

それなら簡単に窓を破って侵入するのが一般的であり、この方法で泥棒の被害に遭うケースが多いのではないでしょうか?

 

ここでは、ピッキングのためのヘアピンの作り方ややり方について、動画等でも簡単に解説していいきたいと思います。

ヘアピンでのピッキングのやり方

シリンダー錠については、それぞれ長さガ異なる金属棒が入っています。

ここに鍵をさすことで、金属棒が押し上げられ、シリンダー内部の切れ目が一列に並ぶ為、そのタイミングで鍵を回せば鍵が解錠するという仕組みです。

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それを、ヘアピンだけで開ける為には、1本のヘアピンを鍵穴に挿し込み固定します。

そして、残る1本のヘアピンを使用して金属棒を持ち上げます。この時、ヘアピンを回して力を加えると、その反動で金属棒が良い高さで引っかかり、全体を揃え回転することで鍵があくのです。

 

とは言え、この原理については言葉で理解できても、実際に鍵を開ける練習をしてもなかなかうまくいきません。かなりの練習量が必要となると思います。

 

これはあくまで自身の家の鍵に何らかのトラブルが生じた場合に利用すべき手法であり、他人の家の鍵で練習するなどといったことは違法行為である為、注意してください。

 

※ヘアピンだけで鍵を開けるやり方の動画

 

種類別の鍵を開ける方法

ピンシリンダー

 

ピンシリンダーは、鍵の片方にギザギザが付いていて、マンションなどの集合住宅で利用されることが多いです。

このように、鍵を差し込み、ギザギザに合わせ、ピンが正しい位置にはまればその後鍵を回すことで簡単に開きます。

 

これをピッキングで開ける方法について下記に動画をご覧ください。

一般的にはヘアピン2本を使用することでピッキングして解錠を行うことができます。代用で、針金を使用することもできます。

 

ピッキング方法の手順
  1. 2本のヘアピンを準備し、形を作ってください。
  2. 1本のヘアピンを使用し、鍵を開ける方向に力を加え、鍵穴にヘアピンを差します。
  3. 残る1本の鍵穴にヘアピンを差しこみ、ピンが正しい位置となるよう動かしてください。
  4. 全てのピンが正しい位置にきたら、ヘアピンを回し鍵を解錠します。

結構簡単なタイプとなっているので、このタイプが自宅の鍵となっている方は、若干セキュリティが心配です。

 

ディスクシリンダー

 

ディスクシリンダーは、最も簡単にピッキングできる鍵穴の形状となっており、防犯性が低いことから、すでに生産中止となっている製品でもあります。

日本製においては「MIWA」という会社が取扱っていました。

基本はピンシリンダーと同様の手順でピッキングを行うことになります。

 

ディンプルシリンダー

ディンプルシリンダーは、鍵にギザギザがありません。その代わり、見た目にも鍵表面にでこぼこがあります。

ピンが上下⇔から刺さる際、鍵の構造がとても複雑であることから、ピッキングで解錠するのはかなり困難な鍵のタイプになります。

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その為、防犯性においては非常に高いセキュリティであると言われています。

最近では、このディンプルシリンダーを使用される方が増えています。ピッキングしにくいタイプだと防犯性が高いと言えますね。

 

とは言え、ディンプルシリンダーも、専用ツールを使用することで解錠することができます。そちらの動画が下記となります。

 

防犯性から考慮する

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鍵は無数に存在します。

その中でも、最も防犯性の高い「マグネットタンブラーシリンダー」や、ディスクシリンダーは、見た目にはよく似ていますが、鍵の形状は異なる為、安易に開けることが難しいです。

 

「ロータリーディスクタンブラー」は、鍵を開ける際、専門的な知識と技術が必要となります。その為、とても高いセキュリティであることが分かります。

 

鍵の内部構造に注目

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鍵の構造は思いの他シンプルです。

しかも、ドライバーピンとタンブラーピンといった2種類のピンが存在しています。

 

この2種類のピンにある境目がシャーライン上にくることで鍵が開く仕組みになっているようです。ということは、ヘアピンが2本あれば、鍵は解錠することができることが分かります。

 

一見、言葉で聞いているだけでは難しそうに感じますが、その方法をマスターすれば、誰でも簡単にピッキングを行うことができるのです。

 

ピッキング対策は必要

ピッキングと聞くだけで、難しそうだというイメージを持つ方と、簡単だというイメージを持つ方が存在します。

 

しかし、このピッキングについては、想像以上に簡単に誰でもできてしまうことから、現在では、多くのメーカーがかなり入念なる対策を施した製品を新製品として販売しています。

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その鍵というのが、丸いくぼみを複数持つディンプルシリンダーです。

ディンプルシリンダーは、従来であれば縦横斜め方向にピンを設置することで、第三者によるピッキング対策を講じています。その為、そう簡単にはピッキングすることができない構造となっているのです。

 

ディンプルシリンダーについては、現在大変普及しており、この機会に家の玄関の鍵をディンプルシリンダーに交換を検討してみても良いかもしれません。

 

しかし、ディンプルシリンダーのピッキングを依頼した場合、相当に高度な技術が求められることから、ピッキング依頼の費用についても高くなってしまうと言われています。

 

ディンプルシリンダーの価格は?

現在、最も防犯性が高いと言われているディンプルシリンダーについて、どれほどの価格で販売されているのかを調べてみました。

 

ディンプルシリンダーの平均価格は約1万5千円程度とされています。安い場合で5000円前後、高い場合で数万円とする鍵もあります

 

いずれも、多くの鍵を取扱うメーカーから販売されている為、一度手にとって確認してみると良いですね。

 

まとめ

いかがでしたか?ピッキングのためのヘアピンの作り方ややり方について解説していきました。

ピッキングと聞くだけでやはり良いイメージはないものの、昔はピッキングを趣味として行われていたという歴史もある為、犯罪として捉えることが全てではないことが分かりました。

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また、ピッキングを行う為にはヘアピン2本あれば簡単に行えるんですね。

意外にピッキングじたいが難しいものと思っていただけに、随分と簡単にできることを動画で確認できたので納得しました。

 

しかし、今は防犯性が高いディンプルシリンダーが普及していることから、玄関扉などにディンプルシリンダーを使用しているご家庭が増えています。

 

ディンプルシリンダーは簡単にピッキングを行うことができないシリンダーであることから、実際にピッキングを行うとなると高度な技術が必要であるとも言われています。

 

シリンダーの種類によっては、ヘアピンを使用したピッキングは誰でも簡単に行えるようですね。ピッキングはあくまで防犯目的であることから、悪用するのは避けてください。