- 宝くじの当たる確率は?
- スクラッチの当たる確率は?
- やり方や種類によって何か違うの?
ドリームジャンボ宝くじ、今年は春の発売ということでただ今売出し中ですね。
あなたはいつも宝くじ買いますか?

買うのは宝くじ、それともスクラッチ?
宝くじに当たる人、スクラッチに当たる人、それはたまたま運のいい人で、買っても損するだけと思っている人も多いのではないでしょうか?
今回は宝くじ・スクラッチの確率についてご紹介です。
宝くじに当たる確率

買えば当たるって思っちゃうけど
宝くじに当たる確率っていったいどれくらいなのでしょう?
あなたの周りで1等が当たったという話は聞きますか?
当たってもむやみに人に言わないほうが良いといわれているので、実は当たっているけど周りにはいわない人もいると思いますが、でも「当たった」ってそうそう聞かないですよね。
当たってもせいぜい一番低い3,000円とかでしょうか。
10枚買えば最低の300円は誰でも当たりますからね。
そこで宝くじの当たる確率をいろんな他のものの確率とくらべてみました。
宝くじの1等当選確率はズバリ1/10,000,000
宝くじは1000万本を1ユニットとして販売しており、1ユニットの中に1等が1本あるので、1等の当たる確率は1000万分の1となります。

それってどんな感じ?
- パチンコで大当たりする確率:1/400
- 裁判員制度の裁判員に選ばれる確率:1/5,000
- 自動車事故で死ぬ確率:1/10,000
- 四葉のクローバーの発見率:1/10,000
- 飛行機が墜落する確率:1/200,000
- 雷に撃たれる確率:1/10,000,000
- 隕石に当たる確率:1/10,000,000,000
宝くじの1等が当たる確率と雷に撃たれる確率が同じというのが興味深いですね。
まったくいないわけじゃないけど、「たまにいるよねそんな人」って感じでしょうか。
その他宝くじの1等が当たる確率と同じ確率というものの都市伝説的事例も紹介しておきましょう。
宝くじ1等の当選確率は
交通事故で450回死ぬ確率と同じ!
1等の当選番号が『11組の111111番』になるのと同じ確率!
100kgのお米の中から1等と書いてある1粒の米粒を探すのと同じ確率!
北海道にいて、上空から1円玉を落として頭に当たる確率と同じ!
サイコロが10回連続して同じ目を出す確率と同じ!
トランプでジョーカーなしでロイヤルストレートフラッシュを出す確率と同じ!
こう聞くと確かになかなか当たらないものだなと実感できますね。
宝くじ金額ごとの当選確率
宝くじの1等の当選確率は1/10,000,000とお伝えしていますが、それが年末ジャンボ宝くじになると、その確率は1/20,000,000になるともいわれています。
ちなみに昨年(2017年)の年末ジャンボ宝くじの当選確率か下記のようになっています。
- 1等7億円:1/20,000,000
- 1等前後賞1億5千万円:1/10,000,000
- 1等組違い30万円:1/100,000
- 2等1千万円:1/1,000,000
- 3等100万円:1/100,000
- 4等10万円:7/100,000
- 5等1万円:1/1,000
- 6等3,000円:1/100
ちなみに筆者は毎年年末ジャンボ宝くじをバラで10枚のみ購入して、2年に1回は6等3,000円をゲットしています。
これはかなりの確率といえますね。
スクラッチの確率

スクラッチの方が当たるのかな?
宝くじといえば年末ジャンボやドリームジャンボといった、ある程度枚数を購入して当選結果を待つというものを思い浮かべる人がほとんどでしょうが、宝くじの中には「スクラッチ」というものがあります。
スクラッチは削ったその場で「当たり」「ハズレ」がわかる宝くじです。
ストリームマッチ、トリプルマッチ、ラッキー3、ラッキー迷路、ペアマッチ、タテ・ヨコ・ナナメ、トライアングルチャンスなど、いろんなゲームがあります。
スクラッチは、発売時期や期間、賞金条件は回号によって異なりますが、原則毎日、全国の宝くじ売り場で、1枚200円~300円で購入できます。

