- こんにゃくを食べると下痢になるのははぜ?
- ダイエットで食べ過ぎるとお腹が痛くなるって本当?
健康志向が高まり、オーガニックや低糖質などの食材が注目されていますよね。
そんな中で健康に良いとされており、ダイエットにも向いている食品として度々取り上げられる「こんにゃく」ですが、下痢の原因にもなってしまうようです。
こんにゃくを食べて下痢や腹痛を起こしてしまう原因は一体何なのでしょうか。
今回は、ダイエット中の方も知っておきたい、こんにゃくに関する下痢や腹痛について注目してみましょう。
こんにゃくは下痢の原因になる?
健康に良い、ダイエットに効果的とされている「こんにゃく」ですが、体のために摂取していても、食べ過ぎるとかえって悪影響を及ぼすこともあるのです。
- ○○を食べると痩せる!
- ○○を食べると健康に良い!
などメディアでは取り上げると、スーパーの棚からその商品が無くなるという現象も起こっています。
こんにゃくは昔から日本人の和食の食材としても愛されていて、煮物などにすると美味しい食材ですよね。

低カロリーだから、何より嬉しいダイエット法でもあります。
確かに健康やダイエット、美容などに効果が期待できるのですが、メリットの一方で、食べ過ぎによるデメリットを知らない方も多いのです。
今回は、ダイエット食材としても人気の低カロリーな「こんにゃく」について知っておきましょう。
こんにゃくの特徴
- 低カロリーで安価
- 食物繊維の一種「グルコマンナン」など多くの有効成分を含む。
- 便秘解消・骨粗鬆症予防など幅広い効果に期待される食材。
- 腹持ちも良いためにダイエットにも活用される
健康、美容と幅広い活躍が期待できる万能食品です。
便秘改善のために食べているはずが、食べ過ぎるとお通じが逆に詰まってしまうことがあります。
腸閉塞になるリスクも指摘されているのです。
1日の適正な摂取量を頭に入れておきましょう
グルコマンナンは余計な脂肪の吸収を抑えるだけでなく、過剰摂取は必要なビタミンの吸収も阻害してしまいます。
過剰摂取は悪影響を及ぼしてしまうので要注意なのです。
グルコマンナン含有量を逆算した1日あたりのこんにゃくの摂取量についてですが、
市販されている板こんにゃく1枚分くらいが目安になるでしょう。
コンニャク製品は、ご飯や麺類などの「置き換えダイエット」に有効利用されますが、摂取量には注意をしたいですね。
こんにゃくの食べすぎで腹痛や下痢が起こる
こんにゃくダイエットでは、以下のような注意点があります。
■腹痛・下痢
食物繊維が豊富で排出作用が強いため、食べすぎによって腹痛・下痢を起こしてしまうことがあります。
■栄養不足
いくらダイエットを目的としていても、こんにゃくだけしか食べないという食事方法は絶対に避けましょう。
低カロリーな分、栄養価が少ないです。

身体に必要な栄養分が不足してしまいます。
これは不健康な状態です。
適切な栄養をしっかり摂取しながら、自然なダイエットを行うことが大切です。
こんにゃくの健康と美容効果を最大限に得るためには、正しい方法でダイエットをしてみましょう。
簡単!こんにゃくダイエット成功の鍵
こんにゃくでお腹を壊すことなく、健康的にダイエットをするなら、正しい方法でダイエットを行う必要があります。
こんにゃくというと、煮物や炒め物などにして食べると美味しいですよね。和食はこんにゃくを使った料理も多く、ダイエットをするときの食材としては定着しています。
レシピもたくさん公開されていますし、美味しく低カロリーな料理でダイエットできますよね。
しかし、実際にこんにゃくの働きや効果を理解した上で、ダイエットをする方が効果を最大限に発揮できると思います。
ここからは、こんにゃくダイエットの効果や効果を発揮させる食べ方、食べ合わせなどをご紹介していきます。
ダイエット効果のポイントはこんにゃくの食物繊維
ダイエットでは空腹感を感じてしまうととてもツラいダイエットになってしまいますよね。
こんにゃくは、満腹感を持たせる食物線維が豊富です。

