- 鞍馬寺の魔王殿が怖いと話題に?
- 貴船神社までの距離や見どころも紹介
皆さんこんにちは。京都と言えば何を皆さんは思い浮かべますか?
京都は観光地として日本人だけでなく、海外の人にも人気があります。
今回はその京都の中で鞍馬寺(くらまでら)について話したいと思います。
皆さんは鞍馬寺という名前を聞いたことがありますか?今大人気の観光スポットです。
歴史が好きな人は詳しいかもしれません。少し読み方が難しいですね。それでは鞍馬寺について話したいと思います。
鞍馬寺が建立された歴史
鞍馬寺は、日本の京都府京都市左京区にある寺です。
1949年までは天台宗に属していましたが、それ以降に独立して鞍馬弘教本山となっています。
京都でも有数のパワースポット
鞍馬寺は京都で最高クラスのパワースポットとして多くの観光客が訪れています。
寺に伝わる「鞍馬蓋寺縁起」が草創縁起を伝えています。鑑真の高弟である鑑禎が宝亀元年に草庵を結びました。
それ以降に毘沙門天を安置したのが始まりです。鑑禎は鑑真が唐から伴ってきた高弟の中で最年少でした。
宝亀3年のある夜に鑑禎は霊夢をみました。山城国の北方に霊山があると告げられました。
霊山を訪ねて出かけた鑑禎は山の上方に宝の鞍を乗せた白馬の姿を見ました。その山が鞍馬寺でした。
毘沙門天を祀るために建立
山に入った鑑禎は、女形をした鬼に殺されそうになるが、襲われそうになった時に枯木が倒れてきて鬼は潰され死んでしまいました。
翌朝になると、そこには毘沙門天の像があったので、鑑禎はこれを祀る一寺を建立しようと思いました。そして建立したのです。
この鑑禎の話は、「鞍馬蓋寺縁起」だけに記載されている。清水寺の草創縁起と同じく、奈良の僧が創建に関係しているのは注目すべき点です。
鞍馬寺の魔王殿が怖い?
鞍馬寺の奥の院のことを魔王殿と言います。宇宙から来た神の降臨した場所などとも言われています。
降り立った神は護法魔王尊と言います。天狗のような姿をしています。
護法魔王尊サナート・クラマが鞍馬の原型
鞍馬山の背後にある魔王殿の本尊は、650万年前に遥か宇宙の彼方の金星から白熱の炎に包まれる天地を揺るがす音と共に、現在の鞍馬山に降臨したという護法魔王尊サナート・クラマが転化して鞍馬となったみたいです。
鞍馬寺の雰囲気は独特で夏でも鳥肌が立つほどの寒気を感じる事もあるみたいです。
魔王殿は心霊スポットとしても有名
最近は心霊スポットとも言われることがあります。歴史が複雑で私も理解するのが大変でした。
天狗伝説と言うものがあります。金堂から奥の院に通じる木の根の参道は、大地に大蛇は蛇行しているかのように太い木の根が張り巡らされています。
源義経が天狗に兵法を習った魔王堂
その先には、森閑とした山奥に魔王堂があります。その近くにある僧生ヶ谷は源義経が天狗に兵法を習ったというところで有名です。
魔王殿はうす暗いです。夜行くには歩く面で危険かもしれません。しかし魔王殿が怖いと言われていますが至って普通です。
夜中はさすがに怖いですがお昼の晴れた時間に行くと怖くありません。鞍馬寺は今多くの説があるので面白いですね。
鞍馬寺と貴船神社の行き方
鞍馬寺と貴船神社は京都の中でも人気の観光スポットです。多くの観光客はこの二つの場所を回りたいと考えています。
せっかく京都まで来たのに両方とも観光できないのはつらいですよね。ではこの二つの観光地の距離はどのくらいあるのでしょうか?