スクラッチは種類が豊富
スクラッチは種類が豊富であり、買ったその場で当たりかはずれがわかるので、手軽でついつい購入してしまう人も多い人気の宝くじです。
1枚200円という手軽さもあって買いやすいですが、種類によって当選額は違ってきます。
そして当選確率も違ってきます。
いくつもの種類があり、当選金額もバラバラなので、はっきりとした当選確率を出すのは困難ですが、1等の当選金額が100万円のものと1,000万円のスクラッチは、確率が出ています。
どちらも同じ1枚200円なら、当然当選金額の高い1,000万円の方のスクラッチを買った方が夢が大きいと考えがちですが、当選確率を見るとそうでもないということになります。
2つの1等の当選確率
1等が100万円のスクラッチの当選確率:1/125,000
1等が1,000万円のスクラッチの当選確率:1/1,000,000
全然違いますね。
当選金額が低くても100万の方のスクラッチを買う方が、当選確率が高くなるので楽しみが大きいでしょう。
1等の当選金額が1,000万円のスクラッチの当選確率と、年末ジャンボ2等1,000万円の当選確率が同じですから、年末ジャンボを買った方が、もしかしたら1等も当たるかもしれない可能性もあるので、年末ジャンボを購入するほうがいいように思えます。
参考に、1等100万円のスクラッチと、1等1,000万円のスクラッチの2等以下の確率もお知らせしておきましょう。
- 1等 100万円 100本 1/125,000
- 2等 10万円 300本 1/42,667
- 3等 2万円 3,000本 1/4,167
- 4等 2千円 221,600本 1/56
- 5等 千円 221,600本 1/56
- 6等 200円 1,250,000本 1/10
- 1等 1,000万円 15本 1/1,000,000
- 2等 5万円 300本 1/50,000
- 3等 5千円 15,000本 1/1,000
- 4等 500円 150万本 1/10
- 5等 100円 300万本 1/5
2等以下の当選確率や当選額をみても、100万のスクラッチの方がなんだか得なような気がしますね。
当たりそうな気がしますが、スクラッチもジャンボ宝くじ同様、そんなに簡単には当たらないようです。
それでも、買い方や種類によって何かしらの差があるのでしょうか?
やり方・種類によっての違い

もうちょっと細かく種類ごとにみてみましょう。
スクラッチにはいろんな種類があると書きましたが、こんなにもいろいろ出ているのです。
- ストリームマッチ
- トリプルマッチ
- ラッキー3
- ラッキー迷路
- ペアマッチ
- タテ・ヨコ・ナナメ
- ハッピーカウント
- トライアングルチャンス
- ストリームマッチ・ミラクル
- レッツボウリング
その他に史上最高の!1億円のスクラッチ「ドラゴンボールスクラッチ孫悟空2オラに元気を!元気玉!」が発売されたこともあります。
最近はキャラクターとのコラボスクラッチが多く発売されています。
高額賞金のスクラッチはやはり当たりにくく、1枚の値段も300円となります。
200円のスクラッチの1等賞金は
ちびまる子ちゃん(ラッキー3):5万円
ドラゴンボール:30万円
ちびまる子ちゃん(ストリームマッチ):100万円
KOBEルミナリエ(トリプルマッチ):300万円
全くのバラバラなので、買う方もいろいろ試せて楽しいのかもしれません。
スクラッチのやり方
当たるためにはまずは買わなくては始まりません。
スクラッチ宝くじは、毎日購入することが可能です。
ただ、全部のスクラッチの種類が置いてあるわけではなく、期間によって種類が次々変わっていきます。
どの時期に、どの種類の、いくらの賞金のスクラッチが販売されているかはわからないので、宝くじ公式サイトで確認してから買いに行くことをおススメします。

スクラッチ宝くじのやり方は簡単よ
スクラッチのやり方は、10円玉などのコインで絵柄の隠された塗料の部分を削るだけです。
削って出てきた絵柄が揃ったり、絵柄が3つ出たら当たりなど、スクラッチの種類によって当たりの条件が違います。
どうなれば当たりなのかの説明は、スクラッチの表面に書かれているのでしっかり読んでから挑戦しましょう。
例えばトライアングルチャンスの場合
三角形(トライアングル)になっていて、左列、右列、下列を削って出た絵柄が、どれか一列同じ絵柄が揃えば当たりとなります。

