• 低脂肪牛乳は危険で毒性があるの?
  • 栄養もないくせに糖質で痛風になるって本当?

牛乳は子供がとても大好きだという飲み物のひとつですが、実際には牛乳には毒性成分が含まれている為、とても有害な上、危険な飲み物だとして、できるだけ摂取しない方が良いといった説が古く昔から議論され続けています。

しかし、現在においても、牛乳が危険な飲み物であるだなんていうことは明確にされていません。

つまり、牛乳や低脂肪牛乳が危険な飲み物だという科学的根拠が何も立証されていないということです。

 

ここでは、牛乳や低脂肪牛乳が危険だと言われているのは本当なのか、また牛乳が危険だと言われている理由について解説していきたいと思います。

低脂肪牛乳は危険で毒性があるの?
糖質で痛風になるかもしれない?

牛乳は飲みたいけれど、脂肪分を気にして「低脂肪牛乳」を飲まれる方も多いですよね。

 

毒性の危険も問われると議論されているようですが、そもそも低脂肪牛乳とは何なのかおさらいしておきましょう。

 

低脂肪牛乳とは?

スーパーで販売されている牛乳には、成分無調整牛乳、低脂肪牛乳、無脂肪牛乳、加工乳、乳飲料など、様々な種類が販売されています。

 

牛乳とは成分無調整牛乳を指します。

 

低脂肪牛乳
  • 生乳から乳脂肪分だけを除去したものを指す。
  • 脂肪分を0.5~1.5%以下としたもの

普通の牛乳と低脂肪牛乳を飲み比べしたことがある方は美味しさ違いが分かるかもしれません。

 

実際には、低脂肪牛乳の脂肪分は普通の牛乳よりも低い為、口にした時に「美味しくない」と感じる方が多いかもしれません。

 

しかし、低脂肪牛乳には、脱脂粉乳という栄養価の高い成分が加えられています。

カルシウムが普通の牛乳よりも多く含まれ、その他にもたんぱく質も豊富に含まれていることから、とても栄養価が高く健康に良いことが分かります。

 

低脂肪牛乳の方が太りやすいのか

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低脂肪牛乳の方が太りやすいというのは本当の話なの?

実際、乳脂肪2%牛乳や全乳を飲む子供と比較すると、低脂肪乳を飲む方が太りやすく、肥満傾向にあることが分かっています。

低脂肪というだけあって、脂肪分は少なくてカロリーも低カロリーなイメージがあったので、これにはちょっと驚きです。

 

しかも、ある説では、低脂肪牛乳は普通の牛乳に比べるとどうしても味が薄く感じてしまう方の方が多く、もっともっとといったように多量に摂取してしまいがちな分、肥満が増える傾向にあるのかもしれません。

 

しかも、低脂肪牛乳だからと思って、子供にお菓子を大量に与えてしまうなど、それらも肥満の原因になっていると考えられています。

 

だからと言って、このようなことから、低脂肪牛乳を飲む=肥満になるとは言い難い結果です。

 

なぜなら、それに付随して他の食べ物やおやつを同時に摂取しているからです。

 

低脂肪牛乳はお腹を壊す人が多い

牛乳を朝一番で飲むと、お腹が妙にゴロゴロと鳴ったり、お腹が痛くなったり、時には朝から下痢を起こしてしまうという方も存在します。

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これは、どうして起こるのでしょうか?

お腹が痛くなったりお腹を壊す原因として考えられていることは、牛乳に含まれる糖質である乳糖を身体の中で分解しきれていないためだと考えられています。

 

乳糖を分解する酵素のラクターゼがそもそも少ない方も存在します。

 

そのような方にとっては、この乳糖を分解する力が備わっていない為、飲んだ牛乳は大腸に直接運ばれてお腹を壊す原因となるのです。

 

低脂肪牛乳は危険で毒性があると言われる理由

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なぜ低脂肪牛乳には毒性があると言われるのでしょうか。

 

アレルギー体質になる

牛乳には多くのたんぱく質を含んでいます。

 

これは、アレルギー反応を起こす要因にもなると言われています。

 

鉄欠乏

牛乳が好きな子供はたくさん飲みます。

 

そうすると、鉄が欠乏してしまい、イライラする原因となってしまうことがあります。

 

心筋梗塞を引き起こす

牛乳に含まれる飽和脂肪酸(脂質)を過剰摂取すると、身体の血液循環を阻害させてしまいます。

 

