- ズッキーニの日持ちは何日間?
- 生で冷蔵庫に保存して腐るとどうなる?
ズッキーニは6~8月にスーパーでもよく見かけることから、夏が旬の野菜であることが分かります。
それに、食べごたえもあることから、旬の野菜として定番であると言えます。
そして、旬の野菜となるとスーパーでも特売されていることから、つい大量買いをしてしまうことも・・・。そうするとどうしても保存に困ってしまいます。
ここでは、ズッキーニを腐らせずに保存する最適な方法や、ズッキーニは一体どれくらい日持ちするものなのかを簡単にまとめてみました。
ズッキーニを保存する方法
ズッキーニは、かぼちゃの仲間です。その為、皮がついたまま保存しても長期保存ができません。
また、表面はとても乾燥しやすい上、ズッキーニ本体から水分が抜けやすい為、保存状態で味が悪くなってしまうこともあります。
ズッキーニは、見た目に腐ってしまったということを判断することもできます。
例えば、「皮の表面がパサつきしなびてしまう」「皮や中身がべちゃべちゃする」「ニオイが出る」といったことが起こると、腐ってしまっているサインです。
このようなことになると、せっかく特売で購入したズッキーニがもったいないですよね。こうならない為にも、ズッキーニの保存方法を確認してみましょう。
常温
ズッキーニを常温で保存する場合は、温度を約15~25℃に設定しておける場所に保存しましょう。
また、そのまま置いておくと表面から水分が蒸発し、皮がしなびてしまう為、1本1本新聞紙に包み、風通しの良い暗所に保管すると良いでしょう。
常温で保存する場合は、約1週間日持ちすると言われています。その1週間の間に料理レシピを駆使して美味しくいただきましょう。
冷蔵
ズッキーニを冷蔵で保存する場合は、10~20℃に設定して冷蔵保存しましょう。実際には、冷蔵庫の野菜室の方が低い為、冷蔵庫に保存するようにしてください。
また、冷蔵庫で保存する場合は、1本1本をサランラップで包み、立てて保存します。冷蔵庫で保存下場合は、3~5日の日持ちすると言われています。
ここから分かるよう、意外にも冷蔵保存よりも常温保存の方が日持ちすることが分かりますね。
野菜=冷蔵庫で保存としか思っていなかったのでこれは意外ですね。もしもズっキー二を購入してきた場合は、常温保存を選択すると良いでしょう。
冷凍
ズッキーニを冷凍保存する場合は、そのままの形で冷凍すると後で料理に使用しにくくなる為、使いたい大きさにあらかじめカットしておきましょう。
そして、バットなどに並べ、冷凍し、凍ってからジップロックや保存容器に移し替えて冷凍庫の中で保存しましょう。
ズッキーニは、通常、火を通した場合はトロっとした食感を楽しめますが、冷凍した場合はそれよりもさらにトロっとするので、それを考慮した料理レシピを考案してくださいね。
料理に使用する時は、凍ったまま使用することも可能ですし、いったん自然解凍してから使用することもできます。冷凍保存の場合は、約2週間の日持ちが可能です。
まだまだある!ズッキーニの保存方法
ズッキーニを保存する際は、塩を入れたお鍋に火をかけ、塩茹でをします。そして、少し硬めに茹でておき、それをバットの上で冷ましたあと、冷凍保存します。
また、ズッキーニをカットし、先に油をひいたフライパンにズッキーニを入れ、軽く炒めて塩を振っておきます。それをバットの上で冷ましたあと、冷凍保存します。

このような方法で保存すると、冷凍保存にして1ヵ月ほど保存が可能です。
ここで注意点として覚えておかなければいけないことは、一度冷凍保存したものは、煮たり炒めたりなど、形が崩れても問題のない料理に使用するようにしてくださいね。
ズッキーニの美味しい調理法

ズッキーニと言えば、やっぱり有名な料理として挙げられるのはラタトゥイユです。
煮込み料理でとても簡単手軽に作れる上、中の具材は野菜がたっぷりです。ズッキーニは、他にも炒めもの料理などに使用することができるので、油を使った料理にぴったりです。
煮ても柔らかく美味しくいただくことができ、焼くと表面が香ばしくなります。油で揚げるとパリッとした独特な食感がとても美味しいです。
特に、意外に食べて美味しい天ぷらはぜひ実践してもらいたいですね。揚げたてのズッキーニを塩やゆずこしょうなどでいただくと絶品です。
ソテーにすると、ヘルシーながら栄養満点のズッキーニを楽しめます。ズッキーニそのものの味が苦手という方も中にはいることでしょう。
しかし、ズッキーニをカレーやシチューの中に入れることで、そのものの味は消されて食べやすくなるので、ズッキーニが苦手な方でも美味しく食べることができます。
そう考えると、ズッキーニには、たくさんの調理法があることが分かりますね。

また、ズッキーニはキュウリに似た野菜であることから、そのまま生で食べることもできます。
その際は、マヨネーズやからしマヨネーズ、和風味のマヨネーズなどで和えてみると、ひとつ違った味となりとても美味しくいただくことができます。
特に生で食べる場合は薄切りにして、水に浸け、30分ほどアク抜きを行ってから食べるようにしてくださいね。
皮まで食べてOK!

ズッキーニは、皮のままでも食べることができます。
実際には、基本的に栄養価が高いのは皮に近い部分にある為、どうせなら皮まで食べた方が良いと言えますね。
でも、あまり皮は得意ではないと方は、無理に食べず、ピーラーで皮を剥いでから食べると良いですよ!
とは言え、ズッキーニを今まで食べたことがない!という大人も多く、その場合は、まずは皮まで食べてみて、どうしても好みではない場合は皮を剥いて食べてください。
ズッキーニの歴史
ズッキーニの原産地はアメリカからメキシコです。
実際に栽培が始まったのは16世紀頃であると言われています。

ズッキーニが日本に渡ってきたのは戦後だそうです。
見た目にはキュウリの少し太い版?といったように、その姿はよく似ているのですが、かぼちゃの仲間に該当します。ズッキーニの歯ごたえや味は、どちらかと言うとなすに似ています。
日本ではあまり馴染みのないズッキーニですが、イタリアやフランスではズッキーニが一般的に食されており、フランスの代表的な料理である「ラタトゥイユ」はとても有名です。
そして、現在、日本においてズッキーニの主な産地は宮崎県がトップとなり、ハウス栽培で栽培されています。次いで長野県で栽培されており、こちらは露地栽培で行われています。
まとめ
いかがでしたか?ズッキーニの日持ちの期間や保存方法などについて解説していきました。
ズッキーニは、意外にも常温保存の方が保存期間が長く、冷蔵保存の方が3~5日と保存期間が短いことが分かりました。
ズッキーニが旬の季節となる夏は、生で食べてもとても美味しいことから、スーパーの特売で大量に購入してしまうこともあるかもしれません。
しかし、ズッキーニには多くの調理法がある為、保存も常温保存や冷蔵保存の他、冷凍保存まできくとても便利な食材であることから、大量買いもアリかな♪と思えますね(笑)
冷凍保存した場合は、煮たり炒めたりと、多少形が崩れようと見た目にも問題のない調理法で料理すれば、それもまた美味しくいただくことができます。

その場合の代表的な料理として、フランスの有名料理である「ラタトゥイユ」があります。
冷凍保存した場合でも、このラタトゥイユとして調理を行えばズッキーニを美味しく食べることができますよ!!
色んな調理法がある為、今年の夏はぜひズッキーニを使用した料理に凝ってみられませんか?
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