- はるみとともに不発弾の暴発を受けたすず
- 北条家に居ていいのかと悩むすず
- そしてついにあの日が
いよいよ戦火が激しくなってきた広島・呉で戦中の中の普通の日々をおくるすず。
義父の見舞いに行く途中で空襲に遭い、防空壕をでたところで不発弾の暴発を受ける。

果たしてすずは大丈夫なのか
この世界の片隅に・7話感想とネタバレ
はるみとすずはどうなったのでしょう。
目覚めると右腕がなく…
はるみと一緒に義父の見舞いの途中、空襲にあったすず。
防空壕から出たところで不発弾の暴発に巻き込まれてしまいます。
「はるみさん、はるみさん」とうなされて目覚めたすずを襲った現実は、自分だけが生き残り、はるみだけがなくなったという悲しいものでした。
命はとりとめたもののすずも大けがを負っており、右手を失っていました。
ひたすら径子に謝るすず、謝ることしかできませんでした。

全身包帯の痛々しいすずです
径子の苦悩
頭ではすずは何も悪くないとわかっていても、心情的にどこに悲しみをぶつけていいかわからない径子でした。
すずを見るたびに、「なんではるみなが死んだのか、なんですずが死ななかったのか」と思ってしまい、径子も苦しい日々を送っていました。
径子は自分ではすずの面倒は見られないからと、近所の幸子と志野にすずの精神的ケアを頼むのでした。

子をなくした母の悲しみが表れていました
友達のありがたさ
ぼんやりとしているすずを幸子と志野は外に連れ出します。
すずは生きているのが辛いと二人に苦悩を打ち明けます。
すずの気持ちもよくわかる二人ですが、すずを励ますために幸子は荒療治に出ます。
グダグダ言っているすずの頭をいきなり殴ったのです。
驚くすずに、幸子は悔しかったら殴り返せと言います。
右手が使えないなら左手で殴り返せと言います。
すずは殴り返しますが、幸子は「ちっとも痛くない」といってまだまだすずに殴らせます。
「ちっとも痛くない」という幸子を志野が幸子を殴るという展開に。
お互い顔を見合わせて笑い合い、そして抱き合って泣くのでした。

束の間すずの心が晴れた瞬間でした
ゆがんだすず
義母のサンはすずに「アンタだけでも生きていて良かった」と言ってくれます。
義父の円太郎は「傷の治りが早くて良かった」と言ってくれます。
それでも傷が治っても自分のことも自分でできないすずは北条家に居場所がなく、居心地の悪い日々を送っていました。
そんな夜空襲があり、家に火の粉が落ち燃えそうになります。
火の粉を見ながらすずは一瞬「このまま家が燃えてしまえば出ていける」と思うのですが、その時周作との約束を思い出し、左手で力の限り火を消しにかかります。
訓練が中止になった周作が家に戻ってきて、大けがをしたすずとはるみのことを知ります。
周作は「あんたが生きててよかった」とすずに言いますがすずは素直に受け取れません。
そしてあろうことか周作にリンの様子を見てきてほしいとまで言い出すのです。
すずは自分でゆがんでいるとわかっていてもどうすることもできないでいたのです。

なぜ急にリンのことを言いだしたのかしら?
義母のサンが実家に知らせたことで妹のスミが見舞いにやってきて、広島に帰ってこないかと言い、すずは迷います。
ついに広島に帰る
空襲が続きます。
防空壕に入ろうとしたとき、一羽のサギがいるのを見てすずは逃げろとサギを追い立てながら、自分も走り出します。
心のどこかでこのまま空襲に遭えばいいと思ったのでしょう。
爆弾が当たる瞬間に周作がすずをかばいます。
周作の下になりながらすずは「広島に帰る」と言い出します。
周作は結婚して1年すずのいる家に帰るのが楽しかったというのですが、すずの心は動きません。
周作は広島に帰るというならリンの様子を教えないというのでした。

