- 読書感想文の書き方
- 丸写しに抵抗がある人は・・・
- コピペをバレないようにするために
いつの間にか半袖でちょうどいいくらいの気温になってきて、夏ももうすぐな季節となりました。
お子さんのいるご家庭では、夏は「夏休み」という長いお休みがあるので旅行の予定など立てられるのでしょうか。
夏休みは楽しいこともたくさんありますが、その夏を最大限に楽しめるかどうかは「夏休みの宿題の進捗状況」に大きく左右されるといっても過言ではありません。
今回は、そんな夏休みの宿題のなかでも定番の「読書感想文」を簡単に書き上げる方法についてご紹介していきましょう。
読書感想文の書き方
読書感想文のなにが面倒って、時間を掛けて本を読んだうえで更にその本についての感想文を書かなければならないということではないでしょうか。
計算ドリルや自由研究は親御さんにお手伝いしてもらったとしても、手伝ってもらったということはなかなかバレにくいでしょう。
しかし、読書感想文は文章を書くわけですから、もし親御さんが代わりに書いてあげたとしたらきっと大人が書いた文章だとすぐにバレてしまうと思います。
毎年「夏休みも残り少ないのに、まだ本も全部読めていない・・・。」と絶望するお子さんもたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなみなさんに朗報です。
実は、読書感想文をコピペだけで書き上げる方法があるのです。
読書感想文の丸写しOKなサイト
親御さん世代だと信じられないことかとは思いますが、ネット社会の今日では「読書感想文を丸写しできるサイト」というのが存在するのです。
そんな読書感想文を丸写ししてもいいというサイトというのは、実はいくつか存在しているようです。
各小説や伝記などを読んだ人がしっかり書き上げているので、内容は結構しっかりとしています。
サイト内には「著作権フリー」や「パクリOK」といった文言が書かれているので、安心して丸写しできますよ。
~児童、そして生徒のための~自由に使える読書感想文
まずひとつめのサイトは『~児童、そして生徒のための~自由に使える読書感想文(http://www2k.biglobe.ne.jp/~onda/)』です。
読書感想文の対象となっている作品は小説はもちろん、エッセイや伝記などとても幅広くあります。
小説に関しては近代作家の有名どころもありますし、海外の作家の有名作品なんかもあるので、他人とは被りにくいのではないでしょうか。
このサイトを運営している方は、読書感想文を「理不尽の極み」と表現していることから、自身も幼少期に読書感想文には随分苦戦してきたのであろうことが読み取れます。
恐らくそういった経験から、そのような思いをするこどもをひとりでも救うべくこのサイトの運営を始めたのでしょう。
コピペOKな読書感想文を見るためにはパスワードが必要となっていますが、そのパスワードはサイト上に掲載されているので登録不要・完全無料です。
「著作権フリー」としており、そのまま丸パクリしてもいいですし手を加えてオリジナルの読書感想文にしてもいい、とあります。
しかし、注意しなければならないのは「コピペした読書感想文を使用していいのは、学校に提出する宿題に限る」ということです。
コンクールやコンテストに応募する目的があるのであれば、このサイトにある読書感想文は使用してはならないとされています。
また、大体読書感想文というのは原稿用紙5枚程度で指定されることが多いかと思います。
それに合わせる形で、このサイトで紹介されている読書感想文というのはすべて原稿用紙5枚で収まるように書かれているから有難いです。
青欧 読書感想文・小論文 作文・レポート 他 無料閲覧
ふたつめにご紹介するサイトは『青欧 読書感想文・小論文 作文・レポート 他 無料閲覧(http://seiou.gozaru.jp/index.html)』です。
こちらのサイトは、ひとつめにご紹介したサイトに比べると読書感想文の対象となっている書籍の数は圧倒的に少ないです。
しかし、同じ書籍でも「小学生レベル」・「中学生レベル」といったように年齢層ごとに異なる内容の読書感想文を掲載してくれています。
たしかに、小学生と中学生では言葉遣いやモノの見方などは大きく異なるはずなので、そうすると読書感想文の内容も異なって当然ですよね。
また、同じ書籍の読書感想文で「パターンA~C」というように、内容を多少変えて書いて掲載しているものもありました。
こういったサイトを使用して読書感想文を書き提出する生徒というのは同じクラスに一定人数いるはずですから、同じサイトを利用している人も出てくるでしょう。
そうなった場合、もし同じ作品を選んでしまっていてもパターンがいくつか用意されていれば内容が被るかもしれない、という心配も少なくて済むでしょう。
このサイトの運営をしている方はサイト内で「個人的には「創作は模倣から始まる」とか「2つパクれば盗作ではなく参考」と思ってます。」というふうに述べられています。
ですので、こちらのサイトもなんの心配もせず、丸パクリして大丈夫です。
また、「一応ボロが出ないように一行くらい「自分オリジナルの文章」をいれてください。」ということも述べています。
先にも述べましたが、同じクラス内で「同じサイト」から「同じ作品」の読書感想文を丸パクリしている人がもしかしたらいるかもしれない危険性があります。
内容が全く同じだとさすがに先生にバレてしまい、結局書き直しを命じられるかもしれません。
そうなってしまわないためにも、所々にオリジナルの文章を加えたり表現の仕方を変えてみたりすることをおすすめします。
受験生のためのなんでも情報板
