• 七夕や短冊の由来と願い事の書き方!
  • 短冊に書く言葉の色にも意味がある?
  • 短冊に書く願い事の例文は?
  • 願いが叶いやすくなるおまじないは?

もうすぐ七夕の季節がやってきますが、皆さんは七夕と言えばどんなことが楽しみでしょうか?

やっぱりなんと言っても短冊に願い事を書くのが毎年の恒例行事ですよね!

7月7日の七夕には、お願い事を書いた短冊を笹に飾ると願いが叶うとされています。

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しかしこの短冊には、実は正式な書き方があるって知ってましたか?

あなたは、短冊にただ自分の欲しいものをツラツラ書いて、クリスマスのサンタさん代わりにしていたりしませんか?

 

七夕には歴史的な由来や、短冊を書く意味、そして短冊の色にまできちんとした決まりがあるんです。

 

それを知らないで書き方を間違えてしまったら、願いが叶うどころかまったく意味のない行為になってしまうかもしれませんよ…。

 

そこで今回は七夕の由来から、短冊の正式な書き方、短冊の色に込められた意味などを徹底的に解説したいと思います!

 

また実際に短冊に書く例文や、願いが叶うようにするためのおまじないまでご紹介していますので、最後までゆっくりご覧くださいね。

七夕や短冊の由来とは?

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そもそも七夕って何なのか説明できますか?

短冊の書き方をご紹介するためには、まず七夕や短冊の由来について解説しないといけません。

 

私達にとって七夕と言えば、

  • 織姫と彦星が年に一度、7月7日の七夕の日に天の川を渡って巡り会うことができる日
  • 短冊にお願い事を書いて笹に飾り付ければ、願いが叶う日

なんて、ロマンチックで神秘的なイベントのイメージがあるかと思います。

 

しかし実際の七夕には、どのような由来や意味が隠されているのでしょうか?

 

そもそも七夕とは?

七夕は(たなばた)は「しちせき」とも読まれており、元々は「七夕の節句」(しちせきのせっく)として五節句のひとつとして定められている重要な日なんです。

 

五節句とは、奈良時代に中国から伝えられた陰陽道によって制定された重要な年中行事のことで、一般に広く伝わったのは江戸時代に入ってからのことです。

 

  • 1月7日
    :「人日の節句」(じんじつのせっく)
  • 3月3日
    :「上巳の節句」(じょうしのせっく)
  • 5月5日
    :「端午の節句」(たんごのせっく)
  • 7月7日
    :「七夕の節句」(しちせきのせっく)
  • 9月9日
    :「重陽の節句」(ちょうようのせっく)

以上が日本で普及している五節句の日ですが、現代の我々がよく耳にするのは「端午の節句」くらいですよね。

 

七夕の由来は?

どのようにして七夕という行事が誕生したか?については、実は七夕はいくつかの由来が組み合わさってできたもの…と考えられています。

 

七夕伝説

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昔々の中国では、元から織姫と彦星の伝説が存在していました。

毎年7月7日頃になると「こと座のベガ」である織姫星と「わし座のアルタイル」である牽牛星が、キラキラと光り輝くことから作られたお話と考えられています。

 

こと座のベガとわし座のアルタイルといえば、天の川を挟んでひと際光っている星のことで、夏の大三角形のうちの二つですよね。

 

織姫星は機織や裁縫をつかさどる星、牽牛星は農業をつかさどる星…というように言われています。

 

二人はそれまでずっと真面目に仕事をしてきましたが、一緒になってからは怠けてばかりになってしまいました。

 

織姫の父である天帝は一向に仕事をしない二人に怒り、ついに天の川の両岸に引き離してしまったのです。

 

それからというものの、離れ離れになった二人が一年に一度、7月7日にだけ会うことが許されるようになったわけです。

 

乞巧奠(きこうでん)

