- ドジョウの水槽をレイアウトするなら?
- 水草や底砂のおすすめは?
ドジョウといえばウナギと並んでおいしくて人気の高い魚ですね、
そんなドジョウはペットして飼ってみるのも面白いですよ!
ドジョウを飼うならば、水槽のレイアウトはどうしたらよいでしょうか?
また、ドジョウの水槽に入れる水草や底砂はどのようなものがおすすめでしょうか?
このコラムではドジョウを飼うための水槽のレイアウトやドジョウの水槽に入れるのにおすすめな水草や底砂についてご紹介していきたいと思います。
ドジョウの水槽をレイアウトするなら?
ドジョウを飼う場合、水槽のレイアウトはどのようにしたらよいでしょうか?
水槽には必ず蓋を置く
水槽の水の量は水槽高さの半分ぐらいにします。そして上に蓋をつけてください。この2つは必須です。
なぜかというとドジョウは飛び跳ねて、外に出てしまうおそれがあります。
ただ、水面が低すぎるとポンプが作動しなくなってしまいますので、少なくしすぎてもいけません。
底砂を入れると楽しい!
あと底砂は絶対いれたほうがいいですよ。底砂をいれておくと、ドジョウがその中に潜ってくれるんです。
そしてたまに顔だけちょこっと砂から出してくれることがあります。
その姿がとっても愛らしいのです。金魚にはない楽しみですよね!
また底砂を敷くことで、水槽の中にバクテリアやプランクトンなどの微生物を繁殖させることができます。
このバクテリアやプランクトンなどの微生物は、水槽の中の衛生上非常に重要なのです。
このバクテリアやプランクトンがドジョウが食べ残したエサや、ドジョウがした糞を食べてくれるのでそのおかげで水がきれい保てるようになります。
フィルターを装着させるのもおすすめ
ドジョウを飼っている水槽はとにかく汚れるので、フィルターを装着することをおすすめです。
ドジョウはとにかくたくさん糞をするので、水が汚れやすいそうです。
金魚と一緒に飼っても大丈夫なのですが、ドジョウがあまりにも水槽を汚すので金魚とは別の水槽で飼っている方もいます。
水草を入れるのもおすすめ
また、水草もできれば入れた方がよいですよ。
水草もプランクトンなどの微生物の住処になるので、水槽内の衛生を保つのに役立ちます。
さらには水草は光合成を行い、水中に酸素を供給してくれますよ。
さらには水草をいれてあげればドジョウも喜びます。
隠れ場所にもなりますし、またドジョウの脱走防止の働きもしますよ。
ドジョウの水槽に水草や底砂のおすすめは?
ドジョウの水槽にはどのような水草や底砂を入れて置いたらよいのでしょうか?
実は水草も底砂もとっても安く簡単に手に入ります。
安心してください。
ドジョウの水槽におすすめの水草は?
水草については大体なんでも大丈夫なようですよ!
大きめの根っこの長さが5cmくらいになる浮き草やマツモなどをいれておくのがよいそうです。
これらは育てるのが簡単なうえに、水の状態も確認しやすいのがよいところです。
また、さらにうれしいことにこういった浮草やマツモはお店で買ってもとっても安いのです。
100円ぐらいで買えてしまいます!とってもお財布にやさしいですよね!
ドジョウの水槽に入れる底砂のおすすめは?
ドジョウはもともと、田んぼで育っている魚ですから田んぼにあるような土が最適なのです!
田んぼの土はどこにいったら買うことができるのでしょうか?
カインズホーム、ビバホーム、コメリなどのホームセンターで買うことができますよ。
商品名は「荒木田土」というのがありますので、それを購入するのがおすすめです!
この「荒木田土」は結構重いです。
車で買いに行くのでしたら大して問題になりませんが、そうでなかったらそれなりの用意をして行きましょう!
なおビバホームでは2リットルが200円もしないそうです。非常に良心的な価格でお財布にやさしいですね!
