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  • 大学院は何年で卒業?
  • アメリカの大学院なら1年間で修了できる?

大学を卒業したあとに、より専門性の高い知識や経験を深めるために大学院へ進むことがあります。

しかし大学院が具体的にはどんなところなのか、あまり詳しくないという方も多いのではないでしょうか。

「大学院っていったい何年で卒業できるの?」「アメリカの大学院は1年間で修了って聞いたけど本当なの?」

 

今回はそんな大学院に関する疑問の答えをまとめましたので、今後の進路の参考にしてくださいね!

大学院とは?

大学院とは大学を卒業した先に設置された課程であり、学部で学んだ専門分野の知識、理論をより深く研究する機関です。

 

主に研究者や教授の養成機関としての役割を担っているところですが、理系の学生はより専門性の高い研究成果を求めて大学院へ進むケースが多いです。

 

大学院には「修士課程」と「博士課程」があり、通常大学を卒業したら修士課程→博士課程といった順に二段階で進みます。

 

修士課程

修士課程とは、修士(マスター)という学位を得るために進む課程で、「博士課程前期」とも呼ばれています。

 

修士に進むためには大学を卒業した、もしくはその資格と同等程度の肩書きが必要とされています。大学と同じように、決められた単位の取得が必要となります。

 

博士課程

一方、博士課程とは博士(ドクター)という学位を得るために進む課程で、「博士課程後期」とも呼ばれています。博士に進むためには修士課程を修了したという資格が必要です。

 

修士課程とは違って単位の取得はそこまで重要ではなく、どちらかと言えば論文の提出が中心となります。

 

大学院は何年で卒業できる?

大学院を卒業することを「修了」といいますが、修了までの年数は修士課程と博士課程でそれぞれ異なります。

 

修士課程を修了するには

日本の大学の場合、修士課程はほとんどが「2年間」となります。修了するには決められた単位の取得と、修士論文の提出が必要です。

 

修士論文の量は通常、A4の原稿用紙で100枚程度とされています。論文を提出したあとは厳正な審査にかけられ、合格できたら晴れて修士の称号が与えられます。

 

博士課程を修了するには

博士課程に進んだ場合には、修了に必要な期間は最短で「3年間」となります。

 

最短で…という風に説明したのは、博士課程の場合順調に3年間で学位を取得できるケースは非常に稀だからです。

 

博士学位の取得には本一冊くらいの量の論文を書き上げなくてはなりませんが、3年間で書き終わる人はほとんどいません。通常は4~6年くらいかかるものです。

 

その場合、一旦3年間で博士課程を修了させて退学し、何年か後に改めてまた論文を書き上げて提出するケースもあります。

 

大学院生の就職事情

大学院を修了した後のリアルな就職事情についてご紹介します。大学院を修了した後の就職先といったら、やはり研究職か教授職でしょうか?

 

修士や博士を取得した人はより専門分野に特化した能力の持ち主で、「さぞかし就職先には困らないんだろうな…。」というイメージを持っている方も多いかと思います。

 

しかし現実はその逆で、修士課程の修了者ならばまだ就職先はありますが、博士までいってしまうと逆に大学を卒業した時点で就活をした方が良かったのではないか?というほど就職が厳しくなる事があるんです。

 

ポスドク問題とは?

ポスドク問題って聞いたことありませんか?これがまさに博士課程修了者の就職難について問題視されたものです。ポスドクとは「ポストドクター」の略で、教授になれる能力を持った者達のことをいいます。

 

しかしそういった人材に対して、十分な就職先が用意されていないのが現状で、彼らは能力や専門知識はあるのにいつまでも正規雇用されずにくすぶったままでいるのです。

 

就活しようにも、日本の民間企業への就職は圧倒的に新卒が有利な状況です。社会経験がないままある程度年齢がいっているため、アカデミックに偏り過ぎている…と採用されにくい中途半端な立場になってしまうのです。

 

このポスドク問題については、国も早急に解決しなくてはならない問題として、近年注目されている事案なんです。

 

アメリカの大学院なら1年間で修了できる?

さて、これまでは日本の大学院についての解説を詳しくさせていただきましたが、これから先はアメリカの大学院についてのご紹介をしたいと思います。

 

「アメリカの大学院は1年間で修了できる。」という話を聞いて、本当なのか?と興味を持った方も多いでしょう。それについての答えは、「1年間で修了しようと思えば修了することもできる。」というのが正解です。

 

このアメリカの大学院の制度について説明するには、まずはアメリカの大学院の単位制について理解する必要があります。

 

単位制とは?

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アメリカの大学院は日本の大学院とは違ってちょっと特殊で、単位制がメインとされています。

基本的に、日本の大学院のように修了までの期間は特に決められておらず、選択したコースによって人それぞれ異なるのです。

 

一般的に修了までの期間は、9ヶ月~18ヶ月程度かかるのが標準とされています。通常アメリカの大学院には様々なコースが開講されており、修了までに必要な単位数が決められています

 

その必要単位数を計算しながら学期毎に自分のペースに合わせたカリキュラムを組み、すべて取り終えたら修了というわけなんです。

 

1年間で修了するには?

前述したように修了には決められた単位数を取る必要がありますが、期間については自分のペースで選ぶことができるので、1年間で修了したい場合にはそのように計画して取らなくてはなりません。

 

アメリカの大学は二学期制で、9月~12月の秋学期と1月~5月の春学期に分けられています。また6月~8月までは夏休みに入ります。

 

例えば32単位取らなくてはならないコースを選択した場合、1年間で修了するには秋学期に16単位、春学期に16単位を選択すれば実質9ヶ月間で修了することができます

 

ただし無理して1年間で修了する必要はなく、秋学期に12単位、春学期に10単位、そしてまた夏休み明けの秋学期に10単位を取って16ヶ月間かけて修了しても良いのです。

 

その場合は夏休みを挟みますので、インターンやサマースクールなどに参加してみても良いですね。

 

アメリカの大学院の注意点

このようなユニークな単位制を導入しているのがアメリカの大学院の特徴ですが、そのため選択したコースに課せられている単位数によって、修了までの期間だけでなく学費も異なります。

 

コースによって人それぞれですから、事前にきちんと自分のコースの単位数と費用を調べて、必要な学費と修了までにかかる期間を計算しておきましょう。

 

また例外もありますが、単位数はそのまま1週間のクラス数と同じと考えるとイメージしやすいかと思います。つまり一学期で16単位選択する場合には、1週間で16時間のクラスを受ける…ということになります

 

通常は一学期に20単位くらいまで取る学生が多いようですが、留学生の場合は無理をせずに10~15単位くらいまでに留めておくのがポイントです。

 

まとめ

日本の大学院とアメリカの大学院について、詳しく解説させていただきましたが如何でしたか?

制度の内容も修了までの期間も、日本とアメリカでは全く違うものであるという事がわかりましたね。

日本の大学院の場合は修士課程と博士課程があって、修士をとるには最低2年間、博士をとるには最低でも3年間かかります。

 

アメリカの場合には最短9ヶ月間で修了させることも可能でしたが、その場合はカリキュラムがきつくなる可能性があります

 

どっちが良いのか?とは一概には言えませんが、どちらにしても大学院は大学以上にきちんとした目的意識の求められる場所です。

 

大学院に行ったからといって就職が有利になるわけではありませんので、就活のために進学することはあまりオススメしません

 

もちろん明確な目標があって、より深く研究したい分野があるなどの目的であれば、大学院へ進む経験は素晴らしいものになるはずです。

 

一度、自分の進路についてゆっくり考えてみましょう。

 

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