どうすれば当たる確率が上がるのかな
験担ぎ
説明してきましたが、宝くじ・スクラッチの当選確率は決した高いものではありません。
でも、確実に当たる人はいるのです。
あなたがその当たる人のなるためにはどうすればいいのでしょう?
スクラッチを買う前に神社でお参りをする?
大安や一粒万倍日に買う?
買ったらしばらく神棚や仏壇の置いておく?
宝くじが当たるように、いろいろ験を担ぐ人もいるでしょう。
しかし残念ながら、有名な神社でお参りをして購入しても1等100万円が当たる確率は125,000分の1ですし、大安などの縁起の良い日に購入しても1等1,000万円が当たる確率は1,000,000分の1のままです。
どれだけ験担ぎをしても確率は変わりません。
買う時間や場所を変える
験担ぎに意味がないのであれば、買う時間や場所を変えるのはどうでしょうか?
宝くじ売り場には「当たりがよく出る売場」といわれるところがありますよね。
有名なのは東京の西銀座チャンスセンターでしょう。
年末ジャンボの売り出し日などでは、当日の朝早くから行列ができたりしていますね。
スクラッチでも当たるがよく出るといわれる売り場があるかもしれませ。
しかし、売り場で当選確率が変わるものではありません。
夢のない言い方になりますが、当選が良く出ている売り場も出ていない売り場も、当選確率は一緒です。

時間も同じことが言えます。
朝一で買っても、売り場が締まる直前にかっても確率は変わらないのです。
売り場に届いているスクラッチの枚数や、1等、2等が出る回数には偏りがあるかもしれませんが、どの売り場で買っても、どの時間に買っても、スクラッチが当たる確率は同じです。
大量に購入する
では大量に買えば当たる確率は上がるでしょうか?
ジャンボ宝くじなどは、連番で10枚とか、バラで10枚などと言った買い方をしますね。
枚数を多く買えば確率もアップするのでは?と考える人も多いかと思います。
ジャンボ宝くじなどは1ユニットに1本の当たりくじが入っています。
1千万枚発行のうち当たりは1枚なので、確率は1/10,000,000と最初にお伝えしましたね。
10枚買ったら、10倍の1/1,000,000になるかというとそんなことにはなりません。
簡単に100枚の中に1枚当たりがあると考えます。
1枚買うと残りは99枚なので、2枚目が当たる確率は1/99となります。
3枚目は1/98となり、枚数が増えるごとに分母が減っていくのでちょっとずつ確率が上がっていきますが、1/10,000,000の確率の宝くじを10枚買っても、確率は1/9,999,900になるだけで、その差はわずか0.001%高くなるだけです。

数学が苦手な人は、数学の得意な人に良く聞いてね
じゃ、スクラッチも同じかというと、基本的には当選確率は変わりません。
ただし、ちょっと気分的に当たった気がするおススメの購入方法があります。

それは袋で買うこと。
スクラッチは通常袋に入ったまま売られており、この袋の中から、お客さんの購入枚数を聞いて出しています。
この袋を丸ごと購入するのです。
一袋には100枚スクラッチが入っていて、1袋2,000円です。
ちょっと高い気もするかもしれませんが、ジャンボ宝くじを連番10枚で買うよりは安いですね。
宝くじはスクラッチも含め、連番で買うと一定金額が当たるようにできています。
なので、袋で買うと200円の最低当選金額以上は必ず当たることになります。
加えて、袋で買うと当たりくじが2枚以上入っている可能性も高いようです。
1,000円+200円や、5,000円+200円なんてこともあります。
また、3等、5等、6等がまとめて当たったという人もいるとか。
数枚だけの購入では味わえない醍醐味ではないでしょうか。
確実に当たる袋買いで当たる喜びを体験してみるのも楽しいのではないでしょうか。
努力では当たらない
スクラッチもジャンボ宝くじも、完全に確率論なので、何かの努力をしたからといって当たるものではありません。
当たるも当たらないも運しだいというしかありません。
宝くじが当たったら

スクラッチで当たりが揃ったらどうすればいいの?
スクラッチを削って絵柄が揃ったりして当たった場合は、その当選額に換金できます。
換金できるのは宝くじ売り場です。
スクラッチを購入する人は、その場で削って当たりはずれを確認する人が多いので、買った売り場でそのまま換金する人が多いのかもしれません。
そのくじを買った売り場で換金しなければいけないことは全然ありません。
全国どこの売り場でも換金できます。