乞巧奠とは、今から約1800年前の中国で行われていたお祭りのことで、七夕伝説に因んで織姫星や牽牛星にお祈りをする日でした。

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これだけ聞くと、現在の七夕に近いものがありますよね。

しかし現在の七夕と異なって、乞巧奠は機織や裁縫の名手であった織姫星に機織や裁縫が上手くなれるようお祈りしたり、農業をつかさどる牽牛星に作物の豊作をお祈りするための行事であったということです。

 

棚機津女(たなばたつめ)

また先ほど紹介した乞巧奠が日本に伝わったのは、今から約1500年前のことです。

 

この頃から日本では、乞巧奠に因んだ棚機(たなばた)という神事が行われるようになりました。

 

「たなばた」という読み方はこの棚機からきているわけですね。

 

棚機は、その年の豊作を祈って、機織りで作った着物を神様に備える儀式でした。この特別な着物を作る女性のことを、「棚機津女」(たなばたつめ)と呼びます。

 

現在私たちがよく知っている七夕は、こういった棚機津女や織姫彦星の話、乞巧奠、七夕の節句などが合わさってできた行事とされているのです。

 

七夕の短冊の由来は?

こうして、七夕の元となる行事は奈良時代から存在していましたが、最初はあくまで宮中で行われる限定的なものでした。一般に広まったのは、江戸時代に入ってからとされています。

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七夕といえば短冊を笹に飾ってお願い事をする…というものですが、この風習はいつからできたのでしょうか?

実は元々、七夕では笹を神様に捧げる儀式はありましたが、飾り付けるのは短冊ではなく「五色の糸」だったのです。

 

短冊を飾るようになったのは、やはり江戸時代に入ってからと言われています。日本では昔から和歌を詠んでは、短冊に書いて笹に飾るという風習がありました。

 

江戸時代の寺子屋ではこの風習を真似て、短冊に習字が上手くなるように書いて笹に飾りました。

 

これが現在では一般的な、七夕には短冊にお願い事を書いて笹に飾る…という風習の始まりと言われています。

 

なぜ短冊を飾ると願いが叶うの?

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では、なぜ笹に短冊を飾ると願いが叶うとされているのでしょうか?

それについては、笹という植物の特性が関係しています。

 

笹は昔から神聖な植物として、よく神事でも用いられてきました。なぜかというと、竹は上へ上へとグングン伸びて、丈夫で、殺菌作用があるからです。

 

短冊を書いて笹に飾れば、竹がグングン伸びて天まで届き、天の神様にお願い事を聞いてもらえる…と信じられていたのです。

 

また殺菌作用がありますので、穢れや邪気を祓ってくれるとされています。

 

そんな理由から、七夕には短冊を竹に飾ると願いが叶うと言われているんですね。

 

短冊への願い事の書き方

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さて、続いては短冊への願い事の書き方についてご紹介していきたいと思います!

あなたは今まで短冊に、

 

「〜が欲しい!」とか、「〜になれますように…。」とか「〜してください、お願いします。」

 

なんて書き方をしていませんでしたか?

 

実はこのような書き方では、お願い事は叶わないんです!

 

正しい短冊の書き方をまとめましたので、早速見てみましょう。

 

願い事は断言する!

実は七夕はクリスマスと違って、欲しいものをお願いする日ではありません。

 

欲しいものではなくて、「なりたいもの」や「成し遂げたいこと」、「向上を願うこと」などを書かなくてはならないので、どちらかと言うと自分の目標を掲げるためのものというイメージの方が近いかもしれませんね。

 

したがって、短冊はお願い事というよりかは目標を達成するために決意表明する紙…といった感じです。

 

ですから、「〜が欲しいです。」なんて書き方は絶対にNGです。

 

正しいお願い事の書き方
  • 「〜になる」
  • 「〜が上手くいく」
  • 「〜ができる!」

といったような感じで必ず断言するように書いてください。

 

こうしてはっきりと目標を書くことで、無意識に他力本願な気持ちが薄れて頑張れるような気がしませんか?

 

そんな頑張っている姿をみて、天の神様がお願い事を叶えてくれるのかもしれません。

 

何で書けばいいの?

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また短冊に書くための道具に何か決まりはあるのでしょうか?

