• プレタポルテの意味
  • プレタポルテとオートクチュール
    との違い
  • プレタポルテの代表的なブランド

皆さんは

ファッション用語を正しく理解していますか?

 

現在ファッション用語は、

 

約2000語以上

も存在すると言われています。

 

その中でも、

 

「プルタポルテ」や
「オートクチュール」

という言葉は

良く聞く部類に入ると思います。

 

しかし、

その意味や違いについて

ハッキリと理解している方は

 

少ないように感じます。

 

近年では男女問わず、

ファッションに深い関心を寄せる方も

多くなってきているので、

会話の中でファッションについての知識を

豊富に身に付けておけば、

 

一目置かれる

のではないでしょうか♪?

 

それでは、

プルタポルテとオートクチュールについて

解説していきたいと思います。

 

ファッションについて

まったく詳しく無い方でも

 

楽しめるように

 

分かりやすく解説

しているので、

最後までお楽しみください。

 

プレタポルテの意味

60年代頃に、

 

英語で
「すぐに着られる服
(Ready To Wear)」

をフランス語に訳して、

プレタポルテという言葉が

使われるようになりました。

 

プレタポルテを日本語にすると、

「高級既製服」という意味

になります。

 

 

キャラ

略して使うときは、

プレタと言われています。

 

 

60年代以前から

既製服は存在していたのですが、

 

質の低いものとの
差別化を図るため

に、

 

プレタポルテという言葉

差別化を図るようになりました。

 

既製服と高級既製服

既製服は、

不特定多数の消費者向けに

特定のサイズを用意して

 

大量生産された衣服

の事を指します。

 

衣服の素材もどちらかというと

安い素材が使われており、

安価で購入出来る

ようになっています。

 

一方で、

高級既製服は、

 

富裕層をターゲット

に作られており、

大量生産されている既製服とは

 

別物になります。

 

素材・デザイン・カラーを

徹底的に考えられていて、

 

有名デザイナーが
手掛ける衣服

が多数存在します。

 

既製服が雑な作りをされている

という訳では無いのですが、

 

やはり、

高級既製服の方が

素材や出来上がるまでの工程が

凝られているので、

 

着心地や手触りや持ちの良さ

には差が出てくるでしょう。

 

プレタポルテと
オートクチュールとの違い

 プレタポルテとオートクチュールの違いが

分からない方の為に、

 

分かりやすくこの二つの違い

説明したいと思います♪

 

プレタポルテは、

既に特定のサイズが用意されており、

大量生産されているものです。

 

ただし、

上記でも説明したように

「高級既製服」の部類に入り

高級な素材が使われており、

 

種類も豊富にあります。

 

有名なデザイナーが手掛けるだけあって

 

値段も高額になります。

 

一方で、

オートクチュールは、

自分自身が思い描く洋服を

 

相談しながら
作り上げて頂く方法

です。

 

全てが自分のためだけに作られるので、

世界に一点しかない

 

特別な洋服

が出来上がります。

 

勿論ですが、

プレタポルテよりも

 

さらに高額な値段

が付けられます。

 

基本的に、

プレタポルテを選ぶときは

 

普段着用で、

 

パーティーや特別なイベント

がある時は、

オートクチュールで作ってもらう事が

多いです。

 

日本では、

プレタポルテの品を手に入れる事は

簡単ですが、

オートクチュールとなると、

オーダー出来る所が海外と比べると

 

少ないようです。

 

どうしても

自分だけの一点ものが欲しい方は、

 

オートクチュールの
ヴィンテージ品

探す事になるのですが、

それも日本では手に入れる事が

 

困難だと言われています。

 

どちらにせよ、

そこそこお金が掛かりますし

流行もあるので、

私のような庶民派には

 

中々手が届きませんね。。。

 

プレタポルテの代表的なブランド

 プレタポルテの代表的なブランドといえば、

次のようなブランドがあります。

 

プレタポルテの代表的なブランド
  • CHANEL
  • Dior
  • LOUIS VUITTON
  • PRADA
  • GUCCI

などが挙げられますね。

 

 

キャラ

ブランドに興味が無い方でも

知っているブランドばかりですね!