鞍馬寺から貴船神社へ行くと楽
行き方と言うより、鞍馬寺と貴船神社では鞍馬寺から参拝する方が良いです。理由は、鞍馬寺からの方が上るのが楽だからです。
いきなりきつい方から行ってしまうと次に歩く気力を失ってしまいます。最初に楽な方から行くと良いウォーミングアップになりますね。
最寄駅は鞍馬駅・貴船口駅
鞍馬寺の最寄りのバス停は鞍馬駅です。貴船神社の最寄りのバス停は貴船口駅です。
この2つの駅は電車で、1駅で行くことが出来ます。しかし、この地域の周辺は山が多く緑の景色に囲まれています。

なんと京都市街に比べて温度が10度以上も低いのです。
そのため行く人は上着を1枚余分に持って行くなどしましょう。風邪をせっかくの旅行で引いてしまうのはもったいないですよね。
またとにかく坂が多いです。貴船口駅から貴船神社を目指すときに坂が多く上るのをあきらめる人もいると思います。
特に夏は暑いのに坂はつらいです。そのため貴船神社から鞍馬寺へ行くのは困難となります。
仁王門から鞍馬寺エリアに入っていけば景色も楽しめる
鞍馬寺駅からすぐの仁王門から鞍馬寺エリアに入っていくルートの方が、景観も変わって、見どころも変わり気持ち的に歩きやすいと思います。
景色が変わると言うのはとても良いです。写真を撮りながら歩くと疲れを忘れてしまいそうで良いですね。
ただデメリットもあります。デメリットは、九十九折り参道という坂道と、「本殿金堂」から奥の院の参道までに多くの階段があります。
その多くの階段がきついかもしれません。
貴賤神社から貴船口駅までの最終バスは16時30分
また貴賤神社から出ている貴船口駅までの最終バスは16時30分です。相当早いです。
そのため、バスに乗り遅れてしまうと30分間ほど歩かなくてはいけません。
鞍馬寺も貴船神社を参拝しようと考えている人は強いモチベーションを持って、ただの観光ではないと思う必要があります。
鞍馬寺の見どころ
今からは鞍馬寺の見どころについて話したいと思います。鞍馬寺には多くの見どころがあります。
一度訪れた人は感動じ、また不思議なエネルギーを感じる人もいます。
鞍馬寺駅前の大きな天狗像
鞍馬寺駅前に大きな天狗の像があります。そこでまず記念撮影はするべきです。
なかなか天狗と撮影できる機会はありませんからね。
仁王門
続いては仁王門です。鞍馬寺駅から歩いてすぐのところにあります。
仁王門をくぐられる時には、両端にある仁王像も見てみてください。
本殿金堂からの眺め
本殿金堂からの眺めも鞍馬寺の見どころの一つです。鞍馬山から見える周辺の景色を堪能してください。
良い景色を見ると心が癒されます。京都ならではの紅葉も秋には楽しめます。
春には桜が綺麗に咲いて花見目的で山を登られる方もいます。ちょうどこの時期ですね。鞍馬寺も桜の観光スポットとしても有名なのです。
鞍馬の火祭で有名な由岐神社
由岐神社も古風な感じでとても見ごたえがあります。由岐神社は鞍馬の火祭でも有名ですね。
皆さんは木の根道をご存知でしょうか?ハイキングコースの途中にある木の根道は見事なアラベスク模様を描いています。
木が生きているという事をまじまじと感じる事が出来ます。木々の間からは太陽光が差し込んでいます。
この太陽光が差し込む様子がなんとも神秘的です。是非歩いている時に確認してみてください。
終わりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。皆さん鞍馬寺についていかがでしたか?
京都と言えば清水寺というイメージが強いと思いますが鞍馬寺も面白いところですね。

京都はなんといっても景色が有名ですよね。
基本的にどこからでもあの綺麗な景色を見る事は出来るかもしれませんが、鞍馬寺から貴船神社を歩く途中に見える景色は格別です。
これから春が本番を迎えるとさらに桜が満開となり、歩くだけでも楽しいです。京都と言えば紅葉のイメージですが、桜も負けていません。
桜は紅葉と違いあまり長い期間見る事が出来ません。そのためなるべく早く見ておきましょう。
鞍馬寺は神秘的でその周りにも多くの観光スポットがあります。先程も話しましたが山道で坂が多く、木に囲まれているため気温の変化が激しいです。
山を登られる方は、上に羽織れる服も用意してください。坂道は休憩をはさんで上りましょう。
沢山訪れたい場所があり時間が足りないという人は二日間に分けて観光するのも良いかもしれません。
では皆様が鞍馬寺を満喫できますように(#^^#)
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