- みかんは下痢の原因?
- 食べ過ぎやコーヒーとの食べ合わせが悪い?
冬といえば、こたつに入ってミカンを食べるのが日本人の定番ですよね。
そんなみかんはビタミンCが豊富ですが、ついつい食べ過ぎてしまうと良くないのです。
みかんは下痢の原因?
食べ過ぎやコーヒーとの食べ合わせが悪い?
このコラムではみかんは下痢の原因になるのか、食べ過ぎるとだめなのかややコーヒーとの食べ合わせが悪いのかについてご紹介していきたいと思います。
みかんは下痢の原因?
みかんといえば、身体によさそうというイメージがありますよね。

皮も手で簡単に抜けてしまうので、食べやすいのもポイントです。
ただ、みかんも食べ過ぎてしまうことで下痢になってしまうことがあります。
みかんにはビタミンCがたっぷり含まれています。
ビタミンCは、もちろん適量ならば身体に良いものなのですが、過剰に摂ることによって副作用で下痢になってしまうのです。
また、みかんには水分が多く含まれており、食べると体を冷やしてしまうのです。
これによって胃腸も冷えてしまい、下痢になりやすくなってしまうのです。
適量ならばみかんは身体に良い
ただ、もちろん食べ過ぎたら悪いという意味です。
どんなに良いとされている薬でも摂りすぎると副作用がありますよね。

みかんも同じです。
みかんには水溶性の食物繊維が多く含まれています。
なので、みかんは適量であれば便秘の解消にも役立つのです。
またみかんは一個あたりの40kカロリー程度です。
美肌効果もあります。
食べ過ぎやコーヒーとの食べ合わせが悪い?
みかんは食べ過ぎると、ビタミンC摂取のしすぎや、体を冷やしてしまう原因になってしまいます。
それは上でご紹介した通りです。
他にもみかんは食べ合わせで相性が悪いものがあるのです。
ミカンはコーヒーと一緒に食べると食べ合わせが悪い?

みかんってコーヒーと一緒に食べると食べ合わせが悪いってきいたことがありませんか?
これは都市伝説とかではなく、れっきとした科学的根拠があるようです。
みかんにはシネフリンという成分が含まれています。
このシネフリン、「不倫なんて反社会的行為は許せない!死んで償うべき!」という意味からきています・・・
というのはもちろんうそです、みかん全然関係ないし 笑
冗談はさておき、このシネフリンというのはとっても身体に良い成分なのです。
もちろん、不倫をしている人が食べても死んでしまうことはありません。
ただ、このみかんに含まれるシネフリンですが、カフェインやカテキンと一緒に大量に摂取しすぎてしまうと心臓、血圧などに負担を与えてしまうのです。
コーヒーといえば、果物と同じくポリフェノールも含まれていますが、カフェインもたっぷり含まれていますね。
ただし、大量にみかんを食べてなおかつコーヒーを飲むと悪いという意味であって、一緒に食べること自体がNGというわけではありません。
みかんは一日3個以下程度であれば、全然この問題の心配はしなくて良いそうです。
みかんは皮ごと食べると体に良い!
みかんといえば、オレンジの皮を剥いて、食べますよね。
人によっては、更に白い筋を丁寧に手で取ってから食べるという方もいるでしょう。
ですが、実はみかんって健康を考えた場合、外側の俺人の皮から食べた方が良いってご存知でしたか?
みかんの皮は普段みんな口にしている!
みかんの皮を食べるなんて理解できない!って思いましたか?

