• カブトムシの寿命はオス・メスで違う?
  • ギネス記録や兆候とは?

小学生ぐらいの男の子はカブトムシ好きですよね!かくいう私も大好きでした。

でも、カブトムシってどれぐらい生きるのか知っていますか?

カブトムシの幼虫時代はどれぐらいで、成虫時代はどれぐらい生きているのか知っていますか?

 

このコラムではこれらのことについてご紹介していきたいと思います。

 

国産のカブトムシは幼虫時代を含めると、およそ1年から1年3か月ぐらいまでのようです。 

 

成虫になってからだと1か月から3カ月くらい生きています。

 

セミは成虫になってから一週間程度で死んでしまうといわれてますが、カブトムシもそれよりも長いとは言え、成虫時代は短いんですね。

最も寿命が長いカブトムシは?

日本のカブトムシは長くても1年3か月で死んでしまいます。しかし、世界には長生きするカブトムシもいるのです。

 

ヘラクレスオオカブトというカブトムシがいます。この「ヘラクレスオオカブト」は何と2年半~3年ぐらいまで生きるそうですよ。

 

気温の温度差がないと長生きしやすい

なんでこんなに長生きできるのでしょうか?

 

ヘラクレスオオカブトが元々生息する地域が、中央アメリカや南アメリカの 熱帯地方であることが関係しているようですよ。

 

熱帯地方であるがゆえに、気温の温度差があまりない環境なのでそれがカブトムシが長く生きるのに有利な環境であるといわれているようです。

 

これに比べて日本は春、夏、秋、冬と季節の変化があるので、このせいで昆虫は冬を越せずに短命になってしまうそうです。

 

カブトムシの寿命はオス・メスで違う?

ではカブトムシの寿命ってオスとメスで違いがあるのでしょうか?

 

人間の場合、平均寿命は一般的に女性の方が長いですよね。実はこれ。カブトムシでも同様なのです。

 

カブトムシもメスの方が長生き

カブトムシでも一般的にメスの方が寿命が長いようです。

 

オスは成虫になってから1~2か月ぐらいが一般的な寿命です。それに対してメスは、2~3か月、長い場合は5か月ぐらい生きるようですよ

 

産卵しないメスはさらに長生きする

メスは産卵で体力を使うのですが、わざと産卵させないようにするともっと長生きするそうです。

 

そんなことするのかわいそうで私はできませんが。。。

 

ただ、その寿命もストレスが多いとそれによって短くなってしまうようです。

 

ストレスによって寿命は縮む

カブトムシ同士で争うとか、交尾のしすぎ、産卵の負担とかそういったストレスの要素があると寿命は短くなってしまうそうですよ。

 

あたりまえですけどストレスって人間だけじゃないんですね~人間以外もみんな苦労してるんですね!

 

カブトムシの寿命のギネス記録ってあるの?

では、そんなカブトムシの寿命にギネス記録ってあるんでしょうか?

 

残念ながらそもそもカブトムシの寿命のギネス記録自体が設定されていないそうですよ。

 

その代わりに体長などがその対象となっているそうです。

 

カブトムシを長生きさせるにはどうしたよいの?

エサに注意すればカブトムシは長生きする

では、カブトムシを飼うとしたら、せっかくなら長生きさせたいですよね!

 

そのためにはどうしたよいでしょうか?

 

人間と同じく食事、すなわちエサに何をやるかが重要なようですよ!