昔の七夕では墨をすって筆で書くのが一般的でしたが、実はこの墨のすり方に細かい決まりがありました。

 

普通、墨は水で擦って溶いていきますが、この水をただの水ではなく「里芋の葉に溜まった夜露」を使っていたのです。

 

なぜかと言うと、里芋の葉っぱはとても大きいので天から落ちてきた神様の水を受け止めている…と考えられていたからです。

 

この里芋の葉の夜露を使って擦った神聖な墨で短冊を書くことによって、より願い事が叶いやすいとされています。

 

とはいえ、これはあくまでも本来の形式では…という話です。

 

現在ではそこまで厳密に求められていないのが現状ですので、もちろん普通の墨やペン、エンピツなんかでも構いませんよ。

 

そもそも、現代社会で里芋の葉っぱに溜まった夜露を集めるってかなり大変ですよね…。

 

短冊に決まりはある?

短冊の形は皆さんも馴染みのある長方形ですが、サイズなどの決まりはあるのでしょうか?

 

実は短冊の大きさは原則、縦一尺二寸、横二寸と決められています。

 

これは分かりやすくいうと、縦が約36.4㎝、横が約6.1㎝くらいとされています。

 

ただしサイズについては色々と変化してきましたので、歴史的にみればもっと小さいこともありました。

 

ですから、こちらも墨と同様使いやすいサイズのものを選んで書いても問題ないかと思います。

 

住所や名前も必要?

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うっかりしがちですが、短冊を書き終わったあとには住所と名前を書くことを忘れずに!

「なぜ?」と思うかもしれませんが、これは列記とした七夕のしきたりです。

 

住所と名前を書いておかないと、天の神様もどこの誰からのお願い事かわからなくなってしまうから…と考えられています。

 

とはいえ、この情報化社会においては住所や名前などの個人情報はトップシークレットです。

 

くれぐれも神社や街中のイベントなど、人目に晒される場で短冊を書く場合には住所や名前を書き込まないようにしましょう。

 

どうしても書きたい場合は、ニックネームのみにしておきましょうね。

 

短冊に書く言葉の色にも意味がある?

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七夕の歌には「五色の短冊〜」というフレーズがありますよね。

実は短冊には五種類の色があってそれぞれでお願い事の意味が異なるって知っていましたか?

 

現在の我々がイメージする短冊は、ほとんどの場合ただの白い長方形の紙かと思います。

 

しかし七夕では、昔から五色の短冊が存在していて、お願いしたい内容によって使い分けられていたのです。

 

五色の短冊の由来は?

ところで、五色の短冊はいったいいつ頃からあったのでしょうか?

 

七夕は今から約1800年前に中国で行われていた「乞巧奠」という行事、それからその前から存在していた「織姫と彦星の伝説」。

 

そして約1500年前の日本で行われていた「棚機」という神事…この三つが融合してできた行事である、という話をしましたよね。

 

この七夕は日本では奈良時代から始まっていたとされていますが、当時はあくまでも宮中行事の一つでした

 

広く一般の人々に普及されたのは江戸時代に入ってからのことですが、それまでは五色の短冊ではなく「五色の糸」を飾り付けていたんですね。

 

短冊を使うようになったのは江戸時代以降ですが、「五色の…」という概念はそれより前からあったわけです。

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では、この「五色の…」という概念はいったいどこからやってきたのでしょうか?

実は七夕同様、中国からやってきた考え方なんです。

 

中国では古来から「陰陽五行説」という概念が存在していましたが、「五色の糸」や「五色の短冊」もこの考え方がベースになっています。

 

陰陽五行説とは?