実は我々、意識しないところでみかんの皮を口にしているものなのです。
例えば、調味料の七味唐辛子、あれには陳皮というものが入っていますがその正体はみかんの皮です。
また、漢方薬もその70%ぐらいはみかんの皮でできているのです。
みかんを食べるとき、皮は剥いて捨てるってものすごくもったいないことをしていると思いませんか?
調味料や漢方薬としては口にするものなのに、わざわざ捨ててしまっているのですから。
おなじ柑橘類でもキンカンであれば、皮ごと食べますよね。
キンカンと同じくみかんだって皮ごと食べたっていいんです!
みかんを皮ごと食べて農薬は大丈夫なの?
でもみかんの外側って農薬でいっぱいなのでは?と思うかもしれませんね。
確かにスーパーで売られているみかんは皮にたっぷり農薬が付着していて、しかもツヤを出すためにワックスが塗ってある場合が多いようです。
無農薬のみかんであればともかく、このようなみかんであればそのまま食べるのはおすすめできません。
ですが、きれいに洗ってしまえばよいのです!
水でしっかり洗うのでも、もちろん何もしないよりはいいのです。
もっと綺麗に農薬を取り除いて食べたいのであれば、ピリカレや重曹水などを使ってみかんの皮を磨くと良いそうです。
みかんの皮はアンチエイジングになる!
そんなわざわざ洗ってまで、わざわざ美味しくもないみかんの皮を食べるの?
皮のほうが栄養が多くても、その分皮以外の部分をたくさん食べればのよいでは?
って思うかもしれませんね。
でも、みかんって実だけたくさん食べるよりも皮も一緒に食べた方が良いのです。
みかんの実だけ食べてもでんぷんと糖しかありません。
皮ごと食べることでアンチエイジングが得られるのです。
野菜ジュースにしてもOK
そのまま皮ごとみかんを食べるのがどうしても抵抗あれば、ジュースにしても構いません。
ただ、みかんをジュースにする場合でもジューサーを使うのはNGです。
ジューサーを使ってしまうと繊維質の部分をはねのけてしまうのです。
みかんの皮も繊維質ですから、ジューサーを使うと一緒に取り除かれてしまいます。
これでは、せっかくジュースにしているのに皮をむいてみかんを食べているのと同じになってしまいます。
皮ごとみかんを摂る目的でジュースにするのであれば、ミキサーを使うようにしましょう。
実際みかんを皮ごと食べると?
実は私自身、みかんの皮は身体によいことをしって数年前から皮ごと食べています。
はじめに食べたときは、食感も味も食べたことがないのでげっと感じてしまうかもしれません。

でも、慣れてしまうと全然気にならなくなりますよ。
ただ、一緒に食事をしている家族や友人には奇異な目で見られますけどね 笑
まだまだ、みかんの皮を食べるブームはこないようです。
みかんは昼間に食べるのは良くない?
みかんにせよ柑橘類にせよ、適量ならば体に良いのですが、食べるのには時間も考えた方が良いのです。
みかんを食べることによって紫外線を吸収しやすくなってしまうのです。
紫外線といえば、美容の一番の敵ですよね。
せっかく日焼け止めを塗っても、サングラスをしてもわざわざ紫外線を吸収しやすくしてしまっているようでは無駄になってしまいます!。
ですから、日中に日当たりが良いところで活動していることがわかっているときには、特に朝から日過ぎまではみかんを食べるのは避けた方が良いのです。
みかんにはシネフリン以外にもソラレンという成分も含まれています。
みかんに含まれるこのソラレンには紫外線に反応して感受性を高め、日焼けしやすくする作用があるのです!
これはオレンジジュースの場合でも同様です。
暑い日の日中に汗をかいて、果汁100%をたくさん飲むっていうのもだめだったんですね。
子供が好きなジュースといえば、やはり一番人気はオレンジジュースですよね。
ソラレンはみかん以外にも、グレープフルーツや夏みかん、はっさくなどにも含まれています。
ですが、みかんもオレンジジュースも摂ってはいけないということではありません。
みかんもオレンジジュースも摂るならば午後3時以降にしましょう!
まとめ
ここまで読んでみていかがでしたでしょうか?
みかんにもまだまだ知られていないトリビアがあり調べてみると面白いですね。
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