 

長寿に良いといわれているエサは「バナナ、昆虫ゼリー、リンゴ」だそうです

 

中でも特におすすめなのはバナナです。植物性たんぱく質が豊富なこともあります。

 

多くのカブトムシ飼育者に根強い人気があって一番エサとして使われているようですよ。

 

スーパーなどで一年中手に入る上に、値段も果物の中でも安いのでお財布にも優しいですよね。

 

バナナをエサとして与えたことで昆虫ゼリーを与えた場合よりも長生きする例もあるようです

 

まめな管理をすればバナナが一番エサとしてすぐれているようですよ。

 

また昆虫ゼリーもかなりおすすめのエサです。果物と違って、腐りにくく保存がききますので大量に買いだめできますね。

 

賞味期限は2年と長いのは果物にはないメリットですよね。

 

また、果物と違って刃物で切ったり皮を手で向いたりする必要がありませんので、毎回のエサやりもらくちんですよね。

 

国産のカブトムシは食欲旺盛なので、この昆虫ゼリーも腐らせることなくしっかり完食してくれるみたいですよ!

 

ですから結局、カブトムシのエサとして最も使われているのはこの昆虫ゼリーなんだそうです。

 

逆にあまりおすすめできないエサもあります。その代表はスイカやメロン、キュウリなどです

 

これらは水分が多いせいで、カブトムシに与えるとカブトムシがする尿の量がどうしても増えてしまいます。

 

その結果、エサ箱の中が不衛生になり、菌が増殖してしまいます。

 

キュウリやスイカはともかくとして、「メロンをカブトムシにあげるなんて贅沢な!」って思ってしまいますか?

 

さらに、かつ寿命にも不利になるエサとなればまさに踏んだり蹴ったりというやつですね。

 

私も子供のころ、カブトムシを飼っていましたが、あげるのはいつもキュウリや自分が食べたスイカの皮などだったように記憶しています。

 

あれってだめだったんですね!バナナ食べるなんて今回調べてみて初めて知りましたし、あげてみた記憶も全くないですね!

 

飼育ケースの中を適度な温度と湿度に保つ

飼っているカブトムシの寿命を少しでも伸ばしてあげようと思ったら重要なのはエサだけではありません!

 

カブトムシを飼っている飼育ケースの温度と湿度も適度に調整してあげなくてはいけないのです

 

これもまあ人間に置き換えてもあたりまえですよね!

 

熱すぎる部屋、寒すぎる部屋にずっと閉じ込められた人間だって病気になったりストレスでおかしくなってしまうことでしょう!

 

カブトムシにとって快適な温度とは20~28度ぐらいのようです。この温度の範囲内になるように気を配ってあげましょう

 

湿度に関しても、重要な要素です。

 

夏の暑い日に飼育ケースを放置して中がカラカラになってしまわないように適度な湿度を保てるように気を配ってあげてください

 

また、空気をよく通してあげることも重要ですよ!

 

なるべく大きな飼育ケースで飼育する

カブトムシにとって飼育ケースは家です。

 

狭すぎる飼育ケースではカブトムシはストレスを感じてしまい、それが寿命にも悪影響を及ぼしてしまいます

 

カブトムシを長生きさせたいならば、なるべく大きめの飼育ケースを用意してその中で飼ってあげましょうね。

 

ホダオガやハスクチップのようなものを飼育ケースの中に敷き詰めてあげて、カブトムシが潜って隠れることができるようにしてあげることも重要ですよ

 

確かに常に日の光を浴びて、人目にもつくような環境に閉じ込められてしまってはストレスを感じてしまいますよね!

 

ただ、そもそも鑑賞のためにカブトムシを飼っているのにずっと潜って隠れてしまったら寂しいですね。

 

カブトムシは夜行性なので昼間はもぐって暗いところに隠れていたいというのが本能ですのである程度は仕方ないですね。

 

また、ホダオガやハスクチップだけでなく、枯葉や止まり木なども飼育ケースの中にいれてあげましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

カブトムシは子供のころ飼ったこともあり、結構しっているつもりでしたが調べてみると全然知らない事実がたくさんでてきました!

キャラ

私自身調べてみて色々面白かったですね!

小学生のお子さんを持つ、お父さん、お母さんはカブトムシ大好きなお子さんがいればこういう知識があればきっと尊敬してもらえるのではないでしょうか?

 

これからカブトムシを飼うつもりならば正しい知識を身に着けてなるべく長生きさせてあげたいですね!

 

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