 

 

毎年パリ・ミラノ・NY・ロンドンで

2回開催される、

 

「パリコレ
(パリ・プレタポルテ・コレクション)

を見た事があり方なら

分かるかと思いますが、

有名デザイナーが手掛ける洋服は

 

迫力と美しさが
兼ね備えられ
ていて

目を惹きつけるものがあります☆

 

プレタポルテの洋服に興味がある方は、

有名なファッション雑誌

 

「VOGUE」

などもお勧めです!

 

見ているだけで目の保養になりますし、

ファッションセンスを上げる為の

 

参考にもなりますよ。

 

イブ・サンローランとプレタポルテ

 誰しもが一度は耳にした事があるであろう、

ファッション業界を作り上げたと

言っても過言ではない

 

有名デザイナーの
「イブ・サンローラン」

ですが、

プレタポルテを語るうえで

 

重要な人物です。

 

 

キャラ

なぜなら、イヴ・サンローランが

プレタポルテの流れを作りあげたからです。

 

 

イヴ・サンローランは、

 

デザイナーとしての信念を強く

持っており、

型にはまる事をせずに

自分のやり方を徹底的に示し、

 

女性の声に
しっかりと耳を傾ける人物

でした。

 

当時の戦後のファッションというものは、

女性にとって楽しむというよりは

 

自由度が低いものでした。

 

そんな中、

イブ・サンローランだけが

女性の

 

「女性らしい高貴で
美しい洋服が着たい!」

という声を聞き入れ、

 

プレタポルテを流行らせた

のです。

 

これも知る人ぞ知る話ですが、

60年代に建てられた

「サン・ローラン・
リヴ・ゴーシュ」

は、

プレタポルテを取り扱う

 

世界初のブティック

です。

 

当時、

保守的なファッションを好んでいた

人々でさえも、

 

虜にしたと言われています。

 

イヴ・サンローランは、

トップデザイナーとして

 

40年間活躍したのち、

2008年にこの世を去りました。

 

しかし、

彼が残したものは

 

ファッション業界を
大きく変えた

偉大なものと言えるでしょう。

 

プレタポルテに影響を受けた
日本人デザイナー

日本人デザイナーの中にも

 

プレタポルテに
影響を受けた人物

がいます。

 

 

キャラ

その名は、

「三宅 一生(ミヤケ イッセイ)」です。

 

三宅一生は、

多摩美術大学でデザインを勉強し、

在学中に

新人デザイナーの登竜門と言われている

「装苑賞」を受賞しています。

大学卒業後には、

国内のファッション分野では

名が知られるくらい有名になっていました。

 

しかし、

60年代の日本でも

ファッションは楽しむものではなく、

 

ただ身に付けるもの
くらいにしか

捉えられていませんでした。

 

そんな日本人の

ファッションへの認識に嫌気を指した彼は

 

ファッションの本場パリへ

渡ります。

 

パリでファッションを学ぶため

専門学校に入学卒業しました。

 

丁度その頃、

パリでは若者の間で

 

「古い価値観を捨てよう」

という

5月革命運動が行われていて、

 

ファッション業界もこの波に飲まれ、

 

オートクチュールから
プレタポルテの人気

が出るようになりました。

 

三宅一生もプレタポルテの影響を強く受け、

 

大勢の人々に
受け入れられるような

服作りをしようと考えるようになったのです。

 

それからNYに渡り、

ファッションについて

もっと深く学ぶと同時に

販売法や宣伝法を習得し

日本に帰国しました。

 

帰国してすぐに

「三宅デザイン事務所」を立ち上げて、

 

後に

「イッセイミヤケ」
というブランド

を立ち上げました。

 

まとめ

今回の記事で

「プレタポルテ」と

「オートクチュール」の

違いや意味について、

理解する事が出来たでしょうか?

 

この二つを混合して

似たようなものだと

思いがちな方が多いですが、

このように掘り下げて調べていくと

 

明らかに違う事が

分かりますね♪

 

 

最後に紹介した

日本人デザイナーである三宅一生さんも

ファッション語るうえで

 

欠かせない人

なので、

覚えておくといいですよ!

 

パリコレ映像は

インターネットでも見られるので、

今回の記事で

 

プレタポルテの洋服が
どんなものなのか

興味が湧いた方は一度見てみて下さい☆

 

プレタポルテ・オートクチュールについて