- 就職しない生き方とは?
- 就活せずに海外で自由に生きる方法ってある?
大学在学中に就職活動に関するセミナーなどを開催する大学も多くなりました。その為、大学3回生になると、多くの学生が就職活動を行っています。
しかし、一部の学生は「就職しない」「何かやりたいことが特にない」など、漠然とした理由から、就職活動さえしないという学生も多いと言われています。

それまで共に勉強し、遊び、サークル活動や部活に励んでいた友人は、リクルートスーツを着て就職活動を行うでしょう。
その姿を見て、自分も就職活動しなくては。と思えるのであればまだ良いです。
それが、「就職はやっぱりしない」など、否定的な意見を持っていると、結局は就職活動をしないまま大学を卒業してしまうことになるのです。
ここでは、そんな就職しないと思う大学生が、卒業後にどのような生き方ができるか、また、就活なく海外で自由に生きる方法などあるのかについて様々な視点から検証してみました。
就職しないまま大学を卒業したら?

春が訪れ、3月ともなれば、どの大学も卒業式を迎えます。
これが人生最後の学生生活の終止符ともなります。卒業後、4月からは就職が決まっている方は特に問題なく明るく大学を卒業していけるでしょう。
しかし、就職しないと決めた方にとっては、4月からの生活はまさに「フリーター」状態となります。
同じ大学生活を共にした仲間は大手の企業などに就職し、社会人となって会社に出勤する中で、あなたは行くあてがない上に、やることもありません。
一瞬社会の中から弾き出されたかのように不安に駆られることもあるでしょう。一方で、何かに拘束されるといったこともなく、自由を満喫し、自分の好きなことを好きなようにできて嬉しいと感じる方もいるでしょう。
大学卒業後は人それぞれの人生ではあるものの、主に下記のように分けられます。
- 既卒として就職活動を行う
- 大学院へ進学、又は専門学校へ進学する
- 海外留学を行う
- フリーターでアルバイト生活をする
- 無職のまま過ごす
中には自身で独立起業し、成功する方もいれば、世界各国を旅するという方など、様々に分かれることになります。
既卒で就職活動は厳しい!?
本来は大学3回生のうちから就職活動を行うことが一般的である中で、一切の就職活動を行わないまま大学を卒業し、既卒として再度就職活動を行う方がいます。
しかし、このタイプの場合は在学中の就職活動より厳しい状況となるでしょう。企業の求人募集要項に、既卒者が応募可能かどうかを確認する必要があります。
ほとんどの企業は在学生のみの募集であることの方が多く、その現実を間の当たりにする可能性は高いと思ってください。
また、既卒で就職活動を行うことで、採用担当者は、なぜ就職しなかったのか?できなかったのか?など、様々な疑問をあなたに抱くことになり、マイナスイメージが定着してしまいます。
その為、就職しなかったことについて質問された場合でも、しっかりとそれに対して受け答えできるだけの答えを準備しておく必要があります。
大学院や専門学校・海外留学をする

大学卒業後に大学院へ進学する方もいます。
特に理系の学部は尚更そのスタイルの学生が多く目立ちます。さらには、大学卒業後に専門的な知識や技術を身に付けたいという理由から、就職はせずに専門学校へ入学する方もいます。
また、海外留学を選択する方もいるでしょう。しかし、残念ながら、専門学校への進学、また、海外留学といった点については、既卒者が就職活動を行う上で有利になることはないと言われています。
その理由は、企業側が必要としているのは、大学・大学院の卒業生だからです。
就職しない生き方でできる仕事は?
フリーランス

