- ドレッドヘアは女・日本人にも似合う?
- 作り方とお手入れの方法も
ドレッドヘアはあの独特な髪型がとてもおしゃれで、最近では街中でも日本人女性でもドレッドヘアのヘアスタイルをしている方を見かけます。
ここでは、ドレッドヘアの作り方とお手入れの方法についてご紹介します。
ドレッドヘアってどんな髪型?
ドレッドヘアとは、ドレッドロックスという名で、髪の毛をロープのように毛束にし、絡み合った髪型を指します。
ドレッドヘアの名前の由来は、ラスタファリムーブメントから来ています。

世界各地、様々な文化のもと作られた伝統のある髪型として有名です。
最古の歴史としては古代エジプト文明がドレッドヘアの起源でもあるとか。古く昔から愛されている髪型となります。
ドレッドヘアの作り方
ここからはドレッドヘアを人工的に作る作り方をご紹介します。
ドレッドヘアを作る為には、髪の毛が10cmあれば作ることができます。
- ドレッドパーマ
:細かいロッドでパーマをかけ、それをほぐすスタイル - ナチュラルドレッド
:ドレッドヘア専用のワックスを使用し、髪の毛を逆立てるスタイル - ソフトドレッド
:ツイストスパイラルパーマや針金パーマからドレッド風の髪型を作るスタイル
ドレッドヘアには、主にこに3スタイルが挙げられます。
作り方
- 無添加石鹸やコンディショナー成分が含まれていないシャンプーを使用して洗髪します。
- くしや手ぐしをやめ、ひたすら数日待ってください。
- 少しずつ髪の毛が絡まり、毛束になり、それらがくっつき収縮し、これを繰り返すことでドレッドが出来上がります。
- 毛束が太くなりそうな場合は、先端を持って裂き、根元まで引っ張って2つに分けると良いでしょう。
- ドレッドは放置するとくっつきやすく毛束を太くする性質があります。
ドレッドが完成するまで
ドレッドは、髪と頭皮を清潔に保ち、くしを使用せずにいると髪の毛が絡まり始める為、それをどんどん毛束にしていきます。そのうち頭全体が髪の毛束で分かれた状態となります。
そして、この毛束が曲がったりしながら変形を繰り返したり収縮を繰り返すことで、自然と形が整い、ドレッドヘアが完成します。
ドレッドが出来上がるにはどれくらいの期間がかかる?
ドレッドヘアが完成するには半年~3年ほどの時間が必要となります。その為、かなり気長に行う必要があると言えます。
もともとの髪の毛の長さや髪質など、様々な要因については個人差があることから、ドレッドの仕上がりの期間も異なります。
ドレッドを促進させるには?

ドレッドの作り方を繰り返すと、髪の毛は自然とドレッド化すると言われています。
しかし、もっとねじれたドレッドにしたいという場合は、さらに以下の方法を試してみましょう。
風呂上がりにタオルで髪を擦る
お風呂上がりにタオルドライさせる時、タオルで円を描くように髪の毛をこすります。
綿素材のタオルで優しく髪の毛をこすると、自然とくるくると髪の毛が巻きます。
洗髪の際に円を描きながら洗う
洗髪時に円を描くように髪の毛を洗ってみましょう。
髪の毛に塩水スプレーする
塩水を使用すると、髪の毛が絡みやすい状態となり、ドレッド化を促進させることができます。しかし、塩水スプレーをした場合は、その日のうちにキレイに洗い流すようにしましょう。
長期間、髪の毛や頭皮に塩分が付着したまま放置すると、頭皮の乾燥過剰によってダメージが大きくなる為注意が必要です。
万一頭皮に異常が見られた場合はすぐに洗い流し、その後の使用は避けるようにしてください。
ドレッドヘアのお手入れ方法

ドレッドヘアは、自宅でのヘアケアが必要です。
バームローリング
手のひらでドレッドをこすり合わせ、ドレッドの巻き具合を保つケア
レース編みカギ棒を使用したケア
ドレッドの周りに出てきた髪の毛や伸びた髪の毛をドレッドの中に編み込みます。
ルースヘアーボールを使用したケア
ドレッドから離れて生えた髪の毛や新しく伸びてきた髪の毛は、指で摩擦を与え、くるくると丸めるようにボール状にし、ドレッドの根元に入れ込んでいきましょう。
ドレッドヘアの洗髪方法
ドレッドヘアと言えば、とにかくどのようにして自宅でシャンプーすれば良いか!?という悩みがあります。
髪の毛を洗えないとどうしても衛生面が気になる上、ニオイも発生するので、どうにか洗髪方法をマスターしておきたいところです。
ドレッドを長持ちさせ、衛生的な頭皮環境を保つ為にも、下記の洗髪方法をマスターしましょう。
洗髪の回数
ドレッドヘアの洗髪は、週に1~4回程度、生活環境によって行うようにしましょう。
使用するシャンプー
シャンプーについては、コンディショナー成分が入っていないシャンプーを使用しましょう。できれば無添加石鹸を使用することをおすすめします。
ドレッドヘアは普通の髪の毛とは異なり、髪の毛同士が複雑に絡み合って収縮していることから、髪の毛に余分な水分や汚れが溜まりやすい状態となります。
その為、コンディショナー成分は髪の毛に溜まったり、ドレッドを傷めてしまう他、悪臭の原因ともなり得ることから、使用は避けるのが無難です。
洗髪方法
- 髪の毛を適温で濡らした後、シャンプーや石鹸を髪の毛につけます。
- 髪で頭皮を洗うよう、ドレッドの隙間を指の腹を使用してマッサージするように洗います。
- 洗い終わったら、泡がなくなるまで、また、ぬめりがなくなるまで異例に洗い流してください。
- シャンプーや石鹸の成分が頭皮に残ることで後にニオイの原因となる為注意が必要です。
- 軽く水気を飛ばしてバスタオルでしっかりと水分を吸わせてください。
この後、ドライヤーを使用して乾かす場合は、ドレッドヘアに近づけすぎるようなことのないように注意してください。
自然乾燥させると雑菌が繁殖することにつながる為、ニオイの原因ともなります。その為、しっかりと乾かしてから就寝しましょう。
水分を含んだまま寝てしまうと、ドレッドの形が崩れ、持ちも悪くなるので注意してください。
ドレッドヘアを自作するメリット・デメリット
- 自分の力でドレッドを作ることができる上、楽しみもある
- お金がかからない
- 頭皮や髪の毛に負担が少なくてすむ
- 自然な仕上がりにすることができる
- 個性的なドレッドヘアが完成する
- 時間はかかるものの自分のドレッドに愛着が湧く
- 達成感を感じることができる
- 個人差はあるもののドレッドが完成するまでに半年~3年はかかってしまう
- どのようにヘアスタイルをまとめればよいかが分からなくなるほどボサボサな時期を過ごさなければならない
- ドレッドの形成はあくまで自然な仕上がりになることから、どんなドレッドが完成するかが未知である
まとめ
いかがでしたか?ドレッドヘアは何も外国人だけが行うものという訳ではありません。
実際に日本人女性でもドレッドヘアを好み、自身のヘアスタイルとされている方は大勢います。
本格的にドレッドヘアにされている方もいれば、気軽に部分的にドレッドヘアを楽しむ方もいます。
作り方は自然体に任せることで、その過程を楽しむことができます。お手入れには少し気を遣わなければならないことがたくさんあります。
それでもドレッドヘア初心者の方でも、簡単なものから楽しみながら挑戦してみるのも良いかもしれませんね!
少しでもドレッドヘアに興味を持っていただけると嬉しいです。
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