そのような状態になることで、血液はドロドロになり、動脈硬化につながります。

 

さらには、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。

 

にきびや吹き出物

牛乳に含まれるホルモンが、ニキビや吹き出物をつくると言われています。

 

抗生物質の使用

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牛乳は牛の血液です。

もしも牛が乳腺炎を起こした場合は、ペニシリンの抗生物質を投与することになります。

 

しかし、この抗生物質を服用した場合、48時間経過後でなければ搾乳してはいけないとされています。

 

万一この規則に反して搾乳した乳を飲むと、アレルギー反応を引き起こしてしまいます。

 

症状として挙げられることは、じんましんや発疹、喘息です。

 

病気の併発

牛の胃腸から出血を起こしたり、中耳炎、気管支炎、リウマチ性関節炎、白血病など、これらの病気が併発して乳に毒性が発生することが判明しています。

 

遺伝子組み換えのホルモンによる抗生物質耐性

牛に遺伝子組み換え牛成長ホルモンを与えることで、高い栄養を与えることができます。

 

そうすると、牛乳の生成が多くなります。

 

しかし、これらには多くのインスリン成長因子が含まれるため、がんなどの原因を作ってしまいます。

 

また、抗生物質耐性にもなり、危険が増すと考えられているのです。

 

「低脂肪」に込められた落とし穴!?

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低脂肪には思わぬ落とし穴があるようです。

現代において「脂肪」は悪いものだという認識は変わらず、多くの方がそのように感じていると思います。

 

特に健康生活を送る、また、ダイエットをしているという方にとっては、「低脂肪」というフレーズはとても魅力的です。

 

それに、低脂肪と表記されているからこそ、迷わずそちらの商品を選ぶ方が目立ちます。

 

アメリカのハーバード大学公衆衛生大学院の研究グループによると、スキムミルクや定義棒牛乳など、「低脂肪」の乳製品を多量に摂取することにより、パーキンソン病に罹患するリスクが高くなることを結果として発見しました。

しかし、それがなぜそのようなことになるかについては、未だ解明されておらず、今後も研究が進められていくようです。

 

牛乳も母乳も血液からできている

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人間も牛も同じ哺乳類です。

赤ちゃんを産めばホルモンが変わり、母乳が出始めます。

その母乳は、人間も牛も同じく、血液からできています。

つまり、私達は牛の血液を飲んでいることになります。

 

その為、食べたものがそのまま母乳に出てくることになります。

 

人間で言うと、産後に良い母乳を出す為にも栄養価の高いものを積極的に摂取することが望まれます。

 

同じく、牛も良いものを食べることで良い牛乳を作ることができます。

 

牛が健康体を維持していなければ、私達の健康も損なわれることになるのです。

 

生乳は免疫力を高める良い食品

生乳には、風邪やウイルスなど、感染の病気予防にとても高い効果を発揮します。

 

アレルギーを軽減する作用

生乳を飲む子供がアレルギーを発症する可能性のある者が50%、喘息を発症する子供が41%低くなっています。

 

生乳はやはり健康促進の為にも、飲むべきであると言えます。

 

健康な肌に生まれ変わる

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生乳は、多くの飽和脂肪とオメガ3脂肪を含んでいます。

その為、私達のお肌の水分をしっかりと補給し、快適な肌状態となるようサポートしてくれます。

 

生乳は保湿剤としても使用することができる!というのも本当のところのようです。

 

カルシウムを豊富に含む

生乳の栄養素
  • カルシウムは約400g
  • マグネシウムう約50mg
  • カリウム約500mg

これらのミネラルについては、細胞を活性化させたり、身体の水分補給をしたり、骨密度を構築し、血液循環を促進、そして、身体の新陳代謝を高める働きをしてくれます。

 

生乳はとても栄養価が高く必要なもの

私達人間にとって、高い栄養素を手軽に摂取することができる飲み物として生乳が一番おすすめです。

 

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まとめ

いかがでしたか?低脂肪というと脂肪分が少ないために太りにくいし、健康的という印象がありますよね。

ダイエット中の方などは低脂肪牛乳が魅力的に感じ、手に取る方も多いことでしょう。

現代社会において、私達が健康な生活を送るにあたり、健康な乳牛から提供される健康な生乳を摂取することが難しい時代になっています。

 

これが安全だと胸を張って言えるものを口にし、食の安全を期待したいですね。

 

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