食べても痩せられる魅力的なダイエット方法。
こんにゃくに含まれる食物線維が水分を含んで膨張し、消化器官の中で壁のような役割を果たしてくれます。
- 余分な脂肪の吸収を抑えて体外へ排出
- 毒素や老廃物を出す働きがある
- 代謝アップ
- 脂肪燃焼効果
体の毒素、老廃物を出してくれる働きがあるため、代謝アップにつながり、脂肪燃焼もしやすくなります。
こんな嬉しい効果がたくさんあるなら、正しく長く続けていきたいですよね。
こんやくの飽きのこない食べ方も大切になると思いませんか?
食べるだけ、簡単こんにゃくダイエット
「こんにゃくをご飯の代わりに食べるだけで痩せる」と聞くと簡単に思えますよね。
しかし、こんにゃくを食べるといっても方法があるのです。
その成功のポイントは、美味しく、そして飽きずに食べ続けることです。
こんにゃく料理の下ごしらえ『あく抜き』
こんにゃくダイエットをするにあたり、肝心なのは下ごしらえの方法です。
こんにゃくは、独特な臭いや臭みが若干あります。
あく抜きをせず調理をすると失敗してしまうので、美味しく食べるために下ごしらえの仕方は覚えておきましょう。
下ごしらえといっても本当にひと手間です。
- こんにゃくに塩を振る
- こんにゃくがひたひたになる程度のお水をなべに入れて煮立たせる
- 一煮立ちしたら、お湯を捨てます
- 水でこんにゃくをすすぎます

下ごしらえはたったこれだけ!
こんにゃくダイエットの食事
こんにゃくダイエットでは3つのポイントがあります。
食事前にこんにゃくと水分を摂取
食事前に、こんにゃく料理と水を一緒に摂ります。
こうすることで、お腹が膨らみ満腹感を得ることができます。
その後の食事を少量で済ませることができ、食べすぎを防ぐことができるのです。
確実に摂取カロリーを抑えることができ、ダイエット効果につながります。
おやつにこんにゃく
慣れてくると、通常の食事も少量で満足できるようになりますよ!
3食のうち、1食は『置き換えダイエット』に
置き換えることで、摂取カロリーがグッと低くなります。
よってダイエット効果につながるということ。

どの方法でもダイエット効果があります。
夕食に置き換えダイエットをするというのが、1番分かりやすいかもしれませんね!
特に代謝が緩やかになる夕食で置き換えると、ダイエット効果を実感しやすくなるでしょう。
こんにゃくを使ったダイエット食品も色々あるので、ぜひ自分に合うものを見つけてみてください。
それもダイエットを飽きずに長続きさせられる方法の1つです。
粉末こんにゃくも効果が◎
こんにゃくを調理して食べる方法も十分効果が期待できますが、こんにゃくの粉末を取り入れるのも手軽な方法です。
食物繊維、コラーゲンが豊富にふくまれている、サプリメントで粉末のこんにゃくを摂取することができます。
食事前にコンニャク粉末を水と一緒に摂取したり、料理にこんにゃく粉末を振り掛けるだけ。

とっても簡単ですよね!
頑固な便秘も自然なお通じに変わり、ウエストがすっきりとする効果を実感できるでしょう。便秘解消、腸内環境を整えることはダイエットの成功の鍵となります。
少量で満腹感が得られ、食べすぎ予防、ダイエット効果を得ることができます。
リバウンド防止にもなるので、ダイエットが成功しても継続するのがおすすめ。
まとめ
ダイエット食材として定着している「こんにゃく」には、食物繊維のグルコマンナンが豊富に含まれ、便秘解消、デトックス効果を期待することができます。
しかし、排出作用が強いため、過剰にこんにゃくを摂取してしまうと下痢や腹痛などの原因となってしまうのです。
こんにゃくを食べると腹痛や下痢を起こしてしまう方は、もしかすると食物繊維の摂りすぎとなっている可能性も考えられます。

何を食べるにしても、適量であることは大切です。
こんにゃくでダイエットを成功させようと頑張っている方は、成功のポイントも参考にしてみてください。
低カロリーで万能な食材ですから、美味しく食べて、健康と美容の効果を発揮させていきましょう。