- 海ならタトゥーもok?
- タトゥー禁止でもシールで隠せば泳げる?
近年、プールや温泉などの公衆浴場では、タトゥーを入れている客の利用を禁止する動きが広がっています。
よく入り口なんかにも大きく注意書きが掲げてあったりしますから、タトゥー禁止については知っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、比較的解放的で色々な人々が訪れる海についてはどうでしょうか?
これからの暑い季節に、海に入れないのは正直ツライですよね…。
そこで今回は、タトゥーのある客の海水浴場利用について、最近の動向をまとめました。
- 「そもそもなぜタトゥーがあるとプールや温泉に入れないの?」
- 「タトゥーをうまく隠す方法はあるの?」
こんな気になる疑問についての答えもご紹介していますので、是非最後までじっくりご覧くださいね!
海ならタトゥーもokなの?

なんとなく海水浴場はタトゥーOKなイメージがありませんか?
しかし神戸市の須磨海水浴場では近年、海水浴場を訪れる利用者のマナー低下を受けて、全国に先駆けて「入れ墨露出禁止条例」を制定したことが話題となっています。
以前はある程度タトゥーがあっても入れる海水浴場は多かったのですが、最近では須磨海水浴場のように禁止しているところが増えているのが現状です。
いわゆる背中一面に彫られている大きな入れ墨のようなものはもちろん、ファッションとしてワンポイントで入っている小さなものも対象となります。
年々厳しく規制される傾向にある海水浴場ですが、あくまでも「入れ墨の露出が禁止」なのであって、タトゥーがある人自体がダメというわけではないので、きちんと隠せば問題ないようです。
また、場所によってはいまだにタトゥーがOKの海水浴場もありますので、事前に行く予定の海水浴場について調べておく必要があります。
なぜタトゥーが禁止されるのか?
そもそも海に限らず、なぜタトゥーは公共の場所でこんなにも排除されてしまうのでしょうか?
タトゥー=悪者のイメージ
日本では昔から、入れ墨といったら「反社会的な勢力のシンボル」として認識されてきました。
つまりタトゥーのある人=悪者であって、社会から排除されるべき存在である…と認識されているのです。
特に温泉やプール、海水浴場といったあらゆる人々が集まる公共の場所は、皆んなが安全に安心して楽しめる環境でなくてはなりません。
もちろん全てのタトゥーが反社会的な勢力を意味する訳ではありませんが、一見してただのファッションとしてのタトゥーとそうではないタトゥーを見分けるのは難しい事です。
そのような理由から、タトゥーは長い間排除されるべき存在とされてきたのです。
家族連れへの配慮

海水浴場は特に家族連れの利用者が多いですよね。
そんなところに、タトゥーの入った人達が大勢いてビーチのど真ん中を陣取っていたらどうでしょうか?
怖くて近づけない…と感じる人がほとんどかと思います。
基本的に海水浴場のような娯楽施設では、家族連れが安心して楽しめる環境作りを目指しているのです。
タトゥーのある人達の迷惑行為
またタトゥーのある人達は迷惑行為を行なう事が多いという事実もあります。
実際に、タトゥーのある若者達による海水浴場での騒音騒ぎや薬物所持などが問題視されているんです。
近隣の住民や海水浴場の一般利用者に迷惑をかける存在となってしまっているのも、タトゥーが排除される原因となっています。
タトゥー禁止に対する世間の反応は?

しかしながら、タトゥーのある利用者を完全に規制してしまう事は人権侵害にあたらないのでしょうか?
それについては、近年温泉などの施設では規制を緩和させるための動きも活発化されています。
特に近年では外国人観光客の増加に伴い、一般的なタトゥーに対する認識も変わりつつあります。
とはいえ海水浴場などの娯楽施設ではまだまだ厳しく規制されているのが現状です。
タトゥー禁止でもシールで隠せば泳げる?
タトゥーが禁止されていても、うまく隠す事ができれば海に入れる場合が殆どです。
色々な方法がありますが、特に手軽でより自然に隠す事のできる専用のシールについてご紹介したいと思います。
タトゥー隠しシールとは?