では、七夕の五色の短冊の由来となった「陰陽五行説」について、もう少し掘り下げて説明していきましょう。

 

陰陽五行説とは、元々中国に存在していた「陰陽説」と「五行説」が組み合わさった概念とされています。

 

「陰陽説」とは、この宇宙全ての物事や現象は「陰」と「陽」の部分があり、相反する面を持ちながら実現されているという考え方です。

 

例えば、

 

・静は「陰」、動は「陽」
・冷は「陰」、熱は「陽」

といった風に、すべては反対の性質を持っているのです。

 

また五行説」については、この世の万物はすべて五種類の元素で成り立っているという考え方のことをいいます。

 

五種類の元素は、以下のように分類されます。

  • 「木」…自然の樹木がすくすく成長するようす
  • 「火」…燃える火のように灼熱で明瞭なようす
  • 「土」…母なる大地がすべての物を育むようす
  • 「水」…湧き出る泉から生命の水が溢れるようす
  • 「金」…金属のように硬くて鋭く、光り輝くようす

これらの元素がお互いに影響し合って、この世の中は成り立っていると考えられているのです。

 

五色の短冊の意味は?

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それでは、この「陰陽五行説」が元となって五色の短冊は何を表しているのでしょうか?

先ほどご紹介させていただいた陰陽五行説の五種類の元素は、自然界のすべてと関係があるとされています。

 

この考え方が七夕の短冊にそのまま影響しており、五種類の色はそのまま五行説の元素を意味すると言われています。

 

  • 青(緑)=「木」
  • 赤=「火」
  • 黄=「土」
  • 紫(黒)=「水」
  • 白=「金」

また五色の短冊は陰陽五行説と共に、儒教の「五徳」という思想の影響も受けています。

 

儒教の五徳は、「仁・礼・信・義・智」という人としての生き方の基礎であり、人生に必要な考え方です。

 

具体的に意味するのは、以下のようになっています。

  • 青(緑)=「仁」思いやり
  • 赤=「礼」感謝
  • 黄=「信」誠実さ
  • 紫(黒)=「智」学問
  • 白=「義」義理堅い

 

色によって違う願い事の書き方

これまでは五色の短冊がどんな由来で、どんな意味を持つのかについて解説してきました。

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五色の短冊には先人の方々の知恵が生かされていて、深い意味が込められているのですね。

以上を踏まえた上で、それぞれの短冊がどんなお願い事に効果があるのかを紹介させていただきたいと思います。

 

これを知っていれば、よりお願い事も実現しやすいかもしれませんね。

 

青(緑)の願い事

青は「木」、「仁」を表す色です。

 

したがって、人に対する思いやりや感謝、そして人としての魅力の向上に効果があります。

 

自分よりも周囲の誰かの幸せを願う場合には、青い短冊を選びましょう。

 

ちなみに色の捉え方の違いで、青であったり緑であったりしますので、色はどちらでも構いません。

 

赤の願い事

赤は「火」、「礼」を表す色です。

 

したがってあなたの周囲の人間に対する感謝の気持ちを表すことに効果があります。

 

あなたのご先祖様や育ててくれた両親など、身近な人たちに感謝をしたいときには赤い短冊を選びましょう。

 

黄の願い事

黄は「土」、「信」を表す色です。

 

したがってあなたの人間関係に関するお願い事に効果があります。

 

心から信頼し合える人間関係を築きたい場合には、黄色い短冊を選びましょう。

 

紫(黒)の願い事

紫は「水」、「智」を表す色です。

 

したがって学業面での目標や、向上を願う場合に効果があります。

 

受験に成功したい場合や、試験に合格したい場合、または字が上手くなりたい!など学業に関するお願い事があるときは紫色の短冊を選びましょう。

 

ちなみに、元々は紫ではなく黒でしたが、黒はあまり縁起のいい色ではありません。

 

そのことから、現在では黒ではなく昔から高貴な色とされている紫が主流となっています。

 

白の願い事

白は「金」、「義」を表す色です。

 

したがって自分自信の正義にしたがって、義理堅く周りの人を助けたいときの願いに効果があります。

 

強い決意を持って正義を貫きたいときには、白い短冊を選びましょう。

 

色別!七夕の短冊に書く願い事の例文

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具体的に、短冊にはどんな風に書いたらいいんでしょうか?

これまでに短冊の由来や書き方、願い事の内容によって異なる五色の短冊の選び方…などなどお伝えしてきましたが、実際にはどのように書いたら良いのでしょうか?

