• パキラとはどんな植物なのか
  • パキラの編み方

おしゃれなカフェやおうちには必ずといっていいほど観葉植物が飾られているイメージがあるかと思います。

そんな観葉植物、かなり多くの品種がありますがみなさんが必ず見たことがあると言っても過言ではないのが「パキラ」ではないでしょうか。

テーブルに乗るくらいの小さなサイズのものもあれば、大人の伸長を超すくらいの大きさがあるものまであるのがパキラです。

室内でも比較的簡単に育てることができるので、観葉植物を扱うことが初心者だという方でも扱いやすい植物だと言えます。

 

今回はそんなおしゃれ植物パキラについてご紹介していこうと思います。

パキラとはどんな植物なのか

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おしゃれなカフェやインテリア雑貨店などではよく見かけるであろうパキラ。

最近では比較的手に入れやすい価格帯で販売されていますしホームセンターなどで売られているのを見たことがあるという人も大勢いるのではないでしょうか。

 

では、そもそもパキラとはどういった植物なのかご存知でしょうか。まずはその生態や育て方のコツなどについてご紹介していきましょう。

 

熱帯アメリカが原産の観葉植物

パキラはパンヤ(アオイ)科の植物で、熱帯アメリカが原産地の植物です。

 

本来は樹高が7~15mあるとても大きな植物なのですが、園芸用として一般に出回っているものは10cm~2mのものが大半で、日本では鉢植えに植えて観葉植物として扱われています。

観葉植物として私たちがよく見ているパキラは「グラブラ種」というものです。

 

幹が非常に太いのが特徴で、子株のときの幹は緑色をしているのですが大きく育つにつれて灰色がかった緑色になっていきます。

 

葉は真緑色や黄緑色のものもあれば、白い斑点が入ったものもあります。

 

斑点が入っているものは普通のものと比べると若干育てるのが難しいとされています。

 

パキラは植物特有の病気にはかかりにくいとされているので、そういった点でも育てやすい植物だとされています。

 

パキラの花

パキラが花を咲かせることができる植物だということはご存知でしたでしょうか。

 

恐らく多くの人がパキラの花を見たことないと思いますし、そもそもそのことをご存知ないのではないかと思います。

 

パキラは20ほど種類があるのですが、花を咲かせるのはそのうちの数種類です。

 

その中でも最もよく知られているのが、パキラ・グラブラというものとパキラ・アクアティカというものの2種です。

 

前者は白一色の花を咲かせ、後者は先端が赤色がかっている花を咲かせます。

 

ちなみに、パキラの花言葉は「快活」と「勝利」です。

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パキラに花を咲かせるにはいくつかの条件が揃っていないと難しいです。

そのなかでも最も重要なのが、株が種から育てられたものであるかどうかということです。

 

市販されているパキラが種から育てられたものかどうかを見分けるには、幹の根元をチェックしましょう。

 

根元が膨らんでいるものであれば種から育てられたものですので、それであれば花を咲かせることが可能です。

 

種から育てた場合、花が咲くまで5年~10年ほどかかるとされているのでパキラの花を見るまで気長に根気よくお世話しなければいけませんね。

 

パキラの育て方

パキラは先述したように、熱帯地区が原産の植物なので寒さには弱いですが日陰に置いていても一応育ってくれるので日差しが入りにくい室内でも育てることが出来ます。

 

そのような点からも、パキラは初心者でも育てやすい観葉植物であると言われています。

 

しかし理想的なのは日光の当たる明るい場所に置くことです。が、夏場は直射日光を避けるようにしてください。

 

直射日光が当たってしまうと葉が焼けてしまいだめになってしまうので注意しましょう。パキラは鉢植えでも庭植えでも構いません。

 

どちらの場合も4月~11月が一番よく育つ時期ですのでこの期間はそこまで気を遣わなくても育ってくれますが、やはり12月~3月の寒い時期は温度管理に気を付けたほうがよいでしょう。

 

植え替えをするのであれば5月~9月が一番適している時期だと言えます。パキラは生育旺盛な植物で、ほっておくと鉢の中が根でいっぱいになってしまいます。

 

そうすると根詰まりをおこしてしまい、葉がどんどん落ちていってしまうのです。そうなってしまわないようにするため、まめなお手入れが必要不可欠です。

 

枝や幹はどの部分で切り落としてもまたわきから新芽が出てくるので、葉が落ちて無くなってしまった枝を切ってしまいましょう。

 

パキラの編み方

https://www.youtube.com/watch?v=bZf5I5AEJrQ

パキラは幹の部分を編み込むことが出来、インテリアとして非常に映える観葉植物ではないかと思います。しかし、元々は一本の太い幹です。

 

これをどのようにすればおしゃれな編み込みのパキラに仕立てることができるか、ご紹介します。

 

パキラの編み込み方

パキラの幹を編み込むにはタイミングが重要です。パキラが大きくなってからでは幹が太く硬くなってしまうので、そうなってしまう前に編み込みます。

 

髪の毛を編み込むかのようにきっちりしっかり編み込んでしまうと、大きくなって幹が硬くなってしまったときに折れやすくなってしまいます。

 

なので、幹同士に少し隙間を開けるように緩く編み込むことがコツといえます。

 

パキラが成長することで幹がどんどん太くなっていくので、そうするとその隙間も埋まっていくので心配しなくても大丈夫です。

 

三つ編みのパキラ

 

渡辺 弘尚さん(@hironao_ns)がシェアした投稿

私たちがよく見かけるパキラの編み方は三つ編みのものです。とてもおしゃれで可愛らしいのですが、編み込みをしている幹の一部が枯れてしまうことがあるというのです。

 

三本のうちの一本もしくは二本が枯れてしまうということがよく起きます。幹が枯れているかどうかを瞬時に判断するのは素人目に難しいことかと思います。

 

枯れているかどうか気になる場合は、カッターナイフやハサミで幹に切り込みを入れその部分が茶色く変色していればその幹が枯れていると判断していいでしょう

 

植え替えをする際に、その枯れた部分を綺麗に切り落とすなどして取り除けばその他の元気な幹はどんどん育っていきます。

 

パキラのおすすめの編み込み方

パキラの編み込み方には三つ編み以外もあります。ねじったような形のものだったり五本編みのものだったり。しかし、やはりパキラの編み込み方の主流は三つ編みです。

 

編み込みがしやすいということも理由のひとつですし、先ほどご紹介したように幹が枯れてしまった場合お手入れや管理がしやすいからということも理由のひとつとして挙げられます。

 

あまり多い本数で編み込んでしまうと枯れてしまった幹を切り落とすのが困難になってしまいますし、あまりに複雑に編み込んでしまった場合にも同じことが言えます。

 

三つ編みであれば簡単に切り落とすことができますし、その後の修復も比較的簡単に行うことが出来ます。

まとめ

 

いかがだったでしょうか。最近は植物専門店以外でもホームセンターや100均など私たちの身近なところで、安価に手に入れることが出来ます。

そして植物を扱うことに慣れていない初心者であっても簡単に育てられるというのが魅力的な観葉植物です。

100均で買ってきたパキラでも、コツをつかんでまめにお手入れをし上手に育ててあげれば立派に育つというのも素敵ですよね。

 

おうちにパキラを置いてあげて、おしゃれな空間に変身させてみてはいかがでしょうか。

 

最後までお読みくださり、まことにありがとうございました!

 

パキラ・観葉植物について