換金には条件があります。
換金するにはいくつかの条件があります。
当選金額によっては換金できない売り場もあります。
スクラッチでよく出る200円から1,000円ぐらいの当たりくじであれば、その場ですぐ換金できますが、当選金額が1万円を超えるものは監禁場所が決まってきます。
当選金額が1万円を超えた場合は、「5万円マークのある宝くじ売り場」に行く必要があります。
「5万円マークのある宝くじ売り場」であれば、当選金額1万円を超えて5万円まで換金することができます。

5万円を超えたら?
当選金額が5万円を超えると、高額当選となるため、宝くじ売り場でも換金はできません。
当選金額が5万円を超えた場合は、銀行に行って換金する必要が出てきます。
しかし銀行ならどこでもいいわけではありません。
宝くじはみずほ銀行が受託しているので、みずほ銀行の本店もしくは支店でも換金が必要となります。
住む地域にみずほ銀行がない場合もありますが、それでも高額の当選金をもらうためには、みずほ銀行に出向く必要があります。

ここで注意
当選金額が5万円を超えるというのは、1枚の当選金額が5万円を超えるものということです。
何枚も当選しその金額が5万円を超えても、銀行に行く必要はなく、宝くじ売り場で換金できます。
ハズレ券を捨てちゃダメ
スクラッチがはずれてしまうと、ハズレ券はもう不要と思ってしまいますよね。
でもこのハズレ券すぐに捨てると損ですよ。
実はハズレ券を使った敗者復活戦があるのです。

9月2日はくじの日
このくじの日にハズレ券を対象とした抽選が行われます。
これに当選すると豪華賞品がもらえるのです。
スクラッチにはその参加権があり、スクラッチの表面にその番号が記載されています。
はずれて賞金が当たらずがっかりはしても、そのハズレ券は捨てずにとっておきましょう。
何かご褒美があるかもしれませんよ。
その他のくじの確率
宝くじ、スクラッチの当選確率をお伝えしてきましたが、その他のくじの当選確率もいくつかご紹介しておきます。
ロト7
詳細:1~37の37個の数字の中から、異なる7個の数字を選ぶ。
1口:300円
1等の当選確率:1029万5472分の1
当選金額:最大8億円
ロト6
種類:数字選択式宝くじ
詳細:1~43の43個の数字の中から、異なる6個の数字を選ぶ。
1口:200円
1等の当選確率:609万6454分の1
当選金額:約4億円
ミニロト
詳細:1~31の31個の数字の中から、異なる5個の数字を選ぶ。
1口:200円
1等の当選確率:16万9911分の1
当選金額:約1000万円
totoBIG
詳細:指定されたサッカー14試合の試合結果をコンピューターがランダムに選択する。
1口:300円
1等の当選確率:478万2969分の1
当選金額:最大6億円
totoBIG1000
詳細:指定されたサッカー11試合の試合結果をコンピューターがランダムに選択する。
1口:200円
1等の当選確率:17万7147分の1
当選金額:約1000万円
toto miniBIG
詳細:指定されたサッカー9試合の試合結果をコンピューターがランダムに選択する。
1口:200円
1等の当選確率:1万9683分の1
当選金額:約100万円
ナンバーズ4
詳細:0000から9999までの中から好きな4ケタの数字を選ぶ。
1口:200円
ストレート当選確率:1万分の1
当選金額:約100万円
ナンバーズ3
詳細:000から999までの中から好きな3ケタの数字を選ぶ。
1口:200円
ストレート当選確率:1000分の1
当選金額:約10万円
まとめ
スクラッチをはじめ、宝くじの当選確率についてご紹介してきましたが、どれもそうそう簡単に当たる確率ではないですね。
当たれば大きいですが、まあ、当たらないと思っていた方が気が楽ですね。
1回だけ買って当たる人もいれば、毎回買っても当たらない人もいます。
全ては運、神のみぞ知るということになりますね。
宝くじが当たって幸せになった人の話はあまり聞きませんし、当たっても、他人には言わないことが大事ですよ。
宝くじについての記事