また、買ってきた底砂はそのまま水槽の底にいれてしまって構いません。
洗うとか消毒するとかは一切いりませんから簡単ですよね!
ただ、「荒木田土」を水の中に入れるととにかく水がものすごく濁ります。
水がまるでコーヒー牛乳を思わせるような色に濁ってしまいますが、こうなることは正常な現象なのでご安心ください。
ずっとこんな状態では、ドジョウにとっては良くてもドジョウを観賞魚として楽しむことはできませんがそんなはありません!
その状態で一週間ぐらい放置しておけばちゃんと徐々に透明な水に変化していきます。
ドジョウの水槽に入れる水は?
グリーンウォーターがおすすめ
それではドジョウの水槽に入れる水は何を用意したらよいでしょうか?
一番良いのは「グリーンウォーター」を用意することです。
グリーンウォーターとはバクテリアやプランクトンが豊富に生息している緑色の水です。
グリーンウォーターの作り方
作り方は簡単です。
単に容器にくんだ水の中にメダカを飼って放置しておけばよいのです。
水の中にメダカを入れたらそのままベランダや外に放置しておきましょう。
その水の中には、土や砂をいれくてださい。また、メダカ以外にもミナミヌマエビも入れておくとよいそうです。
メダカやミナミヌエビはそのままドジョウのエサにもなります。
このように作った「グリーンウォーター」ならばドジョウは健康に育ちますよ!
カルキ抜きした水道水でもOK
このように「グリーンウォーター」を作ってあげるのが最適ですが、それがどうしても手間と感じるなら作らなくても大丈夫です。
その場合は、カルキ抜きをした水道水を使うのです。
水道水をバケツやおけなどにためて、それを2,3日ベランダなど陽に当たる場所に置いておくのです。
それだけで、水の中の塩素がなくなり、ドジョウが住める水になります。
カルキ抜きも便利
また、2,3日水をためてベランダなどに置いておくのが手間だと感じる場合。
どうしても急いでいるときはカルキ抜きを水の中にいれてあげればその水をそのまますぐに水槽に使用することができます。
カルキ抜きは底砂などと同様に、ビバホームやカインズホームなどのホームセンターで売っていますので、そちらで入手してください。
新水ではなく古水がおすすめ
ものにもよりますが、1000円もしない程度でそんなに高くありません、
ただ、それだけでは水の中にはバクテリアやプランクトンは全くいない状態です。
この状態を「新水」といいます。
この状態でドジョウを飼い始めてもいいのですが、水が数日で汚れてしまいます。
ただ、ドジョウ以外にも底砂、水草なども一緒に入れておけば、中に徐々にバクテリアやプランクトンなどが繁殖していきます。
この状態を「古水」といいます。
この「古水」の状態ならば、水中にあるエサの食べ残しやドジョウの糞はバクテリアやプランクトンが食べてくれます。
そのため、水はある程度綺麗な状態を保つことができます。この状態ではエサをやりすぎないように注意しましょう。
食べ残しがないか、様子を見ながら少しづつあげてみましょう。
水換えは慎重に!
また、汚れたなあと思ったからといって水を全部変えたりしてはいけません。
水を全部捨ててしまったりすると、水中のバクテリアやプランクトンもそれと一緒に捨ててしまうことになります。
よく水がすぐに汚れるので、水を全部変えているがまたすぐに汚れてしまうというトラブル事例を聞きますが、これはそのためです。
ドジョウの数などの状態によって変わってきますので一概にはいえませんが、大体3分の1から4分の1程度の水だけ変えれば十分ですよ。
水に関してはもちろん放置しすぎてなくならないようにしてあげるべきですが、実はドジョウって水がなくなっても砂の中に潜って生き延びることができます。
非常に丈夫で環境の変化に強いんですね!