 

五色の短冊の色別に、分かりやすく具体的な例文をご紹介していきたいと思いますので、是非参考にしてみてくださいね。

 

青い短冊の例文

青、または緑の短冊は、自分よりも周囲の人々の幸せを願うときに選ぶと効果のある色とされています。

 

ですから、

  • 「世界が平和になるように祈る」
  • 「みんなが幸せに暮らせる」
  • 「環境問題が解決する」

というようなお願い事を書くと良いでしょう。

 

自分よりみんなの幸せを願うことができるって、素敵なことですよね。

 

人の幸せを願うことができる人は、巡り巡って自分にも良いことがかえってくると思いますよ。

 

赤い短冊の例文

また、赤い短冊は身近な人間や自分に関わりのある人たちに感謝を表すときに使われる色です。

 

ですから、

  • 「家族がみんな健康で幸せに暮らす」
  • 「親孝行をして安心してもらう」
  • 「みんなが楽しく笑って過ごせるようにする」

なんてお願い事はいかがでしょうか?

 

人は一人だけでは生きていけませんから、周囲の人たちに感謝の気持ちを表すことは大切なことです。

 

これを機に直接感謝を伝えてみても良いですよね。

 

黄色い短冊の例文

黄色い短冊は、人間関係における信頼、誠実さに関するお願い事に効果的な色です。

 

ですから、

  • 「新しい環境で信頼できる友人ができる」
  • 「仲間とこれからも一生仲良くやっていく」
  • 「大事な人と心から信頼し合う関係になる」

なんてお願い事を書きたいときに最適です。

 

社会で生きていくには、人付き合いは避けて通れないものです。

 

自分が相手に対して信頼を持って誠実に対応することができたら…きっと良い関係が築けるはずですよ。

 

紫の短冊の例文

紫、または黒の短冊は学業面での向上を願うときに効果のある色です。

 

ですから、

  • 「必ず○○大学に現役合格するぞ!」
  • 「字が上手く書けるようにする」
  • 「資格試験に一発合格する!」

なんてお願い事をするときに選ぶと良いでしょう。

 

受験生などにはまさにピッタリな短冊ですが、もちろん学業全体の向上に関係がありますから試験の合格だけでなくちょっとしたお願いにも使えますよ。

 

お子さまなら、「足し算を早く解きたい!」とか「ひらがなを覚えたい」なんてお願い事をしても良いですね。

 

白い短冊の例文

白い短冊は、あなたが正義を貫きたいときに選ぶと力になってくれる色の短冊です。

 

ですから、

  • 「弟を助けたいので、強くなる!」
  • 「はっきりと正しいと思う意見を伝える」
  • 「困っている人がいたら、助けてあげる」

といったお願い事に最適の短冊です。

 

正義を貫くのは、簡単なようで意外と難しいものです。

 

ときには自分自信にもっと力が必要だったり、人によく思われないようなこともあるでしょう。

 

しかしそれでも自分なりの正義を貫くには、強い心が必要です。短冊に願いを込めて書き込むことで、そんな理想を実現するための力になること間違いなしですよ。

 

短冊の面白い例文

https://youtu.be/-wynSqs1a50

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こちらは、一風変わった短冊の例文をご紹介しています。

お子さまの短冊は純粋な気持ちで書くからこそ、ちょっと笑える面白い短冊があったりするんです。

 

これまで色々と正しい短冊のしきたりや決まり事をご紹介してきましたが、絶対守らなくてはならないわけではありません。

 

大切なことは、願いを叶えたい思いと楽しく短冊を飾って七夕をお祝いする気持ちです。

 

中には字が書けない年齢のお子さまもいらっしゃいますよね。

そのような場合は、好きな絵を描くだけでもいいんです。グチャグチャ読めない字を書いてもいいんです。

 

それだけでも、十分立派に七夕イベントに参加できていますよ。みんなで楽しく短冊製作をして、素敵な思い出作りをしていきましょう。

 