実はタトゥーカバーのシールは、状況によってタトゥーを隠したい人達の間で今密かに人気のアイテムなんです。
このタトゥーカバーシールが一般的に知られるようになったのは、あの有名な星野リゾートがきっかけとされています。
近年、星野リゾートは入れ墨露出禁止規制を緩和するためにタトゥーカバーシールの配布を開始しました。
要は、タトゥーがシールでカバーできるのであれば温泉やプールへの入場を許可する…という事にしたのです。
タトゥーカバーシールは簡単に貼ることができて、タトゥーを綺麗に隠す事ができます。
おまけにウォータープルーフですので、そのまま海や温泉、プールに入る事ができる優れ物なんです。
どうやって使うの?
タトゥーカバーシールの使い方は簡単です!
- 隠したいタトゥーの上にシールを置いて、上から濡らしたタオルなどで押さえつけます。
- ピッタリくっ付いたら、ゆっくり裏紙を剥がしていきます。
- すると、シールが自然に肌に密着します。
タトゥーをしっかりカバーして、見た目にはあまり違和感が無いのが特徴です。
テープの種類によっては、貼り付けたら裏紙を剥がすだけのタイプもあります。
ちなみに、シールの肌色は何色かバリエーションがありますので、あらゆる肌の色に対応しています。
自分の肌の色と比べて合っているものを使用するようにしましょう。
タトゥーカバーシールの選び方
タトゥーをカバーするシールは様々な種類がありますので、ご自身のタトゥーに合ったものを選ぶと良いですよ。
例えばサイズについてですが、小さなものから大きなものまでありますからなるべく一枚でカバーできるちょうど良いサイズを選ぶようにします。
また海に入りますから、ウォータープルーフに対応しているものを選ぶのは必須です。
そしてウッカリしがちですが、どのくらい持つか?というポイントについても考えなくてはなりません。
1日しか持続しないけれど安いもの…逆に1週間くらい持続するけれど比較的高いもの…など様々です。
シールを買うときは以上のポイントに注意してみてくださいね。
シールはどこで買える?オススメは?
タトゥーカバーシールは様々なメーカーから発売されており、それぞれ特徴も異なります。
以下に特に人気の高い商品をご紹介していますので、参考にしてみてください。
また実際に購入するには、インターネットの通販サイトでゲットするのが手っ取り早く、価格的にもお得かと思います。
タトゥーカバーAQUA
通販サイトにもよりますが一枚あたり100〜200円程度で、比較的安くて使い勝手のいいシールです。
カラーバリエーションが豊富で、どんな肌色にも合う色を見つけられるのがポイントです。
ただし表面にテカリがあるので、より自然に見せたい場合は上からファンデーションを重ね付けした方が良いかもしれません。
ファンデーションテープ
一枚あたり150〜300円程度で販売されています。
こちらのシールはとにかく剥がれにくいのが特徴で、仕上がりも自然で気づかれにくいと評判です。
エアースキン
大きさにもよりますが、小さいタイプのものでは一枚あたり約100円程度で販売されています。
通称「貼るファンデーション」と呼ばれるエアースキンは、厚さ数ミクロンのフィルムを水転写する方式のシールです。
薄くて自然な仕上がりな上に、耐久性や耐水性にも優れています。
まとめ
日本では歴史的にみて、タトゥーは反社会的なシンボルと捉えられてきました。
しかし近年では、東京オリンピックに向けて外国人観光客の誘致にも力を入れており、タトゥーに対する規制も緩和されてきています。

とはいえ、海水浴場では年々タトゥー禁止の施設が増えているのが現状です…。
そんな時に便利なアイテムが、タトゥーをカバーするシールです!
タトゥーカバーシールなら、手軽にタトゥーを隠すことができて、見た目も自然なのでオススメです。
手術でタトゥーを消したりする大変さもありませんし、ファンデーションなどでカバーしたときのように落ちたり汚れたり…という心配もありません。
タトゥー禁止の施設でも、殆んどは隠せばOKになりますから是非タトゥーカバーシールを活用して温泉やプール、海水浴を思いっきり楽しんで下さいね。
タトゥー隠しにオススメなグッズ
ダーマカラーコンシーラー
お化粧感覚でタトゥーを隠すことができます。
ダーマカラーコンシーラーは楽天市場の「タトゥー隠し」のジャンルで第1位を獲得するほど人気の商品になっています。
いろいろな色から選択できますから、あなたの肌に自然となじませることができます。
ダーマカラーカモフラージュボディカバー
ダーマカラーカモフラージュボディカバーはより広範囲のボディー用になっています。
ダーマカラーコンシーラと同じように、様々な色から選んで使うことができます。
タトゥーカバーステッカー
タトゥー隠しは水で取れてしまったりしないか心配ですよね。
タトゥーカバーステッカーなら水の力で肌に吸着します。
そのため、海で泳いでいる間もステッカーが取れる心配をする必要がありません。
肌かくしーと
タトゥー隠しには「肌かくしーと」もおすすめです!
タトゥーだけでなく傷跡やシミなども気軽に隠すことができます。
ファンデーションテープ
ファンデーションテープを貼れば、時間をかけることなく気軽にタトゥー隠しをすることができます。
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