みっつめにご紹介するのは『受験生のためのなんでも情報板』というサイトのなかのとある記事です。
「読書感想文はコピペで済ませよう!そのまま使える例文を一挙20件公開(http://jukennsei.com/2016/08/dokusyokannsoubun/)」という記事のなかで色々と紹介されています。
まず最初に「読書感想文の書き方」について紹介しています。
- 第一段落:その本と出会ったきっかけなど
- 第二段落:その本の簡潔な紹介など
- 第三段落:なぜ面白かったか、心に残ったこと、自分の体験に当てはめてみたことなど
- 第四段落:この本を読んで得たこと、自分が変わったことなど
これを踏まえたうえで記事を読み進めていきましょう。
例文として、それぞれのポイントを抑えつつ書かれた読書感想文が掲載されています。
そして最後には小学校低学年・中学年・高学年・中学生・高校生、それぞれの年齢層におすすめの書籍・読書感想文の例というのが掲載されています。
このサイトを運営している方は、読書感想文はコピペで済ませたほうがいいと断言しています。
それには、「その後の教育においても、実社会においても有効な能力を養成するものとはとても言えません。」という、独自の見解があるからなようです。
そして更には「文章を要約したり、既に誰かが書いた文章を手直ししたりする能力の方が極めて重要なのです。」ということもおっしゃっています。
ですので、暗に自分なりに手直ししたりすることを前提として、サイト内の読書感想文の例文を提供しているようにも思えます。
丸写しに抵抗がある人は・・・
いくらサイト内で「著作権フリー」や「丸写しOK」という文言が書かれていても、中には「他人の書いた読書感想文を丸写しして先生に提出するというのはちょっと・・・」と考える方もいるでしょう。
そんな人におすすめのサイトもあるので、ご紹介していきましょう。
山椒のこつぶっこ
『山椒のこつぶっこ(http://www.geocities.jp/sansyou_no_kotubukko/index.html)』という、児童文学をテーマにしているサイトがあります。
このサイトの中では、読書感想文を書くにあたってのポイントをまとめてくれているページがあります。
読書感想文の書き方については、大きく3つに分けて説明されています。
まず1つめが「書く前に」、そして2つめが「本の読み方」、最後に3つめが「文の組み立て方」です。
そして番外編としてはMORIさん(このサイトの運営者)の「おすすめの本」というものがあります。
「書き方3 分の組み立て方」と「おすすめの本」に関しては、低学年(小学校1・2年生)・中学年(3・4年生)・高学年(5・6年生)といったジャンルに分けて丁寧に教えてくれています。
小学校低学年の子どもが読んでも分かるような書き方で、読書感想文の書き方について教えてくれているのでとても分かりやすい文章となっています。
読書感想文のコピペをバレないようにする方法
「読書感想文は楽したい・・・でも怒られるのが怖いからバレたくない・・・」と、わがままなことを考える人もきっといると思います。
そんな人たちにおすすめの、コピペをしてバレずに済ませられる方法というのをご紹介していきましょう。
文章を「リライト」する
小学校の先生の場合はまずそんなことはほぼほぼないですが、中学校以上になるともしかしたら先生が「コピペチェックツール」を使って文章をチェックしているかもしれません。
ある一定の割合同じ文言が出てきてしまうと引っかかってしまいます。
なので、そこで引っかかってしまわないようにしなければなりません。
そのためには、コピペした文章をある程度「リライト」するのです。
「リライト」というのは、意味は同じだが表現方法や言い回しを変えるということです。
そうすることによってチェックツールで引っかかってしまうリスクを最小限に抑えることが出来るのです。
使うコピペサイトに気を付ける
コピペサイトを使って読書感想文を書きあげてくる生徒は、クラス内に一定数いるでしょう。
もし、そのなかの誰かと同じ書籍・読書感想文の例を使ってしまっていたら一発で先生にバレてしまうでしょう。
そのリスクを避けるためにも、「読書感想文 コピペ」で検索して上位に出てくるサイトを使うのは避けた方がいいです。
検索結果が上位に出てきたサイトというのは多くの人が使いますからね。
まとめ
いかがだったでしょうか。誰しもが苦労させられてきたであろう、読書感想文。
学生時代には毎年夏休みの度にこのとてつもなく時間を要して面倒な宿題に苦しめられてきたのではないでしょうか。
しかし、そんな読書感想文がインターネット上で、しかも無料で提供されている時代となってしまいました。
今お子さんがいらっしゃる親御さん世代以上の人たちのなかでは、とても考えられないようなことではないでしょうか。
厳しいご家庭であれば「そんなサイトは使わないで、ちゃんと自分で書きなさい!」と叱る親御さんもいるかもしれません。
大人になると長期休みを取るのがなかなか難しくなり、学生時代の夏休みというのは非常に貴重な時間だったんだということを思い知らされたことでしょう。
ですので、こういったサイトを使うということをポジティブに考えてみるというのはいかがでしょうか。
是非お子さんたちには「読書感想文を楽して書き上げて出来た貴重な時間を、大事な思い出作りのために使いなさい。」と言ってあげてください。
きっとこの長いようで短かった時間が、大人になっても忘れられないような素敵な時間になることでしょう。
最後までお読みくださり、まことにありがとうございました!
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