願い事を叶えるためのポイント

ということで、五色の短冊の意味や書き方についてはよくわかっていただけたかと思います。

 

実際に短冊を書くときには、まずは自分のお願い事を考えてみるところから始めてみましょう。

 

それから、先ほどご紹介した五色の短冊の意味を参照しながら、どれに対応するか当てはめてみます。

 

そして意味がピッタリ当てはまる色の短冊を選んでお願い事を書いてみましょう。そうすれば、きっと天の神様まで届いて願いが叶うことでしょう。

 

さて、短冊にお願い事を書く際は5色の短冊からお願い事に合った色を選んで書くと、より願いが叶いやすい…ということがよくわかりました。

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では、もっとお願い事が叶う確率を上げるために、何かできることはあるのでしょうか?

実は、他にもいくつか出来ることがあるんです!

 

あくまでも「おまじない」のようなものですが、お願い事というものは願う気持ちが強ければ強いほど、叶う確率も高くなるというものです。

 

これから紹介する方法も、是非試してみてくださいね。

 

マイナスイメージな願い事はNG!

短冊に書くお願い事に、マイナスイメージな言葉を書くのはあまり良くありません。

 

お願い事というものは、あくまでも自分の夢や望みを短冊に書いて自分自信の決意を再認識するためのものです。

 

天の神様が叶えてくれる…とはいえ、他力本願で何もしなくなってしまっては意味がありません。

 

お願い事は基本的には自分で努力をしなければならないもので、頑張っていれば神様が少しだけ手を貸してくれるかもしれない…程度の認識が重要です。何方かと言えば自分自信と向き合う作業に近いものがあるんです。

 

したがって、他人や周りの環境は関係ありませんから、マイナスイメージの言葉を書いて他者を陥れようとしたり、自分を卑下するような内容を書くことはかえって逆効果になってしまいますよ。

 

例えば…

  • 別れた彼氏が不幸になりますように→NG
  • 新しい彼氏ができて幸せになりたい→OK
  • 痛みや苦しみがツライのでどうにかしたい→NG
  • 健康になって元気になる!→OK
  • 狭くて汚い家から脱出したい→NG
  • 新しくて広い家に引っ越すぞ→OK

というような感じで、短冊に書くお願い事は必ず明るいイメージの言葉で書くようにしましょう。

 

願い事が叶う自分をイメージする

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お願い事を短冊に書いたら、それが叶って成功したときの自分をイメージしてみましょう。

よく、一流のアスリートも大事な試合の前には勝つ自分をイメージトレーニングする…と言いますよね。

 

成功する自分を思い描く作業は、実は夢を叶えるためには結構重要なんです。

 

一度頭の中で夢を叶えるまでのプロセスを想像しておくと、不思議と無意識にそのような行動ができるようになるわけですね。

 

結果的に、短冊のお願い事が叶う確率を上げることにも繋がります。

 

短冊の書き方でもご紹介させていただきましたが、お願い事は必ず「断言」して書かなくてはいけません。

 

それも成功をイメージするのと同じで、願い事を書く段階から「必ず成功させるぞ!」という決意を表しているわけですね。

 

まとめ

これまでに七夕や短冊の由来、そして正しい短冊の書き方、実際の例文、より願い事を実現させるためにできること…などをご紹介してきましたが、如何でしたか?

七夕は「中国の乞巧奠」、「織姫と彦星の伝説」、「日本の神事である棚機」などが組み合わさってできた行事であることがわかりました。

また五色の短冊については「中国の陰陽五行説」が関係していることも理解していただけたかと思います。

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以上を踏まえた上で短冊を書くと御利益があるような気がしませんか?

意味を知っているのと、知らないのとでは全然違いますよね。

 

短冊はなんでもお願いを叶えてくれる魔法の紙ではなく、どちらかと言うと自分の望みを再認識してがんばって叶えていくための機会なのかもしれません。

 

とはいえ、難しいことは考えすぎずに七夕に慣れ親しんで、純粋に楽しむことが一番大切なことですよ。

 

七夕・七夕飾りについて