- 海兵隊と海軍の違いとは?
- 給料が高くて女性にモテるのはどっち?
日本では、いわゆる軍事活動をするための組織ではなく、防衛のための自衛隊が存在するのですが、
アメリカやヨーロッパなど海外の一部の国々では、有事に備えて常に軍が存在しています。
特にアメリカ駐屯地は、沖縄を始めとして日本のあちこちにあるので、身近に感じている人も多いでしょう。
軍の組織としては、陸軍、空軍などもありますが、ここではあまりよく知られていない海兵隊と海軍の違いについてまとめてみました。
海兵隊と海軍の違いとは?
現在は自衛隊しかなく、あまり耳慣れていない日本人にとっては、海兵隊と海軍の違いを知っている人は少ないかもしれません。

まずは基本的なところから入っていきましょう。
海兵隊について
海兵隊とは、基本的には海上任務のための軍事組織ですが、設置されている国の事情によって、任務の内容に違いがあり、最近では海上のみならず陸上においても任務を行っている場合がほとんどです。
世界で最も古くにあった海兵隊は、スペインでした。
その後は世界各国に広まり、イギリスやアメリカ、その他のヨーロッパ、アジアなどの国々で今も存在しています。
アメリカ海兵隊
アメリカの場合は、陸軍、海軍、空軍、海兵隊、沿岸警備隊と5軍からなり、そのうちの海兵隊は海外での武力行使を前提に、アメリカの国益を維持するために、また水陸両用の軍事作戦を遂行することを目的としています。
アメリカ本土の防衛は任務に含まれず、外征専門部隊となっています。

あの名優スティーブマックイーンも海兵隊の一員でした。
日本の海兵隊
日本で初めての海兵隊は、幕末のマリニール部隊というものでした。
オランダの制度に倣って作られた組織で、幕府の海軍軍艦に配属されていました。が、実際に戦闘することはなかったようです。
その後、旧日本軍も明治4年から9年まで英国海軍を模した海兵隊組織が作られましたが、国家財政の事情により廃止されたという歴史があります。
海兵隊の任務について
海兵隊は、海上での戦闘はもちろんですが、海上から陸上へ上陸して戦闘をすることも多いため、水陸両用の兵隊として任務を担っている国も多くあります。
そのため、所属も海軍だけでなく、陸軍所属であったり、水陸両用部隊であったりしているところも多いようです。
また、実際の戦闘だけでなく、領海などに不法侵入した船舶に対して立ち入り調査をする場合などもあります。
海軍とは?
海上において、主に軍艦を用いて軍事行動を行う軍隊が海軍です。
ほとんどの国が海に面しているため、海上からの侵入が必要となります。
そのため、それらの国にとっては、海軍はとても重要な軍事部隊です。
海軍の歴史は古く、その起源は古代エジプトがナイル川に浮かべた軍船が始まりとされています。
現在では、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オセアニアなど、一部の内陸にある国以外は、世界各国にあります。
なお、日本では、大日本帝国海軍として昭和20年まで存在していました。
給料が高くて女性にモテるのはどっち?
さて、堅苦しいお話はここまでにして、生活経済事情についてみてみましょう。
最近の日本では、国際結婚も多くなってきていますが、海兵隊や海軍の人たちとの結婚を考えている人も多いのではないでしょうか。
ここでは最も身近なアメリカ海軍と海兵隊の気になる懐具合・給料についてまとめてみます。
どちらも階級がある
海軍と海兵隊について、任務の内容に違いがありますが、階級については、全く同じようです。
なお、有事の際に、海軍には元帥があるのに対して、海兵隊にはないということだけ違いがあるようです。
それ以外は大きくわけて、大将、中将、少将などの将官、大佐、中佐、少佐などの佐官、大尉、中尉、少尉などの尉官、准尉、曹長などの准士官、その他の下士官、一等兵、二等兵などの兵となっています。
さらにそれぞれの中で細かく分かれており、昇級していくのはなかなか大変そうです。
階級に応じた給料
それぞれの階級に応じた給料があり、やはり上下関係は厳しく、上位になると給料も高くなっていきます。
陸海空のどの軍に配属されていても、階級と勤続年数が基準になり、退役後の年金も、これら退役時の給与階級をもとに決められています。
日本円にすると?
大将クラスでは約200万、大佐では約90万というふうに、階級が下になるにつれて少なくなり、一番下の階級である二等兵では約16万となっています。
その他、住宅手当などの各手当や保険などもあり、税の控除や低金利ローンなど優遇されています。
志願して入隊し、国を守るために戦闘しなければならないという危険を伴うために、手厚いサポートがなされています。
女性にモテるのはどっち?
さて、海軍と海兵隊、実際に女性にモテるのはどちらでしょうか。
もちろん、人それぞれ個性があって、好きなタイプもあるので一概には言えません。
給料の面でも、階級ごとに違うので、もちろん階級が上であればあるほどモテる要素は高いでしょう。
では、同じ階級だとしたら、どうでしょうか。となると、やはり外見から判断することが多くなるようです。
制服の違い
海軍と海兵隊のわかりやすい違いという意味では、まずはその制服ということになるかもしれません。
一般的に海軍は艦隊内で任務を行い、金モール付きの白い制服が多く、どちらかというと長めの髪で常に身だしなみを整えているイメージがあります。
海軍の制服
海兵隊の制服
これに対して、海兵隊は水陸両用の任務のため、動きやすさや身を隠して接近する任務などが多いため、短髪で服装もあまり目立つ色は避け、暗い色や自然になじむような色の制服になります。
このような制服の違いからも、一般的に女性の目を引き付けるのは、やはり海軍ということになるでしょう。

スーツマジックと同じように、まさに制服マジック!ですね。
海軍は少数精鋭
海軍は、海兵隊に比べて人数が少なく、あまり見かけないというのも希少価値という付加価値がついてモテる理由の一つかもしれません。
加えて、任務の内容にも違いがあり、ある程度の知識と教養を身につけなければ果たせないこともありました。
これにより、それ相応の学力が必要であることなども挙げられるでしょう。やはり、スマートな物腰と豊かな知識は女性を魅了するものです。
まとめ
日本には、国防の基本方針にもとづいて国の安全を保つための自衛隊はありますが、海軍や海兵隊などの軍隊はなく、たくさんのアメリカ軍基地があります。
その中で働いている日本人も多くいます。基地内の季節のイベントなどの開催において、民間人に基地開放される場合も多くあります。
また、日常生活においても接する機会が多くあるため、多くの出会いの機会があり、中には国際結婚する人もいるようです。
基地内にある教会では、結婚式もできるので、もちろん日本人も特別に許可を得て参列することができます。
それは、日本で行っている一般的な神式と違い、外国人神父のせいか、リアルに厳粛な雰囲気がまるで映画で見たワンシーンのようです。
さて、こちらでは、海軍と海兵隊のいろいろな違いについて簡単にまとめてみました。
日本では、昨今の世界の情勢からこういった関連のニュースで耳にすることも多いので、参考にしていただけると幸いです。
また、時として、基地周辺ではいろいろな問題もあるようですが、個人レベルではよいお付き合いができているところもあるようです。

できれば良好な関係を保ちたいものですね。
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