まあ確かに田んぼの中に生きてるんですから、水面が低いところでも土の中に潜って生き延びれらるようにできてるってことですね。
だからといってあまりにも水を補充しないで放置してしまうのはドジョウが可愛そうなのでそんなことはしないでくださいね 笑
ドジョウにあげるエサは?
では、ドジョウに普段あげるエサは何を用意したらよいでしょうか?
グリーンウォーターを作るときに使ったようにメダカやミナミヌエビもドジョウのエサになります。
グリーンウォーターの補充で十分
前に説明したように、この「グリーンウォーター」を定期的に水替えの際に補充してあげればよいのです。
エサをやるために毎回、毎回「グリーンウォーター」って思いましたか?
かくいう私も金魚など飼ったことはありますが、この「グリーンウォーター」なんて作ったことがありません。
もちろんこれ以外のエサがだめということではありません。
金魚の餌でもOK
他にもドジョウのエサになりうるものはいろいろありますが、一番簡単なのは金魚のエサです。
金魚のエサならカインズホームなどのホームセンターで売ってるのよく見かけるけどドジョウのエサなんて売ってたっけ?って普通思いますよね。
金魚のエサってそんなに万能なんですね!
他にもミジンコ、イトミミズ、豆腐、麩なんかも食べますよ。
ミジンコやイトミミズは確かに田んぼに生息してそうですよね!
あれ?豆腐や麩なんかないと思いますが、そんなものも食べるなんて面白いですね!
川魚のエサもおすすめ
あと金魚のエサを使いまわすんじゃなんかつまらないし、手抜きすぎだなーと思ったら。
同じように「川魚のエサ」というの売っているようなのでそっちを使ってもよいと思います。
土壌へのえさやりの頻度・量は?
そしてそのエサはどれぐらいの頻度であげたらよいでしょうか?
一日一回か二回程度
5分程度で食べきれる量
一日一回か二回程度、5分程度で食べきれる量をあげるのがよいそうですね。
この辺も金魚と同じですね。
また、エサの量にもよりますが、あまりにも早くドジョウが早く死んでしまうようであればそれは大抵エサのやりすぎによるものです。
それが心配ならば、一日一回にしておけばよいと思います。
私も金魚など飼ったことがありますが、エサが足りなくて死なせてしまったことは一度もありません。
たとえ、エサがなかったとしても金魚もドジョウも水中にある養分を代わりに食べるんで大丈夫なんだと思います。
エサをあげて、そのエサを食べる姿を眺めて楽しむのはドジョウに限らずペットを飼う醍醐味ですよね!
金魚がエサに食いつく姿も愛らしく、見ていて楽しいですが、ドジョウも同様に楽しいですよ!
エサをあげると待ってました!といわんばかりにものすごい勢いで食いついてきてくれます!
余談になりますが、最近、我々人間では、食べないことが一番の健康、一日一食などが流行っていますよね。
有名人だとタモリやGacket なども小食健康法を実践していますね。
特にGacketは自宅にお抱えのシェフを雇っていて、一日一回だけ食事を作ってもらってそれを食べているそうです。
ある意味人間も飼われている魚の真似をしているみたいで面白いですね。
食べないことで健康を保てるなんて、病院に通ったり薬を飲んだりするより経済的だし、楽ちんですね!
まとめ
ここまで読んでみていかがでしたでしょうか?
私も金魚や熱帯魚は飼ったことありますが、ドジョウも飼ったことはありませんでした。
それでも、調べてみるとドジョウも可愛いし、飼ってみるの面白そうですよね!
水がない環境でも砂さえあれば生き延びられるとか、飛び跳ねたりするのとか特徴があるんですね!
私も今回調べてみるまでドジョウを食べる対象としか見ていませんでしたが、観賞魚としても魅力があることに気づかされました 笑
金魚などを飼っている水槽で一緒にドジョウを飼ってみるのもなかなか面白そうですよね!
水槽のレイアウトについて