周作はリンとあったのでしょうか?
8月6日、すずは広島に帰る準備をしていました。
すずの支度を手伝いながら径子がすずに言い出します。
人の決めた結婚で知らない家に嫁いできて言いなりに働いて、アンタの人生はさぞやつまらんじゃろ思うわと。
だからいつでも帰ればいいと思っていた。
でも、アンタの世話や家事なんとも思ってない。
くだらない気兼ねなんかしなくていい、嫌にならん限りすずの居場所はここだと。

径子の精一杯の優しさでした
その時まぶしい光が…。
すずはここにいると北条家に残る決心をしたとき、家が大きく揺れました。
外に出てみると見たこともないキノコ雲が…。

ついに原爆が落とされたのでした
広島がどうなってるかすずはわかりません
遠く離れた広島の爆弾が呉まで大きく揺らしたのでした。
6話の振り返り
ここで6話を振り返っておきましょう
秘密を共有したすずとリン
戦火の中北条家はお花見に出かけます。
桜を見るのは最後かもと思った多くの人がお花見を楽しんでいます。
その中にすずはリンを見つけます。
リンは桜の木に登って散りゆく桜を眺めていました。
すずも一緒に桜の木に登ります。
お互い思うところがありながら核心に触れられない二人。
すずの気持ちを慮ってか、リンはこう切り出します。
「人は死んだら秘密はなかったことになるね」と
もしかしたらみんな戦争で死んでしまうかもしれない、死んでしまえば何もなかったことになる。
自分の心の中でだけ持っていればいいことで、それは考えようによっては贅沢なことではないかとリンは言います。

すずもその意見に納得します。
すずはなぜ周作がリンに惹かれたのかがわかったような気がするのでした。
周作の笑顔
すずと別れたリンは、すずを探しに来た周作とすれ違います。
すれ違いざまリンは周作に微笑みかけます。
その笑顔をみて周作も安心します。
すずを見つけた周作はすずに「今懐かしい人に会った。その人が元気そうでよかった」と言います。
その意味を察したすずは、周作とリンの恋は終わったのだとほっとするのでした。

とりあえず一安心
義父が行方不明
ある日義父の勤務する工場が空爆に遭い、義父の円太郎が行方不明になります。
何日も安否がわからず、家族はみんな心配しますが、しばらくたって病院に入院しているとわかり、母は安堵して大泣きするのでした。

死んだと思っていた夫が生きていて安心するやら怒るやら
周作も戦争に?
義父の円太郎が行方不明になったその夜、周作はすずに「武官になることになり軍事教練のため3か月は家に帰れない」と告げます。
義父の安否もわからず、そのうえ周作まで家にいなくなる不安にすずは「無理です」と泣き出すのでした。
しかし周作の「わしを忘れんといてほしい」との言葉に愛を感じ、周作が家を離れている間も精一杯務めると誓うのでした。
出発の朝、周作の寝顔を書きとるすずに、周作は「みせてみぃ」とちょっかいをだし、仲睦まじい夫婦となった二人の姿が描かれています。

あえない時間が愛育てるのでしょうか?
悲しい運命
円太郎に壊れた腕時計を修理に出してほしいと頼まれた径子はそれを口実に息子の久夫に会いに行くことにします。
径子が汽車の切符を買うために並んでいる間、すずとはるみは円太郎の見舞いに行くことにします。
その途中空襲に遭い近くの防空壕に逃げ込み難を逃れます。
しかし、地上にでたところで、すずははるみの後に爆弾があるのを発見、暴発するととっさにさとったすずははるみの手を引き逃げようとするのですが…。
光が二人を包むというシーンで6話は終了。

すずとはるみはどうなったのでしょう?
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まとめ
すずとはるみのは無事だったのか?
- 近づいてきた運命の日
- すずと北條家の人々の運命は?
すずとはるみがどうなったか非常に心配です。
早く知りたいような知りたくないような。
悲しい運命が待ち受けていそうですね。
そしてあの大きな雲は?

来週も楽しみです。