「フリーランス」という仕事をご存知ですか?
フリーランスは、言わば「個人事業主」のようなものです。そして、このフリーランスは、就職活動なんて一切不要です。
また、今やネット環境が整っていれさえすれば、海外でも自由に仕事をこなすことができるのです。結果、自分らしく自由に生きることができるのです。
では、その中身についてご紹介しましょう。フリーランスにはどのようなお仕事があるのでしょうか?
- ライター系
- デザイン系
- IT系
- 通信販売系
- エンタメ系
といったような、代表的な職種として挙げられるのは上記の5つになります。
これらの職種が、どのような働き方をし、一体どれくらい稼ぐことができるのかについてご紹介したいと思います。
ライター系の仕事の特徴とその収入は?
- 資格やスキル不要で手軽に始めることができる
- 文章能力を発揮できる
- 初期投資がほとんど不要
ライター系の仕事は、特に資格やスキルなどが不要であることから、初心者の方でも手軽に始めることができます。
実際には、目の前にパソコンなどのインターネット環境さえ整っていれば、初期投資も不要です。
もしも、パソコンからまず購入しなければいけないという場合は、ある程度の初期費用が必要ですが、すでに設置済みである方は、ほぼ0円で始めることができます。
ライターの仕事は、ネット上のコラムを執筆するライター、また、キャッチコピーを考え提案するコピーライター、ブログ広告収入のアフェリエイトなど、様々な仕事があります。
自分のペースで仕事をこなしていきたい方は、アフェリエイトを、安定した収入を得たい方はWEBライターが、そして、独創的なアイデアを提供できる方はコピーライターが向いていると言えます。
収入については、多い方で年収500万円、少ない方でもコツコツと年収10万円~という方もいます。パソコンスキルや文章構成スキルが自然と身に付く仕事です。
自由に仕事ができて、仕事内容が自身の頑張りで年収が大きく変化させることができる為、やりがいある仕事だと言えますね。
デザイン系の仕事の特徴と収入は?
- クリエイティブに仕事ができる
- 初心者も簡単に取り組める
デザイン系の職種となると、グラフィックデザイナーであったり、WEBデザイナーとして働くことになります。年収は200~500万円が平均です。
あなたのパソコンスキルやデザイン性によっては、さらに報酬を見込むことも可能です。
しかし、パソコンスキルをマスターする上では、Photoshopやillustratorといったソフトを使いこなせることが重要です。
実績を磨いていくうちに、あなたのデザイン性を好む方や企業からの発注を見込める可能性もあります。
IT系の仕事の特徴と収入は?
- 高額報酬を見込んで仕事ができる
- 根気強さが必要
WEB系の仕事は、そもそもプログラム設計を行うプログラマーや、アプリ開発を担うアプリケーションエンジニアといったIT系の仕事をこなす方がいます。
根気強さが求められる仕事であることから、平均年収は300~1000万円と幅広く、他の職種よりも高額な年収が見込めます。
プログラマー初心者は、ライター等の仕事と平行しながら、自身も勉強を重ね、スキルアップが必要となるでしょう。
通信販売系の仕事の特徴と収入は?
- 経営能力を最大限に発揮できる職種
- 低コストで店舗を構えることができる
通信販売系の仕事は、実際にはお店などの店舗を持たなくても品物が売れれば利益も上がるといった単純なものです。
その為、パソコンとネット環境が整っていればすぐに始めることができます。初期投資が少なくてすむ分、初心者でも始めやすい職種でもあります。
平均年収は100~500万円です。楽天やYahoo、Amazonなどのネットショッピングを利用し、販売することで全国各地の方を相手に販売することができる為、利益も出しやすい仕事です。
エンタメ系の仕事の特徴と収入は?
- 様々な情報を発信することができる
- 動画編集を行うことができる
エンタメ系の仕事として現在も多くの方が収入を得ているとされるYoutubeもそれにあたります。
動画の視聴者が増えることで報酬を得ることができ、自己発信されることで自身で収入を得ることができます。年収は数万円~億単位とも言われています。
さいごに
いかがでしたか?大学を卒業して就職しなくても、自身の力でしっかりと立って生きていけることが分かりましたね。
しかも、時代の変化に敏感になった方こそ、ネット環境を利用したり、パソコンスキルを活かすことで、多くの収入を得ることができます。
その為、何も日本国内を拠点とする必要はなく、海外で自由に自分の好きなように生きることもできるのです。
大学を卒業して大手企業に就職することが全てではなく、フリーランスとしても十分楽しく生きていけると思いますよ!
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